御嶽山
- GPS
- 03:17
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,277m
- 下り
- 1,272m
コースタイム
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:17
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3時起きの予定だったが、ヒヨって4時前に起床。ほの暗い夜明けの中、車で登山口へ向うと左右に次々と石塔が流れてくる。墓石と呼ぶにはやけに大きい。功績のあった行者を霊神としてまつる「霊神碑」というものらしく、霊山的雰囲気がビシビシ伝わってくる。特に田中旅館のあたりに集中していた。だが、黒沢口六合目(中の湯)に着くと、既に多くの登山客と思われる車がとまっており、いつもの「登山モード」に切り替わる。トイレを済ませて歩き出した。
しばらくは樹林帯の単調な歩き。まだ日も低いので、気温はちょうどいいくらい。女人堂のある8号目で一気に視界が開けたが、その後登山道はまたハイマツの中に潜り込む。上部は火山特有の景観。登山道はやや小石や浮石が混じり、あまり歩きやすくない。7年前の噴火の痕跡は、意識して探さないと見つからなさそうだった。だいたい2時間で登頂。下に雲海、遠くに乗鞍や北アルプスの峰々が見えて壮観だ。時間がないので、行動食と写真をとって下山を開始する。
下りは人とすれ違う箇所以外は基本的に小走り。ロープウェイ駅への分岐から駐車場までが長く感じた。いつもよりスピードを出したせいか、距離や標高差は大したことがないのに、下山後2日間も筋肉痛だった。筋力や体力の低下が例年よりも感じられる。下山後に7年前の噴火についての被災体験(最下部リンク)を読んだ。すぐに消えるウェブニュースが多い中、6年近く残っている。噴石で片腕を失ったままビヴァークを強いられるなど、壮絶な体験を経て生き残り、山登りは続けているというが、火山にはもう登らないという。考えさせられる内容だった。
https://www.sankei.com/article/20150928-OKO2JAHEVFP6XE52HZZK5TGALM/
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