男体山
- GPS
- 06:28
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 7:06
天候 | 曇りときどき雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道迷いの危険性はなし。特に頂上付近のガレ場は落石に注意。 |
その他周辺情報 | 奥日光に日帰り入浴可能な宿泊施設があります。 |
写真
感想
所属している登山サークルの中でよく登山に付き合ってくれる友人に誘われ、男体山に登りました。年初に痔瘻の手術をしたため登山は随分控えており、ブランクから明けたばかり。そのため体力・脚力とともに全く自信はありませんでしたが、気心の知れた友人と二人での山行だったので、マイペースで歩かせてもらうことになりました。
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当日の天気予報は曇り。日光市街は降水確率10%でしたが、あまりすっきりした天気ではなく、「晴れ間は期待できないかもな」と思っていました。
二荒山神社中宮祠に駐車し、神社で入山料を支払っていざ入山。以前までは入山料は500円だったと記憶していますが、去年から1000円になったようです。
最初に長い石段が現れ、早くも心を折られかけましたが、その後も歩きづらい土質の急登が3合目まで続きます。3合目〜4合目は緩やかな傾斜の車道歩きなので、この区間で呼吸を整えます。4合目から再び登山道へ戻り、クマザサをかき分けて進みます。ここから6合目くらいまでは手すりや階段が整備されていたりして比較的歩きやすい登山道。
6合目くらいから急傾斜の岩場へ突入。ストックが邪魔になってくるので、ここらへんでしまいます。体が硬い私でも登るのに苦労する岩場はあまりありませんでしたが、浮き石が多く気が抜けません。さらに想定外の小雨が降ってきて、岩が滑りやすくなるというおまけ付き。この岩場は8合目の中盤まで続き、かなり体力を消耗しました。シャリバテしてないように、適当なタイミングで携行食を摂りながら進みました。
9合目を過ぎ、しばらく木段が続きます。徐々に視界が開け、中禅寺湖一帯の絶景が見えてきます。木段を抜けると、滑りやすい赤土の登山道となります。真っ直ぐ登っていくのはキツいので、蛇行して落石に注意しながら少しずつ登っていきました。鳥居が見えたら頂上はすぐそこ。
頂上に着くころにはタイミング良く雨も上がっていました。四方に視界がひらけ、中禅寺湖や戦場ヶ原、日光連山や会津駒ヶ岳、燧ヶ岳などが見える絶景を堪能しました。さすがに富士山や白馬までは見えませんでしたが…。最高点は奥宮右手の御神剣が刺さったところです。空を貫くような、かなりの迫力のある御神剣です。
雲が湧いてくるのが見えたので、昼食後にそそくさと退散。登りで苦労した赤土や岩場は下りもきつい。膝を痛めやすい人はサポーターを身に着けて行ったほうがよいでしょう。落石や浮石を踏む危険もあるので、そこまで速度は上げずに慎重に歩いていきます。六合目までが非常に長く感じますが、岩場を抜けると下りやすくなります。三合目〜一合目は滑りやすい泥濘が多いので注意して進みます。最後の石段に着く頃には脚力もだいぶなくなってきていたので、うっかり転倒しないように注意して下りました。
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【まとめ】
体力勝負の山と聞いていましたが、噂に違わぬしんどい山行でした。登山道は登り一辺倒で、特に岩場が長くてきつい。9合目あたりで視界が開けてくるまでは景色も堪能できず、さらに泥濘や浮石、落石などに注意して歩いたのでかなり神経を使いました。その代わり、頂上からの展望は最高でした!
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