唐松岳〜五竜岳(八方尾根より遠見尾根)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,528m
- 下り
- 1,837m
コースタイム
7:10 ゴンドラリフト出発
7:50 八方池山荘出発
9:24 丸山ケルン
10:00 唐松岳頂上山荘
10:17 唐松岳山頂(休憩)
10:43 唐松岳頂上山荘
12:24 遠見尾根分岐
12:28 五竜山荘(テント設営)
13:21 山頂目指し出発
14:08 五竜岳山頂(休憩)
14:59 五竜山荘
1日目行動終了
8月9日(2日目)
6:53 五竜山荘
7:48 西遠見
8:05 大遠見
8:34 中遠見
8:51 小遠見
9:30 地蔵の頭
9:44 アルプス平
10:02 エスカルプラザ(タクシー移動)
10:18 八方第三駐車場
天候 | 8日晴れ時々ガス 9日山頂付近ガスと強風、下山するにつれて快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・八方第三駐車場利用(無料)、トイレ有り。 200台位は駐車可能 ・ゴンドラ駅までは徒歩10分位 【登り】 ・八方アルペンライン使用(ゴンドラ×1・リフト×2) 移動時間を含めると八方池山荘まで40分位かかります。 【下り】 ・五竜テレキャビン使用 ゴンドラの前にアルプス展望リフトありますが使用せずにお花をみながら歩くのもよいでしょう。 利用時間・料金については時期や荷重によって変わりますのでそれぞれのHPを参考にしてみてください。 ・また、エスカルプラザ(ゴンドラの出発到着地点)から八方第三駐車場まではタクシーで2300円くらいでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 ・八方ゴンドラリフトのチケット売り場に有り。 用紙・ペン有ります。登山相談所にて提出を促されます。 【コース状況】 ・八方池山荘から唐松岳までの八方尾根はの整備されたとても歩きやすい登山道です。 ・唐松岳頂上山荘から五竜山荘までは牛首を呼ばれる岩場がありますが、足元に注意して通行すれば問題ないと思います。高度感有ります。 ・五竜山荘から五竜岳岳までは登り始めはお花が目につきますが、標高を上げるにつれてG0〜G3と呼ばれる岩場が出現します。 鎖や梯子もなく滑りやすいので登りはもちろんですが下山の時は特に注意が必要です。 ・五竜山荘からの遠見尾根は山荘から少し行ったと所に鎖場有り。その後、アップダウンを繰り返しながらの通行になります。 |
写真
感想
8月9日はtanukigo妻の誕生日。ということでtanukigo連休を取りのんびりテント泊でbirth day 登山に唐松、五竜岳に行ってきました。
1日目。本日のゴンドラの始発時間は午前7時なので、始発時間帯のゴンドラに乗れる様に自宅を出発。 八方第三駐車場に車を止めすぐに準備をして、ゴンドラ駅まで歩きます。 ゴンドラ駅に着くと、すでに並んでいます。皆さん早いですね。登山届を出して、出発。 ゴンドラ一本とリフト二本を乗り継ぎ八方池山荘到着。 tanukigo意外とゴンドラ、リフトでまったりしてしまい眠くなってしまいました。 それにしても人が多いです。 目指すピークの方を見るとガスの中。とりあえずガスが切れるのを信じて登山開始。 良く整備された明瞭な登山道を辿ります。
すぐ目の前には、白馬三山が大迫力でそびえ立っています。スケールの大きさに気持ちよく登ることが出来ました。 登り始め人が多かった登山道も丸山ケルンを過ぎるころには人が少なくなり順調に高度を上げて行きます。 この辺りから、荒々しい登山道になっていきました。 ガイドブック等で良く紹介される人気のある山ですが、さすが北アルプスの2700m峰。 意外と登りがいがあります。八方尾根を登りきると、突然八方池山荘が目の前に現れます。 多くの登山者が休憩しているのを横目に、荷物をデポして今回の山行の目的である唐松岳を目指します。 空身になると、やはり楽ちんです。 歩きやすい登山道ともあって、あっという間に山頂到着。 残念ながらガスがかかり展望は有りませんでしたが時折ガスの切れ間から不帰キレットが顔を出して、何とも言えない不気味さを演出していました。 展望もそこそこなので、次の目的地である五竜岳に向かいます。 山荘から少し行くと、今回一番の難所である牛首の通過が現れます。 高度感のある岩場、鎖場の通過が続きます。 しかし、ホールド、スッテプはしっかりしているので慎重に三点確保して行動すれば見た目よりは難しくないと思います。 と言っても、tanukigo緊張しながらの通過でした。 牛首の通過後は、歩きやすい登山道を辿り、最低鞍部まで高度を下げます。 その後五竜山荘まで登り返しますが、気持ちの良い稜線歩きで、この辺りからさっきまでガスに隠れていた五竜岳のピークがはっきり見え始めました。 こうなるとtanukigo興奮してペースが上がります。
唐松岳頂上山荘から五竜山荘までの区間の通過には、思いのほか体力を使いました。
五竜山荘に着くとすぐに受付をし、テント設営。
設営も終わり、時計を見るとまだ、1時30分…本来は翌朝アタックをしようとしていたのですが、予定より早く行動でき目指すピークには先ほどまでかかっていたガスも取れていたのでアッタク開始を決めました。
事前の調べでは岩場の登りということは分かっていましたが予想以上に険しく、ここには鎖などあった方が良いだろうと思うところにはなく、思った以上に緊張した登りになりました。
山頂に立つと残念ながらガス。
ガスが晴れるのを期待して待ちましたがちらほらとしか展望がきかず…明日に期待して下山してきました。
翌朝、4時前テントを叩き付ける風の音で起床。
辺りを見るとかなり濃いガス。夜明け前ともあって視界は3m未満位。
とりあえず朝食を取りながら6時まで様子を見ましたがいっこうにガスの中なので、もう一度、五竜に登るのは諦め下山開始。
下山は遠見尾根を下るルートを取りました。
山荘から少し行くと鎖場の通過があります。足場が悪いので慎重に行動します。
特に危険はないと思いますが、その後、西・大・中・小・遠見山と4つのピークを登り返しながら、高度をさげていきます。
急登では有りませんが、登り返しが結構体力を奪います。また、日影が少ないので、日差しが強い時は日差し対策をしないと大変かも…。
順調に高度を下げてゴンドラ駅に到着。
あとは、ゴンドラで楽々下山です。
久しぶりにテント泊でゆったりとした山行が出来、良いBIRTHDAY登山になる事が出来ました。
五竜岳、また来たい山の一つになりました。
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