有明山 表参道から裏参道へ

2021年07月17日(土) [日帰り]

• GPS: 08:23
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,725m
• 下り: 1,224m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:45
• 休憩: 1:35
• 合計: 8:20

距離 8.6km 登り 1,725m 下り 1,240m

5:39 有明山表参道登山口
7:06 7:29 妙見滝
7:32 7:53 白河滝
8:23 8:27 石門
8:47 9:09 落合
10:27 10:34 有明山社奥宮
10:36 10:47 有明山
10:49 中岳奥社
11:28 中社
11:38 11:44 奥社
11:52 中社
11:55 中岳奥社
12:01 12:02 有明山
12:06 有明山社奥宮
12:20 有明山分岐
13:59 有明山裏参道登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

＜往路＞表参道登山口は有明山黒川口バス停近くの林道に入り約500m、駐車3台ほど(無料)で、途中にも2か所ほどスペースあります。トイレ、登山ポストはありませんので、林道に入る手前の有明山神社で済ませるのがお勧め。
＜復路＞裏参道登山口に下山、中房温泉14:15発路線バスに乗り、黒川口バス停下車。

コース状況／危険箇所等

特に危険を感じる場所はありませんが、全体的にタフなコースです。表参道から登る人は少ない（この日はたぶん我々3人だけ）ので、不安があれは複数人で入山することをお勧めします。

＜表参道参道登山口→白河滝＞
沢沿いの樹林帯、ピンクテープのマーキングが分かりやすく設置され、歩きやすい区間です。岩が滑りやすいので渡渉時は注意が必要です。妙見滝左岸のクサリ場は狭い岩のスキマを沢水を浴びながらよじ登ります。

＜白河滝→落合＞
白河滝からは息つく間もない急登が続きます。ロープや木の根を頼りに両手両足を使ってよじ登ります。ストックはない方が登りやすいでしょう。

＜落合→有明山頂＞
頂上までタフな登りが続きますが、天気が良ければ所々で展望が楽しめる稜線歩きです。北岳から南岳までの往復もピークでは展望がありますが、シャクナゲなどが生い茂り、アップダウンもあるので楽な道ではありません。

＜有明山頂→裏参道登山口＞
下り始めは歩きやすいですが、稜線からトラバース気味の下りに入ると、表参道と同じようなロープ付き急坂が何か所もあり、最後まで気が抜けません。

その他周辺情報

裏参道登山口に中房温泉、有明温泉がありますが、
しゃくなげの湯　http://syakunagenoyu.info/
で汗を流しました (s-uchi, kobagon)

写真

7/17 5:35

有明山黒川口の林道終点、車3台位駐車可。
我々以外にまだ誰もいませんでした。
ここから表参道を登ります。

7/17 5:38

駐車場は森の中でトイレなし
表参道入口の標識から出発

7/17 5:39

まもなく案内表示
登山ポストなし

7/17 6:04

きれいな沢沿いのルート。

7/17 6:33

ヤマアジサイ。

7/17 6:55

木々の間に立派な滝が見えてきます。

7/17 6:57

沢を渡ります。

7/17 6:59

どこを渡ろうか？

7/17 7:06

妙見滝。

7/17 7:10

見上げると圧倒されそう。

7/17 7:11

何度も沢を渡ります。

7/17 7:19

いよいよアドベンチャーの始まり。
まずは、大岩の脇の鎖を登ります。
鎖はしっかり整備されてます。

7/17 7:24

水が流れる岩のスキマを登ります。

7/17 7:43

ガレ場を登ると岩壁が迫ってきます。
落石注意！　早く通過したい。

7/17 7:49

白河滝。

7/17 7:45

かなりの水量です。

7/17 7:46

下から見上げると迫力満点。

7/17 7:46

滝に虹がかかっていました。

7/17 8:15

アドベンチャーは続きます。
何度目の梯子だろうか？

7/17 8:21

石門。ここをくぐり抜けます。

7/17 8:27

ギンリョウソウ

7/17 8:29

キバナシャクナゲ。
おおかた花は終わっていましたが、まだ咲いているものも。

7/17 8:48

落合に到着。ここから稜線歩き。

7/17 9:04

富士山、南アルプスがみえた。

7/17 9:20

ここにもキバナシャクナゲ。満開の時期にまた来てみたい。

7/17 9:27

しつこいくらいに現れる木のはしご。

7/17 9:29

ミヤマママコナ。疲れを癒してくれます。

7/17 9:51

安曇野方面。

7/17 9:51

大町方面。

7/17 9:51

頂上が見えてきました。

7/17 10:00

ゴゼンタチバナ

7/17 10:10

急なので手足を使って登ります。

7/17 10:25

鳥居に到着。
表参道から登ると、真正面に現れます。
先週の7月11日に有明神社の神事があったそう。

7/17 10:26

頂上でもキバナシャクナゲのお出迎え。

7/17 10:27

安曇野と遠くに浅間山を望む。

7/17 10:31

北岳奥社は、かなり年期が入ってます。

7/17 10:36

有明山頂上。三角点と可愛い標識。

7/17 10:49

中岳奥社、ここで昼休み。

7/17 11:40

南岳奥社。お米とお酒が備えてありました。

7/17 11:41

南岳からの展望

7/17 11:53

表銀座。常念岳〜大天井岳。

7/17 11:54

大天井岳〜燕岳。合戦尾根は人がすごいんだろうなぁ。

7/17 12:04

安曇野。遠くに浅間山。この景色も見納め。

7/17 13:51

裏参道を下ります。こちらもはしごやロープがたくさんでかなりの急坂。

7/17 13:53

一気に下って、分岐まで来ました。

7/17 14:00

三段の滝、ここから間もなく下山。

7/17 15:25

下山後、有明神社に寄りました。(s-uchi, kobagon)

7/17 15:27

参道脇に鎮座する巨大な貨幣。真ん中の穴をくぐり抜けると、幸運を呼び込むそうな。

7/18 13:52

有明山に行った人には御朱印に「奥社登拝」と書いてくれます。

撮影機器：

DSC-W570 SONY

ANE-LX2J HUAWEI

SO-01L Sony

装備

備考

山飯を楽しみにしていたので飲料水以外に調理用のお湯750ccや少し余分なシャツ類を持ち軽量化は意識していませんでした。あの急登りをもっと意識できていれば軽量化を優先させていました。

感想

kobagon

s-uchiさんを誘って計画した有明山表参道、Chutaro4976さんが加わり、3人での山行となりました。タイミングよく前日に梅雨明けして朝から快晴、気持ち良くスタート。
初めは沢に沿って緩やかに登り、しばらく進むと目の前に大岩壁と滝が迫ってきます。四つん這いで急勾配をよじ登り、稜線に出ると表銀座と松本平の大展望…
お隣の燕岳などと比べると訪れる人も少なく地味な印象ですが、バリエーションに富んだ素晴らしいルートでした。
同行のお二方、お疲れさま。またご一緒ください。

s-uchi

　安曇野から見上げるきれいな独立峰、それが憧れの有明山。表参道から裏参道のコース、難コースで人が少ないとのことで、一人で行くのは気後れしていました。kobagonさん、chutaroさんと行くことになり楽しみにしていました。
　表参道は、河渡、鎖、ロープ、梯子等々、アドベンチャー満載な飽きさせないコースでした。そして、圧巻の滝、青空と新緑のコントラスト。頂上からは、安曇野、表銀座の圧倒的な景色。きつかったけれど、とても楽しい登山でした。
　登山道は、ピンクテープ、道標、鎖やロープの整備、下草刈りなど、しっかり整備いただいていました。感謝です。こんな良いコースなのに、山頂付近で2組に会っただけでした。皆様、おすすめです。