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Yamareco

記録ID: 3407108
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ハイキング
白山

荒島岳 荒れた佐開登山コースの林道より

2021年08月01日(日) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:36
距離
10.9km
登り
1,215m
下り
1,201m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:33
休憩
0:03
合計
4:36
距離 10.9km 登り 1,216m 下り 1,215m
5:12
65
スタート地点
6:17
6:18
30
6:48
17
7:05
16
7:21
25
7:46
7:47
11
7:58
13
8:11
11
8:22
8:23
25
9:48
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
山渓の新しい本での荒島岳の地図には、佐開コースは利用可能なように掲載されていました。しかし実際は道は荒れ放題で、4駆でないと駐車場まで上がるのは困難になっています。
佐開コースは途中から湧き水の川。少しバイクで上がりましたが転倒しそうでやめました。
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佐開コースは途中から湧き水の川。少しバイクで上がりましたが転倒しそうでやめました。
こんな川みたいな林道を1時間近くも進まなければなりません。蜘蛛の巣にもたくさんひっかかりました。
こんな川みたいな林道を1時間近くも進まなければなりません。蜘蛛の巣にもたくさんひっかかりました。
地図の載っていた駐車場はここ。草広場みたいなところで、ここまで車で来るのは勇気がいりそうです。
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地図の載っていた駐車場はここ。草広場みたいなところで、ここまで車で来るのは勇気がいりそうです。
ようやくここから登山って感じになりました。
ようやくここから登山って感じになりました。
川も蜘蛛の巣も気にせず登れるって、ありがたいと思いながら登りました。
川も蜘蛛の巣も気にせず登れるって、ありがたいと思いながら登りました。
しゃくなげ平。
ヤマジノホトトギス
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ヤマジノホトトギス
傾斜がきつくなってきました。
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傾斜がきつくなってきました。
もちがかべというきつい坂で一気に標高200mをかせぎました。
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もちがかべというきつい坂で一気に標高200mをかせぎました。
もちがかべを越えると、展望が開けます。振り返ると小荒島岳。
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もちがかべを越えると、展望が開けます。振り返ると小荒島岳。
オトギリソウかな?
オトギリソウかな?
前荒島岳。
笹に覆われた荒島岳の山容。
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笹に覆われた荒島岳の山容。
たくさん咲いていたシモツケソウ。
たくさん咲いていたシモツケソウ。
アザミ。
山頂の祠が見えてきました。
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山頂の祠が見えてきました。
登山開始3時間ほどで山頂に到着。
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登山開始3時間ほどで山頂に到着。
白山方面。
雪の白山、見てみたいです。
雪の白山、見てみたいです。
安全に登山できたことを感謝。
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安全に登山できたことを感謝。
山頂付近はきれいなお花畑になっていました。
山頂付近はきれいなお花畑になっていました。
立派なシシウド。
立派なシシウド。
いい雰囲気。
雲が下に流れています。
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雲が下に流れています。
福井方面。視界がよければ海も見えるそうです。
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福井方面。視界がよければ海も見えるそうです。
元気に伸びるクガイソウ。
元気に伸びるクガイソウ。
いい山頂でした。
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いい山頂でした。
この案内で、周りにのぞめる山が分かります。
この案内で、周りにのぞめる山が分かります。
下山開始。
白樺と似ているダケカンバ。
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白樺と似ているダケカンバ。
荒れた佐開コース。
荒れた佐開コース。
ネジバナ。
またこの林道を下らなければなりません。
またこの林道を下らなければなりません。
ヒキガエルがのっそり歩いていました。
ヒキガエルがのっそり歩いていました。
キンミズヒキ。
ゴール!

感想

越前大野から朝4時出発。今回登る佐開コースは林道をずっと上がったところにあるため、バイクを浮き石などでこかさないように慎重に運転した。林道を走り始めて20分ほどで舗装された林道が終わってしまった。あれ?駐車場があるはずなのに。ヤマレコの地図で確認すると、違うルートを上がってしまったことが分かり、なくなく引き返した。正しいルートまでかなり引き返した。しかしそこからの登りはバイクではとても上がれなさそうな荒れた林道で、湧水も道に流れてきていた。バイクは諦め、不要な荷物はバイクに置いて、歩きの登山を開始した。しばらくは湧水の流れと蜘蛛の巣との格闘をしながらの登山で、我慢を強いられた。靴の中が少し湿って、いつ完全にぐしょぐしょになるかドキドキしながら1時間ほど林道を進んだ。以前靴の中まで濡れた時、足の中が切れて、しばらく歩くのも苦労したのを思い出した。ようやく林道の終点となり、普通の登山道を歩けるようになった。靴の中は何とか濡れずに済んだ。登り坂はぐっときつくなったが、登山道が川になっていたり、蜘蛛の巣に気をつけたりしなくてよくなって、どんどん進んでいけた。1時間でしゃくなげ平という、他の登山口からの合流地点に到着。それまで誰とも会わなかったが、その後は登山者をたくさん見かけた。途中もちがかべというきつい坂道を30分ほど踏ん張って登ると、視界が一気に開けた。四国の剣山のような笹に覆われたコースになり、北西には小荒島岳、北東には存在感抜群の白山が見えた。白樺に似たダケカンバもちょこちょこ見られた。見晴らしがいい代わりに、日が差して暑くなってきた。さらに15分ほど進むと、祠とお花畑が印象的な山頂に到着。山頂は広くはないけれどほぼ360度見渡せ、どんな山が見えるか紹介する記念碑が置かれていた。そこには紹介されている穂高連峰の山々は、残念ながら少し雲が出てきて全く見られなかった。南側は断崖絶壁になっており、自分より下に雲が通り過ぎていった。空の上にいるような気分になれた。山頂のお花畑はとても密度の濃いもので、山頂付近の狭い範囲ではあったけれど、伊吹山のような色とりどりの高山植物が咲き乱れていた。ピンクがかわいいシモツケソウ、存在感のあるシシウド、少しだけあったハクサンフウロ、他にもクガイソウ、ノリウツギ、ヤマジノホトトギス、キンミズヒキ、アザミなど、見つけた花は一通り写真を撮った。20分ほど山頂にいてから下山。きつい傾斜の下りが続くので、こけないように小股でゆっくり慎重に下山した。林道に入ってからはさらに緊張感を持って降りた。川のようなところでこけてしまったら、ズボンがびしょ濡れになってしまうからだ。川にはオニヤンマなどのトンボやカラスアゲハなどがたくさん飛んでいたが、足元をふと見ると大きなヒキガエルがのそのそと歩いていた。間近に近づきても逃げないので、恐竜みたいな様子を写真に収めることができた。約5時間の山行だったが、川や蜘蛛の巣との格闘もあって、なかなか登り応えのある山だった。よく使われる勝原コースだったらこんなにも疲れなかったかもしれない。

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