夏の尾瀬をテント担いで1泊2日で歩いてきました。尾瀬沼ー尾瀬ヶ原ー燧ヶ岳


- GPS
- 25:11
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 1,171m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
11:44沼山峠ー12:37尾瀬沼ヒュッテー13;05尾瀬沼山荘ー14:09沼尻ー15:38見晴(16:44までテント設営等)ー17:05竜宮小屋ー17:40東電小屋ー18:28見晴キャンプ場
2日目
04:30尾瀬ヶ原へ出発ー07:35見晴ー10:20燧ヶ岳山頂ー11:40熊沢田代ー12:16広沢田代ー12:56御池
天候 | 1日目2日目ともに雲が多い空でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾瀬はほとんどの道が木道できちんと整備されてます。 ただし尾瀬沼南側は木道が壊れている箇所が見られます。 見晴から燧ヶ岳までの見晴新道は侵食によって大岩がゴロゴロした急勾配です。かなりしんどいです。 見晴テント場は予約不要の料金800円です。 トイレはどこでも一回100円の利用料がかかります。 |
写真
感想
夏、1泊2日でどこかに行きたいと考えたとき、ふと、昔見た尾瀬に行こう、と思いつき天気の良さそうな日を選んで尾瀬に出発しました。当初は尾瀬ヶ原と燧ヶ岳だけの予定でしたが、地図を見ていたらバスが沼山峠まで行くことがわかり、沼山峠から尾瀬沼ー尾瀬ヶ原ー燧ヶ岳で行こうと決めました。
会津高原尾瀬口からバスに揺られること2時間半、沼山峠で降り歩くこと約40分尾瀬らしい草原に出て風を受けたときは思わず、気持ち良いー、と両手を挙げて声を出していました。
尾瀬沼を半周し山と山の間を歩いて尾瀬ヶ原へ、尾瀬の道はどこにでも水があり、水の音が好きな私はとても楽しく歩けました。
見晴に到着後テントを張り、荷物を置いて尾瀬ヶ原歩きへ。この時間他の人は山小屋で食事をしていたりするのか人はあまり見ませんでした。木道には蜥蜴や蛙がいて人が近づくのを察知すると逃げていきます。踏まないように少しゆっくり歩きました。
夕暮れ時徐々に暗くなる尾瀬ヶ原を一人で歩いていると少し現実離れした雰囲気で実のところ帰ってきてから3日ぐらいして思い返してみても、まるで結構昔に尾瀬に行ったようでわずか3日前に尾瀬にいたとは思えない感じです。
尾瀬ヶ原から戻って食事を取る。その後山小屋の周りなどを散策していたら午後7時まではテント泊の人でもお風呂を貸してもらえたことが判明、そのとき午後7時20分少し残念に思いましたが、まあ初めからお風呂は想定外だったので良しとします。
午後8時40分には目を瞑り、午前3時50分起床。極力静かにテントを畳み4時30分出発。尾瀬ヶ原の真ん中で日の出を見たいと考えていましたが、空には雲が多く、私と同じように歩いていた人も、今日は無理だろうと半ば諦め気味でした。そのせいか人は少なく幻想的とも言える光景の中、前にも後ろにも人がいない様子はまるでゲームの世界の様だ、などと思いました。
そんなことを考えながらふと後ろを振り返ると、燧ヶ岳の脇の雲が一時的に晴れていてそこから太陽が顔を覗かせました。まさか日の出が見れるとは思ってなかったので思わず、やったー!などと尾瀬の真ん中で叫んでいました。
その後徐々に明るくなる尾瀬ヶ原を歩き、丁度山小屋に泊まっていた方々が歩き始める時間に見晴に到着、もう一度尾瀬ヶ原を眺め、また来ようと決めて燧ヶ岳に向け歩き出しました。
燧ヶ岳への道は途中までは普通の山道ですが途中からは大岩がゴロゴロした道に変わり岩を登り登り進みます。正直次来る時は違う経路を使おうかなどと思いました。
途中尾瀬ヶ原を眺められるポイントはありましたが山頂は残念ながら雲の中で景観は見えず、多少残念に思いながらも御池に向かい下山を始めました。
御池までの道は後下るだけだと当初思っていたのですが、途中にある熊沢田代という場所は黄色い花の咲く高原と二つの池がアクセントになったとてものどかな所で尾瀬ヶ原、尾瀬沼に次ぐ印象に残る場所になりました。
御池に着いたのは午後1時、十分に歩いたという達成感がありました。
今回の尾瀬歩きは、とてもとても素晴らしいものでした。その言葉しか出てきません。いつか季節を変えて至仏岳を含めた西側を歩きたいと思います。
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