真夏の藤原岳、三つのピークを辿る
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,242m
- 下り
- 1,246m
コースタイム
頭陀ヶ平(9:40/10:00)〜天狗岩(10:30/11:25)〜藤原山荘(11:45)〜頂上台地散策〜展望台突端(12:30/12:40)〜
八合目(13:25/13:40)〜大貝戸登山口(14:30/14:45)〜簡易パーキング
天候 | 薄曇 後 晴れ 駐車場スタート時の気温:24℃ 頭陀ヶ平の気温:25℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(登山者は皆無でした) 大貝戸登山口〜簡易パークキング:徒歩約30分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
No.205鉄塔巡視路入り口からNo.204鉄塔間の谷間でヒルに襲われました。 頭陀ヶ平直下のL202鉄塔では早くも山栗が。 |
写真
感想
暑いこの時期に藤原岳へ登った記憶は無い。
秋から早春にかけての藤原とは違い、山頂あたりのカルスト台地はどんな眺めになっているだろう?
今回も木和田尾から頭陀ケ平へ上がり、頂上台地を周遊して大貝戸へ下ろう。
No.205入口から木和田尾の取り付きはうす暗く蒸し暑い。
びっしょりと汗をかいて尾根筋になるNo.204鉄塔に着くが、何やらわき腹に違和感を感じる。
やられた! その時はもう遅かった。あわてて退治するが、2ヶ所ほどヒルにたっぷり血を吸われた後だった、
全身を確認すると首筋にも・・。幸い人目が無いので裸になって上半身を点検する。これで安心だ。
子向井山から尾根筋を辿るとやがて、右から顕著な尾根を併せ展望のR201鉄塔の台地となるが、
今日はすべてが霞んで視界は悪い。
ゆっくり休んだ後、しばらくなだらかな尾根を行くと白船峠との分岐となるが、
今日は峠に向かわず直接県境稜線に向かう。
送電線に沿って小尾根をたどると稜線直下のL202鉄塔で僅かに開けるので、涼しい風に吹かれて小休止する。
足元には早くも山栗が多く見られる。
目の前の緑に覆われた斜面を登りきるとわずかの時間で稜線となり、頭陀ヶ平のピークとなる。
気温は25℃と高めだが心地よい風が吹く静かな三角点でゆっくりする。
天気は晴れてきたが、霊仙山〜御池岳〜天狗堂辺りが霞んでいるのが残念だ。
なだらかに続く県境稜線の草原を抜けて藤原岳最高点の天狗岩に出る。
北側に広がる台地で一人きりの昼食を摂る。
東に延びる稜線は緑の夏草に、石灰岩の白いカレンフェルトが乱立して気持ちのいい眺めが広がる。
岩屑を踏みながら山荘に下ると今日初めて人に出逢う。
挨拶を交わしてそのまま最近お気に入りの頂上台地へ向かう。
小さな谷間から伸びやかに広がる台地に上がり自由に歩き回る。
あちこちにかすかな踏み跡が見られるテーブルランドのような平原を、
袴腰の手前まで周遊した後、南側の突端に沿って稜線へ上がる。
展望台の突端から斜面の採掘が進む孫太尾根や釈迦ヶ岳〜竜ヶ岳〜静ヶ岳を展望した後、
藤原岳三つ目のピーク展望台に立って大貝戸コースより下山する。
暑い一日で少々へばった。立派な登山休憩所で汗を流し一息入れた後、疲れた足を引きずってもうひと歩き。
照り返しの舗道を簡易パーキングへ戻る。
ヒル、やはりいるんですね。
被害が少なくて、何よりでした。
ヒルゾーンを抜けてからの
景色の素晴らしいこと、見とれます。
カレンフェルトの白には
夏の緑も合いますね。
初めて真夏の藤原岳を歩いてきました。
ヒルを避けて尾根ルートから木和田尾へ向かいましたが、取り付き部で早速襲われました。
ヒルの被害はさておき、頭陀ヶ平から辿る県境稜線は夏の時期も素敵な眺めでした。
四季それぞれの魅力を感じながら、懲りもせず今回も広大な頂上台地を楽しんできました。
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