富神山・千歳山、ついでに大山自然公園:里山のヒメサユリ特集。
- GPS
- 03:13
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 539m
- 下り
- 532m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
千歳山:レクリエーション基地駐車場12台可。9時半は一杯、11時15分空き2台。 大山自然公園:上の駐車場に15台、下の第一駐車場は50台可。今日は第一駐車場3分の一程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。 |
写真
感想
6月と言えば、低山からヒメサユリが咲き始める時期である。ヒメサユリは東北南部と新潟にしか分布していない。高い山では浅草岳や朝日連峰が有名だが、もう少し時期が遅い。昨年、富神山できれいだったので、近くの里山のヒメサユリの名所を回ってみることにした。富神山と千歳山は山形市の西と東に位置する目立つ円錐形の500m程の山で、ヒメサユリが咲くことで知られている。自生ではないのだが、大江町の大山自然公園も満開だそうなので、立寄ってみることにする。
山形市の市街地を東から西へ通過すると、富神山の円錐形の特徴ある姿が見えてくる。ヒメサユリの多い南登山道から登り、北へ下って東口に出て南口に戻ることにした。南登山口(柏倉口)は、駐車スペースは特にないので、登山口の車止め前の路肩か、広い道路に路肩駐車となる。登山口からは、山頂まで0.5劼世、富神山の山容から分かるように、いきなり急登である。少し登ると、出てきました、ヒメサユリ。薄いピンクの色、花季も短く、同じユリ科のヤマユリなどと比べて、儚い感じがよい。山頂まで十数カ所位はあっただろうか。このコースでは、花が終わった株もあるが、まだ蕾の株もあるし、もう少し楽しめそうだ。岩の多い急登だが、ヒメサユリを探しながらだと、頂上に着くのが惜しいくらいだ。山頂からの眺めは、蔵王方面、別の方向には、雪の残る月山が、案外近くに見える。下りは、北登山口の方向に向かう。南口からと異なり、こちら側は急な土の道で、ぬかるむと滑りそうな急坂である。ヒメサユリは少ないが何箇所かはある。北口に下ると延々と舗装道路を歩かなければならないので、途中から右に、東口に向かう。道はしっかりしている。富神山をぐるっと回る舗装道に出て、南登山口まで歩く。
次は、千歳山に向かう。山形市を西から東へ横断すると千歳山も円錐形の特徴ある姿が近づく。国道から千歳稲荷神社鳥居前に入り、右に曲がって直ぐ千歳山レクリエーション基地駐車場がある。平日だが、到着した時は一杯、ちょうど出そうな人がいたので停めることができた。鳥居から石段を少し登り、右に鳥居の続く道を行く。また、石段を登り千歳稲荷神社がある。そこから更に右に山道を入る。直ぐに数株のヒメサユリが咲いている所があった。その後もあるが数は少なく、期待外れかな。この辺から頂上まで標高差200mの岩の多いジグザクの登りが続く。樹林帯ではあるが、木々の切れ目から朝日連峰や月山がきれいに見える。山頂三角点の少し下に展望台の建物がある。周りの樹木も高いので、途中の道の方が展望が良いかも。山頂の眺望は無い。帰路は、南へ平清水方面に下る。こちらもジグザグの急な下りである。途中、千歳稲荷神社の分社がある。舗装道路に出たら、レクリエーション基地まで歩く。
大山自然公園のある大江町へは、山形蔵王ICから山形道に入り、寒河江パーキングエリアICで出て、国道287号線を南下、途中で右へ向かう。大山自然公園は駐車場の周りからヒメサユリが見頃。キャンプ場内を一周してみるが、すごい数のヒメサユリが咲いている。満開できれいなのだが、育てているので、これだけ多いと何か有難味がない。やはりヒメサユリを探しながら歩くのがいいのかな。
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