新穂高温泉より 双六岳・鷲羽岳・水晶岳・雲ノ平・高天原

2013年08月12日(月) ~ 2013年08月15日(木)

• GPS: 37:35
• 距離: 66.2km
• 登り: 4,583m
• 下り: 4,574m

コースタイム

【1日目】　行動時間 10:05 / 移動距離 20km
　04:10 駐車場発
　04:30 登山ポスト
　05:33 わさび平小屋
　06:32 秩父沢（水場）
　08:17 鏡平山荘
　09:16 弓折分岐
　10:22 双六小屋（昼食）
　10:45 出発
　11:49 双六岳
　13:22 三俣蓮華岳
　14:15 三俣山荘（テント泊）

【2日目】　行動時間 6:53 / 移動距離 11.7km
　04:19 テント場発
　05:30 鷲羽岳
　06:18 ワリモ分岐
　07:01 水晶小屋
　07:39 水晶岳
　08:17 水晶小屋
　09:00 ワリモ分岐
　10:01 祖父岳
　11:12 雲ノ平（テント場）

【3日目】 行動時間 12:47 / 移動距離 21.3km
　03:15 テント場発
　04:46 高天原峠
　05:10 高天原（岩苔小谷）
　05:25 山荘（トイレ休憩）
　05:43 出発
　05:56 露天風呂（入浴）
　06:22 出発
　07:18 高天原峠
　09:02 雲ノ平のテント場（撤収・休憩）
　10:28 出発
　11:13 コース分岐（祖父岳巻道へ）
　12:25 黒部源流
　13:12 三俣山荘
　14:14 コース分岐（巻道へ）
　15:11 水場
　16:02 双六小屋（テント泊）

【4日目】 行動時間 7:25 / 移動距離 14.6km
　6:30? テント場発（GPSログ取り忘れ）
　7:30? 弓折分岐（GPSログ取り忘れ）
　08:13 鏡平山荘（休憩）
　08:43 出発
　10:01 秩父沢手前の沢（休憩）
　10:30 出発
　11:31 わさび平小屋（昼食）
　12:35 出発
　13:33 登山ポスト
　13:55 駐車場着

天候

4日間、ほぼ快晴
2,3日目は午後よりうす曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【駐車場】
　・新穂高温泉の登山者専用無料駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

【コース状況】
　・コースは明瞭で案内も十二分にあります。
　・夜間に限り、奥スイス庭園付近の岩場のコースが判り辛い。
　・今回のコースでは水晶岳直下が急な岩場となっていて一番危険と思われる。

【登山ポスト】
　・左俣林道入り口のゲート横。

【水場】
　・笠新道入り口
　・わさび平小屋
　・秩父沢とその先の沢
　・鏡平小屋（有料）
　・双六小屋
　・双六⇔三俣の巻道中間
　・三俣山荘とテント場下部
　・黒部源流と付近の沢（三俣山荘方面からの沢はNGかと）
　・雲ノ平のテント場
　・高天原山荘

【その他】
　・この時期だけかもしれませんが、テント場は昼ころには好い所は埋ってしまう
　　ようです。平坦地、乾燥地を狙うなら早めの行動が吉でしょう。
　・各小屋で昼時間にはカレーやラーメンが食べられるので、食料軽減に活用する
　　のも良いのでは。ちなみに双六小屋は夜7時まで営業していました。

写真

8/16 18:25

無料駐車場奥の連絡路。熊が出ると書いてたような気が。

8/16 18:25

日没前の新穂高温泉。

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温泉周辺図。

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駐車場入り口奥にある深山荘。

8/16 18:26

翌朝。遅い時間帯に入山する人がいたのは、ここがあるからなんですね（下調べ不足だった）。
帰りはここでお昼ご飯。冷えたトマトが美味かった。

8/16 18:26

わさび平小屋から少し歩くと、やっと登山道らしい道に変わる。ここからが登り本番。

8/16 18:27

登山道は結構、岩岩してる。

8/16 18:27

たぶん奥抜戸沢の雪渓。最後の写真と比べると、だいぶ雪が多く見える。

8/16 18:27

遅い時間ですが、ご来光。

8/16 18:27

秩父沢の橋。この辺は涼しいので長居したくなりますよ。

8/16 18:28

秩父沢水源の雪渓。こんなに暑いのによく残ってるもんです。

8/16 18:28

左から、たぶん西穂、焼岳、半分隠れてるのが乗鞍だと思う。

8/16 18:28

北穂〜西穂でしょうか。鋸の歯のような普段見慣れない景色です。

8/16 18:29

右の鞍部が鏡平。あとちょっとです。

8/16 18:29

コバイケイソウが多いとは聞いていましたが。

8/16 18:29

鏡平でやっと槍とご対面。この辺からは槍が主役に。

8/16 18:30

正面の凹みが大キレットでしょうか。

8/16 18:30

弓折岳。ここから分岐までが一番きつかったです。小屋前でしっかり休むべきでした。

8/16 18:30

主役の座は揺るがぬ感じ。

8/16 18:31

弓折分岐付近から。奥に見えるは抜戸岳ですかね。

8/16 18:31

尾根に乗り上げるとお花畑が待ってました。

8/16 18:31

お花畑2

8/16 18:32

掌が少々上だったけど・・・

8/16 18:32

鷲羽岳をバックに双六小屋。立地良すぎだよ。

8/16 18:32

笠ヶ岳がちょっと顔を覗かせた。

8/16 18:32

双六のテン場。この時間なら場所も選び放題ですよ。

8/16 18:33

昼飯の牛丼。体力回復にガッツりいきます。

8/16 18:33

近い様で遠い鷲羽岳。予定より早く着いたので、三俣まで進むことに。

8/16 18:33

小屋裏の双六岳に向かう。

8/16 18:34

西鎌尾根はあちら。

8/16 18:34

巻道分岐。

8/16 18:34

中道分岐。手作りの案内板に癒される。

8/16 18:34

鷲を横目にひたすら登る。

8/16 18:35

巻道と中道。コースタイムはそれ程変わらない様ですが。

8/16 18:35

西鎌尾根。最後が辛そう。

8/16 18:35

正面奥が大天井岳かな。

8/16 18:35

惚れ惚れしそう。水晶も顔を出してきました。

8/16 18:36

双六のピークは思ったより奥でした。

8/16 18:36

左、黒部五郎。右、薬師岳。この稜線も良いなぁ。

8/16 18:36

疲れも吹っ飛ぶこの景色。

8/16 18:36

笠ヶ岳とやっとご対面。元気なら行く予定だったのですが・・・

8/16 18:37

雲の向こうの山はどこだろう？

8/16 18:38

薬師岳も気になる。いつか登ってみたい。

8/16 18:37

ピーク1個目。

8/16 18:37

さてと、向かいますか。

8/16 18:38

鷲っぽく見えてきた。

8/16 18:39

下りは早い。双六山頂がもうあんな遠くに。

8/16 18:39

上から見ると中道もなかなか景色よさそうです。

8/16 18:39

こっちの五郎さん、なかなかの男前。

8/16 18:39

巻道は三俣の山頂直下で合流です。

8/16 18:40

三俣蓮華岳の三角点。グラグラでした。

8/16 18:40

ピーク2個目。

8/16 18:41

黒部源流。

8/16 18:40

本日の宿泊地がやっと見えた。

8/16 18:40

下ります。

8/16 18:41

三俣の山頂直下はお花畑でした。

8/16 18:41

急なので、花に見とれて転ばないようにね。

8/16 18:42

巻道分岐付近より振り返って。

8/16 18:42

テント場到着。黄色いかわいい花がお出迎え。

8/16 18:42

三俣山荘前からテント場方面。テン場が広くはないので、これでも結構いっぱいです。

8/16 18:42

ここの小屋も好い所に建ってますよ。

8/16 18:43

まずは乾杯でしょ。

8/16 18:43

参考になるかわかりませんが今回の食料。半分近く残ったのでただの重しだった気もする。

8/16 18:43

食後のひと時。この時間帯のマッタリした感じがたまらない。

8/16 18:44

ちょっと赤く染まった大天井。

8/16 18:44

鷲羽もほんのり赤らんだ。

8/16 21:26

満点の星空。高感度のカメラが欲しい。

8/16 18:45

下界は雲海の下です。

8/16 18:46

8/16 18:46

鷲羽の中腹より。続々と登ってくるよ。

8/16 18:46

鷲羽池。

8/16 18:46

裏銀座コース。

8/16 18:47

常念岳かな？

8/16 18:47

ピーク3個目。かわいい娘に撮ってもらったので、ご満悦です。

8/16 18:47

目指せ水晶。

8/16 18:47

鷲羽−ワリモ間。こういう所、ほとんど歩いたことが無いので、少々ドキドキでした。実際は道幅もあって、何てことはなかったけど。

8/16 18:48

お花畑も良いけど、こういうのも捨てがたい。

8/16 18:48

黒部源流。下るのは明日にお預け。登山道がやけに急に見えるけど・・・

8/16 18:48

ワリモのロープ場。

8/16 18:48

綺麗な斜面です。

8/16 18:49

ワリモ分岐を過ぎると、いったん平坦に。

8/16 18:49

水晶小屋手前の急登途中。皆足を止めて眺めてました。

8/16 18:49

こちらは野口五郎岳。こちらの五郎さんも男前で。

8/16 18:50

水晶小屋より。絶景見るなら最高のロケーション。

8/16 18:50

水晶に向かう。

8/16 18:50

水晶山頂より。

8/16 18:51

雲ノ平も眼下に。

8/16 18:51

ピーク4個目。山頂は狭いので、早々に下山します。
帰りのコースは少々渋滞気味でした。

8/16 18:51

水晶直下。落ちないように・・・

8/16 18:52

戻るのがもったいない景色ですよ。

8/16 18:52

ワリモ分岐から。次は祖父岳に登る。

8/16 18:52

水晶岳。場所が変わると雰囲気変わるね。

8/16 18:53

黒部源流と三俣蓮華岳。

8/16 18:53

疲れて足が重いけど、ここを越えればゴールは間近。

8/16 18:54

8/16 18:54

祖父岳山頂。これでピーク5個目。

8/16 18:54

絶景絶景！

8/16 18:54

黒部五郎方面。

8/16 18:55

雲ノ平と薬師岳。

8/16 18:55

テン場に直には行けないそうです。

8/16 18:55

テン場と雲ノ平山荘。

8/16 18:56

祖父岳が後ろに控えてるのですが・・

8/16 18:56

脇役の薬師岳にも負けてるような。祖父岳がかわいそうに思えてきた。

8/16 18:56

雲ノ平山荘へ向かう。

8/16 18:56

コバイケイソウがこれでもか！と言うほど咲いていた。

8/16 18:57

でも個人的にはチングルマの方が好き。

8/16 18:57

来た道を振り返る。

8/16 18:57

なかなかお洒落な小屋ですね。

8/16 18:57

2日目も乾杯！でしょ。

8/16 18:58

小屋のデッキでのんびり過ごす。

8/16 18:58

アルプス庭園に向かってみる。

8/16 18:58

ここがアルプス庭園らしい。どこがアルプスなのだろう？

8/16 18:58

だらだらしてる間にテントが増えてる。

8/16 21:21

朝3時。皆さん準備中ですね。

8/16 18:59

高天原に下りてきた。この辺のチングルマは花が終わってました。

8/16 18:59

気持ち朝日に染まる薬師岳。

8/16 18:59

朝靄の高天原。

8/16 18:59

高天原温泉。川向こうの混浴風呂。相当熱かったらしく、若者2名が川水で必死に薄めていた。ポーズとってくれてありがとう！

8/16 19:00

こちらは男性用の更衣室。

8/16 19:00

で、その横が露天になってます。ぬるめの良い湯でした。こちらも若者3名、撮影に協力ありがとう！

8/16 19:00

温泉沢の登山コースかな。相当急だとの話。

8/16 19:01

高天原山荘。秘境と言う割には結構混んでました。

8/16 19:01

手作り看板。

8/16 19:01

何の花？この綿毛は。

8/16 19:01

峠まで上り返します。暑くなる前に帰らねば。

8/16 19:01

P2439直下の3段鉄梯子。暗闇で下るにはちょっと怖かった。明るければぜんぜん問題ないけど。

8/16 19:02

尾根中間部は湿地帯。木道が続く（写ってないけど）。

8/16 19:02

奥スイス庭園。何が奥スイスなのか？？

8/16 19:02

夜間は何処を歩けば良いか判らない岩場。

8/16 19:02

凛々しいお薬師様。

8/16 19:03

夜間は谷底に横たわる雪渓に見えたのだけど・・・こんなちっぽけだったのね。

8/16 19:03

こっちの岩場も夜間は要注意ですよ。

8/16 19:03

V字の渓谷が美しい。

8/16 19:04

戻ってきたらテント場はガラガラ。自分のテントの隣には、すでに別のテントが。

8/16 19:04

祖父岳の巻道より。五郎さん。

8/16 19:04

北ノ俣岳。

8/16 19:04

お薬師さま。

8/16 19:05

祖父岳。坊主頭の爺さんか？

8/16 19:05

笠ヶ岳はあちこちで頭を覗かしてる。

8/16 19:05

祖父岳巻道のお花畑が一番綺麗だった。

8/16 19:05

お花畑の先は、こんな荒涼とした風景も。

8/16 19:06

雪渓沿いに下ると間もなく急斜面に変わる。

8/16 19:06

どこぞの豆腐岩に似てなくもない気がするが。

8/16 19:06

黒部源流に下る。

8/16 19:06

結構急降下です。足を滑らさないように。

8/16 19:07

ここが源流。渡渉点にはロープ有り。

8/16 19:07

この景色を見ると、岩苔乗越から下るのも良さそうな気がする。

8/16 19:07

黒部川水源地標。

8/16 19:08

鷲羽側の水源の林。

8/16 19:08

水源地は見納め。

8/16 19:08

今日のねぐらに向かいます。

8/16 19:08

帰りは巻道を進む。

8/16 19:09

緑が心地よい。ただし足は重い。

8/16 19:09

硫黄岳と奥に燕岳。

8/16 19:09

思ったよりアップダウンありました。

8/16 19:09

今回はすっかり花の山でした。

8/16 19:10

え〜っと。テント張れるの・・・かな？

8/16 19:10

鷲羽も見納め。

8/16 19:10

双六小屋は今日も賑わってました。

8/16 19:10

早朝6時頃。ヘリが来た。

8/16 19:11

飛び立った。

8/16 19:11

去って行った。急病人でも出たのかな？

8/16 19:11

湿った空気が入ってきているので、槍もシルエットだけです。

8/16 19:11

こっちに向かう予定でしたが、体力不足で断念です。素直に下ります。

8/16 19:12

弓折岳も見納め。

8/16 19:11

鏡平山荘。

8/16 19:12

山荘のカキ氷で乾杯？です。とろけるような氷が絶品。頭がキーンとなったのは何年振りだろうか。

8/16 19:12

笠方面は少々曇りがちの模様。

8/16 19:13

秩父沢の一つ前の沢。矢印の岩に腰掛けて疲れた足を冷やしてました。通る人が皆笑ってたのは気のせいでしょうか？

8/16 19:13

奥抜戸沢の雪渓。数日でかなり溶けたような。落石も目立ってる。

撮影機器：

SIGMA DP2X SIGMA

感想

syasyu

昨年の槍に続き、今年はその裏側を楽しんできました。

当初は鷲羽岳に行ってみたいという漠然としたところからのスタートだったのですが、鷲羽に関係するレコを色々と見ていたら、あっちの山も良さそうこっちの山も良さそうと収拾がつかなくなってきちゃいまして。最終的には一番まとまってたtae_augさんのレコを勝手に参考にさせて頂いた形になってます。参考というかほぼ9割5分同じコースを辿る形になってますが・・・（汗）

実はテント泊縦走は初めてで、どれだけの距離を歩けるのかとか、どれ位の疲労度なのかとか、全然判らずの山行だったので、実際は出た所勝負の山行でした。計画段階では帰りの双六から笠ヶ岳で1泊しクリヤ谷を下る予定だったのですが、ザックの重さに耐え切れず体力と足の裏が悲鳴をあげてしまい、双六から下る形となってます。この辺はもう少し経験を積んでから再チャレンジということですかね。

山行の方はというと、昨年と違い4日間快晴に恵まれ、素晴らしい景色を堪能でき、バラエティーに富んだコースを楽しめ、楽しい出会いも有りと、何も言うこと無いといった感じでした。

特に道中お会いした方々には、励ましてもらったり、アドバイスを頂いたり、また元気を貰ったりと、感謝感謝でした。またお会いすることはなかなか無いと思うので、今度はこちらがどこかで誰かにお返しできれば良いなと思っています。

中でも、
初日に途中からご一緒した、ヤマレコユーザーのteeenoriさん（途中まで抜きつ抜かれつのデットヒートでしたね）。
2日目に途中から一緒になった、歌も話も賑やかな若者2人組（梨とコーヒー美味かったよ）。
水晶と高天原峠でお会いしたご夫婦？（15分ずれていたら会えませんでしたね）。
たまたま休憩中にポーチからはみ出たカメラが同じだったDP2ユーザーさん（同じカメラネタで話せたのは初めてでしたよ）。
わさび平でご一緒した面白い話を聞かせてくれた作業ズボン？を履いたおじさん。
ここ見てる方も少ないと思いますが、色々とありがとうございました。

こんな楽しい山行があるから山がやめられないのね。

コメント

teeenori

syasyu さん
初日、抜きつ抜かれつだったteeenoriです（笑）

ほぼペースが一緒でしたね

その節は写真などありがとうございました

高天原温泉の露天風呂はいかがでしたか？

今年のお盆休みは天気に恵まれ最高でしたね

さて、僕もぼちぼちレコを作らないと

syasyu

teeenoriさん
こちらこそ先日はお世話になりました

天気の良い連休で最高でしたね。

その後の山行は予定通りでしたか？


高天原の温泉は頑張って行った甲斐あって、

秘湯感たっぷりの良いお湯でしたよ。


レコ楽しみにしてますね