マイカーだけで行く尾瀬 燧ヶ岳&至仏山
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 1,816m
- 下り
- 1,816m
コースタイム
5:48 鳩待峠
6:32-7:56 山ノ鼻 テント設営&準備
8:27 牛首分岐
8:53 竜宮十字路
9:21-34 見晴らし休憩所
9:47 燧ヶ岳登山口
11:03 六合目
12:10-31 燧ヶ岳(柴安)山頂
14:07 燧ヶ岳登山口
14:17-41 尾瀬小屋
15:14 竜宮小屋
15:44 牛首分岐
16:13 山ノ鼻
【2日目 至仏山】
5:55 山ノ鼻
6:01 登山口
7:19 中間地点
8:30-37 至仏山山頂
9:21 小至仏山
9:52 オヤマ沢田代
10:59 鳩待峠
天候 | 2日間とも大快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※この時期は週末以外は大体マイカー規制無しです 鳩待駐車場 2500円/日 2日目からは1000円/日 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【山ノ鼻〜見晴】 木道(右側通行)から外れないように歩く 景色がスバラシイので、ちょっとよそ見するとすぐに湿原に落ちそうになります 【柴安堯仝晴らし新道】 一本道なので迷う心配は無いと思います。 目安になる休憩ポイントが、山頂まで一つもありませんでした。 中盤から岩ゴロが多く、浮き石に注意。 【山ノ鼻〜至仏山〜鳩待峠】 登山道入り口にポストあり よく整備された登山道。コース全体に登山道から外れない様ロープがあるので、迷う心配無し。 至仏山〜小至仏山の稜線は岩が滑りやすいので注意。 |
写真
感想
お盆連休の前半戦、単身テントを担いで尾瀬へ。燧ヶ岳&至仏山の2座にtry。
この場合、大清水にマイカーを停めて、尾瀬沼経由で燧ヶ岳〜至仏山〜鳩待峠と進み、鳩待峠から乗り合いバスで戸倉→大清水と戻るのが一般的なようだ。
しかし 断然マイカー派なので、鳩待峠への規制の無い日を選び 鳩待峠から入山して山ノ鼻を拠点に燧ヶ岳をピストン、二日目に至仏山〜小至仏山〜鳩待峠と戻るコースとした。
前日夜中に駐車場に着くと、半分くらい空いている状態だった。お盆は尾瀬は空いているという情報はホントのようだ。
翌朝、山ノ鼻まで進んでテントを設営後、アタックザックに変えて燧ヶ岳へ出発。
正面にターゲットの燧ヶ岳を見ながらの尾瀬の湿原歩きは、とても気持ち良い。徐々に大きくなって、やがて麓に入ると姿が見えなくなる。
登山口から入ってしばらくは展望の無い樹林帯。中盤から岩が増えてきて歩き難くくなってくる。
6合目に辿り着くころにはコッテリ汗を絞られヘトヘトだった。
そこからさらにしばらく進むと、ようやく視界が開ける。まず目に飛び込んでくるのは俎(まないたぐら)だ。えらくカッコイイ、・・・だが行かない。
最後の岩の急登を頑張ると、燧ヶ岳の最高峰、柴安(しばやすぐら)だ。
バッテバテで山頂で呼吸を整えていると、登山靴のソールが剥離して困っている女性の声が聞こえてきた。見ると、両足とも剥がれ、片方はほぼ脱落、もう一方は前後がかろうじてチョン付けでアーチ状に。ちょうどザックに予備の靴紐とテーピングテープを入れてたので、見様見まねで縛って応急処置。
履いてもらったら、『大丈夫そうだ』との事なので、無事を願い先に山頂を後にした。
無事に下山出来ているといいです。
登って来た道をひたすら下る。見晴周辺の小屋の生ビールの誘惑を断ち切りながら、歩を進める。その先の竜宮小屋で誘惑に負けそうになったが、寸前でコーラに。
お楽しみはテン場に戻ってからだ。
テン場に戻ると時刻は16時を回っていた。長い道のりだった。
ヘトヘトでビールをガブ呑み。しばらく放心状態でカラダの活動を止める。
一休みしたのち、夕暮れの尾瀬をチョロっと散歩して、メシ喰って酒呑んで早寝爆睡。
翌朝、テントを撤収して、至仏山へと向かう。朝モヤの幻想的な風景の中を気分よく歩いて行く。・・・のも束の間、徐々に傾斜がキツくなってくると、足が上がらない。前日の疲れ&重いザックのせいにした。ここ最近の山行で一番ツライ登りだった。
何とか山頂に着くと、人もまばら。ゆっくりしたかったが、腰を降ろしたら二度と動けなくなりそうなので、立ち休みして先へ進む。
小至仏山までの殺人的に滑りやすい岩を、おびえる小鹿のように進みながら、無事に到着。ここも敢えてスルーして、その先のオヤマ沢の水場を目指す。実はハイドレの中がほぼ空で、あとは緊急用の小さいボトルだけなのだ。
枯れてたらどうしようと思いながら辿り着くと、チョロチョロと流れてました。注ぎ口にボトルを置いて、貯まったらガブ呑みを繰り返す。昨夜のビールより旨かった。
水分を補給したらすっかり足取りも軽くなり、ガシガシと下って行くと、ほどなく鳩待峠に。
こうして、色々と思い出に残る尾瀬の二日間が終わった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する