御嶽山



- GPS
- 09:21
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,013m
- 下り
- 1,013m
コースタイム
2日目:二の池新館(6:00)~~九合目(06:50)~八合目(07:55)~飯森高原駅(09:00)
天候 | 曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
剣が峰までは特に危険な個所はありませんでした。 お鉢めぐりは足を滑らせると危険と思われるところあり。 登山ポストはロープウエイ頂上駅出口付近にあり。 下山後は木曽福島のくるまや本店のお蕎麦が美味でした。 |
写真
感想
初めての3000m越えです。
っていうかBS1の「実践!にっぽん百名山」を見て御嶽山に登りたいと思い山登りを始めた初心者です。
この日のために7月中に霧ヶ峰と金時山を歩いて足慣らしをしてきました。
2日間かけての山行でしたので日帰りに比べれば楽なほうでしょうが、日ごろの運動不足も祟って9合目手前の急坂や頂上付近は中々足が上がらずに息も切れ切れの状態でした。でも何とか頂上まで登れました。
初チャレンジでしたが、幸いに天候に恵まれて御来光も拝むことがでラッキーでした。
1日目、ロープウエイ山麓駅に7時ごろ到着。ロープウエイは8時からなので少し休憩。8時少し前に乗車券を購入し乗り場へと向かいます。20人ほど並んでいたでしょうか。ロープウエイといってもスキー場にあるようなゴンドラなのですぐに乗ることができます。15分で山頂駅に到着。登山ポストに計画書を提出してから外に出ます。軽く柔軟体操をしてからさぁ出発です。
わりと平坦な道を10分ほど歩くと七合目行場山荘に到着します。
こちらで金剛杖を購入して焼印を押してもらったので10分ほど休憩となりました。登り始めたばかりなので早く先に進みたかったのですが仕方ありません。ここでは、焼印を押す位置をどこにするか聞かれたのですが、初めての自分には当然のごとく分りません。お勧めを聞いてみたら、八合目、九合目、頂上でも焼印を押してもらうならその分を空けて押すのがいいとのことでそうしてもらいました。
焼印が済んだら八合目目指して登ります。
八合目までの道は前半は木の階段があって歩幅が合わずに登りにくいです、後半は石の階段です。こちらも登りにくいですね。この道、日蔭は多いのですが風が無くて結構汗をかきました。それでも、息の切れることもなく10時ごろには八合目の女人堂に到着です。
女人堂の前の休憩場で暫し休憩をとります。この時間、上空は晴れているものの周りは雲が多くて展望はあまりよくありませんでした。
また、ここでも焼印を押してもらいましたので10分以上の休憩になりました。
ここから先は森林限界が近いためか急に視界が広がります。右に折れると三の池に通じる登山道があるのですが、今年は残雪が多いためか通行止めとのことでした。
金剛童子まで登るとそれまでの登山道と女人堂の屋根が見えます。
ここから徐々に勾配がきつくなってきます。息が切れないようにゆっくりとマイペースで登ります。そして、九合目目前まで来ると岩壁をよじ登るかというくらいの急こう配が現れ、疲れた足をさらに苛めます。ここは本当にキツイです。
ここを頑張って登ると九合目石室山荘に到着です。ここでも焼印をお願いし、その間休憩します。時間も丁度お昼時で何人かの方がお味噌汁を注文して持参したおにぎり等を食べていましたので自分たちもお味噌汁を注文して持参のおにぎりを食べさせて頂きました。おにぎりを食べて体力も戻ったところで頂上目指して出発です。
この後も急こう配の登山道が続きます。
頑張って登っていくと覚明堂が見えてきます。ここは石室山荘から30分程なので立ち寄らずに先に進みます。
この先に二の池方面への分岐と剣ヶ峰・二の池・王滝頂上への十字路があります。どちらもはっきりとした案内があるので迷うことはないでしょう。
そしてこの先からは頂上小屋が見てきます。道は小石が転がるガレ場で滑りやすいですがその点さえ注意すれば登りやすい道です。そして最後はまた急な上り坂です。大小の岩石が転がっていて滑りやすいので慎重にゆっくりと登ります。
13時ごろ御嶽神社奥社社務所に到着です。
焼印をお願いし、記念のバッチを購入したら最後の階段を上ります。
しかし、これがまたキツイ!この階段がこれほどきついと思いませんでした。
しかし、登ってしまえばそこは御岳山山頂、海抜3067m。
感動ですね!登ってよかったと思いました。
暫く山頂で周りの景色を眺め(といっても晴れているものの周りには雲が多く展望はあまりよくありませんでした)写真を撮ったりして休んだ後はお鉢めぐりに向かいました。実はこの時連れが少し頭が痛いと言っていたので直接小屋に向かおうかととも思ったのですが本人に確認したら行きたいということなのでお鉢めぐり経由で小屋に向かうこととしました。
祈祷所の左側を進むとお鉢めぐりの道へ出ます。最初に急な岩場を降りるとなだらかな稜線を下ってからまた登っていきます。その後は急な岩場を登ったり降りたり。途中、足を滑らせたら下まで落ちてしまいそうな場所もあり緊張しました。
最後に岩場を降りて行くと二の池本館と新館への分岐があります。
小屋まではもう少し。15時少し前二の池新館へ到着です。
小屋に到着後、部屋で少し休んでから小屋の周りを散策しました。
夕焼けを眺めてから部屋に戻り夕食、そしてあっという間に消灯時間です。
翌朝、周りの物音で目が覚めると4時40分。
窓から外を見ると空は晴れているように見えます。
急いで支度をして小屋のサンダルをつっかけて外へ出ました。
風が強くてとても寒いです。小屋の陰で風の当たらないところで御来光を待つことに。
5時少し前、御来光です。
初めての高所登山で御来光を拝めるなんて本当にラッキーです。
そして、眼下には綺麗な雲海が広がっています。
部屋に戻り荷造りをしているとすぐに朝食の時間です。
温かい味噌汁が胃にしみます。ご飯も美味しいです。
この日、予定では飛騨頂上~三ノ池~開田頂上と回ってから下山の予定だったのですが、連れの体調が今一つだったので寄り道せずに下山することにしました。
6時に小屋を出発し、二の池本館から二の池の周りを歩いてから覚明堂への分岐へと登ってゆきます。
登りきったあたりは展望が良く乗鞍岳や北アルプスから南アルプス、中央アルプスまで見渡すことができました。
下山時は小石が転がるガレ場が滑り易いので注意が必要ですが、その他は危険もなく美しい景色を見ながら気持ちよく下山できました。
この日は土曜日なので下山ルートの後半では登ってくる登山者も多くなり、少し待つこともありました。
やはり人気の山なんですね。
さて、無事にロープウエイの山頂駅に到着。無事下山出来ました。
山頂駅の屋上で足湯に浸かってからロープウエイで山麓駅へ戻ります。
山麓駅で着替えをして出発です。
予定では15時ごろ下山予定でしたが、この時点でまだ10時前でした。
時間に余裕があるので開田高原や木曽福島を散策して今夜の宿、上諏訪に向かうことに。
開田高原では「彩菜館」というところで幻のトウモロコシを頂きました。本当に甘くておいしいです。
トウモロコシにはビールが合いますが、運転があるのでノンアルコールビールを購入。これもまた格別です。
その後は木曽福島の駅前へ。駅前に駐車場があるとのことだったのですがすぐに見つからず。もう少し分りやすい案内板でもあればいいのにと思います。以前に木曽福島に来た時も駐車場の案内が無くて結局素通りしたことがありました。
木曽福島に着いたのが丁度昼少し前だったのでお蕎麦を頂くことに。少し前に車で通ったところに立派なお蕎麦屋さんがあったのでそちらに向かいます。老舗のお蕎麦屋さん「くるまや」さんです。
タイミングの良いことに待たずに席に着くことができました。
自分は「ざる蕎麦(並)」と「とろろ飯」を注文。お蕎麦は少し太めで色の濃い麺です。香りがあってとても美味しいです。
「とろろ飯」も醤油の味ではなく塩で味付けしてあるもので、こちらも美味です。
食事が終わってからは木曽福島の街を散策しました。
街中をザックを背負った登山者の方々が結構歩いていました。
木曽福島からは国道19号を北上して塩尻ICへ。
塩尻ICからは中央道で諏訪ICまで走り、上諏訪の旅館へ向かいます。
素泊まりで予約してあったので途中、スーパーで買出しをしてから旅館へ。
温泉にゆっくり浸かって山登りの疲れを癒します。その後はビールで乾杯。
上諏訪では夏の間毎日花火が上がります。15分間で800発と少ないですが、旅館からも見えていい酒の肴になりました。
翌朝、早めにチェックアウトし帰路につきました。
さて、次はどこに登ろうか・・・
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