立山 雄山 [晴天のアルプス展望&雷鳥]
- GPS
- 07:23
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 599m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
感想
前日に奥大日岳に登頂しかなり満足したのですが、ここはやはり主峰立山雄山に登って山の神様にお詣りせねばと思いました。
天狗平山荘に宿泊していたのですが、ラジオ体操と朝食の後、宿の車で室堂まで送迎していただけるということで大変助かりました。歩くと30分ですが車だとほんの数分でしたから。
7時に室堂到着。まだ観光客が少なくてのびのびとした感じが好ましいです。
石畳の道を一ノ越目指して歩いていきます。途中には雪が残る場所が5,6箇所あり、危険ではありませんが慎重に通過します。
一ノ越に到着すると北アルプスの展望が開けます。特に槍ヶ岳がはっきりと見えてテンションも上がってきます。
そのあとは雄山山頂に向けてのがれ場を登っていきます。
山頂からはやはり北アルプスの大展望が眺められました。笠ヶ岳、水晶岳、黒部五郎など登った山々が思い出されます。
社務所でお守りを購入したあとはお宮でお祓いを受けました。そこからは剱岳の勇姿が見えました。
この日の行程はそのまま室堂に引き返す予定だったのですが、どうしても剱岳に引き寄せられてしまい、大汝山方向に少しだけ行ってみました。正面に剱岳が見えて満足でした。
後ろ髪を引かれる思いでしたが、室堂に下山。この日は弥陀ヶ原に宿泊の予定でしたので一旦天狗平山荘に戻ったのですが、山荘のほんの少し手前で雷鳥の親子と遭遇しました。親鳥は砂浴びをして子供たちは周りをウロウロ歩いて遊びまわっています。その様子はとても愛らしいものでした。すぐそばで我々は写真を撮っていたのですが、全く逃げようともしませんでした。
天気が怪しくなってきていましたので、天狗平から弥陀ヶ原までは最短の旧道ルートを取りました。東北の山道のようなえぐれてゴロゴロとした石の多い、歩きやすいとは言えない道でしたが、キヌガサソウが群生していて楽しめました。
展望も雷鳥も花も十分楽しめて満足です。山に来るといっぱいいい事がありますね。
三日間の山旅、お疲れさまでした。雄山や奥大日のレコを拝見するに、お天気にも恵まれたようで、山々の眺めを満喫されたことと思います。加えて花々や雷鳥親子、素晴らしい山旅だったことが伝わってきます。
私にとってアルペンルートは山に登るためのアプローチでしかなく、室堂や弥陀ヶ原に泊ることなど考えたこともなかったのですが、弥陀ヶ原はとても良さげな感じですね。レコを拝見して目から鱗です。私もピークばかりに目を向けないで、こういう山歩きを引出しに入れておこうと思います。
次は何処を訪れられるのでしょうか。私は行けても短時間の日帰りなので、次のyoshiyanさんのレコを楽しみにしています。
昨年は高山の夏山にはほとんど行けませんでしたので、今回の山行は本当に久しぶりで「生き返った」気がしました。天気は朝方はとてもよかったです。時間が経つにつれてガスが上がってくるというパターンでした。
ロッジくろよん、天狗平山荘、弥陀ヶ原の立山荘と三泊したのですが、どれも個室でお風呂もついていました。本格登山とは程遠いヘタレ山旅ではありますが、コロナとかなんとかで鈍った身体にはちょうど良い感じでした。
百名山では北アルプスで登り残しているのは薬師岳だけになりました。Papibanさんの記録を見ながら、家族で五色ヶ原経由の縦走ができないか考え中です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1950762.html
感染状況や体調など諸々考慮しながら決めたいと思っています。
コメントありがとうございました。
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