蝶々が目的の高原ハイク in高峰高原
- GPS
- 06:20
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 625m
- 下り
- 620m
コースタイム
06:36 車坂峠
07:17 分岐
07:33 高峰山
07:51 分岐
08:19 高峰温泉
09:11 水ノ塔山
10:13 篭ノ登山
<篭ノ登山 〜 車坂峠>(2時間18分)
10:30 篭ノ登山
10:49 池の平駐車場
11:59 高峰温泉
12:48 車坂峠
天候 | 【天気】 ・朝からピーカン!!下界は雲海 【風】 ・微風。。。2000mの風はこの時期気持ちいい^^ 【気温】 ・17℃(高峰高原:6時半) ・26℃(篭ノ登山:10時) ・23℃(高峰高原:13時) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・高峰高原ビジターセンターに停車(おそらく無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険個所】 ・特になし、、、強いて言うなら浅間山の火山活動にはご注意下さい。 【コースの状況】 <車坂峠〜高峰山> ・緩い上りです。 ・道も明瞭です。 ・アブが多かったです。 ・分岐を曲がって少し下った所に高峰山と神社があります。 ・ピークは大きな岩です。 (山と高原地図だとピークの位置が少しずれている気がします) <高峰山〜高峰温泉> ・分岐を超えると下りになります。 ・樹林が高いのか少し薄暗い道です。 ・だんだん明るくなると林道近くです。 <高峰温泉〜水ノ塔山> ・高峰温泉駐車場の脇に登山口あり ・初めは樹林帯 ・そのうち岩稜帯です。 ・上に行けば行くほど岩が大きくなります。 ・黄色ペンキの矢印に従えば問題無いです。 <水ノ塔山〜篭ノ登山> ・稜線上に、赤土が剥き出しになった斜面があります。 ・ガスっている場合は足元注意してください。 ・篭ノ登山直下で少し上ります。ここは樹林帯の中です。 <篭ノ登山〜池の平> ・初めは岩場の下り。 ・傾斜が緩くなるとごく普通の一般道です。 <池の平〜車坂峠> ・この区間は未舗装の林道です。 ・車の往来が多く煙たかったです。 |
写真
感想
今回は蝶々が目的で浅間山のお膝元、高峰高原に向かいました!!
7月末のyoutaroさんが歩かれていましたが、他にも多くの蝶を見たとの情報があり、どうしてもこの目で見たくなったのです。
その後いろいろネットで調べてみましたが、まだ見たことのない高原蝶がいるのも分かり、天気も良かったので朝一で行ってまいりました^^
朝4時過ぎに出発し、2時間ちょいで高峰高原に到着。
ビジターセンターに車を停めましたが、そこからすでにお花畑が!!
これは期待できそうな予感です。
お花畑は最後に回して、まずは高峰山へ。
樹林帯の中に入りしばらく上りが続きます。
この間は道の両脇に笹が多い茂っているのですが、歩いていると笹から蝶がわんさか飛び出してきます。
日影蝶です!!
日影蝶は薄暗い所を好むので集団で飛び立つ様は、ドラキュラ城から飛び立つコウモリのようです。
本当にたくさんいすぎてちょっと不気味でした。
分岐を過ぎ高峰山に到着!!
南方の展望が開けており、かなり良い場所です。
高峰山を後にしスキー場の横を下ります。
この道も笹が多い樹林の路で薄暗い所でした。
林道が近づくと横にスキー場のゲレンデが見えて来ます。
雪の無い原っぱはヤナギランのお花畑と化していました。
ぽつぽつとマルバダケブキの黄色がアクセントになっています。
お花畑の少ない山ばっかり歩いているので新鮮でした。
林道に下り温泉の前から水ノ塔山へ向かいます。
途中から岩場混じりの路です。
たかが2・300mの登りなのですが、運動不足の私にはけっこうきつい登りでした。
ハァハァいいながらなんとか頂上へ到着。
標準タイムでの登頂ですが、体力無い自分にちょっと嫌悪してしまいます。
どうにかしたいものです。
小休止を挟み続きの尾根へと向かいます。
稜線の途中では南側、北側と展望が開けている所があり、遠くの景色を楽しみながらゆっくり通過します。
最後の上りは樹林の中に入り、樹林から抜けると目の前に山頂が現れました。
ここまでほとんど人と会いませんでしたが、山頂にはかなりの人が、、、
そして山頂ではほぼ360°の展望が待っていました。
あいにく遠くが霞んで良くは見えませんが、八ヶ岳、奥秩父、四阿山、志賀高原、谷川・苗場方面、赤城山、そして浅間山が見えています。
方向から考えると、富士、アルプス、尾瀬、日光方面も見えそうな感じでした。
ここでお昼をとっていましたが、後ろでお爺さんが山座同定を始めました。
良く分からない山名を声に出していたので近くの人だとは思いますが、八ヶ岳と奥秩父に関してはちょっと違うんじゃないかと思ったところが何点か…。
明らかに間違っている所を指摘しようかと思いましたが、、、まぁ言わない方がWin&Winかもしれないと思い言うのを辞めました。
これでいいのだと思います。
早いお昼を終え池の平へ下ります。
始めは岩場混じりで樹林帯に入ると普通の路です。
上りは時間がかかりましたが、下山はあっという間でした。
池の平に下り終え湿原の方にも回ろうかと思いましたが、けっこう疲れがあったこと、夕方に用があるのでここにて登山は終了、林道を使って引き返しました。
道幅は車の擦れ違いがやっとで出来る具合の間隔で、未舗装の道です。
以外に車の往来が多く、車が通ると凄い煙たい道でした。
しかし、、、
日当たり良く花が多い道です。これは蝶がいそうないい条件です。
案の定、今日散々見てきた日影蝶以外の蝶がたくさんいました。
もうここからはカメラ片手に隅々見渡しながらゆっくり歩いていました。
特にノアゼミが見えてくると期待大です。
吸蜜中の蝶を狙って忍び足です。
ただ今だって時に限って車が来るんですよね。。。
素早くピントを合わせる私、、、
車に驚いて逃げるチョウチョウ…。
主役がいない花だけの絵だけが残りました。
それでも注意深く観察しながら歩き、最後のスキー場のゲレンデに出来たお花畑までくると桃源郷です。
あちこちに蝶が飛んでいて、写真撮り放題でした。
初めからここに急げばよかったかも。
距離は短いですが充実した一日となりました。
狙っていた蝶が数種いなかったので日を改めまた来年にでも来たいと思います。
今日であった蝶
・キアゲハ
・ウラギンヒョウモン
・ギンボシヒョウモン
・コヒョウモン
・ミドリヒョウモン
・クジャクチョウ
・エルタテハ
・シータテハ
・クロヒカゲ
・ヒメキマダラヒカゲ
・ヤマキマダラヒカゲ
・アカセセリ
・オオチャバネセセリ
コメント
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すっ、すごいですね
これだけの蝶!!!
いや〜、私も最近蝶を見つけると、必ず即座に爪先立ちになってしまうのですが、どうもカメラにうまく収めることができませんで・・・
いいタイミングでの車なんて、ホントに悔しいですね〜
そんな中でも、最近初めてであった蝶のうち、おかげさまでベニヒカゲの名前を押さえることができました
それにしてもセセリって、よく見るとあのフォルム、なんともいえない味があるような気がしていまして・・・
ありがとうございました&おつかれさまでした
yamahiroさん、こんにちは
いや〜これだけの蝶がわんさか飛んでいるなんて想像していませんでした。
小さいときに昆虫採集をしていましたが、こんな場所は初めてです。
沖縄にも住んでいたことがありましたが、あちらにもこういうところは無く、大変気に入った次第です。
蝶はなかなかシャッターチャンスの少ない被写体ですよね。
おそらく根気よくじっくり待つことが必要なのかもしれませんが、登山がメインだとそういうことも難しく…。
今回に限って言えば、もう距離を稼ぐことは諦めて蝶を撮ることに専念していました
ベニヒカゲの名前を覚えて頂きありがとうございます。
少なからず今回の山行?がお役に立て良かったです。
セセリチョウ!!
あのフォルム!?姿勢!?は独特ですよね。
個人的にはステルス偵察機だと思っています。
実は中国から遠隔操作されているかも???
夏の間は蝶を求めて山を歩くことが多くなりそうです。
aottyさん、こんにちは。
yamahiroさんのコメントと被りますが、私も思うように
蝶の姿をカメラにおさめることが出来ません。
結構立ち止まってチャンスを伺うのですが、ズームが
苦手なカメラのため、カメラを近づけると、飛び立って
しまう。。。
しかし、蝶&お花の写真はいいですねえ。なんとも
言えません。aottyさんのコメントから蝶に目が行く
ようになり、山の楽しみがひとつ増えました。
今回の本命はコヒョウモンですか!写真を見ても
これはなかなか覚えられないかも。。。
yamahiroさんに同じく、ベニヒカゲは覚えました
池ノ平湿原は、これまた蝶が沢山飛んでいましたよ。
次回、是非歩いてみて下さい
youtaroさん、こんにちは
youtaroさんの記録を見たときに、是非行きたいと思ったので行ってまいりました
情報の通りお花畑に蝶が乱舞し、楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございます。
蝶の写真を撮るのは根気が必要ですよね。
私も何度もズーム中に逃げられたことがたくさんあります。
今はミラーレス+望遠レンズなので昔と比べ若干ズームが早くなったはずですが、それでも難しいです。
やっぱり根気と辛抱が必要ですね
同じ楽しみを共有できる方がいらっしゃるとうれしい限りです。
花と蝶のセットはとっても綺麗ですよね。
今後もそういう絵を撮りに夏はいろいろと出かけたいと思います。
ヒョウモンチョウは見分けが難しいですよね。
だいたいは裏の文様で2・3種まで絞れますよ。
最後は細かく見ないと分からないですが、、、
池の平湿原も蝶がたくさんいましたか!!
行くべきだったかもしれませんね。
次回(おそらく来年?)行く時にはこちらにも足を運んでみたいと思います。
情報ありがとうございました
蝶三昧ですね!
花の名前覚えられず、蝶の名前は更に覚えられません。
が、少し頑張ってみたいと思います。
どこの山にも蝶いますからね〜
セセリチョウは確かにステルスですね〜遠隔操作も否定
できませんね、この時代!
kurihさん、こんにちは
ここまで蝶がたくさん舞っているとは思っておらず、大変気に入りました。
ネット等で調べる限りまだ出会った事の無い蝶が浅間付近にいるようなので、また来年訪れたい所となりました。
高山植物も蝶も一から名前を覚えようと思うと中々難しいですよね。
私の場合、小さい時に父の影響で昆虫採集をしていたのでとっつきやすいのですが、高山植物はちんぷんかんぷんです。
ただどちらも知っていると、山を歩く楽しみが増えますよね。
私も高山植物の同定ができるようになるといいなぁと考えています。
セセリチョウは面白い恰好していますよね。
米露中とかの軍事部門なら絶対偵察機にと考えたことがあるでしょうね。
2・30年後ぐらいだったら作れる技術があるかもしれませんね
aottyさん、こんばんは。
高峰高原ってどこかな?
aottyさんが良く行かれる山梨のどこかのエリアなのかな?
そう勝手に想像してましたよっ
たくさんの蝶!優雅ですな
自分も何度か蝶を撮ろうチャレンジしましたが、
ヤツらは人の気配をすぐに感じるのか?
鳥並み写真を撮らせてくれないヤツかと思ってました
が、aottyさんの写真は見事にとらえてる!
しかも口吻で花の蜜を吸ってる?写真もチラホラ
華麗な外見とは裏腹な姿にギャップを感じますな〜
普段見る事が出来ない写真をありがとうございます
ukkysuzさん、こんばんわ
山梨百を進めたい気持ちがあるのですが、山梨は暑そうですし、それと体力が落ているため高低差が大きい路は難しいので、今回のルートとなりました。
7月末にyotaroさんが歩かれていたので、それを参考に歩いてきました
確かに蝶は写真を撮るのは難しいですよね。
私も何度も逃がしてしまった事があります。
でも比較的撮り易いのは、吸蜜時でしょうか???
そぉーっと行けば撮らしてくれますよ。
望遠レンズがあればもっとよって撮れるんですけどね
小さなころからの趣味の一つなので、今後も蝶が飛び回る時期は写真を撮りに山を歩きたいと思います。
その写真で楽しんで頂けたのなら、嬉しい限りです。
aottyさんこんばんは。
高峰高原、湯ノ丸高原は大好きで、春のレンゲツツジや秋の紅葉、冬のスキーや雪山ハイクで何度か出かけました。夏はいったことがなかったのですが、花と蝶が豊富で夏もとてもよいところですね。
蝶の写真がこれほど多いレコは初めて見ました
私も最近aottyさんの影響か、蝶がいると足を止めて蝶がどこかに止まるのを待って写真を撮りたくなります。
ヒョウモンチョウも珍しいですが、クジャクチョウも見たことがありません。ぜひ見てみたものです
shigetoshiさん、こんにちは
7月末のyoutaroさんの記録に刺激され、歩いてきました。
shigetoshiさんも歩かれたことがあるのですね。
四季を通して一年中、目を楽しませてくれる何かがあるということでしょうか???
山梨100の次の目標が、甲信越+北関東と考えているので今後が楽しみです
仰る通り、蝶をたくさん掲載したレコは意外に少ないですよね。
花や鳥は多いのですが、、、
私の場合は、小さい時に昆虫採集をしていたのでどうしても蝶に目がいきがちです。
私のレコを通して、蝶に興味を持って頂けたのなら嬉しい限りです。
蝶の情報を上げてもらうと、こちらも勉強になるので、蝶好きの輪が広がることはとってもHappyなことです
クジャクチョウは綺麗な蝶ですよ。
(人によってはグロテスクかもしれませんが)
8月中ならマルバダケブキで吸蜜する姿を良く見ますよ。
是非、探して見てください
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