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Yamareco

記録ID: 335606
全員に公開
ハイキング
東北

【第三次三鎮作戦(岩手編)】五葉山・日の出岩・黒岩【丁23.4】

2013年08月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:29
距離
13.1km
登り
731m
下り
738m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:49
休憩
0:40
合計
4:29
距離 13.1km 登り 732m 下り 738m
9:41
7
9:48
9
一合目
9:57
8
二合目
10:05
12
三合目(賽の河原)
10:17
5
10:22
15
五合目
10:37
8
七合目
10:45
11
八合目
10:56
10:58
2
11:00
2
11:02
11:06
5
11:11
11:13
4
11:17
11:32
5
11:37
11:39
5
11:44
13
12:00
26
五葉山神社
12:26
12:33
20
12:53
2
12:55
10
檜山方面分岐
13:05
3
13:08
13:13
1
13:14
7
九合目
13:21
5
八合目
13:26
4
七合目
13:30
6
六合目
13:36
3
五合目
13:39
10
13:49
13:52
7
三合目
13:59
6
二合目
14:05
5
一合目
14:10
赤坂峠
天候 曇りの多い晴れ 或いは曇り時々晴れ 遠方霞む
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤坂峠駐車場
コース状況/
危険箇所等
道の状況:
蜂が飛んでいた。
五葉山神社から先は、マツと石楠花と笹の藪と岩の道。明るいうちなら道迷いはしないだろう。
登山ポスト:
登山口の鳥居の脇に入山者ブックみたいのがあり、それに書く。
赤坂峠駐車場より、これから歩く五葉山と黒岩。
2013年08月17日 09:41撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 9:41
赤坂峠駐車場より、これから歩く五葉山と黒岩。
登山口の鳥居と入山者記帳箱
2013年08月17日 09:41撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 9:41
登山口の鳥居と入山者記帳箱
石の露出した、なだらかな道
2013年08月17日 09:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 9:44
石の露出した、なだらかな道
早くも展望歩きを楽しめる。
2013年08月17日 09:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 9:44
早くも展望歩きを楽しめる。
1合目
2013年08月17日 09:48撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 9:48
1合目
2合目
2013年08月17日 09:57撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 9:57
2合目
今日も空は霞み勝ち。
2013年08月17日 10:03撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:03
今日も空は霞み勝ち。
五葉山南側の大窪山と思われる。
2013年08月17日 10:03撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:03
五葉山南側の大窪山と思われる。
平地も霞む。
2013年08月17日 10:04撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:04
平地も霞む。
黒岩方面は青空
2013年08月17日 10:05撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:05
黒岩方面は青空
3合目の賽の河原
2013年08月17日 10:05撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:05
3合目の賽の河原
黒岩を真ん中に。
2013年08月17日 10:09撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:09
黒岩を真ん中に。
日は照っているが風があるのであまり暑くはない。
2013年08月17日 10:11撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:11
日は照っているが風があるのであまり暑くはない。
秋あたり薪がたくさん置かれるのだろうか。
2013年08月17日 10:12撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
2
8/17 10:12
秋あたり薪がたくさん置かれるのだろうか。
樹林帯へ。
2013年08月17日 10:16撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:16
樹林帯へ。
4合目の畳石
2013年08月17日 10:18撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:18
4合目の畳石
第二の鳥居
2013年08月17日 10:18撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:18
第二の鳥居
道がやや険しくなる。
2013年08月17日 10:22撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
2
8/17 10:22
道がやや険しくなる。
5合目
2013年08月17日 10:22撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:22
5合目
岩も大きくなりつつある。
2013年08月17日 10:26撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 10:26
岩も大きくなりつつある。
笹に覆われた山肌
2013年08月17日 10:36撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 10:36
笹に覆われた山肌
6合目は見落として、ここは7合目
2013年08月17日 10:37撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 10:37
6合目は見落として、ここは7合目
道中の祠
2013年08月17日 10:39撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:39
道中の祠
この岩々を乗り越えれば、
2013年08月17日 10:40撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
2
8/17 10:40
この岩々を乗り越えれば、
再度展望が開ける。
2013年08月17日 10:40撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 10:40
再度展望が開ける。
もう一つ祠
2013年08月17日 10:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:44
もう一つ祠
8合目
2013年08月17日 10:45撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:45
8合目
しゃくなげ荘の屋根が見えてきた。
2013年08月17日 10:54撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 10:54
しゃくなげ荘の屋根が見えてきた。
しゃくなげ荘
2013年08月17日 10:56撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:56
しゃくなげ荘
水場
2013年08月17日 10:57撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 10:57
水場
日枝神社
2013年08月17日 11:02撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:02
日枝神社
日枝神社から黒岩に至る稜線
2013年08月17日 11:04撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
2
8/17 11:04
日枝神社から黒岩に至る稜線
なだらかな山頂部
2013年08月17日 11:06撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:06
なだらかな山頂部
五葉山頂。奥の日の出岩の方が標高が高い。
2013年08月17日 11:11撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:11
五葉山頂。奥の日の出岩の方が標高が高い。
山頂から黒岩方面
2013年08月17日 11:12撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:12
山頂から黒岩方面
三頂南側
2013年08月17日 11:12撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:12
三頂南側
周りは真っ白。晴れているだけに惜しい。時節柄仕方ないのかもしれないが。
2013年08月17日 11:12撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 11:12
周りは真っ白。晴れているだけに惜しい。時節柄仕方ないのかもしれないが。
日の出岩への道は藪が若干煩い。
2013年08月17日 11:16撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:16
日の出岩への道は藪が若干煩い。
日の出岩
2013年08月17日 11:17撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:17
日の出岩
岩の頂に何か彫ってある。
2013年08月17日 11:23撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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8/17 11:23
岩の頂に何か彫ってある。
東側稜線
2013年08月17日 11:26撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:26
東側稜線
北側の展望
2013年08月17日 11:27撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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8/17 11:27
北側の展望
五葉山と黒岩。
2013年08月17日 11:27撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:27
五葉山と黒岩。
黒岩の方が高く見える。
2013年08月17日 11:27撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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8/17 11:27
黒岩の方が高く見える。
五葉山頂に戻る。
2013年08月17日 11:34撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:34
五葉山頂に戻る。
再度日枝神社に。
2013年08月17日 11:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 11:44
再度日枝神社に。
目指すは左端の峰。
2013年08月17日 11:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:44
目指すは左端の峰。
途中の祠
2013年08月17日 11:48撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:48
途中の祠
歩くのに非常に気持ちが良い道
2013年08月17日 11:50撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 11:50
歩くのに非常に気持ちが良い道
む、何だか嫌な予感がするなあ。
2013年08月17日 11:54撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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8/17 11:54
む、何だか嫌な予感がするなあ。
桧山方面分岐
2013年08月17日 11:57撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 11:57
桧山方面分岐
五葉山神社
2013年08月17日 12:00撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:00
五葉山神社
五葉山神社から先は潅木の繁茂が激しい。
2013年08月17日 12:03撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:03
五葉山神社から先は潅木の繁茂が激しい。
藪と岩の稜線
2013年08月17日 12:06撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:06
藪と岩の稜線
五葉山も遠くなった。
2013年08月17日 12:06撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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8/17 12:06
五葉山も遠くなった。
道が無いのではない。隠れているだけだ。
2013年08月17日 12:11撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 12:11
道が無いのではない。隠れているだけだ。
晴れた空と、
2013年08月17日 12:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:13
晴れた空と、
曇った空
2013年08月17日 12:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:13
曇った空
黒岩手前の岩のピーク
2013年08月17日 12:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:15
黒岩手前の岩のピーク
岩の上を歩くのは楽。
2013年08月17日 12:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:15
岩の上を歩くのは楽。
稜線北側
2013年08月17日 12:20撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:20
稜線北側
五葉山で目立った花はこのくらい。
2013年08月17日 12:22撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 12:22
五葉山で目立った花はこのくらい。
黒岩に到達。日の出岩と同様、哀悼の誠を捧げる。
2013年08月17日 12:26撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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8/17 12:26
黒岩に到達。日の出岩と同様、哀悼の誠を捧げる。
五葉山〜黒岩の稜線
2013年08月17日 12:31撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:31
五葉山〜黒岩の稜線
西側
2013年08月17日 12:31撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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8/17 12:31
西側
相変わらず真っ白
2013年08月17日 12:32撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:32
相変わらず真っ白
テープは小さいが意外と目に付く。
2013年08月17日 12:38撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:38
テープは小さいが意外と目に付く。
岩にもマークがはっきり。
2013年08月17日 12:42撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:42
岩にもマークがはっきり。
藪漕ぎに次ぐ藪漕ぎ
2013年08月17日 12:45撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:45
藪漕ぎに次ぐ藪漕ぎ
五葉山神社に至り藪漕ぎを脱する。
2013年08月17日 12:53撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 12:53
五葉山神社に至り藪漕ぎを脱する。
草原の道を五葉山へ戻る。
2013年08月17日 12:53撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 12:53
草原の道を五葉山へ戻る。
日枝神社の鳥居が見えてきた。
2013年08月17日 13:01撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 13:01
日枝神社の鳥居が見えてきた。
日枝神社に戻る。
2013年08月17日 13:03撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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8/17 13:03
日枝神社に戻る。
山頂部とお別れ
2013年08月17日 13:06撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 13:06
山頂部とお別れ
しゃくなげ荘に戻る。山水が美味し。
2013年08月17日 13:08撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 13:08
しゃくなげ荘に戻る。山水が美味し。
9合目
2013年08月17日 13:14撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 13:14
9合目
ここも誰かが笹を刈ってくれているのだろう。
2013年08月17日 13:15撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 13:15
ここも誰かが笹を刈ってくれているのだろう。
往路見落とした6合目。ただのカーブなので下を向いて歩いているとわからない。
2013年08月17日 13:31撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 13:31
往路見落とした6合目。ただのカーブなので下を向いて歩いているとわからない。
4合目の畳石はスペースが広い。休むに好適地。
2013年08月17日 13:39撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 13:39
4合目の畳石はスペースが広い。休むに好適地。
ちょっとは見えるようになったのは霞が高い所で出ているからか。
2013年08月17日 13:42撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 13:42
ちょっとは見えるようになったのは霞が高い所で出ているからか。
スーッと通る道が印象的。
2013年08月17日 13:45撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
1
8/17 13:45
スーッと通る道が印象的。
黒岩は雲が垂れ込めてしまった。
2013年08月17日 13:47撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
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8/17 13:47
黒岩は雲が垂れ込めてしまった。
3合目の賽の河原
2013年08月17日 13:49撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 13:49
3合目の賽の河原
右側は五葉湖か。
2013年08月17日 13:53撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 13:53
右側は五葉湖か。
登山口に帰還。
2013年08月17日 14:09撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 14:09
登山口に帰還。
五葉山は多くのハイカーで賑わう人気の山だった。
2013年08月17日 14:10撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 14:10
五葉山は多くのハイカーで賑わう人気の山だった。
五葉湖と鷹生ダム
2013年08月17日 14:34撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
8/17 14:34
五葉湖と鷹生ダム
撮影機器:

感想

東北の大地よ、静かなれ
東北の海よ、平らかなれ
被災者の御霊よ、安らかなれ
東北の民よ、健やかなれ

東日本大震災において特に被害甚大であった岩手・宮城・福島の名立たる山の頂より被災者の御霊安らかなれと哀悼の誠を捧げるシリーズの第三弾。そして打ち止め。

一昨年、昨年と岩手・宮城・福島と北から順に南に下ってきていたが、今回は福島・岩手・宮城の順番となっている。その理由は仕事を直前まで抱えていたこともあるが宮城編において明らかにされるだろう。

岩手の三年目は、やはり海側の山から哀悼の誠を捧げたいと五葉山を歩くこととした。

奥州市内のホテルにて朝食をとり、0800時に赤坂峠に向けて出発する。現地到着1030時頃とみて、また炎天下歩くのかと水分も多めに赴いたが、意外と早く0930時過ぎには駐車場に着く。駐車場には既に多くの車がとまっていたが、それでもなお余りある大きな駐車場だ。

山域が公園に指定されていることもあり、登山道は整備されており、訪れる人も多い。前日酷暑だったことから、この日も炎天下の汗だく山行になるのではないかと危惧していたが、さすがは北東北の1000m峰というべきか、涼しい風が吹きわたっている。道も概ねなだらかで危険箇所もなく、一合目、二号目といったランドマークが随所にあるので大変歩きやすくなっている。そして、しゃくなげ荘傍の山水が美味い。山小屋まで来れば、日枝神社及び山頂は間もなくである。

日枝神社において追悼と地鎮を胸に参拝の後、山頂に至る。だだっ広い山頂は本来であれば360度の展望を期待できるのであろうが、残念ながらこの日も空は白みがちである。蜂が遊弋しているのと、更に先のピークの方が標高が高そうだったので、そちらに向かう。それが日の出岩であった。パッと見では垂直に屹立していて上れなそうだったが、よくよく見ると上れる取っ掛かりがある。五葉山で最も高い岩の上から、海に陸に祈りを捧げた。

さて、これで下っては単なるピストンになってしまう。ということで、五葉山の左翼、黒岩まで行ってみることとした。最初は草原の広がる気持ちの良い山道と訪れる人に思わしめるが、山頂までの道に比べ幅員が狭く、笹葉が道にかかっている。これはもしかして…と危惧していたら案の定、五葉山神社から先は灌木が道を覆い藪漕ぎを余儀なくされる。下の道が見えにくいうえに段差や岩があるので、慎重に歩かねばならない。単調な登りでなく、アップダウンがそれなりにある。
山頂から離れること約2Km、黒岩にようやく到達し、独り静かに三陸の海に大地に深く頭を垂れる。

畏れ多いことではあるが、我が心は震災直後に天皇陛下が寄せさせたもうたメッセージの通りである。

被災者のこれからの苦難の日々を、私たち皆が、様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。被災した人々が決して希望を捨てることなく、身体を大切に明日からの日々を生き抜いてくれるよう、また、国民一人びとりが、被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ、被災者と共にそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを心より願っています。

この大御心の程を拝し奉り、拳拳服膺、「わすれない」というよりも「共にある」ということを大事にしていきたい。

~岩手編・完~



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無雪期ピークハント/縦走 東北 [日帰り]
五葉山(赤坂峠口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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