立山・室堂から浄土山─龍王岳─一ノ越周遊


- GPS
- 03:58
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 508m
- 下り
- 496m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
クルマは、砂防軌道のほうの駐車場に入れた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
夏山シーズンとしてはまだ早く、雪渓でルートが隠れている箇所が多くて注意を要する。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
カメラ
テント
シェラフ
エルボーウォーマー
ニーサポーター
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感想
弟子(妻)との月例ハイク、2021年7月分は「涼しいところに行きたい」との弟子のリクエストに応える形で、立山に行くことになった。ただし、雄山への往復ではなく、いつもと違うところに行こうということになり、浄土山に行くことにした。浄土山には、2014年の10月にポッポ(当時小3)とリンちゃん(当時小1)と登りに行っている(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1461995.html)けど、その先の龍王岳には登っていなかった。今回は浄土山と龍王岳を目的に室堂から周回してみた。
立山黒部アルペンルートの混雑期は、チケット売り場と乗り場に長蛇の列が出来るのが恒例だったけど、今の時代、それはやっぱよくない…ということなのか、今やWeb予約が可能になっている。予め立山ケーブルの立山発7:40のきっぷを押さえていたため、時間に間に合うように5時に起床し、6時に『キャラメルハウス』(自宅)をクルマで出発。現地には7時過ぎに到着。駐車場が駅近くに空きが無く、前年(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2467809.html)と同じ砂防軌道のほうに駐めることになったけど、クルマのなかで朝食を食べる余裕すらあった。無事に7:40発の立山ケーブルで美女平に行き、高原バスに乗り換え室堂には9時前に着いた。いつも、バスから降りた途端、ひんやりとした空気を感じるものだけど、今回はその感触が希薄だった。麓が暑いのと同じくらい、こっちも暑い(苦笑)。出発の前にトイレに入ったけど、手洗いの水はさすがに冷たかったケド(苦笑)。バスターミナルの前の玉殿の湧水を汲んでから、8:51に出発。
室堂山荘の前の分岐から浄土山のほうに入るけど、いきなり雪渓で歩道が寸断される。最初だけだろ?…と思って先を進んだけど、この先も雪渓区間は多く、最初の雪渓で不安を感じたひとは引き返したほうがイイ。天気は快晴で、雪を着けた白山までよくみえる。その分、直射日光が容赦無く肌を焼く…。一旦、浄土山登山口をやり過ごして室堂山展望台まで行って、休憩。浄土山登山口に戻って浄土山のほうに入って行くけど、登山口の柱が無かったら、雪渓に埋まって登山口がよく分からない(苦笑)。実際、歩き始めから雪渓で、雪渓が切れた後適当に岩場を登ってたら、ペンキのマークがある正規ルートに出た。裏を返せばそれまで登ってきたルートは登山道じゃなかったってこと(苦笑)。正規ルートに乗ってしまえば、マークどおりに登ってく。岩だらけで、よくもまあ小1の子供がここを登ったよなぁ〜…と、今更ながらに感心(苦笑)。10:33に、頂上らしいところ(軍人霊碑の前)に到着し、休憩。
軍人霊碑からさらに進んで、富山大学立山施設の前に出て、縦走路に合流。ここから、龍王岳を目指す。一旦少し下ってから登り返す。縦走中に荷物をデポして空身で往復する登山者も結構居る。10分ほどの登りで、11:09に龍王岳頂上に到着。このあたりまでは雲ひとつない(あったけど…苦笑)いい天気だった。頂上からの下りの途中で、刈込池がみえるなど、ホント、絶景に恵まれてた。しかし、一の越山荘への下りにかかるとどんどん雲が増えて来た…。また、一ノ越から室堂に戻るルートの多くも雪渓に埋まってることが目視で確認出来て、雪渓歩きを苦手とする弟子は憂鬱そう…。
12:07に一の越山荘を出発。すぐに雪渓が登場…。雪渓に埋もれてルートが分からない区間についてはポールが立ってて、どこが正規ルートか分かる配慮はなされていた。考えてみれば、弟子も私も室堂に来るのは10月とか9月ばっかりで、7月に来るのは初めて。こんなに雪が多く残ってると知っていればストックくらいは持って来ただろうに、全くそれに思い至らなかった(苦笑)。富山高校山岳部時代にキックステップを習得し、信州大学松本W.V.部でそれなりの雪上訓練を受けている私はなんとかなったけど、弟子には雪上歩きに苦労が多かった様子…。一ノ越からの下りで、やたらとトレイルラン装備のひととすれ違ったけど、みなさん、雪の上でも走るんでしょうか?
12:52に室堂に到着。4時間前の快晴と焼けつくような陽射しはどこへやら、今にも雨が降りそうな曇り空が広がってた。こうなっては長居は無用。13:20発の高原バスに乗って、早々と下山&帰宅の途に就いた。
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