無人の八海山 屏風道から

2021年06月27日(日) [日帰り]

• GPS: 08:17
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,402m
• 下り: 1,399m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:16

距離 9.9km 登り 1,403m 下り 1,409m

6:39 屏風道、新開道２合目登山口
8:22 8:28 五合目
9:16 9:23 七合目（ノゾキの松）
10:19 10:27 千本檜小屋
10:39 10:44 地蔵岳
11:36 八海山（大日岳）
11:43 11:44 八ツ峰迂回路分岐
12:01 12:15 八海山
12:32 八ツ峰迂回路分岐
12:37 12:42 八海山（大日岳）
12:44 12:51 千本檜小屋、新道、五竜岳分岐
14:00 14:02 稲荷社（稲荷清水）
14:53 14:54 屏風道、新開道２合目登山口
14:55 ゴール地点

06:40　　　　　二合目駐車場
09:15〜09:25　七合目
10:15〜10:25　千本檜小屋
11:10〜11:25　摩利支岳
11:40　　　　　分岐
12:00〜12:15　入道岳
12:35　　　　　う回路分岐
12:45　　　　　新開道分岐
02:55　　　　　二合目駐車場

天候

曇り、一時ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二合目駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

鎖完備、本ルート上には残雪なし

屏風道・八ツ峰・新開道共通して、登りよりもトラバースが嫌らしいです

写真

6/27 6:26

麓の山口集落から八ツ峰を見上げます
久しぶりにあの凸凹を歩きにゆきます

6/27 6:40

二合目駐車場です
蜘蛛の巣対策で2番手出発が希望だったのですが、残念ながら誰〜れもいません（笑）

6/27 6:41

すぐに屏風沢を渡渉します
これは増水時用のカゴ

6/27 7:02

最初はうっそうとした杉林

6/27 7:22

ここまでに小さな渡渉が2回あります
4度目で渡渉は終わります

6/27 7:31

上流に、清滝？が望めます
立派な滝ですね！

6/27 7:39

さっそく鎖場が始まる
ステッキを仕舞って、作業用グローブ装着しました

6/27 7:59

鎖のない岩場も多いです

6/27 8:00

五合目は視界開けて気分良いです

6/27 8:10

左隣りの尾根は木が生えたスラブ

6/27 8:21

正面の岸壁はおどろおどろしくて、ちょっと中華風（笑）

6/27 8:23

きれいなヤマツツジが1株だけありました

6/27 8:29

振り返って、残雪のこる巻機山山塊
右手前は高倉山か

6/27 8:37

鎖場に入って30分
早くも鎖登りに厭きてきました（笑）

6/27 8:48

七合目だったか？
麓にガスが発生してきました
眺望が台なしです

6/27 9:00

急登と
岩場が続きます

6/27 8:51

古いタイプの鎖　その1

6/27 9:00

いちげさんが教えてくださった
白いのはコメツツジ

6/27 9:05

古いタイプの鎖　その2

6/27 9:12

右の沢には立派な直瀑

6/27 9:18

これはシャガで良いそうです

6/27 9:20

6/27 9:21

タニウツギはいっぱい！

6/27 9:21

ウラジロヨウラクもいっぱい

6/27 9:23

崩落沢の中がルートになっています
わずかな距離ですが、崩落に注意ですね

6/27 9:29

古いタイプの鎖　その3

6/27 9:36

好きなニガナ

6/27 9:46

黄色い花は難しい

6/27 9:46

群生していたイワカガミ

6/27 9:48

アカモノもあっちこっちに

6/27 9:49

ようやく八ツ峰南西面の伽藍が近づく

6/27 9:54

タニウツギが賑やか

6/27 9:57

正面から

6/27 10:04

千本檜小屋まであとわずか

6/27 10:07

きれいなツマトリソウ

6/27 10:07

なんとかリンドウだよね

6/27 10:08

ゴゼンタチバナはいたる所にありました

6/27 10:17

千本檜小屋に到着しました
いいペースです♪

6/27 10:17

小屋の反対側は水無川がつくる景観
越後駒ヶ岳はガスの中

6/27 10:17

これは北方向の薬師岳
これを越えるとロープウェイにたどり着きます

6/27 10:18

そして、こっちが進行方向

6/27 10:26

これが解りやすい
左から右へ縦走します
それでは行きますか！

6/27 10:30

進行方向
ずいぶん尖ってますね

6/27 10:32

分岐
八ツ峰は左へ

6/27 10:33

シナノキンバイ？

6/27 10:35

岩は濡れています
ちょっとイヤな感じです
この先も濡れていたら止めようと思いましたが、ここだけでした

6/27 10:39

すぐに不動岳

6/27 10:40

進行方向
凸凹です

6/27 10:42

地下足袋のソールの残骸ありました
使用者はその後如何に？

6/27 10:46

凸凹がどこまでも

6/27 10:50

凸凹の左にうっすらと中ノ岳が見えます
でも、よそ見しているとアブナイです

6/27 10:52

トラバースは水無川側が多いです

6/27 10:56

ピーク上も、つまずいてコケたら危険です
注意して歩きますね

6/27 10:56

越後駒ヶ岳も見えてきました
後で知りましたが、山開きだったようですね

6/27 10:58

降りては登る鎖場が連綿と続きます

6/27 11:02

左に阿寺山、右手前に下降に使う新開道の尾根が見えます

6/27 11:05

巻き道へのエスケープルートがあります

6/27 11:06

すぐに連続ハシゴで高度を稼ぎます

6/27 11:09

見返します
歩いてきた凸凹です

6/27 11:10

摩利支岳で小休みしました

6/27 11:20

いい男♪．．．（笑）

草が邪魔でした

ARやまなびをテストしました
描画は稚拙ですが、とりあえず欲しい情報はOKです

6/27 11:26

北側です
水無川高倉沢まで、遮るものは何もありません

6/27 11:28

さて、先へ進みます

6/27 11:30

平らな道は好き♪

6/27 11:30

でも、わずか10歩で垂直ハシゴですよ

6/27 11:32

立った鎖で登ったところは大日岳
八海山大神が祀られていたので、手を合わせて無事下山をお願いしました

6/27 11:33

左ノアレは最高点の入道岳です
行こうか止めようか迷っています

6/27 11:37

大日岳からの下降の鎖は長いです

6/27 11:39

下降鎖の2段目

6/27 11:41

ここも長いですが、ここで八ツ峰は終わりです

6/27 11:41

すぐに分岐
時間はやいので入道岳まで寄り道しましょう

6/27 11:46

往復しても距離はたいした事ありません

6/27 11:53

これはミヤマキンポウゲ？

6/27 11:56

雪渓のシュルンドは見るからに気持ち悪い
落ちないように注意しようね

6/27 12:01

てくてく歩けて
入道岳は地味で良かった（笑）

6/27 12:03

入道岳から八ツ峯を見返してみました
小休みします

ガスに向けてARやまなびを起動しました
晴れていれば見える山々です

6/27 12:15

雲間から五竜岳が見えました
中ノ岳への圧倒的な縦走路は残念ながら見られません

6/27 12:20

スタスタと戻っています

6/27 12:34

大日岳の標注が小さく見えますね

6/27 12:36

再び分岐
う回路へと進みます

6/27 12:38

連続はしごで一気に下降します

6/27 12:43

歩行少しで
トラバース道から新開道への分岐

6/27 12:46

トラバースしてますが、最後まで追えますか？
こんなところに、よく造ったと思いますよ

6/27 12:51

奈落の底へ落ちそうな鎖場
新開道の上部はけっこう厳しい

6/27 12:55

悪場が終わって頂部を見返す

6/27 12:58

このあとは安穏なルートであることを祈ります

6/27 13:01

入道沢の雪渓と滝です

6/27 13:08

6/27 13:18

ガスがあがって阿寺山が見えてきました
冬は山スキーで楽しめるステキな山です

6/27 13:52

ステキなぶな林です

6/27 14:07

立派なぶなです

6/27 14:40

見るからに涼しそうなガクアジサイ
ホントは暑いけど（笑）

6/27 14:42

林道を10分強、てくてく

6/27 14:53

駐車場です
予定より少し早く戻れました
結局、屏風道を登ったのは僕一人だったようです

6/27 15:05

ご褒美の赤いコーラをゲット
蒸し暑いので、バツグンに旨いぞ！

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

がんこ屋☺️

■天気予報は越後の勝ち
台風5号の影響で南は悪く、北ほど安心。
越後には晴天期待できる地域もあり、どこへ行こうかと前夜まで迷いました。

■無人の八海山
久しぶりの八海山です。
何度か歩いている八海山ですが、終日誰にも会わなかったなんて初めてです。
千本檜小屋周辺はにぎやかだろうと思ったのに、あるのは静寂だけ。
嬉しいよりも不思議で、ちょっと気味悪い1日でした。

■知らなかった八海山
千本檜小屋から屏風道をコンタ100mほど下ると、山道の左右はお花でいっぱいです♪
以前は花にはまったく興味なかったので目に入っても認識しておらず、記憶のままに「八海山は花の無い山」だと思っていました。
驚きましたよ！　八海山新発見！（笑）　

コメント

Swan_song

お疲れ様でした
おはようございます。

八海山は厳しいですよね。
クサリ地獄です。
一昨年私が行ったときは、バテバテでした。
今度行くときは、股関節や上半身を鍛えて痩せないといけないと思いました。

PS：ここ（この山域）のコースタイムはユルユルですよね。

がんこ屋☺️

Re: すわんさん
おはようございます。
記録を拝見してきました。
下山後に清酒八海山を買われたのですね

今回、コースタイム80％のつもりでしたが閉めてみたら60％でした。
すごくユルイですが、恐らく、鎖場での渋滞や仲間待ちを考慮しているのだと思います。

すわんさん、お嬢さんと２人で良い週末でしたね

ringo-ya

恐い💦
がんこさん、おはワンコ🐶
毎回、お山らしい、お山に行きますね。
すごいデス。

八海山は、お酒の名前でしか知りませんでした。
私は、元々…八ツ、南ア、北ア、位しか行ってなかったので、知識が乏しいです。
良いお山ですね、八海山。
お酒だけじゃ無いんだな💦

で、随分、恐そうな、お山ですね。
若い頃なら萌えたのでしょうが、今は、恐いと感じる様になりました。

お疲れさまでした

がんこ屋☺️

Re: りんごさん
おはようございます。
無数の鎖場がある八海山ですが、妙義ほど危険ではないです。
それでも晴れているば足元バッサリで醍醐味あります

久しぶりに凸凹を歩いてみましたが、
還暦過ぎたらわざわざ来なくてもいいかな？　なんて思ってました〜

いちげI＆K

充実してますね!(^^)!
がんこさん、おはようございます。
気力、体力充実してますねー、ボッチを楽しみましたね。
勇気もらってます
3段目の赤い花はヤマツツジですね。5段目の白い花はコメツツジです。
シャガです。黄色の花は難しいです。ミヤマキンポウゲは花弁がツヤツヤしてますのですぐわかります。k)
梅雨明けがお互い待ち遠しいですね

がんこ屋☺️

Re: いちげさん
おはようございます。

シャクナゲの件ですが、頭の中では「ツツジ」なのに「シャクナゲ」って打っていました。
これで意思疎通を欠いて小さなトラブルをしょっちゅう起こしています。
呆れた還暦４年生です
コメツツジ、シャガ、ありがとうございました

tomhig

結構怖かった
年一でトレッキングやってた時にジーパンジョギングシューズでやりましたがえらいしょっぱかったです。
紅葉のガスガス日和だったんですが冷や汗でTシャツぐっしょりになった記憶が。
振り返ってみても私の短い登山歴で一般登山道では一番しょっぱかったかもしれません。
今も歩くとなったら間違いなく気を遣いますね。
下山後、泊まった八ツ峰養魚の魚料理が美味かったのは鮮明に覚えてます(笑)。

それにしても下から、新しい八海山を発見出来て何よりです。

がんこ屋☺️

Re: とむさん
こんにちは。
八ツ峰で冷や汗を流した経験がとむさんにもありましたか！（笑）

再訪してみれば、
「あれれ、何が怖かったのかしら？」と思うことを保証します
あえて、技術が・・とは言いませんが、「慣れ」の効能は大きいですよ。
老爺心ながら、「良い慣れ」と「アカン慣れ」がありますから御身大切になさってください。

天気の良い日にぜひ再訪してみてください

ケン

屏風道
こんばんは。

私はロープウェイ利用だったので、1度屏風道からと思ってました。秋の晴れた日だったので鎖場渋滞が酷かったのを覚えてます。日曜なのに、人影がないですね
0.5は相当速いですね！
ARやまなび、バッチリですね。私には荒沢岳や未丈ヶ岳はアプリがないと同定できない感じです。

お疲れ様でした。

がんこ屋☺️

Re: けんさん
こんばんは！

0.5は何かのマチガイですよ（笑）
手計算したらほぼ0.8で、安心できる数値です。