幌尻岳(チロロ林道)
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- GPS
- 09:56
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,553m
- 下り
- 2,556m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
オジサンの日高デビューです!
暗い河原を右往左往し、急登を頑張り糠平岳へ着くと、見事な山並みが現れて早くも感動した笑
周りに山は沢山あるけど幌尻岳はどれ?状態でGPS見てやっと確認出来た。
高い峰から深い谷へ切れ落ち、真っ直ぐで急な尾根を鋭い稜線で繋いでいて、カッコ良くて周りを見るのが忙しくて何度も躓きながらも幌尻岳に着き、名前の分からない美しい山々を見ながら久しぶりにノンビリと出来た。
予想よりハイマツは優しかったが登り下りが何度もあり、26キロの割に疲れたけど楽しかったので来て良かった!
林道で歩くと刺しまくり車に纏わりつく虫と、砂利道が無ければ最高なんだけどね…
目標を達成して抜け殻になってる僕に、新しい世界を見せてくれたシロさん、ありがとう!
暑さにとても弱い僕は真夏の山にはなかなか足が向かないが、折角遠征ができることになったので色々プランを建てた。コンさんと行こうと話ながら毎年流れていたので未踏の日高最高峰の幌尻岳に2人で向かう事にした。日高山脈に行くのは何年ぶりだろう。
暑さ対策のため涼しい深夜帯に高度を上げる必要があるので1時過ぎに出発。初めてのルートなのに真っ暗川原歩きなので何度かコースをロストしながらも危なげなく額平岳の尾根に取り付く。
急登を登って行くがすでに暑いのに、ハイマツ対策で履いてきた長ズボンのせいで更に暑さ倍増、滝汗だが脂汗だがなんだか分からない物質が引き出してきて絶不調のフラフラゾンビで足が上がらない。トッタの泉で冷たい水ガブガブ飲んだら元気が出てきて、高度も上がり涼しくなってきたので復調した。
額平岳に着くと初めて見る日高の山々の景色に2人で感動した。向かう幌尻岳が見える。普通に考えると遠いはずだが、十勝大雪グランドトラバースやり遂げた僕達の感覚は麻痺ってるようで近くに感じた。
初めてのルート、初めての景色に足取りは軽く北戸蔦別岳、戸蔦別岳と越えていく。
七つ沼カールも初めて見たが、いつかテン泊でのんびりと再訪したい。
ハイマツは思っていたより普通で短パンでノープロブレム…長ズボンは失敗。元気に肩まで登りウキウキハイクで5時間15分で幌尻岳に登頂した。
丁度良い気温と心地よい風が吹いているので久しぶりにマッタリ休んで景色を楽しんだ。しかし日高ビギナーなのでどれがどの山なので分からない(笑)
さぁ暑くなる前に帰りましょう。戸蔦別岳への登り返し辺りから猛烈に暑くなってきたので、コンさんに凡人速度でお許し頂き牛歩で戻っていく。ただ風が吹いていたので助かった。ハイマツが終わる額平岳で2in1の長ズボンを短パンにして、再びトッタの泉でガブガブ水を飲んだら後は消化試合。登りで右往左往した川原歩きも明るい時間ならなんて事ない道であった。
林道を歩いているとアブの大群が襲ってきたので、猛ダッシュで車へ戻ったが車の周りにも100匹はくだないアブがたかっており転がるように乗り込んだ。一瞬にも関わらず5匹も進入していたので駆逐して、道の駅で片付けをした。
暑いし、吸血虫も元気なのでもう真夏の山は暫く遠慮させて頂きます。8月はチャリ択一かな。
しかし何時降り以来かの未踏の夏山には久しぶりにワクワクして、登山本来の楽しみを思い出させてくれた。日高山脈はまだまだ未踏の領域なので秋に再訪したい。
1人なら行かなかったと思うので一緒に来てくれてありがとうございました!!
thanks コンさん
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