三瓶山(東の原〜室内池〜子三瓶 往復)
- GPS
- 04:15
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 761m
- 下り
- 755m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
幅広ウロコ板(G3スピットファイアー 170cm 120-88-111mm)
ケーブル式金具(G3タルガ)
プラブーツ(スカルパT2エコ)
子三瓶手前からシール使用
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感想
三瓶山はクロスカントリースキーも含めるとBCで10数回は訪れているが、室内池をBCで訪れたのはこの時が初めてで、また、いまのところ(2020-2021シーズン現在)最も新しい三瓶山BCである。
西の原に雪が多ければ、男三瓶山頂からの豪快な滑降が楽しめるが、近年西の原の積雪は少なく、したがってこのレコで紹介するコースが三瓶山BCを最も楽しめるものだろう。
(ホームページに掲載していた山行概要はこちら)
2月上旬まではとても多かった中国山地の雪も(広島県北広島町八幡地区<標高800m>では積雪2mを記録!)、中旬以降はまとまった降雪がなく解け始めている。 例年あまり雪の多くない三瓶山では3月のバックカントリーは難しいかもしれない。ということで先週(2/17)に引き続き子三瓶へ。
西の原の積雪は心もとなかったので、今回は東の原から取り付くことにした。 これだと子三瓶〜室内池の滑降も帰り道となって登り返しがなくなるし、最後には元スキー場の東の原の滑降も楽しめる。また、冬の室内池の姿を見てみたいとも思ったからでもある。
女三瓶・太平山の鞍部まではノンシールで頑張って登る。
鞍部からは大体登山道沿いに降っていったが、雪が固めで傾斜も急な樹林帯なので、あまりうまくターンはできなかった。
室内池に出て、全面凍った 湖面にちょっと感動。遊歩道もあるのだが、凍った湖面のすぐそばの雪面を進む。
池の西端手前から林の中のルートに入り、トレースをたどっていく。スノーシューの跡もあるが、スキーのトレースもあり、 それが子三瓶を往復していた。
樹林帯を抜けて開けた斜面に出ると徐々に傾斜が増してくる。稜線から子三瓶まではかなりの急斜面となるので、稜線に出る手前でもうシールを付けることにした。
シールも 付けて順調に登っていきながら左手の子三瓶北面の急斜面を見ると雪崩の跡もあった。2月上旬・中旬の大雪の後、暖かい日もあったので雪崩れたのだろう。だが最近はまとまった降雪もなく雪は落ち着いて いて、今日は雪崩の心配はなさそうだ。
稜線からは傾斜が急になるが、シール+ジグザグ登高で頑張り、ほどなくして山頂到着。
山頂の南斜面で少し遊び、往路を戻る。
まずは稜線鞍部右手に向けての急斜面がある。雪崩の跡を避けて谷筋でなく尾根筋にルートを取ったが、あまり滑りやすい雪ではなかった。
斜度が下がり、 室内池に向けての東方向の斜面になるあたりからは特に不安なく降れた。
やがて樹林帯に入るが、緩斜面なので木を避けるのは難しくはない。すぐに池の西端に到着。帰路はすぐに湖面沿いに進む。
池の東北端からはブナなどの大きな木の樹林帯の中に入っていき、やがて傾斜が急になる。帰路は鞍部の近くにある展望所に向けてまっすぐにルートを取り、ジグザグを繰り返してノンシールで頑張った。
そして鞍部からさらに太平山まで足を延ばす。太平山山頂でも南側の尾根を少し探索。子三瓶頂上南面では滑降も楽しめたが、ここは斜度はなく歩き回るという感じ。夏道を外れたところに祠があるのに 初めて気付いた。
山頂に戻って元スキー場へと向かうが、登山道沿いでなく、林を突っ切ってショートカットすることにした。林から元ゲレンデのすぐ上に出るのに少し段差がありはしたが、無事に ゲレンデ上へ。
最後ゲレンデは広々とした斜面なので気持ち良いかと思ったが、雪が少なめでカヤなどが結構覗いており、またグサグサの雪であまり良い雪ではなかった。ともあれ転倒せずに出発点に帰着。
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