北アルプスのヘソにタッチアンドゴー!水晶岳
- GPS
- 29:48
- 距離
- 46.0km
- 登り
- 3,352m
- 下り
- 3,351m
コースタイム
- 山行
- 1:14
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 1:25
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 11:02
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 7:05
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 10:08
天候 | 1日目 雨時々曇り 2日目 曇り時々雨のち晴れ 3日目 雨のち曇りのち晴れ 4日目 晴れ時々曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません 雪渓は少しあるけどアイゼンは不要 |
その他周辺情報 | ひがくの湯 登山者 700円 レストランのメニューも豊富で下山後の欲を満たしてくれるギルティーなメニューが選び放題です。おすすめ! |
写真
感想
台風が来てどうしよ…という中の計画
でも台風がきても初日に超えそうだし、わさび平で計画変えれるからと決行を決定。
代案を考えるrunnurceちゃんに決行の決意を伝えて始まりました。
初日は13時集合のワサビ平まで平らな道を歩くだけ〜
今夜は焼肉だし、テント張ってダラダラ楽しそう♪
台風の影響もほとんど感じず、雨は小ぶりで風もない。明日からの予報もイマイチだけど、山は来てみないとわからないことも多々あるので天気も楽しもうと思う。
わさび平では雨もやみ、一等地にテントを張り快適な焼肉パーティー&誕生日パーティーを楽しめました。
2日目 4時起床 雨の音は聞こえない✨
張り切って準備して出発する。朝お湯を沸かしたり、テント撤収が思ったより時間かかり出発時間が5時を過ぎてしまった。やっぱりお湯を沸かす時間は惜しい。次からは保温ボトルを持ってきて夜のうちにお湯を沸かしておこうと思った。
今日はひたすら登り。小池新道はkuwaちゃんがトラウマらしくかなり警戒していたけど、ガスっているのが幸いして涼しいからそれほどきつくない。鏡平では定番のかき氷でなくてコーヒーフロートを頼んだ。コクのあるコーヒーとアイスが最高においしい。元気になって快調に登る。双六小屋で昼食をいただく。
さてこっからお楽しみの稜線タイム。双六岳に三俣蓮華の道中はお花畑に雷鳥、穂高や槍などの景色が楽しめてご褒美のような時間でした。
この日は結局雨に降られず、快適登りを堪能できました。
3日目 今日は核心の鷲羽岳、水晶岳にアタックする日。
が、予報はあまりよくない。早出が大事と昨日の反省を生かし、朝はお湯をわかさず行動食のみで出発。
鷲羽岳 下から見ていてカッコ良すぎて楽しみにしていたけどガスガスで何も見えず、水晶の方に歩いていたら虹も見えてガスも少し晴れてよい眺めと思ったらすぐ天気が崩れた。水晶小屋に着く頃にはどしゃぶり…
小屋の中は避難している人でいっぱいで、小屋にはいるスペースがなさそう…
とりあえず荷物をデポして水晶にアタック。
水晶への道は思ったほど難易度が高くなくて、3点支持が必要なポイントもほぼなく歩きやすかったです。(雨でガスガスだったから高度感も感じなかったのもあるかもしれませんが)
雨は激しく時折雷の音も聞こえる。空荷なのでさっさと登って山頂で写真を撮ってさっさと降りる。
道中すれ違う人とは苦笑しながら、挨拶。
(「雨ですね」「雷なってますな」的な)それはそれで楽しかったです。
水晶小屋に戻ったら、いい加減お腹も空いているとのことで力汁をいただきました。
思ったよりも体が冷えていて、体に沁み渡るおいしさでした。あと小屋の人がずぶ濡れの私たちに優しくてありがたかったです。
目的を果たしたので三俣に戻ります。鷲羽を登り返すのはありえないので、黒部源流を行く周回コースにしたのですが、雨がひどく道が沢になって歩くのが大変…
カッパの下の服も下着も靴も靴下もずぶ濡れになりながら帰還。
昼前には戻り、テントを撤収して双六小屋まで行く予定だったのですがみんなの疲労具合を考えて今日は三俣での停滞を決める。
三俣山荘のレストランで温かい食事をいただき、テントに戻ったら晴れてきた。
慌ててカッパや服を乾かし、のんびり酒盛りタイム♪
残っている酒もつまみも消費するぞ!と昼間から楽しみました。
夕方は槍まで晴れて夕焼けもいい感じ。撮影タイムが長かった。
4日目 今日は午後崩れる予報
やっぱり早出が大事とテントを撤収してなんとか5時くらいに出発。
昨日ゆっくり休んだので、みんな元気。下山は巻道を選んだけど、この道がとても素敵でした。コバイケイソウやチングルマが咲き乱れ、山々と雪渓が広がり天国のよう。人もほとんどいなくて撮影に熱がはいる。
おしゃべりしながらあっというまに双六小屋に。
ここで朝ごはん休憩をして、小池新道を下る。今日は金曜日なので入山してくる人と次々すれ違う。昨日まで人があまりいない静かな登山だったので、これが本来の人の入りなんだろうなぁ。今日は蒸し暑い。ので小池新道の登りは本当に辛そう。みんな水を飲み、頭からかぶり休憩しながら歩いている。
そして下りの私たちは黙々と歩くが長い!歩いても歩いても先は長いので音楽聞きながらノンストップで歩く。鏡平でかき氷を食べようと、何を注文するかで揉めながら山荘が見えた時はほっとしました。
みんなでかき氷で一息ついたらもうひと頑張り。
すれ違う人と挨拶しながら、お話しながら下山に集中。下山したら何食べる?で盛り上がりスイカが食べたいワサビ平にスイカある?とか欲望を掻き立ててなんとかワサビ平に。
ここからは平坦だけど車が通れる道だから、萎える長い道のり。
ワサビ平でスイカを食べて歩き出す。
それぞれ違う足の部分が痛いと耐えながら歩く。私はなかなかGPSが動かなく感じるのでキンドルの本を読みながら歩きました。
ワサビ平から1時間以上かかって新穂高に到着。
みんなで記念撮影して温泉&レストラン。
ひがくの湯は登山者に優しい温泉で、携帯の充電とかサロンパスとかバンドエイドとかサービス満点でした。
みんなでギルティーなカロリーたっぷりな食事を堪能して打ち上げしました。
天気が微妙と言われた4日間だけど、それはそれでとても楽しい縦走で思い出になりました。またこのメンバーで行きたいです。
runnurseちゃん、kuwaちゃんありがとう!
ほんとに夢のような山行でした。
台風の進路を前日まで毎時間チェックして、行くのか引くのか…
代案を提案したら、即却下!😅
台風の進路もありえない進路を行ってくれたので影響受けずに登ることができました。
わさび平小屋の誕生日会
このあとお誕生日ケーキが、この山行の行動食となり本当に素晴らしい食糧計画。
毎年、この小池新道で熱中症になるので
水分とミネラル補給は気にしていたけど、3泊4日のテン泊荷物を担いでの長歩き。
行動食を取るタイミングや、行動食の中身などたくさんtomoeリーダーに教えてもらいました。
水晶から黒部源流を巡るクルクルと変わるお天気の中での山行も、天気読むことリスク回避すること、衣類がズブ濡れになることの身体の影響…学びが多かったー!
そして、この4日間ずーっと歌い、喋り続けていた私…動画をみたら常に何か喋っていて動画を台無しにしている…反省。
静かでミステリアスな女性を目指したいと心に誓いました。
また一緒に遊んでくださいね!
めちゃめちゃ記憶に残る、山でした!
猛暑トラウマ小池新道に胸をびくびくさせながら、初めて歩く水晶岳への道にワクワクしながら!
ファイントラックのテントで快適に、美味しいご飯や頑張った分だけ応えてくれる晴れ模様に☀️、感激しながら山行を終えられました(´°????????ω°????????`)
ちょっと頑張ればできることを進んでやろう!この言葉をちょいちょい思い出しながら、満点の星空とお花畑にひたすら癒される4日間でした!
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