【野湯作戦】乳頭山【丁19.7】
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- GPS
- 04:02
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 796m
- 下り
- 865m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所々に岩場や滑りやすい箇所あり。 |
写真
感想
たまに共同山行を実施することがあるが、今回は結構前から秋田の奥奥八九郎温泉か一本松温泉を訪れることとし、2週間ほど前から天気予報が好くなることをずっと祈り続けてきた。
幸い秋田方面の予報が快方に向かい、奥奥八九郎温泉は夏場はアブが多いということで、一本松温泉に、そして、一本松温泉は乳頭山の麓ということで、この山行と合わせて訪れることとした。
天気予報が快方に向かったとはいえ、当初は曇りか雨の降水確率40%以上だったので、最後まで安心はできなかった。実際に直前の予報では曇り優勢の予報であり、どんよりした空の中山行をやるのかどうか、現地に着くまで全く決めかねる状況だった。
しかし、どうだろう。現地に着いて歩いてみれば、真っ白な世界どころか、青空がのぞき、夏の日差しが絶えず射し込む。これによって夏を盛りと咲き誇る高山植物も白、黄、ピンク、紫と色とりどりに映え光り輝く。
何という天の恩寵だろうか。山と空の神に感謝せずにはいられない。
グスタフ氏と言えば、最後は若干膝に来ていたようだが、ほぼほぼ緩やかなまったり山行に大変満足してくれた。
最近は外出する機会が減っているようだが、このような機会をとらえて軽い山行をまた一緒にできればと考えている。
一本松温泉は、誰か入っているかと思ったが、そもそも下山路で人と出会うことがまずなかった。
温泉は澄み渡っていたが、いざ入ってみると沈殿した土砂と湯の花がまき上がって、すぐに濁ってしまった。ということは、直近で入った人もいなかったということだ。
泥まみれになってしまったので、傍の沢の水で身体を洗い直し、また、山行終了後に別の温泉に入り直したが、この泉質そのものは良かった。
登山道から見えるかというと、単に道を歩いているだけでは入浴しているところは見えないが、だいたいの人はちょっと見てみようと思って立ち寄ってくると思うので、入浴しようと思う人は、人に見られることを覚悟して行った方が良い。
水着やバスタオル着用でも良いとは思うが、先述のとおり泥まみれになるので、気をつけられたい。
まあ、こんな野天に入ろうと思うのなら、人に見られるのを気にしたらダメだな。ヌーディストビーチにいるような気持ちでいるのが良いだろう。
山行後は盛岡に戻って日本酒バーで慰労した後、盛岡城跡公園内のホタルの里にてホタルを鑑賞する。毎年季節季節に応じたイベントを楽しみたい私にとって、僅かなりと言えども、今年もホタルの光を見ることができたのはまことにありがたいことだった。
今回は、高層湿原山歩と高山植物観察、野天秘湯への入浴、ホタル観賞と望みが全てかなうこの上ない山行となった。
この調子で次回山行も成功を期してまいりたい。
【備忘】
グスタフ氏の様子を見るに、ルート定数18以下または距離15勸焚爾泙燭鷲弦盧600m以下の山行であれば安心して可と思料。今後は本山行をベースに計画。
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