権現岳〜トッケ峰〜鉾ヶ岳〜大沢岳〜金冠

2021年06月01日(火) [日帰り]

• GPS: 09:44
• 距離: 15.3km
• 登り: 1,367m
• 下り: 1,371m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:52
• 休憩: 0:52
• 合計: 9:44

距離 15.3km 登り 1,373m 下り 1,371m

5:44 スタート地点
6:54 7:04 胎内洞
7:58 8:08 権現岳
9:12 9:15 トッケ峰
10:18 10:38 鉾ヶ岳
10:55 10:56 大沢岳
11:12 11:20 金冠山
15:28 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

柵口(ませ)登山口には駐車場脇に水場と、少し進んだところに登山届ポストがありました。
ガイドブックなどにも記載されていますが、岩場を登降する箇所がいくつもありますが、地元山岳会のご努力なのでしょう、しっかりとした固定ロープや鎖が設置されていて、大助かりです。溝尾登山口への下りは、北面のためこの時期は残雪で夏道が消えているところも多々あり、道迷いや雪渓トラバース時の滑落に要注意です。

その他周辺情報

残念ながら柵口温泉「権現荘」がお休みでしたので、長者温泉「ゆとり館」（入浴￥400）に移動して汗を流しました。

写真

6/1 5:06

【プロローグ1】アプロ―と途中から望む早朝の鉾ヶ岳。やや左に尖がっている岩峰が、金冠なのでしょう。

6/1 5:22

【プロローグ2】柵口（ませぐち）登山口から入山して、権現山〜鉾ヶ岳を縦走して、溝尾登山口に下山する周回コースにしてみます。

6/1 5:24

【プロローグ3】柵口登山口に近づくと、権現山がますます迫ってきます。

6/1 5:48

柵口登山口で入山届を出してから登山開始です。（下山後も下山届をここで提出しました）

6/1 5:59

はじめから急登ですが、振り返ると白滝。

6/1 6:55

胎内洞。コウモリの棲み処になってました。太っちょの人やリュックが大きい人はつっかえてしまうかも。

6/1 7:15

天狗屋敷を過ぎると、はさみ岩。

6/1 7:17

白山権現（白山奥社）まで登ると、展望が一気に良くなります。

6/1 7:17

白山権現からの展望（1）。中央やや右寄りの一番奥に少し霞んで見えているのは米山でしょうね。

6/1 7:17

白山権現からの展望（2）。スラブの遥か下には水田や集落が見えています。

6/1 7:48

権現岳に到着です。南方向には火打山〜焼岳〜金山や昼闇山などの展望がばっちり。この春にスキー登山した高松山も金山の手前に見えていますね。

6/1 8:33

トッケ（突鶏）峰を目指して稜線を進みます。

6/1 8:12

足元にはお花たちがいろいろ。イワギキョウ。

6/1 8:42

カタクリの群落も。

6/1 8:49

火打山〜焼山〜金山、そして、雨飾山まで見えてきました。

6/1 8:57

中央に鉾ヶ岳、右手の岩峰は金冠でしょう。

6/1 8:58

（承前）金冠の右手下には、弧を描いて日本海へ下る能生川。

6/1 8:59

キレットの手前から見下ろす沢筋。なかなかの高度感です。

6/1 9:17

トッケ峰を過ぎると、雪田や雪堤の上を歩くようになります。右手に金冠の岩峰。

6/1 9:20

北向斜面は、標高の低いところまで谷筋に雪が詰まっていますね。

6/1 10:02

左端にトッケ峰を振り返る。奥に火打山〜焼山。

6/1 10:12

避難小屋の建つ、鉾ヶ岳山頂に到着です。

6/1 10:14

鉾ヶ岳山頂からの火打山〜焼山〜金山。

6/1 10:15

(承前)さらに右手には、海谷山塊とその奥に北アルプス北部の峰々（白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳）。

6/1 10:27

せっかくなので、一等三角点を前にセルフタイマーで記念撮影。

6/1 10:39

下りコースにも雪がたっぷり。金冠が目立ちます。右奥には米山。

6/1 10:55

北アルプス北部の山並み。白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳で、そこから右へは栂海新道。その手前には明星山も見えていますね。

6/1 10:55

(承前)栂海新道末端の白鳥山が左端奥、その右手前に青海黒姫山。糸魚川市街の先、日本海の向こうにはかすかに能登半島。

6/1 10:59

イワウチワかな。

6/1 11:00

大沢岳を過ぎ、金冠が近づいてきました。

6/1 11:05

島道川が能生川に合流して、能生で日本海に注ぎ込む様子がジオラマのよう。

6/1 11:08

振り返れば、鉾ヶ岳北面のゼブラ模様。鞍部から焼山が顔を覗かせています。

6/1 11:18

金冠からは急な道が続きます。固定ロープのお世話に。

6/1 12:37

雪渓が残る斜面をトラバースする場面が増えてきます。

6/1 13:02

ようやく溝尾登山口に降り立ちました。ここからは車道歩き。

6/1 13:15

棚田を前景に鉾ヶ岳を振り返ります。やはり金冠が目立ちます。

6/1 13:58

神明橋(しんめいばし)で県道[246]号線に出ました。左手、道の反対側がバス停ですが、次のバスは15:29と1時間半も先なので、柵口まで歩きます。

6/1 16:18

【エピローグ1】大スラブの真下に位置する「万年雪」に寄ってみました。駐車場も整備されています。

6/1 16:15

【エピローグ2】「万年雪」のすぐ下手には大きなコンクリート製の壁があり、雪崩の向きを変えて柵口集落を守っているそうです。

6/1 16:58

【エピローグ3】山から去る前に、能生川の右岸側から振り返る鉾ヶ岳。

撮影機器：

COOLPIX AW120 NIKON

iPhone 7 Apple

感想

nomoshin

長いこと気になりつつ、行く機会を作れなかった鉾ヶ岳、権現山との周回コースで歩いて来ました。お天気に恵まれ、雪解け後のお花たちの競演もあり、とても楽しい縦走でした。平日で誰にも会わず、新型コロナの心配もゼロ！

ガイドブックなどにも記載されていますが、岩場を登降する箇所がいくつもありますが、地元山岳会のご努力なのでしょう、しっかりとした固定ロープや鎖が設置されていて、大助かりです。溝尾登山口への下りは、北面のため、残雪で夏道が消えているところも多々あり、道迷いや雪渓トラバース時の滑落に要注意です。そんなコースのため、今回は新調したトレッキングシューズ（キャラバンのGK83_02）の慣らし運転だったのですが、慣らし山行にしては、なかなか充実してしまいました。