八ヶ岳縦走 観音平〜麦草峠&流星群鑑賞


- GPS
- 19:49
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,683m
- 下り
- 2,109m
コースタイム
観音平4:30−5:30雲海展望台−6:30押手川−8:00編笠山8:30−9:10青年小屋−10:35ギボシ−11:00権現岳−12:10ツルネ−12:40キレット小屋
【2日目】
キレット小屋6:00−7:50赤岳8:10−8:45地蔵の頭−9:30三叉峰−9:50横岳(奥ノ院)−10:30硫黄岳山荘10:45−11:10硫黄岳−11:40夏沢峠−12:15箕冠山−12:25根石岳−13:10東天狗13:20−13:55中山峠−14:00黒百合ヒュッテ
【3日目】
黒百合ヒュッテ5:40−5:45中山峠−6:00中山−7:00高見石小屋7:15−7:30丸山−8:10麦草峠
天候 | 11日(日) 晴れ 12日(月) 早朝曇り →晴れ 13日(火) 早朝曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 麦草峠〜茅野駅 8:20バス /茅野駅〜 10:26電車 観音平行の毎日アルペン号は盆前ということで混雑を予想していたが14,5名程度の乗車で空席もあった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
観音平〜編笠山 (3時間30分) ・林間の岩が露出した登山道、約1,000メートルを3時間強をかけて登っていく。 ・林間を抜けると、岩場の開けた山頂に到着。 編笠山〜権現岳 (3時間) ・青年小屋まで一度下り、再び登り返す。 ・ノロシバまでは林間の登り、ノロシバからギボシまでは岩場の登りになる。 ・ギボシ直下はクサリ場が続くので注意して登る。 ・ギボシから権現岳山頂までは稜線を進み、権現小屋、赤岳への分岐をすぎると山頂に到着。 権現岳〜キレット小屋 (1時間40分) ・山頂から少し引き換えし、赤岳方面に進む。 ・標識を過ぎると61段のゲンジー梯子を下る。長いハシゴだが安定しているので注意して降りれば問題なし。 ・梯子を下ると朝日岳、ツルネといった小ピークを越えるとキレット小屋に到着。 1泊目 /キレット小屋 ・テントは10張程度か? 泊り客によると、小屋泊りは8名だったらしい。 ・水場は涸れていて、貯めた水をろ過して利用するか、小屋で天水をもううか。いずれも飲用の際は要煮沸。 キレット小屋〜赤岳 (1時間50分) ・ガレ場、岩場の急登、500メートル以上を一気にのぼる。 ・上部のガレ場では傾斜のキツイ場所もあるので、3点確保で注意して登る。 ・落石に要注意。 赤岳〜硫黄岳 (1時間40分) ・赤岳から硫黄岳までは稜線伝いに進む。 ・見晴らしが良く、天気が良ければ気持ちいいコース。 ・横岳直後のナイフリッジの通過は要注意。 硫黄岳〜夏沢峠(30分) ・前半はガレ場の下りが続く、後半は林間の登山道。 夏沢峠〜天狗岳(1時間30分) ・箕冠山までは林間の登り。箕冠山山頂は標識のみで展望なし。 ・根石岳山荘まで一度下ると、その後は景色が一転して白砂の登山道で正面に天狗岳が見える。 天狗岳〜(中山峠)〜黒百合ヒュッテ (40分) ・岩場の下り、今回は中山峠経由で黒百合ヒュッテへ。 ・すりばち池経由よりも楽か? 2泊目 /黒百合ヒュッテ ・整地されたテント場。このこの日の利用者は12張程度か? ・水はヒュッテで飲料水を入手できる。 黒百合ヒュッテ〜麦草峠 (2時間30分) ・林間で岩の露出した登山道。 ・中山、丸山二つのピークを越えていく。 ・苔むした登山道は、北八ヶ岳らしい景色。 ()内は所要時間、休憩含む。 コースを通じて注意すべきところは ●ギボシ直下の登りの岩場 ●キレット小屋かた赤岳の登り ●横岳前後の岩場の通過 盆前ということで、混雑を予想していたが赤岳山頂部で人が多いなと感じたが、普通の週末とあまり変わりがない程度といった印象。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 50L
ザックカバー 1
ストック 1
水筒 1 2L+1L
ヘッドランプ 1 単4×3
ランタン 1 単4×2
ナイフ 1
コンパス 1
地図 1 山と高原地図
ストーブ 1
ガスカートリッジ 1
ライター 1
コッヘル 1
カトラリー 1 スプーン、フォーク、シェラカップ
テント 1
グラウンドシート 1
シュラフ 1
マット 1
食糧
携行食
帽子 1
グローブ 1
レインウェア 1
フリース 1
着替え アンダー、靴下、下着
タオル 1
ファーストエイドキット 1
GPS 1
予備電池 1 単3/単4
ゴミ袋 2
携帯電話 1
健康保険証/運転免許証
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感想
夏休み前半。
以前から計画していた八ヶ岳縦走の前半線として観音平から麦草峠までの縦走を実行。
今回は登山と合わせペルセウス流星群のピークと合わせ12日に1泊を追加した2泊3日(車中を入れると3泊3日)コース。
赤岳から麦草峠までのコースは何度か通っているが、編笠山、権現岳、キレットを越えて赤岳のコースは初チャレンジ。
北八っぽくて、なんとなく蓼科山に似ている雰囲気がある編笠山を越えて、南八らしい岩場が続く権現岳、有名なゲンジー梯子を降りてと、いろいろ楽しみが多いコースを辿ってキレット小屋へ。
キレット小屋から赤岳のルートも、高度差こそ500メートルほどだが、かなりの急登でペンキマークを目印に三点確保で慎重に登っていく感じ。
高度感もあり、少々の恐怖心はあるものの、展望は素晴らしく今回のコースの中で一番楽しめた。
赤岳から硫黄岳までは険峻な岩場を越えていく。東西八ヶ岳の境目の夏草峠を越えて東天狗岳、黒百合ヒュッテへ。
本当なら麦草峠まで一気に進んで1泊2日でも可能なコースだが、流星群鑑賞のため黒百合ヒュッテに1泊追加。
早めに夕食を澄まして就寝。午前1時ころから流星群鑑賞を開始。
夜空は雲もなく、天の川も薄らと見える好条件の中、1時間程度で30個以上の流れ星を見ることができた。
中には流星痕を引いて落ちる流れ星もあり、見応え充分。
来年は子供たちにも見せてあげたい。
最終日は、少々もったいないが午後には帰宅したいため8時20分麦草峠発のバスに乗るため帰路を急ぐ。
終わってみれば天気にも恵まれ、初めてのコースに流星群と最高に楽しい山行だった。
次は、麦草峠から蓼科牧場までの八ヶ岳縦走後半戦に続く。
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