キレットを超えて南八ヶ岳 (網笠山〜権現岳〜赤岳)



- GPS
- 28:20
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,941m
- 下り
- 1,901m
コースタイム
観音平 10:15 ⇒ 11:15 雲海 ⇒ 12:20 押手川 ⇒ 13:40 青年小屋 13:55
⇒ 14:20 ▲編笠山 15:00 ⇒ 15:20(青年小屋)
(行動時間:5時間5分)
7月21日(日)
青年小屋 4:20 ⇒ 4:40 ▲編笠山 4:50 ⇒ 5:10(青年小屋)6:00 ⇒ 7:15 ▲権現岳 7:30
⇒ 8:30 キレット小屋 8:40 ⇒ 10:00 ▲赤岳 10:25 ⇒ 11:30 行者小屋 12:00 ⇒ 13:35 美濃戸
⇒ 14:20 美濃戸口
(行動時間:8時間20分。網笠山往復時間を除く)
天候 | 7月20日(土)晴れ時々曇り 7月21日(日)晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
(特急あずさ)9:36 小淵沢駅 9:50(タクシー)⇒ 10:05 観音平 タクシー料金は3230円だった。 小淵沢タクシー 予約:0551-36-2525 予約していなかった登山者は30分待ちとか 【復路】 美濃戸口 14:45(バス)⇒ 15:22 茅野駅 15:50(特急あずさ) ⇒ 18:06 新宿駅 バス時刻:http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/minotoguchi2013.pdf 帰りのあずさは、指定席は満席。自由席は空いていたが、途中で満席になった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは観音平駐車場にあり ・キレットから赤岳の登りは傾斜が急で、落石の危険あり。ヘルメットが欲しかったなぁ |
写真
感想
百名山完登のために後回しになっていた網笠山〜権現岳〜キレット〜赤岳のルート
に1泊2日で行くことにした。
【感想】
・キレット小屋から赤岳の登りは、傾斜が急で浮石だらけなので、落石の危険を感じた。
・赤岳から行者小屋に向かう文三郎ルートはザレていて、歩きにくい。
・権現岳から赤岳手前までは登山者も少なく、気持ちの良いルートだが、赤岳頂上
〜美濃戸は人だらけ。まあ、予想通りですが…
・青年小屋のアジフライ(夕食)とオーナーの奥さん手作りの焼売(朝食)はうまい!
・行者小屋の生ビールはうまい!(800円)
・小淵沢駅から観音平まで、タクシーを利用する場合は「予約」したほうがよい。
予約が無いと、シーズンなので、待たされることになるようだ。
【記録みたいなもの】
網笠山を往復して、青年小屋の外で飲んでいると、隣でやはり飲んでいた3人組の
中年男性グループと「富士山は1回登ればよい。アルプスレースの出場者は超人だ」
などと意気投合してしまった。
初日の青年小屋は、8畳くらいの部屋に6名。当然、布団一つに一人で楽勝であった。
翌朝、夜明け前の4時過ぎに起床。外に出てみる。天気はまあまあのようである。
雲もあるが、全面を覆っているわけではない。
相棒のS君が、編笠山の頂上へ行ってみようというので、ヘッドランプとカメラだ
けを持って、登り始めた。太陽が昇ってしまわないうちにと、焦って登る。
すると、20分くらいで頂上に着いてしまった。まだ、日は出てこない。
景色は昨日より良くて、南アルプスも見ることができた。しばらく、写真を撮り
ながら日の出を待っていたが、今度は、朝食の時間と出発の時間が気になってくる。
結局、山影から太陽が出てくる前に青年小屋へ降りてしまった。
権現岳までは、ギボシ付近で鎖場があるが、特に危険を感じるところはない。
権現岳の頂上には剣が岩に突き刺さっている。どうやって固定したのだろうか?
狭いので、他の登山者のため、写真を撮ってもらって、すぐに頂上を後にする。
この後すぐに有名な梯子を降りる。丁度、単独の若い男性が登っている。彼が登り
終えたところで、私が梯子を降りる。首からぶら下げたマップケースが視界を遮り、
下が見ずらくて失敗。
途中、ツルネというピークでコマクサの群落に出会う。今年最初のコマクサだ。
キレット小屋まではアップダウンもあり、思ったより時間がかかった。
小屋で小休止。小屋のすぐ隣にもコマクサのお花畑があり。とてもきれいである。
山ガール2人が赤岳方面から降りてきた。小屋で飲料水を買おうとしていた。
さて、ここからが、この山行の核心部である。450メートルを登り返さなくてはならない。
赤岳への登りは急である。私の先を登るグループがいて、石を落されたら逃げ場
がないなーと危険を感じた。ヘルメットをかぶったおじさんが降りてきたが、ヘル
メットは正解かもしれない。
その後も鎖場や梯子を乗越して、文三郎ルートとの交点で、赤岳の頂上から降り
てくる人たちで渋滞している。
しばらく待っていたが、一向に渋滞は解消されないので、途中で通してもらった。
赤岳の頂上付近は登山者で一杯である。頂上で写真をとり、パンを食べて文三郎
ルートから下山する。 ザレていて、非常に歩きにくいルートである。
行者小屋で、少々バスの時間までには余裕ができたので、生ビールで乾杯し、カ
レーライスを食す。うまいっ!
八ヶ岳もいい山だが、人が多いなーと思った山行でした。
次は赤岳から北へ縦走することにしよう。
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