中蒜山(小三郎谷〜中蒜山山頂〜中蒜山登山道)
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- GPS
- 05:57
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 614m
- 下り
- 692m
コースタイム
06:19 塩釜冷泉駐車場出発
06:41 舗装路終点
∧發パート
06:58 舗装路終点
07:20 井川大谷へ下降
07:37 下降終了、遡行開始
08:09 本谷・小三郎谷分岐→小三郎谷へ
10:25 遡行終了、稜線へ
10:44 稜線出合(登山道合流)
10:59 中蒜山山頂
大休止
11:53 出発→塩釜冷泉へ下山
12:16 五合目標識
12:38 一合目標識
12:48 塩釜冷泉
12:52 駐車場帰着
合計時間: 5時間57分
合計距離: 6.44km
累積標高(上り): 596m
累積標高(下り): 682m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
自転車で移動。 「蒜山倶楽部Nadja」の看板を入り直進し、 舗装路が途切れる個所へ(少し広くなっている)。 ここに自転車をデポ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
井川への下降から小三郎谷〜稜線までは 一般登山道ではありません。 ルートファインディング必要。 要事前準備、地図、コンパス、装備適宜 (涸路終点〜井川大谷へ下降 未舗装路が途切れる辺りから藪が濃くなる。 牧草は刈られており、そちらへ逃げる。 大谷への下降地点は急峻であり、 下降ポイントの見極め必要。 断崖になっている箇所が多い。 下降地点〜小三郎谷 井川大谷はゴルジュ(峡谷)が続く。 両岸は校に切れ落ちておりエスケープは難しい。 天候の急変に巻き込まれないよう事前確認必須。 小三郎谷〜稜線出合 写真10の滝からの高巻きは登攀、下降、 共に非常にシビア。 一見 左岸が巻けそうだが 非常にもろい草付で手がかりも少ない。 (数年前のレポではここが危険という報告はない。 地形が変わってしまったのかもしれない。) 右岸に登れそうな個所があり そこから高巻いたが ここの登攀はかなり危うい。 地形図を観る限り、本谷との分岐まで戻り 傾斜の緩い所から巻く方が安全と思われる。 (未確認→08/29更新:glaybe2さんはこのルートを行かれたとの事) またこの高巻きで写真11の10mほどある滝も一緒に巻くのが無難かと。 今回下降したポイント以外は崖になっており 僅かでもずれると降りられなくなる。 それ以外はほぼ全ての滝を直登出来、 快適に沢歩きを楽しめる。 ただし落石には常に警戒必要。 写真21の滝から右岸へ上がりヤブコギ。 急峻でヤブを掴みながら登るとやがて視界が利くようになる。 ここから稜線までは胸辺りまでのササヤブ。 ネマガリタケではないので比較的楽に漕げる(私見)。 平泳ぎが有効。 せ劃此礎翩濃嚇仍各 急登が続き、雨後は滑りやすく注意必要 |
写真
感想
この回の山行はブログ「少年とオヤジの山歩き...?」のスパシオさん、
ヤマレコユーザーのglaybe2さんの先行情報を参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。
一カ月前に計画したものの、
水量が少なく断念した中蒜山 井川源頭 小三郎谷(こさぶろうだに)。
この沢の水量は季節と天候に大きく左右されるようで、
何件かあるレポをみても極端に違いがあります。
今回は先の記録的豪雨により水量は豊富でしかも快晴、
沢登りとしては最高のコンディションでした。
しかしその大雨の所為で苦労をされている方々が
いらっしゃるかと思うと、手放しでは喜べない遡行でした。
牧草帯から入渓地点への下降は難しく、
「え?どこから降りるの?」というくらいの急斜面。
大事を取ってロープを使用。
そこからは快適な沢歩き。
落石の危険はあるものの とても美しい!
岡山にこんなに綺麗な谷があるとは...。
小三郎谷に入ると滝が連続、
どれもそれほど難しくはありませんでしたが、
問題は写真の滝。
今回の核心はここからの高巻き。
何かで読んだ「高巻きこそ沢登り技術の神髄」という言葉が
頭を巡りました。
本当に苦労した...。
苔は然程 繁殖しておらずアクアステルスが
抜群に効きました。
以前のレポではかなり藪も多く苔生した感じの印象でしたが、
今夏の数回に渡る豪雨でそれらは流されたのでしょう。
どこもピカピカと岩肌が輝いていました。
そう遠くないうちにまたこの沢も再び藪に覆われるのでしょう。
そうなる前に時期を見計らってまた訪れたいですね。
多少の危険はあったものの、
ほぼプラン通りの山行が出来ました。
2013年夏の小三郎谷、最高でした!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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おつかれさまでした。
水量、羨ましい限りです。
下降ポイントと大滝の高巻き以外は、同じ道をたどってますね。私の下降したポイントはもう少し下流で緩やかでした。高巻きは、説明にある未確認の部分を登りました。
写真のケルンを見て思い出しました。そういえば、テープを含めいろいろ仕掛けを残して置きました。まだ残ってたんですね。
関連する記事に自分の記事が表示されないのが不思議です。タイトルで関連付けてるんじゃないのかな??
>glaybe2さん
大変な贅沢をしました(笑)
平生は涸れている沢なんでしょうね、
生き物の姿はサンショウウオくらいしか見かけませんでした。
問題の高巻きは、登れない事はないが...(☠)という感じでした。
水量が多かったので、谷の出合まで戻るのも
危険と判断しましたが、強引過ぎたようにも思います。
赤テープにはニヤリとしましたが、ケルンもそうだったんですね、
人の痕跡には安心感がありました。
関連記事については不思議ですね。
確かに載ってません。どういうロジックなんでしょう...?
私とほぼ100%同じ軌跡だったのかもわかりません。(林道からの入峡地点のみ不明ですが。)
私と同じく水量の多い日に行かれたみたいですね。
当時を思い出しながらワクワク拝読しました。
また機会があればご一緒させてください。
と言っても、もはや私では足手まといになりそうですが…
>goforwardさん
入渓個所は地形図を観る限りほぼ同じと思われますが、
若干のズレがあったのでしょうね。
後は100%同じルートを辿ったようです。
先行されたレポに加え、
更に詳細なアドバイスを頂いた結果です。
でなければ入渓時点であきらめていたでしょう。
ありがとうございました!
足手まといなんてとんでもないです!
こちらこそ、是非勉強させて頂きたいです。
「烏ヶ山のナナカマドが真っ赤に染まるころ」の
烏谷、よろしければご一緒させて下さい!
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