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Yamareco

記録ID: 340253
全員に公開
ハイキング
道東・知床

雌阿寒岳 家族で登った雌阿寒温泉登山道 

2013年08月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 けいじ つばさ のぞみ その他4人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:34
距離
6.4km
登り
804m
下り
805m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:58
休憩
0:33
合計
5:31
距離 6.4km 登り 804m 下り 815m
9:14
9:14
11
9:25
9:25
33
9:58
10:04
36
10:40
10:40
27
11:07
11:32
27
11:59
12:01
48
12:49
12:49
55
13:44
13:44
8
13:52
13:52
26
14:19
ゴール地点
8:45 公共駐車場
8:48 登山口
9:04 一合目
9:16 二合目
9:27 三合目
9:45 四合目
9:58 五合目
10:17 六合目
10:24 七合目
10:38 八合目
10:56 九合目
11:08 雌阿寒岳頂上 11:38
11:48 九合目
12:00 八合目
12:15 七合目
12:27 六合目
12:50 五合目
13:12 四合目
13:44 三合目
13:52 二合目
14:05 一合目
14:18 登山口
14:19 公共駐車場

登山 2時間23分
下山 2時間41分 
往復 5時間34分 

参考(7月4日登山時)
登山 1時間22分
下山 1時間04分 
往復 2時間30分 
天候 晴れのち雷雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
雌阿寒岳温泉無料駐車場利用
トイレ有り
コース状況/
危険箇所等
登山口に登山ポスト
一覧表に下山時刻も記入する北海道方式
登山口

駐車場から二分ほど歩いたところにあります
2013年08月25日 08:49撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 8:49
登山口

駐車場から二分ほど歩いたところにあります
入山届け

入山届けを記入して出発です
入山届けは北海道方式で、一覧表に記入します
色々ある看板は火山噴火時についての注意書きです
2013年08月25日 08:49撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 8:49
入山届け

入山届けを記入して出発です
入山届けは北海道方式で、一覧表に記入します
色々ある看板は火山噴火時についての注意書きです
登山開始

家族全員で登山開始
2013年08月25日 08:53撮影 by  DSLR-A550, SONY
2
8/25 8:53
登山開始

家族全員で登山開始
登り始めは木の根が張り巡らされた場所を歩きます
2013年08月25日 08:57撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 8:57
登り始めは木の根が張り巡らされた場所を歩きます
一合目
2013年08月25日 09:04撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 9:04
一合目
ちびっ子達は全身を使って登ります

大人なら踏み越えられる段差でも身長の低い子供は全身を使わねば乗り越えられません
2013年08月25日 09:09撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 9:09
ちびっ子達は全身を使って登ります

大人なら踏み越えられる段差でも身長の低い子供は全身を使わねば乗り越えられません
2013年08月25日 09:09撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 9:09
二合目

アカエゾマツをバックに記念撮影
2013年08月25日 09:16撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 9:16
二合目

アカエゾマツをバックに記念撮影
三合目

この付近から上はハイマツ帯になります
登山道はいったん谷を水平移動しひとつ隣の尾根へ向かいます
2013年08月25日 09:27撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 9:27
三合目

この付近から上はハイマツ帯になります
登山道はいったん谷を水平移動しひとつ隣の尾根へ向かいます
2013年08月25日 09:28撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 9:28
大人ならナンでもない岩も小さい子供は難所です
2013年08月25日 09:29撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 9:29
大人ならナンでもない岩も小さい子供は難所です
四合目

三合目と四合目の間はチト長いです
2013年08月25日 09:45撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 9:45
四合目

三合目と四合目の間はチト長いです
四合目から先はずっと急坂です

2013年08月25日 09:50撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 9:50
四合目から先はずっと急坂です

五合目
2013年08月25日 09:58撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 9:58
五合目
六合目

子供は少し特徴的な岩があるたびに登ってみます
2013年08月25日 10:17撮影 by  DSLR-A550, SONY
1
8/25 10:17
六合目

子供は少し特徴的な岩があるたびに登ってみます
七合目
2013年08月25日 10:24撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 10:24
七合目
七合目到着記念
ハイチーズ!!

2013年08月25日 10:26撮影 by  DSLR-A550, SONY
2
8/25 10:26
七合目到着記念
ハイチーズ!!

2013年08月25日 10:29撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 10:29
2013年08月25日 10:29撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 10:29
かなり高度をあげてきました
2013年08月25日 10:32撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 10:32
かなり高度をあげてきました
八合目
2013年08月25日 10:38撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 10:38
八合目
八合目の標識は岩の上にあります

もち子供達は岩の上に登ります
2013年08月25日 10:39撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 10:39
八合目の標識は岩の上にあります

もち子供達は岩の上に登ります
九合目

お鉢に到達です
2013年08月25日 10:56撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 10:56
九合目

お鉢に到達です
九合目からの眺め

残念ながら低く雲がかかっており、遠望は利かない
2013年08月25日 10:56撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 10:56
九合目からの眺め

残念ながら低く雲がかかっており、遠望は利かない
九合目通過!!
2013年08月25日 10:57撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 10:57
九合目通過!!
火口を眺めます
2013年08月25日 10:57撮影 by  DSLR-A550, SONY
2
8/25 10:57
火口を眺めます
九合目から先はお鉢を眺めながら歩きます

噴煙がシューと勢いよく吹き出ています
2013年08月25日 11:00撮影 by  DSLR-A550, SONY
1
8/25 11:00
九合目から先はお鉢を眺めながら歩きます

噴煙がシューと勢いよく吹き出ています
頂上まであと少し

阿寒岳の登山犬モコも後ろから登ってきます
2013年08月25日 11:08撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 11:08
頂上まであと少し

阿寒岳の登山犬モコも後ろから登ってきます
さぁもう少し!!
2013年08月25日 11:08撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 11:08
さぁもう少し!!
雌阿寒岳登頂!!

長男百名山6座目
次男百名山7座目
2013年08月25日 11:09撮影 by  DSLR-A550, SONY
2
8/25 11:09
雌阿寒岳登頂!!

長男百名山6座目
次男百名山7座目
モコと遊ぶ

頂上でモコと子供達が遊びました
2013年08月25日 11:12撮影 by  DSLR-A550, SONY
1
8/25 11:12
モコと遊ぶ

頂上でモコと子供達が遊びました
火口壁

九合目までは火口の淵を歩きます
2013年08月25日 11:36撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 11:36
火口壁

九合目までは火口の淵を歩きます
さぁ下山開始です

登りでは元気だった妻が下山開始後、急に体調不良を訴えます
エネルギーを補給させようにもすぐに吐いて受け付けません
2013年08月25日 11:41撮影 by  DSLR-A550, SONY
1
8/25 11:41
さぁ下山開始です

登りでは元気だった妻が下山開始後、急に体調不良を訴えます
エネルギーを補給させようにもすぐに吐いて受け付けません
九合目

下山時、体重の軽い子供達は有利です
2013年08月25日 11:43撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 11:43
九合目

下山時、体重の軽い子供達は有利です
八合目

子供達はスイスイと下山します
2013年08月25日 12:00撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 12:00
八合目

子供達はスイスイと下山します
パトランプ

パトランプのある岩で大休止
妻は一向に飲食料を受けつけません
2013年08月25日 12:08撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 12:08
パトランプ

パトランプのある岩で大休止
妻は一向に飲食料を受けつけません
七合目

積乱雲が湧いてきています
先を急ぎたい!!
でも妻のペースは落ちるばかりです
2013年08月25日 12:15撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 12:15
七合目

積乱雲が湧いてきています
先を急ぎたい!!
でも妻のペースは落ちるばかりです
2013年08月25日 12:16撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 12:16
岩の上で小休止

子供たちは先回りして妻が歩いてくるまで小休止
2013年08月25日 12:21撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 12:21
岩の上で小休止

子供たちは先回りして妻が歩いてくるまで小休止
六合目
2013年08月25日 12:27撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 12:27
六合目
オンネトーを眺めながら休憩(ダウン)

妻は数分歩いてはしゃがみ込みます
雷鳴と積乱雲が近づいてきています
2013年08月25日 12:42撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 12:42
オンネトーを眺めながら休憩(ダウン)

妻は数分歩いてはしゃがみ込みます
雷鳴と積乱雲が近づいてきています
2013年08月25日 12:50撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 12:50
四合目

早く下山させなければ、雷雨に祟られます
子供達をモコを連れた登山者の方にお願いし、私は妻をサポートしながらゆっくり下山します
2013年08月25日 13:12撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 13:12
四合目

早く下山させなければ、雷雨に祟られます
子供達をモコを連れた登山者の方にお願いし、私は妻をサポートしながらゆっくり下山します
三合目

三合目上部から偶然通りがかった山岳警備隊に背負い搬送してもらいました
2013年08月25日 13:44撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 13:44
三合目

三合目上部から偶然通りがかった山岳警備隊に背負い搬送してもらいました
二合目

2013年08月25日 13:52撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 13:52
二合目

妻は背負い搬送・・・
2013年08月25日 14:16撮影 by  DSLR-A550, SONY
8/25 14:16
妻は背負い搬送・・・
撮影機器:

感想

最初に・・・
今回の登山でお世話になった方々ありがとうございました


プロローグ
前夜、新日本海フェリーに乗って舞鶴から小樽へ20:30に到着
当初の予定では富良野方面へ行く予定だったが、天気予報によると富良野方面は荒天
稚内・網走・襟裳すべて雨天・・・で唯一「くもり」マークがついていた阿寒方面へ向かうことにしました
7月のリベンジ登山として僕は長男(小五)・次男(小一)を連れて三人で雌阿寒岳登山をすることに一人心の中で決める

(7月の登山記録)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-317119.html

AM1時雌阿寒温泉駐車場に到着 そのまま車内でAM8時まで睡眠
起床後、長男・次男を連れて阿寒岳へ行く旨を妻へ伝えると、急遽妻も長女(小二)を連れて一緒に行くとのコトに
朝食を食べ、身支度を整え8:45登山開始

<登山口〜三合目>
登り始めは登山道の最初は、アカエゾマツの樹林帯歩き
僕は常に最後尾を歩く
根っこが登山道へ張り巡らせるように生えておりとても歩き難い
特に小学一年生の息子は根っこ段差を乗り越えるのに最初から苦労している

二合目をすぎた辺りから、モップのような犬が時おり追いついてきた

登山口から三合目までは39分で到着
前回より14分多く所要時間がかかっている

<三合目〜四合目>
三合目から先は樹林帯を抜けハイマツの中を進むことになる
三合目から四合目の間は今までようなの登りルートではなく、ガレ沢を水平に一つ渡る
水平に歩く分歩行距離は長い
長女が「疲れた〜」というので長女を肩車をして歩く

モップのような犬を連れている方と話をすると、この方は飼い主ではなく、麓の旅館の犬を連れて登ってきたとのコト、犬の名前は「モコ」というそうだ
賢そうな犬だ

<四合目〜九合目>
ハイマツの高さが低くなり視界が開けてきた
左手足元にはオンネトーが見える
遠望は10キロ程度しか利かないがそれでも足元の原生林の緑の絨毯が見える
残念なのは七月には咲き誇っていた高山植物の花々もすでにない
時おりモコが追いてくる

大きな岩が登山道に時おりあるが男児たちは岩を見ると取敢えず登っている

最初雲の中にあった山頂部が、登るに従って晴れてきた
上部に登るにつれ眺望もよくなってくる

<九合目〜頂上>
九合目からは雌阿寒岳のお鉢沿いを歩く
お鉢の中を覗き込むと火山ガスがシューと勢いよく噴出している

後ろからモコも追いついてきた

11:08頂上に到着
頂上は多くのハイカーで賑わっている
7月に登頂したときは暴風で四つん這いでないと辿り着けなかった頂上も今日は穏やか
子供達へはアミノバイタルゼリーや柿の種を食べながら登山犬モコと遊ぶ
妻にはさらにアミノバイタルを与える

<頂上〜四合目>
家族を先に下山させて少しだけ頂上で一人まどろむ
二分ほどすると子供達が僕を呼ぶ声
下り始めると妻が吐いていた
頂上で30分程休憩して体が冷えて体調が急に悪くなったらしい

水を飲ませようとするが、気持ちが悪いと殆ど受けつけない
塩羊羹も与えるが、殆ど食べない
味噌を与えても食べない
暫く休憩をさせたいが、運の悪いことに、雷鳴が遠くから聞こえる
今は晴れているが、天候が悪化するのが容易に想像できる

休み休みゆっくり歩く
子供もユックリ過ぎて少々飽き気味になっている
雷鳴が近づいてきてドンドン天気が悪くなってきている
後ろから登山犬モコを連れた方が追いついてきた
彼に子供達を託して先行して下山してもらう
僕は、妻をサポートしてユックリ下山する

<四合目〜そして背負い搬送>
いよいよ雨が降り出しそうな空模様になってきたので、ゆっくり歩く妻を先行させて、雨具・ツエルト等をすぐに取り出し、いかなる対応もすぐ出来るようにリュックの中を整理し始めたところ、後ろから北海道警察の山岳警備隊4名が歩いてきた
山岳警備隊の方に長男が雨合羽を持っていないので事情を説明して、先行する長男に雨合羽を渡してもらうように依頼した

フラフラになりながら歩く妻に山岳警備隊と方と一緒に追いつくと、警備隊長の方が妻へ背負い搬送することを強く勧めてくれた
妻は搬送されるコトを強く嫌がったが、天候が急激に悪化するコトが容易にわかる状態でこのまま歩かせると最悪の場合荒天のなかビバークしなければならない可能性すらある
僕も妻に背負い搬送してもらうよう強く促し、背負い搬送してもらうコトに

「搬送される」というコトは妻は精神的に辛かったと思う

搬送の準備すると同時に経口補水液500ccを作って妻へ渡してくれる
残念ながら妻はやはり「気分が悪い→吐きそう」とホンの一口飲んだだけ・・・
僕が補水液を預かり、五分ごとの休憩のたびに妻へ飲むように促す


隊長が背負っていたグレゴリーレスキューザックという特殊なザックを用いて妻を背負う
http://www.backcountry.co.jp/mteq/bacpac3.html

かなり早いペースで妻を背負い歩く
人を背負っているのにこんなに早いペースで歩けるの??
というようなペース

但し長時間背負って歩くことは出来ず五分ごとの交代
広報活動に使うのだろう、隊員の方がパパラッチの如く、まだ撮るの??と思うぐらい多くの写真を撮りまくっていた

二合目を下回った付近から雨が降り出した
僕は背負う隊員が交代する度に補水液を渡し水分をとるように促す
しかしホンの数ccしか飲まない(飲めない)

登山口に到着し、簡単な事情調書をうけ、駐車場までクルマを取りに行く
登山口にクルマを回送し、山岳警備隊の方にお礼を言って、こんどは子供達を回収しに国民宿舎野中温泉別館へ
子供達は雨宿りしながらモコと遊んで待っていた
子供を預かってくれた方と、お上さんにお礼を言って登山口を後にした

クルマを走らせた直後、また妻は吐いた
今夜は標津方面まで行く予定だったが、急遽阿寒湖温泉に宿をとり宿泊しました


体調不良の検証
妻に後日体調不良になった理由を聞きました
・前日の睡眠は多くとっていた
・体力的には辛くなかった
・登山時トイレを心配しあまり水分をとらなかった
・カロリー補給も充分に行わなかった
(頂上にてアミノバイタル・お菓子を食べたのみ)
・山頂にて休憩し体を冷やした
・体を冷やして頭痛になった
・頭痛から気分が悪くなり吐き気を催した

このことから、次回からの登山には家族全員へさらに積極的に水分・行動食を補ったかどうか確認することにします
(子供達は登山時から飲み食いをしまくっていました・・・)

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