七丈小屋でテント泊 雲海と大展望の甲斐駒ヶ岳


- GPS
- 15:39
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,441m
- 下り
- 2,464m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:13
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
MYアイテム |
重量:0.63kg
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感想
連休はtsuyu1002さんの希望で甲斐駒ヶ岳です。
北沢峠からは一度登った事が有るので、黒戸尾根から登るべく計画します。
北沢峠に抜ける縦走も考えましたが、北沢峠からのバスが運休しているので、
黒戸尾根のピストンにしました、節約の為にテント泊です。
韮崎駅でレンタカーを借りて9時20分頃に尾白川渓谷の駐車場へ到着、
係りの方が入口で案内をしています。
え?満車?!
出庫する車を待たねばならないけど、時間の見込みは分からないとの事です。
待つしかないので待ちました、
幸いなことに10分くらいの待ち時間で駐車出来ました。
甲斐駒ヶ岳に日向山、そして尾白川渓谷での水遊びなど
夏本番になるとここの駐車場は混雑するんですね。
少しだけ遅れましたが無事に出発出来ました、
登山計画書を投函して歩きはじめます。
神社の奥の吊り橋を渡って登山道に入ります、
最初っから急登でしたがつづら折りになっているのできつくは無いです。
少しトラバースしてからよどみない傾斜でひたすら登ります。
笹の平の分岐を越えるとようやく傾斜が緩みますが、
長くは続かず今度は八丁登りと呼ばれる長い急坂、
夏本番の暑さとテント泊の荷物が容赦なく体力を削いでいきます。
削られまくった頃にようやく刃渡りです、
良い眺望で少し元気を取り戻せたかな。
刃渡りからしばらく登ると黒戸山を巻くトラバース区間、
ここは600mくらいゆるい傾斜が続きます、つかの間の天国です。
天国が終わると鞍部に向かって80mくらい降ります、
降りた鞍部が五合目小屋跡、こんなに登ったのにまだ五合目なの・・。
そして黒戸尾根の急登はここからが本番です、
梯子、鎖と連続して豪快に高度を稼ぎ、体力を削ります。
ヘロヘロになったところでようやく七丈小屋に到着できました。
テント泊の受付をして、テン場に向かいます。
テン場は小屋から5分くらい登ったところで、第一、第二と二つあります。
コロナ禍で完全予約制となっているので設営場所に困る事はなさそうです。
今日は20張分、全て予約で一杯との事でした。
5分くらい登ると第一テン場、9張り設営済みでしたので第二へ向かいます、
第二はまだ余裕でしたので3人で3張を設営しました。
どちらのテン場も詰め込んで10張り、ではなくてかなりスペースに余裕あります。
密になるのを避けるための張数制限だと思われます。
設営が終わって、夕食の支度をしてビールで乾杯です♪
夕食はサラダとカットステーキ、女子2人いるのでサラダは多めです。
サラダを食べ終わったら肉を焼きます、山で食べる野菜と肉は格別なのです。
小屋で買った500mlビール2本飲み干したので、
お手洗いついでに日本酒を買い足します。
七丈小屋は第一小屋と第二小屋が30m位離れているかな、
それぞれ小屋の前に水場が有ります、飲用可能、冷たくて美味しいです。
お手洗いは第二小屋の前に有ります。
テン場はこれらの施設から5分ほど登ったところなので、
売店やお手洗いまでは山道を歩きます。
テントからサンダル履きで行くにはちょっと厳しいかなー。
翌朝は2時半に起きて朝食の準備、
ご飯を炊いてお湯を沸かします。
朝食はご飯に納豆、焼いたウインナーにお味噌汁です。
食事を終えたら山頂アタックに出発、
予定より少し遅れて4時の出発でした。
八合目の御来迎場(ごらいごうば)で御来光を見る予定です、
日の出が4時47分なので徐々に明るくなってきます。
軽荷なので40分程で御来迎場に着きました、間に合った―。
雲海に浮かぶ奥秩父の山並みの向こうから太陽が昇ります、
朝日を浴びて輝く峰、さあ山頂までもうひと頑張りしますか。
この先もまだまだ険しい道が続きます、
二本の剣が刺さった岩峰(烏帽子岩と言うそうです)が目前に迫ってきます、
写真では何度も見ていましたが実物を見るとやっぱり格好いい。
ここまで来ると山頂はもうすぐです、
駒ヶ岳神社本宮のピークを越えたらすぐに山頂です、
真っ青に晴れ渡った空、360度広がる大展望、
素晴らしい絶景にここまでの疲れも忘れ、しばらく見惚れていました。
名残惜しいけど下山開始、
鎖場とか少し待ち時間が有ったりしますが、
そもそも黒戸尾根は登山者も少ないので問題ないですね。
テン場に着いて撤収、
陽当たりの良いテン場でしたので結露も乾いてテントの中はサウナ状態でした。
wata-waさんもtsuyu1002も撤収早っ!
下山の途中でガスってきました、
勢いよく雲が登っていきますので午後は夕立が有りそうです。
五合目、刃渡りと通過していきます、もう足はクタクタです。
笹の平の分岐を過ぎるとようやくゴールが見えてきた感じがします、
尾根を回りこんだところで沢音が聞こえてきたので戻ってきた実感がわきました。
沢音に向かってどんどん高度を下げます、川遊びの歓声も聞こえます。
とうとう吊り橋まで帰ってきました、
長かった黒戸尾根、無事の下山を喜び合います。
車に戻って温泉に移動、温泉で疲れを癒やします。
温泉からレンタカー返却に向かう途中で渋滞に巻き込まれて、
列車の時間ギリギリになってしまったけど、
レンタカー屋さんが駅まで送ってくれました、感謝!
無事に列車に乗り、甲府駅で途中下車、
ささやかに打ち上げして帰宅しました。
ここから備忘録
クロージングはいつも通り
長袖ハーフジップシャツにトレッキングパンツ
2日目の歩き始めと御来迎場で休憩中に薄手ソフトシェルを着る
暑かったので水分は多めに飲んだ
初日、二日目とも水やポカリなど1.5Lくらい飲んだ。
明け方はテン場で気温12℃位まで下がった、
12℃対応のシュラフだったので少し冷えるかなと思ったくらい。
ザックの重量は初日の行動開始時点で13kgくらい、
ストーブ担当はwata-waさんなのでガス消費量は不明。
翌日はなかなかの筋肉痛、
何故か登りより下りの方が辛かったなー。
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