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Yamareco

記録ID: 3270454
全員に公開
ハイキング
剱・立山

鍬崎山

2021年06月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:13
距離
15.8km
登り
1,936m
下り
1,949m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
1:53
合計
9:14
距離 15.8km 登り 1,936m 下り 1,952m
6:37
59
スタート地点
7:36
7:39
58
8:37
8:47
72
9:59
53
10:52
11:59
34
12:33
64
13:37
3
13:40
34
14:14
14:23
44
15:07
15:30
20
15:50
15:51
0
15:51
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
あわすのスキー場駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
登山口〜貯水池 登山道は森の小径と名付けられたコンクリ舗装の遊歩道から しばらく行くと獣道のような登山口が始まり。送水鉄管に沿った緩やかな登り。

貯水池〜あわすの分岐 貯水池を過ぎると尾根沿い急坂。その後、緩やかなブナの原生林の中へ。ここが今回一番気持ち良い歩きだった。

あわすの分岐〜1756独標一度大きく鞍部まで下る。そのあとは急登。一ヶ所だけ雪が残っている箇所があった。このコース唯一の鎖場あり。

独標〜鍬崎山 東側が切れ落ちた狭い尾根筋歩きや、がれた急坂もあり気が抜けない。心情的には頂上直下が一番急だった。

大品山 頂上ベンチあり

大品山〜瀬戸蔵山 杉林の中の階段が整備されている。

瀬戸蔵山〜龍神の滝 階段整備された急坂 。一ヶ所ハシゴあり。階段の段差と足の長さが合わず結構しんどい。

龍神の滝〜百間ナメ 沢沿い歩き 百間ナメの橋を渡ると林道にでる。その後、遊歩道を経てスキー場ゲレンデに
貯水池が見えてくる。今回のルートで個人的にはこちらも見どころの一つだった。
2021年06月12日 07:35撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 7:35
貯水池が見えてくる。今回のルートで個人的にはこちらも見どころの一つだった。
貯水池をせき止める真川ダム。
国内でも6箇所しかないバットレス形式のダムなのだ。
2021年06月12日 07:36撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 7:36
貯水池をせき止める真川ダム。
国内でも6箇所しかないバットレス形式のダムなのだ。
格子状の堰堤はコンクリを節約できるのが特徴とのこと。昭和初期によくこんな構造物作ったもんだ。
2021年06月12日 07:37撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 7:37
格子状の堰堤はコンクリを節約できるのが特徴とのこと。昭和初期によくこんな構造物作ったもんだ。
ヒメシャガ
2021年06月12日 07:42撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 7:42
ヒメシャガ
ギンリョウソウ。ブナの原生林の中で見つける。
2021年06月12日 08:10撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 8:10
ギンリョウソウ。ブナの原生林の中で見つける。
分岐点に着きました。鍬崎山は中上級者向けとのこと。
2021年06月12日 08:39撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 8:39
分岐点に着きました。鍬崎山は中上級者向けとのこと。
標高が上がってくると尾根筋の登山道横から弥陀ヶ原が見える。
2021年06月12日 08:46撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 8:46
標高が上がってくると尾根筋の登山道横から弥陀ヶ原が見える。
立山
2021年06月12日 08:46撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 8:46
立山
2021年06月12日 09:08撮影 by  iPhone 6, Apple
6/12 9:08
2021年06月12日 09:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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シラネアオイが登山道脇に群生してた。
2021年06月12日 09:25撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 9:25
シラネアオイが登山道脇に群生してた。
目指すピークはあれか。逆光のせいもあってラスボス感あるな。
2021年06月12日 09:58撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 9:58
目指すピークはあれか。逆光のせいもあってラスボス感あるな。
2021年06月12日 09:58撮影 by  iPhone 6, Apple
6/12 9:58
ツマトリソウ
2021年06月12日 10:05撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 10:05
ツマトリソウ
シャリバテ気味に足が動かなくなったので、ゼリー飲料を食いつつ、尾根筋で一眼遊び。
毛勝三山。
2021年06月12日 10:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 10:23
シャリバテ気味に足が動かなくなったので、ゼリー飲料を食いつつ、尾根筋で一眼遊び。
毛勝三山。
大日連峰に続く尾根から頭を出している剱岳。
2021年06月12日 10:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 10:23
大日連峰に続く尾根から頭を出している剱岳。
弥陀ヶ原を取り囲む山々。
2021年06月12日 10:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 10:23
弥陀ヶ原を取り囲む山々。
山頂より。この時間は綺麗に晴れてた。劔、立山方向。
2021年06月12日 10:57撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 10:57
山頂より。この時間は綺麗に晴れてた。劔、立山方向。
立山カルデラを正面に。浄土山、龍王岳、鬼岳の間のコルが良くわかる。あのアップダウン歩くの大変そう。
2021年06月12日 10:57撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 10:57
立山カルデラを正面に。浄土山、龍王岳、鬼岳の間のコルが良くわかる。あのアップダウン歩くの大変そう。
頂上標識と薬師岳。
2021年06月12日 10:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 10:58
頂上標識と薬師岳。
遠く、西には白山塊
2021年06月12日 10:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 10:59
遠く、西には白山塊
立山連峰方面のパノラマ。主要な峰が全部見える。
確かにこのあたりの山に登ると鍬崎山が見えるんだよなあ。
2021年06月12日 10:59撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 10:59
立山連峰方面のパノラマ。主要な峰が全部見える。
確かにこのあたりの山に登ると鍬崎山が見えるんだよなあ。
薬師岳の右には黒部五郎岳と北ノ俣岳かな。
2021年06月12日 10:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 10:59
薬師岳の右には黒部五郎岳と北ノ俣岳かな。
一つ前の画像のズーム。
2021年06月12日 11:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 11:00
一つ前の画像のズーム。
富山平野方面のパノラマ。晴天がとても気持ちが良かった。
2021年06月12日 11:00撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 11:00
富山平野方面のパノラマ。晴天がとても気持ちが良かった。
南側の奥に見えるのは御嶽山か?左側の稜線上にのぞいているのは笠ヶ岳?
2021年06月12日 11:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 11:00
南側の奥に見えるのは御嶽山か?左側の稜線上にのぞいているのは笠ヶ岳?
有峰湖が足元に見える。有峰湖近くの折立から太郎平に向かって歩くと鍬崎山って存在感あるもんな。
2021年06月12日 11:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 11:00
有峰湖が足元に見える。有峰湖近くの折立から太郎平に向かって歩くと鍬崎山って存在感あるもんな。
立山連峰が一望できるいい展望台だ。
2021年06月12日 11:00撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 11:00
立山連峰が一望できるいい展望台だ。
霞んでいるが、能登半島もみえてます。
綺麗に晴れて良かった!
2021年06月12日 11:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 11:00
霞んでいるが、能登半島もみえてます。
綺麗に晴れて良かった!
剱岳
2021年06月12日 11:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 11:01
剱岳
当初は登り初めに雨も予想されていたが、頂上でこの晴天はしびれるわ。
2021年06月12日 11:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 11:01
当初は登り初めに雨も予想されていたが、頂上でこの晴天はしびれるわ。
2021年06月12日 11:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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2021年06月12日 11:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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6/12 11:02
2021年06月12日 11:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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2021年06月12日 11:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
6/12 11:03
登ってきた登山道方向。
2021年06月12日 12:03撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 12:03
登ってきた登山道方向。
杉の大樹。
2021年06月12日 13:07撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 13:07
杉の大樹。
分岐から程なくして大品山山頂。
この後瀬戸蔵山は疲れて画像取らず。
2021年06月12日 13:41撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 13:41
分岐から程なくして大品山山頂。
この後瀬戸蔵山は疲れて画像取らず。
瀬戸蔵山の前後は階段が多いが、途中1箇所はしごあり。持ち手が丸棒のはしごって山では珍しくないか?
2021年06月12日 14:44撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 14:44
瀬戸蔵山の前後は階段が多いが、途中1箇所はしごあり。持ち手が丸棒のはしごって山では珍しくないか?
龍神の滝。この辺りでルート間違えたかと登山道を上り下りしてしまう。
2021年06月12日 15:10撮影 by  iPhone 6, Apple
6/12 15:10
龍神の滝。この辺りでルート間違えたかと登山道を上り下りしてしまう。
百間ナメ。沢を渡る橋の上から。
2021年06月12日 15:39撮影 by  iPhone 6, Apple
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6/12 15:39
百間ナメ。沢を渡る橋の上から。

装備

個人装備
食料 地図 コンパス 保険証 飲料水(2L) スポーツドリンク(1L) 三角巾 バンドエイド 医薬品 タオル 携帯電話 雨具 時計 非常食 熊鈴 ヘッドランプ ロールペーパー ザック タイツ Tシャツ替え 長袖ジャケット ズボン グローブ ハット カメラ コンロ コッヘル ナイフ

感想

 登り始めの登り口が分かりにくく右往左往するも、森の小径にそって歩くと登山道に。登山道は貯水池からの送水管脇に沿ってつけられている。途中、送水鉄管をまたぐ橋を渡ると道が広がり林の中のあるきが気持ちよかった。
 貯水池をせき止めるダムは国内でも珍しいバットレス形式で、今回の山行の目的の一つがこのダムを見ること。よくもまあ、こんな格子状のコンクリート構造物を山奥に作ったもんだ。
 貯水池を過ぎると斜度が上がりなんか容赦ない感じに。急に蝉の声がやかましくなる。(最初は池のカエルの声かと思ってた。)ただ、急坂は長くはなく、この後1200m付近は緩やかなブナの原生林となる。急坂の後に広がるブナの原生林は天国だった。
 大品山との分岐点は大きな看板があり分かり良い。この後鍬崎山へは一度くだって登り返しとなる。ところどころ急坂がえげつない感じになり、1756独標過ぎでシャリバテ気味に。ゼリー飲料を摂取して撮影休憩すると足が前に出た。
 頂上付近の尾根筋は鎖場があったり、片方が切れ落ちた尾根筋を歩いたりと気が抜けない箇所があった。山頂に着いたときはようやくといった感じ。
 この日の天気予報は曇りにも関わらず、頂上付近にいた時間帯は綺麗に晴れて絶景が見れた。重い一眼レフを持っていった甲斐があったというもの。鍬崎山は薬師岳登山をすると太郎平までの道程で存在感があるが、薬師岳だけでなく立山連峰も一望できて素晴らしい展望台だった。
 途中のアップダウンで溜まった足の疲れは頂上でたっぷり休憩して腹を満たしたおかげで軽減し、あわすの分岐、大品山まではきついなりにアタマカラッポ状態で歩きとおせた。
 ただ、大品山からの瀬戸蔵山までの一度降りてからの登り返しと瀬戸蔵山からの急降下での階段は辛かった。 瀬戸蔵山山頂で一度疲労感がピークになり足つりもあっていっそ設置されているベンチで一眠りしようかと思ったくらい。ザックを下ろしてひと休止したら楽になったので歩き始めたが、段差や幅が合わない階段はホント辛い。登山道の崩れを防ぐには有効なんだろうけど、もっと段差小さくできんかったんかいと心の中で毒づいてた。唯一あったはしごの直下では階段が崩れたところがありロープも設置されている。
 さらに龍神の滝付近でルート上の渡渉点を勘違いして登山道を行き来するミスもあり無駄に疲れた。最後にあわすのスキー場の下部に出られた時は足がガクガクに、しんどいルートだわ。

 ややもすると熱暑地獄になりかねない下山時に曇ってきたのは助かった。日頃の行いが良い自覚は全くないが、天気には恵まれた山行だった。
 ブナの原生林歩きがとても印象的で、もし次やるときは瀬戸蔵山周回とはせずにピストンで下山時も原生林歩きを楽しみたい。
 この時期はトレラン仕様の人が多かった。鍬崎山まで入山した人の中で一番歩みが遅いんじゃないか?と思うくらい道を譲った。

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