まだまだコマクサ咲く秋田駒ケ岳
- GPS
- 04:33
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 658m
- 下り
- 697m
コースタイム
天候 | 晴時々霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
田沢湖高原温泉をゆっくり出て、アルパこまくさへ、8:17のバスで駒ケ岳8合目に向かう。平日だが、補助席まで満席だった。この道は舗装はされているが、路面状況はあまり良いとはいえない。バス1台がやっと通れる道で、上下のバスも連絡をとってすれ違う場所を決めているようだ。一般車通行可でも、対向車が来るとなかなかきついと思う。8合目8:48発。人が多いので焦って出発したらGPSのスイッチを入れ忘れたので、バス停の小屋が見下ろせる登りの途中からになってしまった。8合目は晴れていたが上の方は雲が架かっている。30分ほど登り、傾斜がゆるくなり斜めに男女岳の中腹をトラバースするようになる標高1450mから雲の中。この辺まで来ると人もバラけてきて、視界の効かない中を歩く。やや寒いくらいの気温で歩くのにはちょうどよい。平坦になって木道が出てくると、すぐ阿弥陀池の端に出る。阿弥陀池小屋も見えない位のガスの中である。阿弥陀池北岸を通って小屋まで行く。小屋前では大勢の人が休んでいる。ここで、左の男女岳に向かう。頂上は全く見えないが、最初は石を敷き詰めた道、ついで木と板の階段状の登り15分ほどで男女岳山頂へ到着。残念ながら雲の中で視界なし。次は、男岳に行くことにして小屋まで戻り、こんどは池南岸を通って男岳分岐、そこから鞍部までは岩石の多い道を登り直ぐに到着した。男岳へは時折岩の混ざる土の道を登るが、稜線上に出て傾斜が緩くなってから南方向に少し行ったところが山頂である。このでも雲の中で視界はなし、でも、多くの登山者がいる。
男岳からは、横尾根の1364m地点に出て、横岳を経て8合目へ下ることにした。男岳鞍部まで戻り、南へ標高差150m位であるが急な下りである。足場や落石に注意。雪のある時期はこの鞍部への急傾斜は注意しなければと思う。傾斜が緩くなると通称ムーミン谷で、火口原の中の低木や草原の道や木道を行くが、ほぼガスの中で、時折周囲の山や草原が見える。晴れていれば気持ちの良いところだろう。チングルマははすっかり終わって枯れた残り、ハクサンイチゲは少し残っている。横尾根が近づくと、本当に急に一転して砂礫の道となり、1364m地点に出る。この時期もう終わっているのではと思っていたが、大焼砂の斜面には、まだコマクサがいっぱい咲いている。このあたりで結構な強風、でもそのおかげで雲が取れていくようだ。横岳からの焼森への下りでは、男女岳の全容がやっと見えてきた。阿弥陀池小屋も案外近くに見える。1540mピークからしばらく砂礫の道だが、やがて潅木の中の道となり、沢を一つ渡って少し登り返し、樹林帯を下っていく。8合目発の13:30のバスに間に合いそうだったので、少し急いで、発車2分前に8合目に到着した。
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