やっつけ登山のトムラウシ
- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
中型バスでトムラウシ温泉へ。十勝平野の真っ直ぐな道を走り、山の中に入ると舗装もなくなります。終点がトムラウシ温泉です。東大雪荘の広い駐車場には、いろんなナンバーの車、岐阜ナンバーも停まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
カムイ天井:登りは泥も乾いていましたが、雨中の下りでは泥沼状態で、滑る人も続出でした。コマドリ沢の雪渓:アイゼンは不要ですが、下りではダブルストックがあると便利です。頂上:風が強く、体温が急激に低下します。シバリングを起こしている人もみえました。天気が良ければいいでしょうが、ガスで何も見えない中では長居は無用。東大雪荘の白板にはクマ出没情報が記されていましたが、残念ながら出会うことはありませんでした。朝4時25分に出発し、夕方6時22分に下山しましたが、この間ヘッドランプは不要でした。札幌在住のガイド、尾崎さんいわく、「14時間もかかったのは、わたしも始めてです」。 |
写真
感想
北海道のガイドさんとトムラウシの話しになると、誰もが化雲岳〜ヒサゴ沼〜日本庭園の素晴らしさを口にし、トムラウシ温泉からの登山ではトムラウシに登ったことにならないと云います。でもわたしとしては取りあえず登っておかねばならない山となってしまっているので、それを承知で某社のツアーに参加しました。ひと月前、後方羊蹄山に登った時始めて利用したツアー会社です。羽田から9人、伊丹から1人、福岡から2人、中部国際からわたし、計13名が新千歳空港に集まりました。女性7名、男性6名です。ガイドは1月前と同じく、札幌在住の尾崎さんでした。前夜はトムラウシ温泉の国民宿舎「東大雪荘」に宿泊。東大雪荘はまだ新しい立派な施設で、温泉もゆったりしています。
翌朝4時に出発の予定でしたが、少し早めて3時半に変更されました。尾崎ガイドは、この30分間が大事なんですと云います。翌朝3時、前夜に頂いたオムスビを2個食べ、本日のエネルギー源とします。バスで短縮登山口まで送って貰い、登山開始時はもう明るくなってきました。エゾマツ、トドマツ、シラカバの林の中を登ります。カムイ天井からは平坦な道が続きます。泥沼状態になると云う話しですが、泥は乾いていて問題はありません。長い下りでコマドリ沢分岐に降り立ちます。コマドリ沢の雪渓は狭いですが、長さは結構あります。5時間かかってようやく前トム平に着きました。この頃から雨が降ったり止んだりし、カッパを着たり脱いだりします。雲の中から時々トムラウシが姿を現わします。チトウの点在するトムラウシ公園を見下ろしながら下ります。奇麗です。鞍部からの登り、北海道の花々が迎えて呉れ、これまた奇麗です。ハイマツが広がる広々とした中、ヒグマがウロウロしていそうな所です。オプタテシケ山方面への道を分け、ガレ場を登って山頂に到着しました。およそ7時間半の道のりでした。ガスで何も見えません。岩の片隅で風を避け、オムスビを食べます。オムスビは朝食べたものと全く一緒です。風で急激に体温が低下するのが判ります。シバリングを起こしている方もみえ、トムラウシの低体温症が頭をよぎります。長居は無用、食べ終えて早々に下山開始です。
雨は本降りとなり、もうカッパを脱ぐことはありません。下りは慎重です。コマドリ沢の雪渓は雨で固くなっていて、転ばぬ先のダブルストックが役立ちます。カムイ天井は雨で泥沼状態に化していました。靴もズボンも泥まみれ。長い長い道程ですが、尾崎ガイドはゆったりした歩行で、全員のペースを見ながら、ちゃんと日暮れの時間も計算に入れて下ってくれます。泥沼で滑る人が続出しましたが、全員無事下山出来ました。尾崎ガイドさん、本当に有難うございました。そして底抜けに明るい倉持ツアーリーダー(http://emip-piano.jugem.jp/)率いる新浦安スポーツクラブの皆さん、ご一緒いただき楽しかったです。
感想:トムラウシは遠かった。機会があれば大雪から縦走したいと思いますが、果たして願いは叶うものやら。
その日は東大雪荘でゆっくり温泉につかり、翌日、機上の人となりました。
やはり山登りを始めて数年ですが、腰痛自体は登山のせいか良いようです。
股関節の痛みは、登ると出ますが、次のに日は殆ど痛みを感じません。
只他の人から見るとかなり悪そうに見えるようです。
娘にも内の病院へ来て、見て貰いなさいと言われます。股関節がすり減ってるだろうとのことです。手術は一度も受けたことが無いのでいやなんですが、手術しないで、股関節の痛みを取る方法が無いものでしょうか?
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