御嶽山(レンゲショウマ)〜日の出山、日向和田駅
- GPS
- 06:33
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 941m
- 下り
- 1,132m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
【 コメント 】
・ “レンゲショウマ”開花最盛期にレンゲショウマとタマアジサイを撮るため、今回は早目の、8月上旬の平日の好天時を狙って行きました。
・ 御嶽山は海抜929mと低い為、下界が猛暑の今日、決して涼しくはないですが、神社周辺以外は樹林の中で木陰の登山道で、特に七代の滝〜ロックガーデン付近一帯は、苔生した沢沿いで、冷気が充満しており気持ち良かった。
・ 今回は、初めてケーブルカーを利用。 8月1日(水)から8月31日(金)の間、「第12回レンゲショウマまつり」が開催“されていたので、平日にもかかわらずバス、ケーブル共ほぼ満員で、ほとんどの人がレンゲショウマ観賞目的のようでした。
・ 山頂駅前の富士峰園地一帯の“レンゲショウマ”を、思う存分観賞できました。
・ 武蔵御嶽神社横も、第2のレンゲショウマの群生地で、小規模ながら、満開の状態で見れました。
・ 宿坊・商店街を抜けると、武蔵御嶽神社の随神門から250段の石段があり、登る途中の石柱横などで、満開のレンゲショウマが茎を伸ばした天頂で、気品のある姿で元気に咲いてました。
・ 富士峰園地北斜面(約4分咲)より開花がかなり早いようです。
・ 武蔵御嶽神社の入り口の随神門へ下る途中、長尾平への近道分岐を右折、10分程で長尾平の展望台に到着。
・ 分岐点に、 「長谷川恒男」の石碑とレリーフがありました。
(平成23年、長谷川恒男没後20年にあたり、御岳・長尾平に記念碑が建立されました。 これまで国内には墓地など一切ありませんでした。没後20周年を機に国内の石碑設立の声が上がったとき、設置場所は日本山岳耐久レースは長谷川恒男CUPのコース上の第三関門地点・長尾平に決まりました)
レリーフ: 『登攀の前に心の葛藤がある。それは行動を起こすことによって「肉体」が滅びることを「精神」が恐れるからだ。「精神」とはヒトが人間であることを示す最後の砦なのだ。』という言葉が刻まれている。)
・ 長尾平の展望台にはベンチが多数あり、トイレもありました。
・ 休憩後、分岐点から斜め左下へ下り、約15分で七代の滝(ななよのたき)に到着。 落差約50mの滝から流れる水で、周囲の空気がひんやりとした冷気に変容され、清々しい風となって吹き抜けていき、静かで涼しげな場所を創りあげたこの場所で、しばし休憩。
・ マイナスイオン充満の癒しのポイント、霊気を充電後、滝の上にある「天狗岩」への急階段を登る。
・ 短いクサリ場を登ると天狗岩に到着。左右2ヶ所に天狗像がありました。 直近から撮影のため、岩の上に登りました。
・ 天狗岩から急な階段を登り、ロックガーデンコースへ進む。
・ 沢を縫うようにして作られている散策路を進み、周りは緑輝く広葉樹に囲まれ、苔むした岩肌と木々の緑が水面に映り、気分は最高。
・ 約1.5km続く遊歩道の両岸には、苔むした奇岩怪岩が点在し、また亜熱帯植物なども生い茂っており、別名「東京の奥入瀬」とも呼ばれているそうです。
・ やがて、綾広の滝に到着。 七代の滝より落差は小規模ですが、周囲のスペースは広く、落着いた場所です。
・ 滝の上に登ると、御嶽神社からの登山道に合流、長尾平展望台で昼食後、御嶽神社方向へ戻り、商店街の途中、日出山方面の分岐点で右折、日出山への縦走路へ進む。
・ 人気のない緩やかな登山道を周囲の花や景色を眺めながら下って行く。
・ 夏季以外なら気持ち良いトレランが味わえるこのコース、以前走った“日本山岳耐久レース”の終盤部分で、日出山の登り以外、ゴール地点まで下りのみの走り易い区間だったので、安心して走った記憶が蘇り懐かしく感じました。
・ 樹林の尾根道を森林浴の気分で進み、日出山に到着。
・ 展望が開けた広い山頂で休憩。 御嶽山神社や青梅方面の景色を眺めながら、赤トンボやチョウチョが飛来する中で休憩。
・ 休憩後、日向和田駅へ向けて、比較的歩き易い延々と続く尾根道を下って行く。
・ 現在地の標識が所々にありました。 下界に降りてくると猛暑、ウチワを扇ぎながら、日影を選んで進み、やがて青梅梅林公園を過ぎ、多摩川を渡ってようやく日向和田駅に到着、帰路に着く。
* 真夏の低山登山は、ペースを充分遅くすることが、気持ち良い登山にするポイントと感じました。
* 危険個所 特になし。 雨天時は、7代の滝〜ロックガーデン間は、スリップに注意。 天狗岩頂上部もスリップ注意。
※ 《 レンゲショウマ 》
・ 太平洋側の山地の落葉林内に生えるキンポウゲ科の多年草で、細長い花茎を伸ばし、約3〜4cmの下向きの花を付けます。
・ 花がハス(蓮)の花に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられたといわれます。
・ 豊かな深緑につつまれた御岳山では7月下旬頃から、富士峰園地北側斜面に約5万株のレンゲショウマが可憐な花を咲かせます。
・ レンゲショウマ(蓮華升麻)は、キンポウゲ科レンゲショウマ属で日本だけに分布する。山地の落葉林内で、5〜60cmの細長い花茎を伸ばし、七月下旬から八月下旬にかけて、一株に5〜10輪位の約三センチの小さな花で下向きに咲く。
・ 御岳のレンゲショウマは日本一で約三万平方メートルに約五万株が自生する、全国でも珍しい群生地。
※ 《 ロック・ガーデン 》
・ 御岳岩石園は昭和10年に東京都緑地計画に基づいて、七代の滝近くの天狗岩の背後から綾広の滝の上部まで、約1.5kmの間に渓流と露岩などを利用して造った遊歩道です。
※ 《 7代の滝 》
・ 7代(ななよ)の滝はその名前の通り大小7段の滝からなる美しい滝です。
・ 滝の上には「天狗岩」があり、落差約50mの滝から流れる水が透き通る音を残し岩と岩の間を抜けていく静かで涼しげな場所です。
※ 《 綾広の滝 》
・ 綾広の滝(あやひろのたき) 落差10m 、滝壺の深さ1.2mの奥深い味わいのある滝です。
・ 古くから御嶽神社の禊(みそぎ)の神事が行われることから「修行みそぎの滝」とも言われています。
〜 御嶽山観光協会HP 等より
MU-117F さん
おはようございます
歩かれたコース、私のお気に入りコースです
三室山は特に。
先週、高尾薬王院のそれは、堪能してきました
レンゲショウマ、御岳満開ですか・・!
駒鳥売店(巨木を上がって角のお土産やさん、奥が食堂)では、黄レンゲショウマが咲くとのことです。
来週いってみたいと思っています。
当方の「ヤマレコ山行記録」御訪問、ありがとうございます。
* 御嶽山の山頂駅前の富士峰園地一帯の“レンゲショウマ”群生地が最適で、先週7日が4分咲位でしたので、来週には満開になるかと思います。
混雑を避けて、晴天の出来るだけ早い時間の写真撮影を心掛けると良いです。
* 武蔵御嶽神社横のレンゲショウマは僅かしかなく、今週中には満開を過ぎると思います。
* “黄レンゲショウマ”知りませんでした。次回見つけて撮影したいと思います。
撮影後は、ハイキングとして、マイナスイオン充満の癒しのスポット「ロックガーデン」をお勧めします。但し連日の猛暑・激暑での低山ですので、暑さ対策をしっかりしてのゆったりした行動を心掛けてください。
* コメント、先ほど発見しました。
どうぞ素晴らしいレンゲショウマに逢って暑さをリフレッシュしてきて下さい。
* 当方のHPの山行記録もどうぞ(http://www.h4.dion.ne.jp/~mf124/)
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