笹山(黒河内岳) 奈良田からピストン 風雨と闘う 山梨百名山99座目


- GPS
- 09:32
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,968m
- 下り
- 1,958m
コースタイム
5:15 駐車場
5:25 登山口
5:57 山の神
7:07 水場
7:39 1760m
8:58 ガレ場
9:04 2256m
9:14 テン場
10:37 頂上(南峰)10:50 荷物デポ
10:55 頂上(北峰)10:57
11:02 頂上(南峰)11:30
12:17 テン場
12:26 2256m
13:09 1760m
13:19 水場
14:14 山の神
14:33 登山口
14:47 駐車場
◆山行時間
登り歩行時間 5:27(南峰⇔北峰含む)
下り歩行時間 3:17
休憩 0:48
計 9:32
記録できていませんが、休憩をいっぱいしてます。
歩行時間は 8:00ぴったり位だと思います。
CT 実
登り 7:20 5:27 (74.3%)
下り 4:20 3:17 (75.7%)
CTは山と高原地図参照。
全体的に登りのCTは大げさではと思います。
登山道としてまだ未成熟なのでデータ不足かもしれません。
◆行動距離
13.1km
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奈良田バス停より南側にある吊り橋前に駐めました。 20台位はいけるのでは。 ただし、岩側は落石注意とのこと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆水場 水場と表示がある所がありましたが、出ているかは未確認。 往復20分との表示でしたが、35分とマジックで追記もありました。 ◆登山ポスト ありません。 ◆トイレ バス停の所にあります。 ◆登山道 登りの時にはあまり感じませんでしたが、下りの時に急だなと思いました。 雨の為、滑りやすかったのですが、3度ほどすってんころりんしました。 ◆服装 上:ベースレイヤーの上に速乾吸湿のTシャツとアームカバー 下:機能タイツの上に短パン ◆水 飲料用:バーム2.5箱1醗みました。 煮炊き用:水 1.5箱未使用 ◆会った人 帰りにこれから山頂でテン泊する方、2名と会いました。 翌日は大門沢経由奈良田とのことでした。 |
写真
感想
◆総括
山梨百名山の難山4に入る笹山。
覚悟して望んだが、簡単にポイントを。
ゞ界見出標を外さなければ道迷いはない。
但し広い尾根部についてはピンクをよく探すこと。
急登とはいえ、平らな尾根もあり、足を休める所があるので
笊ヶ岳ほどきついと感じなかった。
登りのコースタイムは少し大げさと感じる。
D詐紊剖瓩鼎と道が細く急登となり倒木が多くなります。
木を利用して登る感じになります。
下りはなおさら急坂を実感できます。
木につかまりながら下ると下りやすいです。
つ垢げ爾蠅魯好肇奪があった方が便利な場面が多い。
タ緇譴漏稜Г靴泙擦鵑任靴燭、往復20〜35分かかるようです。
道がわかりにくいとの情報あり。
Ε謄鷯譴歪詐緝婉瓩砲發△蝓風を遮れる感じの好適地です。
Ш能蕕砲△訶肋弔論鞍されているので余程の大水がでないかぎり問題なし。
◆詳細
残す所、山梨百名山も2座。
この難山4に入る笹山と富士山となった。
富士山に8/31に登るという予定なので、どうしてもここで笹山を登り
富士山でフィニッシュをしたい。
土日、天気とにらめっこ。メンバーとの調整がなかなかできず
fickleさんが付き合ってくれることになり天気が悪いが日曜に決行。
3:30に私の家で待ち合わせ、車1台に乗り合わせ一路奈良田まで。
予定通り、5時前に到着。
私達以外にも広河原か大門沢へ行く方がバス停付近にはいたが
笹山目当てで吊り橋の前に車を駐めたのは私達だけだ。
トイレと支度を済ませ5:15分に吊り橋を渡り始める。
吊り橋を渡り立派な渡渉の飛び石を過ぎると登山口。
この頃から雨が降り出す。
ギエー。雨の山行は始めてだ。
登山道はパイプの手すりがついたつづら折りの道。
歩きやすいが一挙に150m標高を上げた。
その後もどんな急登が待っているのかと思っていたが
笊ヶ岳に比べると穏やかな尾根道が長く続いたりする部分もあり
筋肉を休ませてくれる。
ひたすら急登の笊ヶ岳より遥かに楽。
fickleさん、靴ズレとまだ仲良くできず苦しむ。
これが原因なのか、このところ登りで辛そうな場面が多い。
この靴を履きこなす為の試練と考えているようだ。
巨木に囲まれた山の神を過ぎ、進む。
こんもりとトンネル状になったとなりのトトロに出て来そうな森もありかわいい。
結構好きな感じの登山道だ。
陽が出ていたらもっと良い感じだろう。
ひたすら登って行くと水場入り口に到着。
ここでほぼ半分の距離のはず。
思ったより早いペースで登ってきた。
笊ヶ岳の経験から水は多く持とうということでお互い4.5箸六っていたが
雨降りなこともあり、そんなに飲まずにここまで来た。
家を出るときに計ったザックの重さは 12kg。
軽い方ではない。
今日は調子がいいのかな。全く辛くない。
調査の為に水場まで行こうかとも思ったが、この雨。
ピークを目指すことを優先して進む。
1760m、ガレ場に到着。
唯一の展望ポイントも全く見えない。
さらに2286mを過ぎ、テン場に到着。
かなり広く、10張りくらいはいけるのではと思う。
テン場の辺りだけシラビソがなく白樺がまばらに生えており妙に明るい。
少し沢のようになっていた。
ここから急になり登山道が人1人通れる幅に狭くなる。
また倒木も多く、跨いだり、潜ったりと忙しい。
木に体重をかけて上に登るような場面も増えてきた。
やがてハイ松やシャクナゲがでてくると、急に南峰に到着。
山頂だけが何も生えず丸くなっている。
眺望はない。
山頂テント張れます。
下山側にもテン場あり。
息を整えてから北峰へ。
「DAIMONZAWA」とある標識の方へ進む。
大門沢はメジャーだからなのか。
「伝付峠」の標識は漢字だった。
北峰へ行く途中にもテン場あり。
山頂付近のテン場はどこも木に囲まれているので風も遮ります。
ちょっと下り、ちょっと登ると北峰。
塩見、蝙蝠は全く見えない。
風雨も強いので写真だけ撮り早々に南峰に戻る。
風雨の弱まりを見て食事をとる。
雨降りでの食事は取りにくい。
スープ類をもってこなかったことを後悔。
動いていないと寒い。
雨具を着るのが遅かったこともあるが、雨なのか汗なの全くわからない。
空元気の小太郎河童が2匹現れ、パチリ。
ピークハント完了。
さあ、戻ろう。
笹山が急登だということを下りで実感。
登りは夢中だったからか、こんなとこ登ってきたのと言うほど急。
雨でぬかるみ大分滑り易い。
私、1回。fickleさん2回。
スライディングをする。
2人とも怪我無く滑り込みセーフ。
安全面からもストックは必携と感じる。
途中で頂上でテン泊をして翌日大門沢へいくカップルの方とすれ違う。
しばし情報交換。
今日、他に登っている方がいることに感動。
水場入り口までほぼノンストップで下る。
下山に3時間切るかなって勢いだった。
雨の中、ひたすら下る。
樹林帯の中とはいえ時折、激しい雨が体を打つ。
山の神をすぎ、パイプの手すりが出始めると
いよいよ終了かと実感がわく。
渡渉ポイントで、汚れを落としで吊り橋を渡りフィニッシュ。
ずぶ濡れなので早々に温泉へ。
バス停のすぐ側にある、白根館の七つ不思議の湯に入る。
http://www.nukuyu.com/shiranekan/
日帰り入浴1000円
雨の中、1人での山行を心配して付き合ってくれたfickleさんありがとう。
本日も山と山友に感謝!!
どうも笊ヶ岳以来ニガテ意識のついてしまった白峰南嶺、本日のメインは笹山です。
本日もシェフはryutakutanさん。こういう地味なところはこの人選ですだいたい。笑
事前情報では笊ヶ岳とほぼ変わらない感じ(標高差1900m)とのこと。靴擦れで深手を負った笊ヶ岳以来の新シューズを相棒に再び急登に挑みます。
今回は日帰りのため荷物は軽めですが水場が期待できないため、飲み水が肩にメリ込みます。
奈良田ダム脇から登山道に入ります。今日のルートは眺望も期待薄ですが危険箇所がほぼないため悪天でもなんとか行けると判断、渡渉も難なく突破しました。
靴擦れを気にしながらの登りはキツイキツイと言われているほどの傾斜のキツさは意外に感じず、かたや足元を気にする時の体力の消耗具合がかなりのもので、何度か足が止まりCTを下押ししました。
今回最大の失敗は、1日雨だったのに雨具を上しか持ってこなかった事。おかげで靴の中はプール状態。これには参りました。靴擦れも否応なしに再発、さらなる体力を奪われました。多少重くても雨具は上下そろってはじめて威力を発揮するのだと痛感。
それでも雨中だったこともあり酷暑によるペースダウンもそれほどなく、無事に下山することが出来ました。笹山の急登は下ってこそ体験できます。下りCTの速さと言ったら・・・
何はともあれ、ryutakutanさん99座登頂おめでとうございます!いよいよ来週は100座完投、富士ですね!
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