大倉高丸から滝子山【過去レコ】〜湯ノ沢峠からラクラク稜線歩き
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,001m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
4時前に出発したのに、中央道はけっこう車でいっぱい、でも、渋滞なしに1時間で相模湖を過ぎました。勝沼で出るころには山すそがやっと明るくなってきました。20号線を大和の方に行き、日川を上流へ辿り、温泉の先で林道に入ります。時折雪をかぶった富士山が見えます。おおむね良い道で、分岐から先2キロがダートになります。
湯ノ沢峠に着くともうおおかた車で埋まり、すぐ後に2台車が入って来ました。6時45分出発、峠に行き草原を登ります。すぐに南アルプスが姿を現します。風がとっても冷たいので、手袋をつけて歩きました。草原をぬけるとゆるく回りこんで樹林の中を登ります。明るくなるとすぐに大倉高丸の山頂です。富士山が良く見え、そして甲府盆地が光っています。
足元は霜と氷で真っ白、ロープの張った道を緩く上り下りしていきます。時々眺めは左右に広がります。ハマイバ丸は樹林の中だけれど、少し先に行くと富士山方面がよく見え、その手前にこれから行く手大谷ヶ丸と滝子山が見えます。笹原とススキの草原を下るとすべりやすい急坂、ここは、後ろ向きになって草につかまって下りました。とげのある木が多いので木にはつかまれません。この先は森の中に入ります。カラマツがあったりブナがあったり雑木林があったり、でも紅葉はほぼ終わりです。
天下石のピークから少し先で下って米背負峠、急坂を登っていくと大谷ヶ丸、ここは眺めがありません。すぐにもどって、滝子山の方向に下っていきます。このあたりからは暗い樹林の中で、ふみ後もか細くなります。時折残った紅葉が映えます。落ち葉で道が分からなくなるようなところもあったりします。鎮西ヶ池は池というより水たまりです。ここから巻きながら登っていくと稜線で、急に明るくなります。
岩っぽい急坂を行くと山頂、富士山が三つ峠の上に大きく見えました。その左は道志から丹沢、さらに扇から奥多摩、そして北の方向には雁ヶ腹摺と黒岳、大谷ヶ丸、さらにその左が奥秩父の金峰あたりです。南アルプスは樹林の中ですが、山頂から西のほうに行ってみると樹林の上に見えました。ゆっくり眺めを楽しみました。
10時すぎに同じ道を戻ります。途中三角点の峰によってみたが眺めはありませんでした。来るときは気にならなかったんですが、かなり登り返しがきつく感じられました。ハマイバ丸を過ぎたあたりからはキツい登り返しもなくなります。眺めを楽しみながらゆっくり歩けます。行く手には八ヶ岳も見えてきました。
大倉高丸が最後の展望ポイントです。日影には霜柱が…。峠にもどったのは1時半過ぎ、後は帰るだけです。林道をゆっくり下ります。このあたり紅葉もきれい、午後の斜めの光の中、黄金色に輝いています。帰りは大月まで行って高速に乗ります。なんとか渋滞直前で帰ることができました。
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