ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 333596
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

マイカーだけで行く尾瀬 燧ヶ岳&至仏山  

2013年08月14日(水) ~ 2013年08月15日(木)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
29.8km
登り
1,816m
下り
1,816m

コースタイム

【1日目 燧ヶ岳】
5:48 鳩待峠
6:32-7:56 山ノ鼻 テント設営&準備
8:27 牛首分岐
8:53 竜宮十字路
9:21-34 見晴らし休憩所
9:47 燧ヶ岳登山口
11:03 六合目
12:10-31 燧ヶ岳(柴安)山頂
14:07 燧ヶ岳登山口
14:17-41 尾瀬小屋
15:14 竜宮小屋
15:44 牛首分岐
16:13 山ノ鼻

【2日目 至仏山】
5:55 山ノ鼻
6:01 登山口
7:19 中間地点
8:30-37 至仏山山頂
9:21 小至仏山
9:52 オヤマ沢田代
10:59 鳩待峠
天候 2日間とも大快晴
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越道 沼田ICからR120経由で約40km 鳩待峠へ
※この時期は週末以外は大体マイカー規制無しです
鳩待駐車場 2500円/日  2日目からは1000円/日
コース状況/
危険箇所等
【山ノ鼻〜見晴】
木道(右側通行)から外れないように歩く 景色がスバラシイので、ちょっとよそ見するとすぐに湿原に落ちそうになります


【柴安堯仝晴らし新道】
一本道なので迷う心配は無いと思います。
目安になる休憩ポイントが、山頂まで一つもありませんでした。
中盤から岩ゴロが多く、浮き石に注意。


【山ノ鼻〜至仏山〜鳩待峠】
登山道入り口にポストあり
よく整備された登山道。コース全体に登山道から外れない様ロープがあるので、迷う心配無し。
至仏山〜小至仏山の稜線は岩が滑りやすいので注意。
鳩待峠 
2013年08月14日 05:37撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 5:37
鳩待峠 
長い道のりに気合い入れ
2013年08月14日 05:48撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 5:48
長い道のりに気合い入れ
至仏山から小至仏山の稜線
2013年08月14日 06:00撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:00
至仏山から小至仏山の稜線
山ノ鼻 至仏山荘にてテント受付け(800円/日)
2013年08月14日 07:31撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:31
山ノ鼻 至仏山荘にてテント受付け(800円/日)
トイレもキレイで安心です
2013年08月14日 07:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:33
トイレもキレイで安心です
ビジターセンターにて  シェー?
2013年08月15日 17:07撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/15 17:07
ビジターセンターにて  シェー?
小屋前の温度計は17℃ 丁度いい感じです
2013年08月14日 07:54撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:54
小屋前の温度計は17℃ 丁度いい感じです
尾瀬ヶ原をのんびり歩く 目指す燧ヶ岳ははるか彼方
2013年08月14日 08:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 8:11
尾瀬ヶ原をのんびり歩く 目指す燧ヶ岳ははるか彼方
逆さ燧をどうぞ 無風だったのでバッチリ
2013年08月14日 08:17撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
8/14 8:17
逆さ燧をどうぞ 無風だったのでバッチリ
竜宮小屋
2013年08月14日 08:55撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 8:55
竜宮小屋
だんだん燧が近くなってきました
2013年08月14日 08:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 8:59
だんだん燧が近くなってきました
見晴休憩所 ハイドレに水補給
2013年08月14日 09:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:33
見晴休憩所 ハイドレに水補給
いよいよ登山道に突入
2013年08月14日 09:47撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:47
いよいよ登山道に突入
奥に俎堯
2013年08月14日 11:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 11:36
奥に俎堯
振り返ると尾瀬を一望  奥の至仏山の麓がスタート地点です
2013年08月14日 11:37撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 11:37
振り返ると尾瀬を一望  奥の至仏山の麓がスタート地点です
いい眺めです
2013年08月14日 11:39撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 11:39
いい眺めです
山頂はソコソコ人が居ます
2013年08月14日 11:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 11:59
山頂はソコソコ人が居ます
柴安瑤らの俎
2013年08月14日 12:02撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 12:02
柴安瑤らの俎
眼下に尾瀬沼  遠くに日光白根山や男体山 
2013年08月14日 12:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/14 12:03
眼下に尾瀬沼  遠くに日光白根山や男体山 
山頂でソールが剥離して困ってる女性がいました。(なんと両足とも)  予備の靴紐とテーピングがあったのでシロートなりに応急処置を施しました。無事に下山出来てると良いですが。。。
2013年08月14日 12:15撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:15
山頂でソールが剥離して困ってる女性がいました。(なんと両足とも)  予備の靴紐とテーピングがあったのでシロートなりに応急処置を施しました。無事に下山出来てると良いですが。。。
これからまたアッチの麓まで戻ります
2013年08月14日 12:21撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 12:21
これからまたアッチの麓まで戻ります
見晴まで戻る
2013年08月14日 14:17撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 14:17
見晴まで戻る
目前には至仏山への長い道のりです
2013年08月14日 14:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 14:57
目前には至仏山への長い道のりです
振り返って燧ヶ岳  この木道の上で目隠しして回転したら進行方向わかんなくなりそう
2013年08月14日 15:24撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 15:24
振り返って燧ヶ岳  この木道の上で目隠しして回転したら進行方向わかんなくなりそう
コオニユリ
2013年08月14日 15:14撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 15:14
コオニユリ
山ノ鼻 テント場まで戻る  今日のテン場はノビノビ出来そうだ
2013年08月14日 16:58撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 16:58
山ノ鼻 テント場まで戻る  今日のテン場はノビノビ出来そうだ
夕方もっかい逆さ燧を見に出かける
2013年08月14日 18:19撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 18:19
夕方もっかい逆さ燧を見に出かける
そして、つまむ
2013年08月14日 18:22撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/14 18:22
そして、つまむ
二日目朝 テントを撤収して至仏山へ
2013年08月15日 05:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 5:51
二日目朝 テントを撤収して至仏山へ
朝モヤの幻想的な至仏山
2013年08月15日 05:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/15 5:57
朝モヤの幻想的な至仏山
登山口 現在このコースは登り専用らしい
2013年08月15日 06:01撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 6:01
登山口 現在このコースは登り専用らしい
一登りして振り返る 燧ヶ岳も幻想的だ
2013年08月15日 06:41撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/15 6:41
一登りして振り返る 燧ヶ岳も幻想的だ
チョー快晴の中、山頂へ突き進む  汗ダクです
2013年08月15日 08:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 8:10
チョー快晴の中、山頂へ突き進む  汗ダクです
至仏山頂 まだそんなに混雑してません
2013年08月15日 08:30撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/15 8:30
至仏山頂 まだそんなに混雑してません
360° 大展望です
2013年08月15日 08:30撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 8:30
360° 大展望です
小至仏山への道のり 奥に武尊山
2013年08月15日 08:48撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/15 8:48
小至仏山への道のり 奥に武尊山
奥にうっすら平ヶ岳
2013年08月15日 08:52撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 8:52
奥にうっすら平ヶ岳
狭くてゴツゴツの小至仏山頂
2013年08月15日 17:12撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/15 17:12
狭くてゴツゴツの小至仏山頂
小至仏山から振り返っての至仏山 
2013年08月15日 09:21撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 9:21
小至仏山から振り返っての至仏山 
オヤマ沢の水場
2013年08月15日 17:12撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 17:12
オヤマ沢の水場
コース上唯一の水場 あまりの暑さにハイドレ足りるか心配だったので、スゲェ助かった
2013年08月15日 09:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 9:59
コース上唯一の水場 あまりの暑さにハイドレ足りるか心配だったので、スゲェ助かった
ゴールの鳩待峠
2013年08月15日 11:00撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 11:00
ゴールの鳩待峠
駐車場から今日の道のりを眺める
2013年08月15日 11:15撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 11:15
駐車場から今日の道のりを眺める

感想

お盆連休の前半戦、単身テントを担いで尾瀬へ。燧ヶ岳&至仏山の2座にtry。
この場合、大清水にマイカーを停めて、尾瀬沼経由で燧ヶ岳〜至仏山〜鳩待峠と進み、鳩待峠から乗り合いバスで戸倉→大清水と戻るのが一般的なようだ。

しかし 断然マイカー派なので、鳩待峠への規制の無い日を選び 鳩待峠から入山して山ノ鼻を拠点に燧ヶ岳をピストン、二日目に至仏山〜小至仏山〜鳩待峠と戻るコースとした。

前日夜中に駐車場に着くと、半分くらい空いている状態だった。お盆は尾瀬は空いているという情報はホントのようだ。

翌朝、山ノ鼻まで進んでテントを設営後、アタックザックに変えて燧ヶ岳へ出発。

正面にターゲットの燧ヶ岳を見ながらの尾瀬の湿原歩きは、とても気持ち良い。徐々に大きくなって、やがて麓に入ると姿が見えなくなる。

登山口から入ってしばらくは展望の無い樹林帯。中盤から岩が増えてきて歩き難くくなってくる。

6合目に辿り着くころにはコッテリ汗を絞られヘトヘトだった。
そこからさらにしばらく進むと、ようやく視界が開ける。まず目に飛び込んでくるのは俎(まないたぐら)だ。えらくカッコイイ、・・・だが行かない。
最後の岩の急登を頑張ると、燧ヶ岳の最高峰、柴安(しばやすぐら)だ。

バッテバテで山頂で呼吸を整えていると、登山靴のソールが剥離して困っている女性の声が聞こえてきた。見ると、両足とも剥がれ、片方はほぼ脱落、もう一方は前後がかろうじてチョン付けでアーチ状に。ちょうどザックに予備の靴紐とテーピングテープを入れてたので、見様見まねで縛って応急処置。
履いてもらったら、『大丈夫そうだ』との事なので、無事を願い先に山頂を後にした。
無事に下山出来ているといいです。

登って来た道をひたすら下る。見晴周辺の小屋の生ビールの誘惑を断ち切りながら、歩を進める。その先の竜宮小屋で誘惑に負けそうになったが、寸前でコーラに。
お楽しみはテン場に戻ってからだ。

テン場に戻ると時刻は16時を回っていた。長い道のりだった。
ヘトヘトでビールをガブ呑み。しばらく放心状態でカラダの活動を止める。

一休みしたのち、夕暮れの尾瀬をチョロっと散歩して、メシ喰って酒呑んで早寝爆睡。

翌朝、テントを撤収して、至仏山へと向かう。朝モヤの幻想的な風景の中を気分よく歩いて行く。・・・のも束の間、徐々に傾斜がキツくなってくると、足が上がらない。前日の疲れ&重いザックのせいにした。ここ最近の山行で一番ツライ登りだった。

何とか山頂に着くと、人もまばら。ゆっくりしたかったが、腰を降ろしたら二度と動けなくなりそうなので、立ち休みして先へ進む。

小至仏山までの殺人的に滑りやすい岩を、おびえる小鹿のように進みながら、無事に到着。ここも敢えてスルーして、その先のオヤマ沢の水場を目指す。実はハイドレの中がほぼ空で、あとは緊急用の小さいボトルだけなのだ。

枯れてたらどうしようと思いながら辿り着くと、チョロチョロと流れてました。注ぎ口にボトルを置いて、貯まったらガブ呑みを繰り返す。昨夜のビールより旨かった。

水分を補給したらすっかり足取りも軽くなり、ガシガシと下って行くと、ほどなく鳩待峠に。

こうして、色々と思い出に残る尾瀬の二日間が終わった。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3724人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 尾瀬・奥利根 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 尾瀬・奥利根 [日帰り]
蛇紋岩の滑る山 至仏山 反時計回りで。
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら