錫ケ岳2388:菅沼からピストン

2021年05月30日(日) [日帰り]

• GPS: 12:34
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,577m
• 下り: 1,573m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:07
• 休憩: 1:27
• 合計: 12:34

4:24 菅沼登山口
5:56 5:56 弥陀ヶ池
6:21 6:21 五色沼
6:47 6:47 五色沼避難小屋
8:16 8:16 白檜岳
8:54 8:54 2296mピーク
9:20 9:20 錫ノ水場
10:29 10:46 錫ヶ岳
11:37 11:48 錫ノ水場
12:21 12:21 2296mピーク
13:02 13:49 白檜岳
14:29 14:38 白根隠山
14:55 14:56 2385mP
15:02 15:02 地震観測小屋
15:07 15:08 避難小屋分岐
15:23 15:23 五色沼
15:52 15:53 弥陀ヶ池
16:58 菅沼登山口

天候

曇りのち晴れ。一時霰

アクセス

利用交通機関：

自家用車

菅沼駐車場に駐車しました。4:00到着時には6台の駐車がありました。〜5/31は冬季扱いらしく、無料でした。しかし、トイレも男性用しか使用できませんでした。

コース状況／危険箇所等

[菅沼〜避難小屋]
場所により残雪あります。朝は硬めでしたがツボ足で行かれました。
[避難小屋〜白根山分岐経由〜白桧山]
県境のコルにリボン1つある以外は目印はありません。トレースも明瞭なものはありません。斜面を覆う大きな残雪があり、ツボ足で登りましたが、チェンスパやストックがあると安心。
[白桧山〜錫ケ岳]
笹や石楠花・針葉樹、倒木で遮られている部分が半分くらいですが、トレースあります。リボンやプレートの目印も大体ありますが、トレースから一度外れるとルートを見失い易いので、目印を確認しながら進むのがスムーズです。残雪はありますが、ツボ足で行かれました。
[特に難しかった��2296〜錫ケ岳とのコル]
尾根が広い上しっかり残雪が残り、リボンが少なく、何度かルートロスしました。(もしかしたら、無雪期はリボンがなくてもトレースがしっかりしているのかもしれません)
[特に難しかった�⊆皀嘘拂床�]
下山時、東に方向を変えて行くところを残雪の上を真っ直ぐ進みロスしました。あるはずのものが見えない残雪期は要注意。

写真

5/30 4:28

菅沼駐車場からスタートです

5/30 5:37

弥陀ケ池までの1/3程進んだあたりから残雪と霧。。

5/30 5:55

弥陀ケ池に出ると白根山とご対面〜。風があって、結構寒い。着込んで出発

5/30 5:57

日光白根山への分岐
青空ものぞいてきました

5/30 6:03

外輪山への分岐
今日はやっぱり、最短をチョイス

5/30 6:14

急斜面を下り、五色沼におりてきました

5/30 6:34

避難小屋の清掃、金精山はじめ周辺の整備を小屋に泊まりがけでしてくださっている警備隊の方とスライドし、情報も教えていただきました。ありがとうございました

5/30 6:43

避難小屋。往きは谷？を経由して白桧山に向かうことに

5/30 6:50

白根山への分岐を通過し

5/30 6:51

更に進むと

5/30 6:54

なんと違世界的な風景が広がっていました。
谷底に降りていきます

5/30 7:02

正面の白桧山方向めざして

さらに谷は深くなっていて

5/30 7:04

広がっています

5/30 7:12

ちっちゃな、ちっちゃなコメバツガザクラが咲いていました

5/30 7:14

右手の三角形の残雪の奥にある県境のコルに向かうので、谷底には降りずにトラバースしちゃいます

5/30 7:16

振り向くとこんな

5/30 7:22

三角形の残雪までやってきました

5/30 7:22

振り向いて見える正面のギザギザが、復路に登る白根隠山

5/30 7:26

今回の一番難しい残雪でした。距離の短かそうなポイントを四つん這いで登り

5/30 7:34

笹をかき分けコルまでもう少し

5/30 7:35

そして振り向く

5/30 7:46

コルから白桧岳に繋がる県境稜線にはいります。ここにきてやっとリボンひとつ

5/30 7:53

鹿さん🦌トレースを辿りつつ、ここではGPSをカンニング。そこそこの斜面を登ります

5/30 8:02

さっきいた谷を見下ろし

5/30 8:08

白桧岳に到着。バックには白根隠山。青空がいっぱいになってきて、気持ちいい〜

中禅寺湖を見下ろす景色が素晴らしいです

5/30 8:17

向かう錫ケ岳方向。右の高みの左端が錫ケ岳ピーク

5/30 8:18

錫ケ岳近いじゃん、と大きい気持ちになってしまうほど、開放感に解き放たれる場所でした

5/30 8:23

ハイジが走ってきそうな、好きなかんじ💕。トレースはあっても、足元は見えないので結構気を遣います

5/30 8:34

足元ばかり見て歩いていたら、右手に燧ヶ岳が見えていました。猫耳がカッコイイ

5/30 8:34

至仏山、笠ヶ岳、上州武尊山方面は曇っていてわかりづらい

5/30 8:36

枯れ木地帯

5/30 8:43

シャクナゲをかき分けます。白桧岳からは緩やかに下る楽なルートのはずなのに、トレースを外さないように、と気持ちが疲れます😆

5/30 8:48

チラリ錫ケ岳。全然近づいていているように見えない。。笑

5/30 8:53

2296を過ぎると残雪が出てきます。尾根幅が広くて目印が少なく、何度かルートロスしてうろうろ

5/30 9:20

水場への分岐。先が気になるので、ここは通過

5/30 9:39

池が現れ、レコでは錫平って言っている所かな。ここからは登りです。まずは笹の斜面を登り

5/30 9:47

振り返ると、癒される景色

5/30 9:55

険しくなってきたMIX斜面を、ピークはもうすぐに違いないとの思いで、ひた登り

5/30 10:00

ありがたい標識をパチリ。山頂直下では、夕べ白根隠山でビバークしたという方とスライドしました

5/30 10:12

とうとう来ました〜😄
錫ケ岳2388到着です

5/30 10:14

空はどんよりしてきて、アラレが降ってきました。スタートから6時間、予想より時間がかかってしまったので、エネルギー補給したら折返します

5/30 10:38

下り始めた途端、青空が広がってきました。
折角なので登り返して

5/30 10:40

仕切り直ししないと‼

5/30 11:17

錫平間近まで下ってきました。正面には左から白根山、2296P、白桧山、白根隠山。
山頂直下では残雪を勢いよく下りすぎ、尾根を外しました。GPSにお世話になって復活

5/30 11:36

白錫尾根だけに白檜曽(シロビソ)にも阻まれます

5/30 11:43

水場はこんなかんじ

5/30 12:15

2296に向かう登りは復路でも目印ロスト

5/30 12:21

ある所にはあるんですけど　　

5/30 12:27

目指す(右から)2296&白桧岳

5/30 12:53

白桧岳の笹原まで戻ってきました

5/30 13:04

ただいま〜

5/30 13:48

すっかり晴れて、白根山もより男前に見えます

5/30 13:48

ぐるり眺めみましょう
北方向には外輪山。平らのところが五色山。その右奥の黒いのが温泉ケ岳。その右に前白根山。丸いのが無名ピーク。山頂平らが白根隠山

5/30 13:50

これから向かう白根隠山

5/30 13:50

日光ファミリー。
左から帝釈山、奥に女峰山とその手前に小真名子、大真名子、男体山。

5/30 13:50

男体山と中禅寺湖。南東方面は積乱雲がすごいです

5/30 13:50

木に重なってるのが社山、その右の大きく緩やかなのが黒檜山

5/30 13:50

茶色いのが足尾の中倉山、稜線伝いに庚申山、鋸山、皇海山。その奥に袈裟丸山

5/30 13:51

皇海山の右肩は赤城山

5/30 13:51

最高の天気と眺めで、長居してしまいました。白根隠山に向かいます。

5/30 14:05

岩稜をくだります。往路に歩いた県境のコル

5/30 14:05

あの底を歩いたんだなあ

5/30 14:07

白根隠山まではザレ道。右を巻き気味に登りました

5/30 14:08

コルから振り返り白桧岳

5/30 14:17

日光白根山

5/30 14:30

白根隠山2410

5/30 14:45

無名山に向かって下ります

5/30 14:55

今日お世話になった白根隠山、白桧岳、錫ケ岳

5/30 14:58

吸い込まれそうな五色沼

5/30 15:05

分岐から避難小屋にくだります

5/30 15:21

帰りたくない青空になりました

5/30 15:56

白根山、一日見守ってくれてありがとう。さよなら

5/30 18:21

高速を走る頃には、積乱雲が恐ろしいことになってイマシタ😆

5/30 10:43

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

装備

個人装備

手袋:笹 樹木をつかんだりはらったり 枝につかまったり 手を使う機会多数のため重宝しました

感想

taromii

錫ケ岳に行ってみたいと思い始めて、はや10年。阿能川岳からマイナールートをご一緒させてもらっているT氏と、力を合わせて登ることができました。
お守りGPSがあるとは言え、隠されているルートと時に途切れる目印を追い続けるのは、自分の2つの目と自分ひとつのメンタルでは難しかったかな。T氏には本当に感謝です。
12時間かけて登ってこれた満足いっぱいで、ルートを探しながらのこんな登り方、クセになりそうです😆。