鳳凰三山 ドンドコ沢〜中道周回 オベリスク
- GPS
- 12:15
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,281m
- 下り
- 2,293m
コースタイム
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 12:15
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特になし。普通に注意していれば大丈夫。 |
写真
感想
今回登った鳳凰三山は、去年のお盆休みに体調不良で2回も敗退している山。1回目は出発すら出来ず、2回目は南精進ヶ滝で引き返していたので今度こその山行だった。
6時過ぎに青木鉱泉に着いた時にはすでに車が40台くらいいて、空きが10台くらいしか残っていない状態。日帰りするなら明るくなり始める頃には出発するべきなのだろう。
夏の暑さと新調した靴の事もあってかなりゆっくり登り、途中の南精進ヶ滝や五色滝をじっくり堪能して鳳凰小屋に着いたのは5時間後。小屋の主人は登ってきてる最中で不在だったが、若い男性2人と女性1人が働いていた。明るく丁寧な接客で好感が持てた。山では貴重な水が無料でいくらでも貰えるのはありがたい。
地蔵岳(2764m)までは1時間。山頂直下には賽の河原と呼ばれる砂礫地があり、なかなか前に進まないが200mくらいで終わるのでちょうど良いアトラクションだろう。
山頂右手にある有名なオベリスクはかつて鳥岩とかオオトンガリとも呼ばれていたそうで、ここを登るのを一番の楽しみにしていた。途中までは階段が切ってあるなど登りやすくなっているが、先端の大きな岩塔は難しい。岩塔はステップが切ってあり、さらに古い鎖が垂れ下がっているが角度が80度くらいありそうだし、鎖が古すぎて怖いので断念。でも本当に楽しかった。
次はアカヌケ沢の頭を経由して鳳凰三山最高峰の観音岳(2840m)へ。一旦下りて登り返すのだが、思ったよりきつくて1時間20分も掛かってしまった。ここで景色を眺めながらコロッケパンを食べつつ足を休め、最後の薬師岳(2780m)へ。
ここは高低差が少なく30分程で到着。中央の山頂を挟むように2つの尖った岩塔があるが登るのは無理だった。隣の登りやすい岩に登り、この日最後の絶景を眺めてから下山を開始したのは16時30分。やばい。
下山に使った中道は眺望がほとんどない森の中をひたすら歩くだけ。標高2000mくらいまでは人の頭大の石と根っこでかなり歩きにくいが、両側の立木を持って体を支えれば早いペースで歩ける。5分で70〜100mづつ標高を下げて、18時過ぎに林道に合流。後は足が痛いのを我慢しながら林道を歩き、少しでも近道したいので川を渡って、暗くなる寸前の19時に駐車場に無事戻れた。12時間を超える山行に疲労困憊だけど、見事な滝やオベリスクなど魅力たっぷりな鳳凰三山に大満足な一日だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する