富士山(吉田ルート)
天候 | 晴れのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
もう…6回目の「富士山」です(^^)
どうしても日本一のフジヤマへ登りたいと数年前から言っていた大先輩を頂上に立たせたく…今回の計画をしました。
ルート上に山小屋も多く、行程もそこそこ短い富士吉田口からの富士登山です。
天気予報では午後15時ぐらいまでは、なんとかなりそうです。毎度ですが…夜中に仕事が終わってから仮眠もなく(*_*)午前1:00にお迎えが来ます。快適な高速の新東名を東へ車を走らせ、始発のバスに乗り富士スバルライン五合目に向かいます(鬼滅の刃を観ながら盛り上がりました)
<富士スバルライン五合目~安全指導センター>
富士山パーキングへ向かう車窓から、朝陽に照らされた赤富士が見えました。大きく雄大な富士山への期待が膨らみます。
始発のバスを待つ登山者は、思ったより多くはなかったです。やはりインバウンドがいないとこのぐらいなのかなと…思います(コロナ禍で昨年は登れない人が多かったのになぁ)
まずは、登りはじめのなだらかな道を進みます。六合目の指導センターまで涼しい山歩きです。
<七合目~八合目>
天気は快晴で、遠く広がる雲海の絶景が広がります。少しずつ傾斜が出てきて登山道らしくなります。はじめは抑え気味に心拍を上げていきます。下から見える山小屋はたくさんありすぎて長い道のりだなぁと感じます。
いつも思いますが、ずっと先が見えるので近くに見えて遠い山頂ですね…富士山は(*_*)
途中にある「東洋館」はまだ10年ぐらいの新しい小屋らしいです。みんなの元気な姿を小屋番の方に撮ってもらいました。
<本八合目~八合五勺>
この辺りの小屋になると、カップラーメンが700円の価格になります。休憩を取りすぎると登りのリズムも悪くなり…脚が上がらなくなるといけないので、なるべく計画的に少しの休憩を取りながら進みます。
登山は長い時間を使うアウトドアスポーツなので、補給を意識しています。食べていないとハンガーノックになり動けなくなるので…(*_*)
休憩するごとにお菓子などをしっかりと口にします。
<九合目~吉田口山頂(久須志神社)>
いつも3,500mを超えると調子が出てきます。ここまでゆっくり登っていましたが…スピードを上げて最後の登りを楽しみます。心拍は160ぐらいまでしか上がっていないのでゆとりをもって進みます。
富士山でしか味わえない高所の登山は楽しいなぁと感じる時間です。
このぐらいの標高になると、登山道に倒れ込むようにしている子供達が何人もいました…あんな辛い思いをしたら山がキライになるだろぅなぁ~と思います。年齢によりますが、あまり小さい子は山で辛い思い出を作ってほしくないなぁと…
頑張ってね、としか声をかけれませんが…子供達の横を通り抜けて山頂を目指します。(みんな無事に下山してね)
<吉田口山頂~吉田ルート下山道>
山頂で仲間が登ってくるのを待ちます。ずっと登山道が見渡せるので、どの辺りにいるのかが分かります。やはり山頂あたりは風も強く晴天ですが…寒くなります。ウィンドブレーカーを着て30分ほど待つと登り上がってきました。みんなで鳥居をくぐります。
剣ヶ峰へ行ける時間があるので、荷物をデポして進む準備をします。たが…途中でやはり無理なのでやめておくと先輩が言うので剣ヶ峰は諦め、昼ごはんを天気の良い小屋のベンチで食べて…下山に備えます。
3,000m峰は快晴でも寒いですね、ベースレイヤー/Tシャツ/ウィンドブレーカー/レインウェアを重ね着でちょうどいいぐらいでした。
下山道はブル道なので、砂地でスピードが出せます。トレランシューズはメッシュのアッパーからとても細かい火山灰の砂が入ってきます。
ずっと晴れ渡り、河口湖や遠くは駿河湾が見えて快適な下りですが…やはり長いです(*_*)
途中の「下江戸屋」が最後の小屋です。仲間がくるのをゆっくりと待ちます。暑くも寒くもなく快適な小屋のテラスで靴を脱ぎ、いや〜な砂を出します。小屋番の女性が屋根の上で、楽器を使い歌っていました。
3度目の吉田ルートですが、やっぱり長い下りだなぁと思いながら歩きます。
やっとスバルライン五合目に着いたら…なんと雨がシトシトと降ってきました、なんとかギリギリでした(剣ヶ峰をやめといて良かった)
今年の初めごろに「富士山」へ先輩を登らせたいと仲間と話していました。いろんな山行の計画をして愛知の山や八ヶ岳、伊吹山などを登ってトレーニングをしてくれました。
60歳を超えた大先輩の努力により登ることができました…ほんと根性ありますスゴイ!
汗と雨でドロドロな身体を温泉で綺麗にして(サウナ&水風呂もね)市内の和食屋で天ぷら定食と生ビールをいただきました(^^)
ほんと…今回も大満足な山旅となりました。
数年前に富士吉田ルートから登った時は、外国人の登山者が多くてびっくりしましたが、今はコロナ禍で…ほとんどいなくて少し寂しですね。
たくさんの日本人が登る「富士山」をこれからも楽しんでくれる人が増えるといいなと感じました。
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