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Yamareco

記録ID: 334454
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰山 大峰奥駈道 А〜圧粥ヽ渕了

2013年08月13日(火) ~ 2013年08月16日(金)
 - 拍手
GPS
30:59
距離
29.2km
登り
2,258m
下り
2,373m

コースタイム

8月13日(火)
6:00前鬼 7:00小仲坊7:10 10:20太古の辻10:40
12:00天狗山 13:10嫁越峠 14:29般若岳(1328m) 15:41乾光門  
16:19涅槃岳(1376m) 17:29証誠無漏岳(1301m) 18:24阿須迦利岳(1251m)18:36 
19:00持経ノ宿(13-14日泊)
8月15日
6:08持経ノ宿 7:05平治ノ宿7:17 7:56転法輪岳
8:28倶利迦羅峠(1252m) 10:00怒田宿跡  行仙岳 10:37行仙宿山小屋12:20
14:32笠捨山 15:00葛川辻15:15 18:28登山口 18:40上葛川バス停(テント泊)
 

   
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
8月12日夕方から大阪を出発。

熊野本宮に
23:00車をデポ
前鬼に
01:00車デポ
1
8月12日夕方から大阪を出発。

熊野本宮に
23:00車をデポ
前鬼に
01:00車デポ
8月13日 5:20
6:15計画書投函して出発
1
6:15計画書投函して出発
小仲坊7:00
7:10太古の辻へ出発
ワンちゃん元気に見送ってくれました
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7:10太古の辻へ出発
ワンちゃん元気に見送ってくれました
水場は枯れておりました
水場は枯れておりました
8:54
二つ岩
小仲坊から標準で2時間20分だが、すでに2時間半が経過している…
夏の暑さを考慮していなかったか…
小仲坊から標準で2時間20分だが、すでに2時間半が経過している…
夏の暑さを考慮していなかったか…
10:20
予定より1時間遅れで太古の辻到着です。

(持経ノ宿での情報では深仙小屋でも水場は枯れていたそうです)
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10:20
予定より1時間遅れで太古の辻到着です。

(持経ノ宿での情報では深仙小屋でも水場は枯れていたそうです)
ちょっと大日岳方面に少しだけ散歩
ちょっと大日岳方面に少しだけ散歩
これで昨年の深仙小屋・大日岳まで来たポイントと奥駈道がつながりました。
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これで昨年の深仙小屋・大日岳まで来たポイントと奥駈道がつながりました。
いよいよ南奥駈道 スタート
10:39
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いよいよ南奥駈道 スタート
10:39
天狗山 12:00
トリカブト
13:10嫁越峠
地蔵岳13:36
(般若岳まで30分)
1
地蔵岳13:36
(般若岳まで30分)
14:29
般若岳(1328m)
1
14:29
般若岳(1328m)
乾光門15:41
大峰の樹木は地面にへばりついて根を生やしているから台風などの風に根こそぎやられやすいのでしょう。
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大峰の樹木は地面にへばりついて根を生やしているから台風などの風に根こそぎやられやすいのでしょう。
阿須迦利岳(1251m)と思いきや誤。
暑さと水がすでに底をつきぐったり状態。
17:57
阿須迦利岳(1251m)と思いきや誤。
暑さと水がすでに底をつきぐったり状態。
17:57
阿須迦利岳(1251m)18:24
(持経ノ宿までに日が暮れそう)
☆日暮れ直前の19時に小屋到着
 小屋には水が汲み置きされており助かりました。(新宮山彦グループさんに感謝します。)
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阿須迦利岳(1251m)18:24
(持経ノ宿までに日が暮れそう)
☆日暮れ直前の19時に小屋到着
 小屋には水が汲み置きされており助かりました。(新宮山彦グループさんに感謝します。)
燃えるものは燃やしておきましょう。
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燃えるものは燃やしておきましょう。
翌朝見る、持経ノ小屋 
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翌朝見る、持経ノ小屋 
今日は停滞して休養。
明日出発です
今日は停滞して休養。
明日出発です
男女別のトイレ
ソーラーで1分は点灯します。
トイレットペーパーも山彦グループさんのおかげで使わせていただきました。
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男女別のトイレ
ソーラーで1分は点灯します。
トイレットペーパーも山彦グループさんのおかげで使わせていただきました。
水場は400m先 
ちょろちょろでしたが、この暑さでも枯れていません。これで縦走を続けられます。ありがたいことです。
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水場は400m先 
ちょろちょろでしたが、この暑さでも枯れていません。これで縦走を続けられます。ありがたいことです。
昼の3時で 26℃
下界では40℃近いところもあったとか・・
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昼の3時で 26℃
下界では40℃近いところもあったとか・・
水の補給です。
やや上のほうに行けばちょろちょろですが、うまくやれば補給できます。
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水の補給です。
やや上のほうに行けばちょろちょろですが、うまくやれば補給できます。
今夜は ワインを一杯
(ペットボトルをカットして水場の岩場に押し付けて、ちょろちょろ水をうまくタンクに流し込む秘法=今夜はワイングラス代わりだ)
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今夜は ワインを一杯
(ペットボトルをカットして水場の岩場に押し付けて、ちょろちょろ水をうまくタンクに流し込む秘法=今夜はワイングラス代わりだ)
8月15日 ご来光です
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8月15日 ご来光です
持経ノ宿 GPSでは1061m
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持経ノ宿 GPSでは1061m
6AM 20℃
(昨日3PMで26℃でした)
★東京からソロで来た青年は、吉野から本宮まで一気に奥駈にトライしています。早朝玉置神社へ向けて出発しました。無事を祈ります。
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6AM 20℃
(昨日3PMで26℃でした)
★東京からソロで来た青年は、吉野から本宮まで一気に奥駈にトライしています。早朝玉置神社へ向けて出発しました。無事を祈ります。
出発前に
お世話になった小屋の記念写真を
ボランティアグループの方々のお力に感謝です。
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出発前に
お世話になった小屋の記念写真を
ボランティアグループの方々のお力に感謝です。
タンクに湧水を3つお礼に汲み置きしておきました。
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タンクに湧水を3つお礼に汲み置きしておきました。
6:08 葛川辻のテント場へ出発 
情報では水場は枯れている様子。
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6:08 葛川辻のテント場へ出発 
情報では水場は枯れている様子。
池原集落への道は 当分 閉ざされたままの様です。ここからエスケープするには行仙小屋まで行かなくてはならない。
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池原集落への道は 当分 閉ざされたままの様です。ここからエスケープするには行仙小屋まで行かなくてはならない。
7:05平治ノ宿
水場はけっこう急な坂です。苦労して降りたのに枯れていました。
ロスタイム15分
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水場はけっこう急な坂です。苦労して降りたのに枯れていました。
ロスタイム15分
水はあふれた分をすくってくださいとの看板ありますが・・・水はなし
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水はあふれた分をすくってくださいとの看板ありますが・・・水はなし
倶利迦羅岳 8:28
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倶利迦羅岳 8:28
行仙岳は まいて先を急ぎます。
行仙岳は まいて先を急ぎます。
集落が見える
行仙の小屋に到着です10:37
お水を補給させていただきました。
ここから裏向へエスケープするか、先へ進むか水の確保と体力を考えて慎重に検討します。
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行仙の小屋に到着です10:37
お水を補給させていただきました。
ここから裏向へエスケープするか、先へ進むか水の確保と体力を考えて慎重に検討します。
12:20 
100分ほど休憩させていただき出発!
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12:20 
100分ほど休憩させていただき出発!
笠捨山を登りながら後ろを振り返る
持経ノ宿で連泊したおかげで体力的には問題なく順調に進みます。
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笠捨山を登りながら後ろを振り返る
持経ノ宿で連泊したおかげで体力的には問題なく順調に進みます。
笠捨山 14:32
かなりきつい登りでした
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笠捨山 14:32
かなりきつい登りでした
葛川の辻 
すれ違ったご夫婦の情報ではやはりここの水場も枯れている、とのこと。
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葛川の辻 
すれ違ったご夫婦の情報ではやはりここの水場も枯れている、とのこと。
縦走は中止し、しばらく休憩してから上葛川へエスケープすることにします。
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縦走は中止し、しばらく休憩してから上葛川へエスケープすることにします。
昔 郵便古道 と呼ばれていた生活道路だったようですが、今はかなり橋は傷んでおり山道も落石が目立ちました。
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昔 郵便古道 と呼ばれていた生活道路だったようですが、今はかなり橋は傷んでおり山道も落石が目立ちました。
途中 地蔵岳からの出合を通過
まだ水場が見当たりません。
途中 地蔵岳からの出合を通過
まだ水場が見当たりません。
かなり下に降りてきてからやっと水場がありました。今夜の水を補給します。
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かなり下に降りてきてからやっと水場がありました。今夜の水を補給します。
<迷い地点>
郵便古道は、稜線沿いでゆっくり下山ルートなのに途中、登りに入る地点あり間違って登ってしまいました。
この地点で左側に降りるルートあります。
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<迷い地点>
郵便古道は、稜線沿いでゆっくり下山ルートなのに途中、登りに入る地点あり間違って登ってしまいました。
この地点で左側に降りるルートあります。
左下側にテープ発見 このまま下ります。
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左下側にテープ発見 このまま下ります。
2つ目の湧き水に 出会えました。
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2つ目の湧き水に 出会えました。
郵便古道の水場は2つ以外枯れていました
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郵便古道の水場は2つ以外枯れていました
けっこう巨大です
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けっこう巨大です
山道から林道へ出ました
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山道から林道へ出ました
10分程度で上葛川の集落にでます
10分程度で上葛川の集落にでます
上葛川のバス停 18:40到着
明日朝の出発時間を確認して付近でテント泊することにします。
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上葛川のバス停 18:40到着
明日朝の出発時間を確認して付近でテント泊することにします。
8月16日
朝、テント場近くの水場で・・・・・・
「まむし」発見(師匠が即退治) 
知らずに1mの近くまで近づいていました。
噛まれたら命落とします。
昔、この集落でマムシにかまれた娘さんはすぐに病院に運ばれ命は助かりましたが、1週間入院することになったそうです。(村の80過ぎのおばあさんの話)
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8月16日
朝、テント場近くの水場で・・・・・・
「まむし」発見(師匠が即退治) 
知らずに1mの近くまで近づいていました。
噛まれたら命落とします。
昔、この集落でマムシにかまれた娘さんはすぐに病院に運ばれ命は助かりましたが、1週間入院することになったそうです。(村の80過ぎのおばあさんの話)
集落の傍でのテント泊は民家に近いところなのでちょっと気を使います。
バスで十津川温泉経由で車を回収に
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集落の傍でのテント泊は民家に近いところなのでちょっと気を使います。
バスで十津川温泉経由で車を回収に
「民宿うらしま」さんはもう営業していないそうです。(一時休業かも)
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「民宿うらしま」さんはもう営業していないそうです。(一時休業かも)
☆上葛川の方からの情報
「上から汲んでためている湧き水もだんだん少なくなってきて雨がなければあと1週間もつかなぁ〜」とのこと。かなり厳しい状況です。
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☆上葛川の方からの情報
「上から汲んでためている湧き水もだんだん少なくなってきて雨がなければあと1週間もつかなぁ〜」とのこと。かなり厳しい状況です。
上葛川のバス停なら2便でしたが、上葛川口のバス停なら1日3便でています。もう1本早く乗れたのに…
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上葛川のバス停なら2便でしたが、上葛川口のバス停なら1日3便でています。もう1本早く乗れたのに…
上葛川の吊り橋
8月15日夕方 前鬼と本宮で車回収
(熊野本宮大社は次の機会に・・・)
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8月15日夕方 前鬼と本宮で車回収
(熊野本宮大社は次の機会に・・・)

感想

標準タイムを参考にしていましたが、この暑さと相棒のひざの故障で大幅に予定オーバーでした。
■水の消費量も普段の2倍(1日4リットル)は必要かと感じました。
今年の夏は特に、小屋の水場を当てにして翌日の行動予定を立てると非常に危険と思います。
■初日、持経ノ宿到着の3時間前に二人の水は合わせて500mLのみ。2時間前に完全になくなり、小屋まではかなりこたえました。 6時出発→14時到着予定が、暑さとひざの故障などで到着予定時間を5時間近く読み間違えたからです。 
■持経ノ宿の水場は枯れていないか… 幸いこの夏場でも水場は枯れていませんでした(ちょろちょろ)。また小屋に補充してくれていた水のおかげで助けられました。(山彦グループさんに本当に感謝の一語です。 翌日水場でタンクを3つ満杯にしておきました。)
■弥山から来た人の情報では、深仙小屋の水場は枯れていたそうです。
■平治ノ宿の水場は枯れていました。雨水をためたタンクはありましたので、イザとなればうわ水をボイルして飲むしかないでしょう。
■行仙小屋でも水場は枯れていたとの情報ありましたので水場には敢えて行きませんでした。小屋の水を補充させていただいたお蔭で葛川辻→上葛川までエスケープすることができました。
■行仙小屋の情報には、葛川辻から上葛川への「郵便古道」には水場が5〜6ヶ所記載ありましたが、結果はこの暑さで2か所だけ(かなり里に下りた地点)でした。
■帰りのバスの運転手さんの情報です。最近はめったに枯れない木々が枯れ始めていますよ。数年前にもこんなことがありましたねぇ・・・・・・
ダムの水も川の水も本当に少なくて驚きながらバスの車窓をながめていました。

★池原タクシー(下北山村)は電話しましたところ、廃業とのことでした。

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技術レベル
2/5
体力レベル
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