八ヶ岳周回 (ミドリ池→本沢温泉→夏沢峠→根石岳→東天狗岳→中山峠→ニュウ)
- GPS
- 07:17
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,439m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に危険な箇所はないが、中山峠付近は大きな岩がゴロゴロしていて少し歩きにくい。転倒、スリップ注意。 ・場所により登山者数の増減が激しい。夏沢峠から中山峠までの稜線とニュウ付近は登山者が多いが、それ以外は大変に少なかった。 ・ニュウからシャクナゲ尾根を経由するルートはルートが一部不明瞭になっていて、不安になることがあったが、周りをよく見れば赤テープ等があるのでそれらが良い目印になった。 ・飲料水は本沢温泉で豊富に得られるので、初めから多く担ぐ必要はなかった。 ・基本的に樹林帯歩きが多く、快適な稜線歩きができるのは根石岳付近から東天狗のあたりまで。 ・このルートを日帰りで歩く場合、18kmほどの距離があるので、朝早い時間の出発が必要。途中、どこかの小屋で泊まると体力的にはかなり楽になる。 |
写真
感想
八ヶ岳周辺で歩いたことのないルートがあったので行ってきた。まだ暗いうちに駐車場に着き完全に夜が明けた後に出発。駐車場には10台ほどのクルマがあったが、準備している人は自分以外皆無だった。皆前泊なのだろうか。歩き始めてすぐに登山道そばの草むらでガサッと何かの動く音、クマか?と思い身構えたがカモシカで、相手が先に自分を見つけて逃げてくれた。しらびそ小屋までは普通の登山道で普通の登りだったが、そこから本沢温泉まではほぼ平坦というか、少し標高を下げる。しらびそ小屋までにしっかり汗をかいて登ってきたが、その後の道が楽なので体が汗で冷えてしまう。立派な道に出たと思ったらそこから数分で本沢温泉だった。建物は立派だし温泉は魅力的だったが、まだ3分の1も歩いていないので休憩のみで行動再開。このあたりまでは青空が見えていたのだが、標高を上げ稜線に近付くに連れて雲が増え始め、夏沢峠に着いた頃にはすっかり曇っていた。が、高曇りなので周囲は見渡せた。日が出ていない分涼しく行動ができた。稜線に上がれば快適な歩きかと思ったが、まだ樹林は途切れず、結局、簑冠山を過ぎて根石岳へ向かうあたりになってようやく稜線歩きをすることができた。東天狗で大休憩するが、案外に風が冷たくて長居できなかった。ここから中山峠付近までは角が丸まって滑りやすい大岩があり、転ばないように慎重に歩く。中山峠からしらびそ小屋方面へ下ってもよかったが、まだ時間も早いし、ニュウ方面も未踏だったのでこちらに向かう。ニュウ付近までは人も多かったが、そこからシャクナゲ尾根を経由して駐車場までは人も少なく、登山道も一部分かり難かった。単独ではあまり歩きたくないルートだったし、自分以外の単独登山者は見掛けなかった。
8月の週末の八ヶ岳なので、人が多いのは覚悟の上だったが、稜線以外はほとんど登山者を見掛けなかった。人気の山域も、少しルートを外すと案外に人が減るようである。
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