雌阿寒岳 家族で登った雌阿寒温泉登山道
- GPS
- 05:34
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 804m
- 下り
- 805m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:31
8:48 登山口
9:04 一合目
9:16 二合目
9:27 三合目
9:45 四合目
9:58 五合目
10:17 六合目
10:24 七合目
10:38 八合目
10:56 九合目
11:08 雌阿寒岳頂上 11:38
11:48 九合目
12:00 八合目
12:15 七合目
12:27 六合目
12:50 五合目
13:12 四合目
13:44 三合目
13:52 二合目
14:05 一合目
14:18 登山口
14:19 公共駐車場
登山 2時間23分
下山 2時間41分
往復 5時間34分
参考(7月4日登山時)
登山 1時間22分
下山 1時間04分
往復 2時間30分
天候 | 晴れのち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポスト 一覧表に下山時刻も記入する北海道方式 |
写真
感想
最初に・・・
今回の登山でお世話になった方々ありがとうございました
プロローグ
前夜、新日本海フェリーに乗って舞鶴から小樽へ20:30に到着
当初の予定では富良野方面へ行く予定だったが、天気予報によると富良野方面は荒天
稚内・網走・襟裳すべて雨天・・・で唯一「くもり」マークがついていた阿寒方面へ向かうことにしました
7月のリベンジ登山として僕は長男(小五)・次男(小一)を連れて三人で雌阿寒岳登山をすることに一人心の中で決める
(7月の登山記録)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-317119.html
AM1時雌阿寒温泉駐車場に到着 そのまま車内でAM8時まで睡眠
起床後、長男・次男を連れて阿寒岳へ行く旨を妻へ伝えると、急遽妻も長女(小二)を連れて一緒に行くとのコトに
朝食を食べ、身支度を整え8:45登山開始
<登山口〜三合目>
登り始めは登山道の最初は、アカエゾマツの樹林帯歩き
僕は常に最後尾を歩く
根っこが登山道へ張り巡らせるように生えておりとても歩き難い
特に小学一年生の息子は根っこ段差を乗り越えるのに最初から苦労している
二合目をすぎた辺りから、モップのような犬が時おり追いついてきた
登山口から三合目までは39分で到着
前回より14分多く所要時間がかかっている
<三合目〜四合目>
三合目から先は樹林帯を抜けハイマツの中を進むことになる
三合目から四合目の間は今までようなの登りルートではなく、ガレ沢を水平に一つ渡る
水平に歩く分歩行距離は長い
長女が「疲れた〜」というので長女を肩車をして歩く
モップのような犬を連れている方と話をすると、この方は飼い主ではなく、麓の旅館の犬を連れて登ってきたとのコト、犬の名前は「モコ」というそうだ
賢そうな犬だ
<四合目〜九合目>
ハイマツの高さが低くなり視界が開けてきた
左手足元にはオンネトーが見える
遠望は10キロ程度しか利かないがそれでも足元の原生林の緑の絨毯が見える
残念なのは七月には咲き誇っていた高山植物の花々もすでにない
時おりモコが追いてくる
大きな岩が登山道に時おりあるが男児たちは岩を見ると取敢えず登っている
最初雲の中にあった山頂部が、登るに従って晴れてきた
上部に登るにつれ眺望もよくなってくる
<九合目〜頂上>
九合目からは雌阿寒岳のお鉢沿いを歩く
お鉢の中を覗き込むと火山ガスがシューと勢いよく噴出している
後ろからモコも追いついてきた
11:08頂上に到着
頂上は多くのハイカーで賑わっている
7月に登頂したときは暴風で四つん這いでないと辿り着けなかった頂上も今日は穏やか
子供達へはアミノバイタルゼリーや柿の種を食べながら登山犬モコと遊ぶ
妻にはさらにアミノバイタルを与える
<頂上〜四合目>
家族を先に下山させて少しだけ頂上で一人まどろむ
二分ほどすると子供達が僕を呼ぶ声
下り始めると妻が吐いていた
頂上で30分程休憩して体が冷えて体調が急に悪くなったらしい
水を飲ませようとするが、気持ちが悪いと殆ど受けつけない
塩羊羹も与えるが、殆ど食べない
味噌を与えても食べない
暫く休憩をさせたいが、運の悪いことに、雷鳴が遠くから聞こえる
今は晴れているが、天候が悪化するのが容易に想像できる
休み休みゆっくり歩く
子供もユックリ過ぎて少々飽き気味になっている
雷鳴が近づいてきてドンドン天気が悪くなってきている
後ろから登山犬モコを連れた方が追いついてきた
彼に子供達を託して先行して下山してもらう
僕は、妻をサポートしてユックリ下山する
<四合目〜そして背負い搬送>
いよいよ雨が降り出しそうな空模様になってきたので、ゆっくり歩く妻を先行させて、雨具・ツエルト等をすぐに取り出し、いかなる対応もすぐ出来るようにリュックの中を整理し始めたところ、後ろから北海道警察の山岳警備隊4名が歩いてきた
山岳警備隊の方に長男が雨合羽を持っていないので事情を説明して、先行する長男に雨合羽を渡してもらうように依頼した
フラフラになりながら歩く妻に山岳警備隊と方と一緒に追いつくと、警備隊長の方が妻へ背負い搬送することを強く勧めてくれた
妻は搬送されるコトを強く嫌がったが、天候が急激に悪化するコトが容易にわかる状態でこのまま歩かせると最悪の場合荒天のなかビバークしなければならない可能性すらある
僕も妻に背負い搬送してもらうよう強く促し、背負い搬送してもらうコトに
「搬送される」というコトは妻は精神的に辛かったと思う
搬送の準備すると同時に経口補水液500ccを作って妻へ渡してくれる
残念ながら妻はやはり「気分が悪い→吐きそう」とホンの一口飲んだだけ・・・
僕が補水液を預かり、五分ごとの休憩のたびに妻へ飲むように促す
隊長が背負っていたグレゴリーレスキューザックという特殊なザックを用いて妻を背負う
http://www.backcountry.co.jp/mteq/bacpac3.html
かなり早いペースで妻を背負い歩く
人を背負っているのにこんなに早いペースで歩けるの??
というようなペース
但し長時間背負って歩くことは出来ず五分ごとの交代
広報活動に使うのだろう、隊員の方がパパラッチの如く、まだ撮るの??と思うぐらい多くの写真を撮りまくっていた
二合目を下回った付近から雨が降り出した
僕は背負う隊員が交代する度に補水液を渡し水分をとるように促す
しかしホンの数ccしか飲まない(飲めない)
登山口に到着し、簡単な事情調書をうけ、駐車場までクルマを取りに行く
登山口にクルマを回送し、山岳警備隊の方にお礼を言って、こんどは子供達を回収しに国民宿舎野中温泉別館へ
子供達は雨宿りしながらモコと遊んで待っていた
子供を預かってくれた方と、お上さんにお礼を言って登山口を後にした
クルマを走らせた直後、また妻は吐いた
今夜は標津方面まで行く予定だったが、急遽阿寒湖温泉に宿をとり宿泊しました
体調不良の検証
妻に後日体調不良になった理由を聞きました
・前日の睡眠は多くとっていた
・体力的には辛くなかった
・登山時トイレを心配しあまり水分をとらなかった
・カロリー補給も充分に行わなかった
(頂上にてアミノバイタル・お菓子を食べたのみ)
・山頂にて休憩し体を冷やした
・体を冷やして頭痛になった
・頭痛から気分が悪くなり吐き気を催した
このことから、次回からの登山には家族全員へさらに積極的に水分・行動食を補ったかどうか確認することにします
(子供達は登山時から飲み食いをしまくっていました・・・)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する