ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3360241
全員に公開
ハイキング
甲信越

信濃大町尼子山から信州新町長者山

2021年07月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:50
距離
22.5km
登り
996m
下り
1,002m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:26
休憩
0:24
合計
11:50
距離 22.5km 登り 1,002m 下り 1,002m
4:39
379
スタート地点
10:58
11:22
307
16:29
ゴール地点
[ メモしていたコースタイム ]

みあさ保育園前駐車場___ 04:50
尼子山__________ 05:20 〜 05:25
尼子山の東の林道_____ 06:15
峰街道・高地口分岐____ 06:30 〜 06:35
乗越=藪尾根開始点____ 06:45
林道遭遇_________ 08:00
高地彰徳神社_______ 08:30 〜 09:00
乗越=長者山への開始点__ 09:15 〜 09:25
976m標高点______ 09:35
コル___________ 09:55
1090m標高点_____ 10:30
長者山山頂________ 11:00 〜 11:20
長者山公園行ったり来たり_ 11:40 〜 12:30
標高888m三角点____ 13:10
県道394の峠______ 13:45 〜 14:00
みあさ保育園前駐車場___ 16:30


天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
みあさ保育園 の前の広い駐車場の隅に無断で停めさせてもらいました
コース状況/
危険箇所等

◇ 尼子山
美麻公民館の広い駐車場から1時間もあれば余裕で往復してこれると思います。
雨後は林道の轍がぬかるむので靴には注意が必要です。
林道は一部ですが笹に覆われていました。
尼子山に特に何かがあるわけではありません。
位置的には後立山が綺麗に見えるところですが残念ながら樹林で展望はゼロです。
尼子山から東への尾根は、これは下るの無理だろう、と南の尾根に逃げたところです。
下からその尾根を見に行くと、谷底と尾根上とが2mも離れていない痩せっぽちの急な尾根でした。
これが犀川左岸の大きな支流土尻川と金熊川の分水嶺とは信じられない地形でした。

◇ 峰街道高地口側から高地彰徳神社までの尾根
全体を通して非常に歩きやすいですし、取付きも下降気味から始まるので入りやすいです。
樹林がさほど濃くないので次のピークが見えているので地図を見なくても歩ける感じです。
そうは言っても間違えて登り返してくるのは馬鹿らしいので地図と磁石で簡単に確認はしていました。
特に中間部の950m越えの3つのピークの後の2つは、直進するのが一番傾斜のない尾根ですが直進はダメで中間のピークは左へ、次は右へと傾斜のある斜面へ向かう必要があります。
最後の方は、高地彰徳神社から伸びて来ている林道に迎えられますが、道もないと思っていた山中に小屋がいくつかあってびっくりします。
ちなみに 峰街道 とは美麻公民館の南の 湯ノ海 集落から東へ向かう林道の呼び名のようです。

◇ 県道393から長者山
切通からの取付きになるので最初の10m程登るのがかなりきついです。
それを登りきると長者山山頂まで2〜3か所の急斜面を除いて藪漕ぎゼロの歩きやすい尾根が続きます。
元々杣道があったのだと思います。
976m標高点の先で東へ向かう尾根の下降が急なのとその先1090m標高点への登りの中間部が急ですが、この2か所と取付きの切通しにトラロープをぶら下げておけばもう登山道と言ってもよいと思います。それ程歩きやすい尾根です。

◇ 長者山から県道394の峠
長者山公園付近のハイキング道探しには苦労させられました。
ハイキング道の下降点は「公園内鉄塔の脇」。これだけは頭に入れて行きましょう(笑)。
ハイキング道とはいえトラロープが何か所か出てくる急傾斜面はあります。
でも元々人の来ない静かなところなんでしょうウリ坊3頭が餌を食べたりじゃれたりしているのをしばらく立ち止まって見てました。
可愛かったです。
標高888m三角点まで行くのは簡単ですが、行ったら必ず登山道まで戻りましょう。
その先、南へ下るのはロープ出そうか考えたほど急です。
また右手=西側に落石したら県道394に直接落ちていく感じですので尾根の一歩左を下降する必要があります。
ちなみに三角点から先に踏み跡は全くありません。





その他周辺情報 ▼ ぽかぽかランド美麻
脱衣場から先の入浴設備は悪くはないが、入浴後裸足のままくつろげるところはない。
売店近くに会社の小さな食堂のような場所はあるがパイプ椅子でくつろげない。
入浴後はさっさと出て行って、という雰囲気。
美麻小中学校入り口交差点
前回の到達地点
気温20℃で涼しいです
2
美麻小中学校入り口交差点
前回の到達地点
気温20℃で涼しいです
樹間の向こうに爺ヶ岳
10
樹間の向こうに爺ヶ岳
林道から数メートル離れて 尼子山
4
林道から数メートル離れて 尼子山
右の尾根を下降する予定だったけれど上部があまりに急なので左のゆる尾根を降りてきた
1
右の尾根を下降する予定だったけれど上部があまりに急なので左のゆる尾根を降りてきた
予定の尾根に復帰
1
予定の尾根に復帰
すぐに林道に出た
横着して林道を行くことに
1
すぐに林道に出た
横着して林道を行くことに
峰街道、高地口側が通行止めになっていた
徒歩の私は気にせず進む
1
峰街道、高地口側が通行止めになっていた
徒歩の私は気にせず進む
再び藪尾根へ突っ込む
2
再び藪尾根へ突っ込む
尾根上は嘘のように歩きやすい
4
尾根上は嘘のように歩きやすい
地形図にある崩落地
尾根の西側に踏み跡があるが意外と急で狭い
1
地形図にある崩落地
尾根の西側に踏み跡があるが意外と急で狭い
次のピークには杭が
4
次のピークには杭が
尾根上は歩きやすい
私にはもうほとんど登山道
ピークごとに地図を確認する程度でドンドン進める快適
3
尾根上は歩きやすい
私にはもうほとんど登山道
ピークごとに地図を確認する程度でドンドン進める快適
ネ、快適そうでしょ
ただ次のピークと手前のピークは傾斜の緩い方向へ進むと変な方へ下るので要注意
7
ネ、快適そうでしょ
ただ次のピークと手前のピークは傾斜の緩い方向へ進むと変な方へ下るので要注意
ン?林道になった
この林道、高地彰徳神社から伸びて来ていた
4
ン?林道になった
この林道、高地彰徳神社から伸びて来ていた
藪尾根を歩いていてこんなのが現れるとちょっと気持ち悪い
1
藪尾根を歩いていてこんなのが現れるとちょっと気持ち悪い
パワーショベル
まだまだ林道造成中?
1
パワーショベル
まだまだ林道造成中?
高地彰徳神社
高地側は通行止め
山間部はいたるところでこれに出会う
1
高地側は通行止め
山間部はいたるところでこれに出会う
車ゼロ
気楽に歩ける
1
車ゼロ
気楽に歩ける
ここから長者山に向けて取り付くが最初の10m程が無茶苦茶急
2
ここから長者山に向けて取り付くが最初の10m程が無茶苦茶急
976m標高点ピーク
木陰で涼しくルンルン気分で歩けます
5
976m標高点ピーク
木陰で涼しくルンルン気分で歩けます
左のピークが左折して東進するところだと思いますが右手からピークの先へ進んで戻って来ることに
1
左のピークが左折して東進するところだと思いますが右手からピークの先へ進んで戻って来ることに
ピークを戻りつつ下降尾根を探します
3
ピークを戻りつつ下降尾根を探します
ありました、東進する下降尾根
かなり急で立木も少なかったです
2
ありました、東進する下降尾根
かなり急で立木も少なかったです
尾根筋は総じて歩きやすいですが、この先は急な登りでした
3
尾根筋は総じて歩きやすいですが、この先は急な登りでした
1090m標高点
同じく1090m標高点
大町市と長野市の市界標識
4
同じく1090m標高点
大町市と長野市の市界標識
傾斜もなくなってルンルン尾根が長者山へと続いています
3
傾斜もなくなってルンルン尾根が長者山へと続いています
大町市と長野市の市界標識
ここより南は尾根上ではなく標高900mが市界
珍しいですよね
2
大町市と長野市の市界標識
ここより南は尾根上ではなく標高900mが市界
珍しいですよね
長者山の北のピーク
この杭、寝てたのを立てました
3
長者山の北のピーク
この杭、寝てたのを立てました
長者山、山頂
後立山の素晴らしい眺望
中央の三角は蓮華岳
12
長者山、山頂
後立山の素晴らしい眺望
中央の三角は蓮華岳
五竜・鹿島・爺をアップで
17
五竜・鹿島・爺をアップで
槍もアップで
磯砂クンとバウワウ君、そして私
8
磯砂クンとバウワウ君、そして私
誰もいない、誰も来そうにないのでゆっくり寛ぐ
炎天下は暑いが木陰は涼しい
2
誰もいない、誰も来そうにないのでゆっくり寛ぐ
炎天下は暑いが木陰は涼しい
蝶も戯れにきた
太平洋へこれらの峰々を南下するのとこちらの藪尾根を南下するのとどちらが良かったのだろう
2
太平洋へこれらの峰々を南下するのとこちらの藪尾根を南下するのとどちらが良かったのだろう
ハイキング道はすぐに林道になり
1
ハイキング道はすぐに林道になり
長者山公園との分岐(=林間学校舎)になり、そのまま林道を東へ下って行くが南へのハイキング道が見つからずまた戻ってきた
1
長者山公園との分岐(=林間学校舎)になり、そのまま林道を東へ下って行くが南へのハイキング道が見つからずまた戻ってきた
長者山公園内を進むとまた西へ向かい始め
1
長者山公園内を進むとまた西へ向かい始め
公園山頂東屋へ
南下するハイキング道が見つからない!!
スマホで検索して kyom4 さんのレコ見つけようやく脱出方向がわかる
2
公園山頂東屋へ
南下するハイキング道が見つからない!!
スマホで検索して kyom4 さんのレコ見つけようやく脱出方向がわかる
鉄塔右横にハイキング道があった
そういえばどなたかのレコで鉄塔横というのを見た記憶が・・
2
鉄塔右横にハイキング道があった
そういえばどなたかのレコで鉄塔横というのを見た記憶が・・
ハイキング道数メートル手前まで行くと道標が・・
1
ハイキング道数メートル手前まで行くと道標が・・
ハイキング道に入ると道標はチョコチョコお目にかかる
右ではなく直進が 尾根コース
そうか細長い標識にひく矢印は左右しかないらしい
上下向きの矢印は想定外らしい
ということで矢印の向きの誤差90度は許容範囲内ということ
なるほど勉強になりました
3
ハイキング道に入ると道標はチョコチョコお目にかかる
右ではなく直進が 尾根コース
そうか細長い標識にひく矢印は左右しかないらしい
上下向きの矢印は想定外らしい
ということで矢印の向きの誤差90度は許容範囲内ということ
なるほど勉強になりました
この薄いコルでハイキング道は左下へ下って行く
尾根筋を直進する踏み跡も濃い
この先の888m三角点へ導かれる
2
この薄いコルでハイキング道は左下へ下って行く
尾根筋を直進する踏み跡も濃い
この先の888m三角点へ導かれる
その888.0m四等三角点
(点名:北左右)
3
その888.0m四等三角点
(点名:北左右)
三角点からさらに南へ向かう
足場も立木もないやばい斜面を下らされる
1
三角点からさらに南へ向かう
足場も立木もないやばい斜面を下らされる
無事期待通りの県道394の峠に出てきた
これで登山は終了
あとは車まで車道を歩くだけ
1
無事期待通りの県道394の峠に出てきた
これで登山は終了
あとは車まで車道を歩くだけ
無雪期用ストックにも寒暖計をつけてみた
3
無雪期用ストックにも寒暖計をつけてみた
こんな景色を楽しみながら歩いているのですが・・・
寒暖計は40℃を指していて暑いアツイ
7
こんな景色を楽しみながら歩いているのですが・・・
寒暖計は40℃を指していて暑いアツイ
向かいに自販機があったのでここで車道歩き3度目の休憩
冷た〜い缶コーヒー130円を500円硬貨で買ったら300円しかお釣りが出てこない
10円玉の釣銭切れだって・・
ますます熱くなるやんかぁ
いやいや100硬貨切れで70円しかお釣りが出てこなかったことを考えて少しは涼しくなりましょう〜
7
向かいに自販機があったのでここで車道歩き3度目の休憩
冷た〜い缶コーヒー130円を500円硬貨で買ったら300円しかお釣りが出てこない
10円玉の釣銭切れだって・・
ますます熱くなるやんかぁ
いやいや100硬貨切れで70円しかお釣りが出てこなかったことを考えて少しは涼しくなりましょう〜

感想

梅雨が明けると暑くて歩けそうにない、秋まで出動できないと思っていましたが、なんか午前中は涼しそうなので出かけてきました。
実際、スタート時が20℃で登山終了時が26℃と暑さはほとんど気になりませんでしたが、登山終了から車まで戻るのに炎天下の車道10キロ歩きはたまらない暑さでした。
また、下山後の楽しみにしていた 新行 の 蕎麦や さんも遅かったので全部閉まってました。
残念無念、今回の一番の反省点です(笑)。

鬼無里−白馬 を結ぶ国道406号から南へ向かう名もない山々の尾根歩きもこれで3回目ですが、南へ向かうほど歩きやすくなっています。
こうやって地図と現地の地形と磁石で歩くのは間違いなく行けるのですが、登山道・ハイキング道を利用すとなると道標が見つからないと全くの方向音痴になってしまいます(笑)。
今回も 長者山公園 でハイキング道が分からず1時間近くウロウロしてました。
山頂の東屋でスマホを見ると電波が届いて検索開始。
(歩いているときは 山旅ロガー でログを取り地図ロイドで現在地確認しますが、電波不要なので 機内モード で節電してます)
「大町市 長者山」で検索するといくつかブログは出てきますが、ハイキングの写真日記みたいなもので 地図 はありません。
ヤマップの記事も出てきましたが地図はアプリダウンロードと出てくるのでやはり何の役にも立ちません。
そこで「ヤマレコ 大町市 長者山」で検索すると1年前の kyom4 さんのレコがありトレースログの地図でハイキング道の場所が分かり脱出に成功しました(笑)。
kyom4 さん、 ヤマレコ さん、ありがとう!!助かりました。


【 編み笠 投入 】
手が自由に使える 日傘 の代わりが目的ですが、一番の狙いは 蜘蛛の巣対策 です。
すこしうつむき加減で歩けば蜘蛛の巣が顔にかかることはありませんでした。
これは正解でした。
ですが、陽の当たらない樹林帯のなかで被っているのはやっぱり暑い。
被らずに歩いているほうが多かったと思います。
登山後の炎天下の車道歩きでは大いに助かりました。
嵩張りますがこれからの必需品になると思います。



【 美麻公民館 − 長者山の南、県道394の峠  11.3 km 】
【 国道406白沢峠 − 長者山の南、県道394の峠  33.4 km 】


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:854人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら