塩見岳 鳥倉から日帰りピストン チャリを使い南南ア遠征記


- GPS
- 12:23
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,358m
- 下り
- 2,340m
コースタイム
6:47 鳥倉ゲート(チャリでスタート)
7:06 登山口 7:15 (チャリデポ)
7:23 1/10
7:35 2/10
7:46 3/10
8:01 4/10
8:10 5/10
8:18 6/10
8:23 水場 8:35
7/10 (記録できず)
8:45 8/10
8:49 豊口山分岐 (塩川小屋への道は通行止め)
8:51 9/10
9:08 三伏峠小屋 9:25
9:29 荒川岳分岐
9:35 三伏山 9:43
10:22 本谷山 10:25
11:34 塩見新道分岐(塩見新道へは通行止め)
11:52 塩見小屋 12:45(昼食)
13:35 塩見岳(西峰)13:37
13:38 塩見岳(東峰)14:07
14:08 塩見岳(西峰)
15:01 塩見小屋 15:07
15:14 塩見新道分岐
16:07 本谷山 16:24
16:56 三伏山
17:02 荒川岳分岐
17:04 三伏峠小屋 17:22
17:33 豊口山分岐
17:32 9/10
17:35 8/10
17:43 7/10
水場(記録できず)
17:53 6/10
18:00 5/10
18:10 4/10
18:19 3/10 この辺りからヘッデン装着
18:27 2/10
18:38 1/10
18:51 登山口 18:53
19:10 駐車場
◆山行時間
登り歩行時間 5:09
下り歩行時間 3:49
休憩・準備 3:25
計 12:23
CT 実
登り 8:30 5:09 (60.6%)
下り 6:50 3:49 (55.9%)
※CTは山と高原地図参照
◆自転車による短縮(駐車場⇔登山口)
CT 実測
登り 0:50 0:19
下り 0:40 0:17
計 1:30 0:36
※CTは山と高原地図参照
自転車で1時間は短縮できる。
下りは暗いこともあり慎重に下りました。
明るかったら10分くらいで下れてしまうのでは。
自転車は折りたたみの18~20インチ、3段~6段変速ギヤ付き。
登山道の少し手前から未舗装になりますが、その前の舗装道の登りがきつく
そこだけ手で押しました。
ほとんどの部分が自転車に乗っていけるので短縮に効果絶大と感じます。
登りでがんばり過ぎると、変に疲れるので注意です。
◆行動距離
25.4km
駐車場(鳥倉ゲート)⇔登山口までの舗装道は自転車で。
この間往復 約5.4km を含みます。
歩行距離が 20km になるかと思います。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
松川ICから50分ほどで到着。 小渋湖沿いの道は狭く、クネクネしているところも多いので運転注意。 152号線を南下して行き、大鹿小学校が右側にある辺りを左の山の方面へ。 鳥倉林道という標識を逃さないように。 ◆駐車場 ゲート前が第一。 こちら30台とのことだが、路駐含め50台近く駐車していた(実測) 第二、第三に駐めてある車があっても一旦は第一の様子を見た方が無難。 駐められない場合、さらに下に第二、第三があり。 どちらも20~30台いけるかと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆水場 三伏峠までに1箇所にあり。 水量は若干細いが 1㍑満タン2分程度 三伏峠小屋泊の方が利用する水場。 三伏峠から荒川方面へ行った所にあるようだ(現地未確認) 三伏峠小屋でも購入できます。 塩見小屋までは水場なし。 塩見小屋でも購入できます。 ◆登山ポスト 鳥倉登山口にあり。 ◆トイレ 鳥倉駐車場(水洗、紙あり) 鳥倉登山口(簡易トイレ、紙あり) 三伏峠小屋(100円と200円があり。200円は都度解錠手続き必要) 塩見小屋(200円、袋式) ◆服装 上:ベースレイヤーの上に速乾吸湿のTシャツとアームカバー 下:機能タイツの上に短パン ◆水 飲料用:バーム1.5㍑→飲みきりました。 アクエリアスハンディパック 0.3㍑×2(保冷剤兼用)→飲みきり オールフリー 0.35㍑→飲みきり 煮炊き用:水 1.0㍑(三伏峠前の水場で汲む)→0.5㍑は煮炊き、残りは飲用で使い切り。 |
写真
感想
南南アにそろそろ行こうかと思い、この三連休でテン泊を計画していた。
どうも天気がよろしくない。
当初は15日に三伏峠小屋に入りテン泊、翌日、fickleさんが日帰りで合流、登頂の予定であった。
なんとか14日の日帰りなら行けそうではということになり13日の昼休みに決定。
山友であるatsu001さんと036cyoさんは北岳テン泊の予定。
北岳のアドバイスをしつつ、天気が悪いから塩見日帰りに合流するかい?と投げかけ、午後の仕事に入る。
夕方、残業前の休憩中に携帯でLINEを確認すると、なにやら、すごい量の会話が飛び交っている。
atsu001さんと036cyoさんがもう1人連れて、急遽、塩見にいくことに変更するという。
集合はどうする?自転車を持って行く持って行かない?の話になっており、これはいかんと早めに仕事を切り上げる。
4時に甲府南ICに集合。自転車を持って行くことに。
しかし、急に決まったのによくも折りたたみ自転車が5台集まった。
みんな家に1台は転がっているものなのか・・・・
4時に集合し、4:20分に甲府南ICを車2台で出発。
後部の荷室にはチャリンコがぎっしり。
駐車場まで3時間をみているので、高速で時間を稼ぐ。
松川ICに5:40頃到着。ここからが長かった。
小渋湖周辺はクネクネ。登山口までの山道もすれ違いは可能だが細くクネクネ。
アクセスが悪い。さすが深い所にある山だ。
駐車場に近づくと第二駐車場にもちらほら車が。
徒歩15分位、第一駐車場までかかるようだ。
テン泊の人がもっと前の日から駐めている可能性もあるので、とりあえず第一まで行って見ると、偶然、路駐っぽく2台駐めれる所を発見。
ラッキー。
そそくさと準備に入る。
次々と自転車が組み立てられて行く。
周囲の方から、あれはなんだろうという視線が・・・
まるで、自転車暴走族。
しかも、MTBは1台もない。チョッパーで立ちこぎするんかい。
私の自転車が一番まともかもしれない。
最初は、まあまあ平らなのでぐんぐんと進む。
その内にみな立ちこぎになり出す。
私は、まだ変速ギヤ1段残し、着座にて進めている。
駐車場が遠くに見えるようになり、少し下り出したあたりから
登りがきつく、下りて押すことに。
ここから未舗装道の始まり付近までは乗ることができなかった。
登山口に5台のチャリが続々と乗り入れる。
「これ楽だ。最高」と皆、叫ぶ。
準備をしている方が、なんだなんだの目で見ている。
チャリをチェーンでつなげてロック。
帰りまで無事にありますように。
帰りの下りが楽しみ!!!
登山口に頂上の岩石の違いが書いてあるので
是非、見て行かれるといいと思います。
三伏峠まで3時間。ここをなんとか2時間の目標で出発。
1/10、2/10 と 順調に高度を上げる。
途中、南東側や中央アルプスが見える所があり、好天が期待できそう。
テンションUP。
水場で水を調達。
ここまで少し荷物を軽減できた。煮炊き用として1㍑汲む。
若干、ゴミが入るので、お腹に自信が無い方は煮沸した方が良さそう。
でも、うまいです。
塩川小屋への分岐を過ぎて 9/10を過ぎた頃、急に開ける。
ここで仙丈ヶ岳と甲斐駒がよく見える。塩見も見えている。
またまたテンションUP。
三伏峠小屋で休憩。
環境省の方とボランティアの方が近くのお花畑と塩見の先の林道整備で入山されている。
こういった方のご苦労の上に安全な登山と良い景色があるのだと思った。
ありがとうございます。
三伏峠の標識に、「日本一高い峠と言われる」と書かれている。
言われる・・・とはなんだろう。日本一ではないのか・・・
三伏山へ向かい頂上に到着。
とても良い眺め。
塩見、南アスターズも見える。
烏帽子岳とお花畑もよく見える。
三伏峠小屋にテン泊する時には、烏帽子岳で御来光を見ると言う手もあるがここで気軽に見れるのではとも思った。
本谷山まで一旦下り登り返す。やめてくれ~。
地味につらい登り。
途中にある展望所がとても良い感じ。立ち寄り必須です。
本谷山の頂上は木々に囲まれ、中央アルプス側が少し開けてます。
またここから一旦下り、ゴーロまできれいな森の中を進む。
ゴーロから塩見新道の分岐までが急登。
ここが結構しんどい
ここまで来ると、南アオールスターズと塩見がお出迎え。
いや-最高。
しばらく行くと塩見小屋に到着。
ガスがかからない内に頂上に行きたいが、皆、シャリバテ気味なので
ここで昼食。
atsu001さんが「もう我慢できない。ぬるくなってきてる。飲もう!」
食事を終えて塩見と一緒に乾杯!
オールフリー最高!!
保冷剤代わりのアクエリアスハンディパックのおかげでキンキン。
缶の横に沿わす感じだと保冷効果が抜群です。
塩見小屋は若いお姉さん二人で切り盛りしている感じだった。
がんばっている。
宿泊の人も大分多い感じだ。
さあ、最後の登りに向かう。
塩見小屋に荷物をデポする仲間も。
天狗岩をまず目指す。八ヶ岳の阿弥陀岳に登っている感じ。
その先に塩見の頂上がみえ出すと、さらに高度感ばっちり。
落石を起こしやすいので気をつけて進む。
八ヶ岳の赤岳に登っているような感じだ。
岩の色が変わっておもしろい。
西峰に到着。立派な標柱。
すぐに東峰へ向かう。
こちらが最高点なのに、西峰が塩見の頂上とは皮肉なものだ。
標柱も地味な感じ。
ここでみんなで撮影会。
とにかく仙塩尾根がいい。この尾根もいつか歩きたい。
ガスがなければ蝙蝠尾根や荒川、赤石、南アオールスターズや
その稜線がきれいに見えたことだろう。
笹山(黒河内岳)の頂上がうっすら見える。
間ノ岳~農鳥岳~大門沢下降点~広河内岳の稜線も素晴らしい。
こちらにも浮かれた小太郎河童が現れた。
河童と蝙蝠のコラボはかなわず。
日帰りなので長居もできず、後ろ髪を引かれる思いで下山開始。
塩見小屋までの下りは落石を起こさないように、とにかく注意。
塩見小屋で荷物を回収。
到着時に悩んだ、手ぬぐいを買ってしまった。
青と赤があり青が欲しかったが売り切れ。
デザインが気に入った。
小屋のお姉さん「これ私がデザインしたんです」
おースゲェー。
来年からこの小屋は改修に入るそうなのでどんな変貌をとげるのであろうか。
日帰り組は珍しいので、小屋の外にいる方が声をかけてくる。
みなさんの温かい声援を受け、下りに臨む。
ありがとうございます。
ヘッデン覚悟だが、なんとか登山口まで3時間を切りたい。
ゴーロから本谷山へ向かう辺りからペースをあげる。
終始、fickleさんがペースメイク。
いつも思うがよくあんなに早く歩ける。特に下りが早い。
みんなもよくついて行く。
私はしんがりで、皆の様子を伺う。
本谷山、三伏峠小屋で少し休憩をする。
皆、行動食が底をついたりしてシェアする。
三伏峠小屋までは順調。
2時間で登ってこれたので1時間半で下れるか・・・
水場を過ぎ、3/10位から、ヘッデンを点灯。
富士組はあまりヘッデンでの夜行経験がなく、ここからは慎重にいく。
後ろから見ているとさすがにみんな疲れている。
036cyoさんは膝と踵が大分きつそう。
一番若いDJ.Kさんも時折、ズルッとすることが多くなり踏ん張りが効かなくなくっている。
登山口の自転車を見たときには皆、もう終わりだと思った。
自転車持ってきて本当に良かった。
ここからは自転車で下るだけ。
道路の凸凹に注意しながら、ゆっくりと下る。
ハイスピードで下ったら、10分位で下れそうな気がする。
ゲートを越えて、終了。
一人も脱落者なく、よくがんばりました。
この後、温泉に行きたいが
近場で遅くまでやっているのは松川IC近くの清流苑しかなさそう。
清流苑
http://www.seiryuen.jp/
日帰りは20時が受付終了時間のようだ。
がんばってみたが見事に入れず。
諏訪SAの温泉に浸かり、諏訪ICで一旦下りて、一風堂でご飯を食べ
諏訪ICに再度乗った時には23時近く。
富士組とfickleさんは甲府南ICからさらに1.5hのドライブ。
山梨って良いところと思いつつ、本日も山と山友に感謝!!
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