ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3449309
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳(チロロ林道コース)

2021年08月19日(木) ~ 2021年08月20日(金)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
15:19
距離
25.1km
登り
2,402m
下り
2,395m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:38
休憩
0:04
合計
4:42
9:24
9:24
30
11:38
11:39
50
12:29
12:29
10
12:39
12:41
32
13:13
13:13
5
13:18
1850mBP
2日目
山行
8:55
休憩
1:28
合計
10:23
4:12
7
1850mBP
4:19
4:19
42
5:01
5:02
30
5:32
5:33
65
6:38
6:39
45
7:24
7:45
28
8:13
8:14
58
9:12
9:20
21
9:41
9:42
33
10:15
10:16
4
10:20
10:49
20
1850mBP
11:09
11:10
2
11:12
11:13
39
11:52
12:03
74
13:42
13:45
42
14:27
14:35
0
14:35
ゴール地点
天候 1日目 曇り時々霧雨、16時くらいから快晴
2日目 快晴!
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道はナビ・Googleマッブなどでは出てこないので、釣り堀いざわを設定(名称検索で出てきた)、そこからひたすら道なりに進めば到着する。駐車スペースは私が金曜日に戻ってきた頃にはほぼ満杯。天候が良い週末は駐車場核心になりそう。
林道は砂利道で、時速25kmほどで走行。夜に行くのは厳しそう。
コース状況/
危険箇所等
林道以降も良く整備されていて、渡渉箇所もピンクリボンで明確になっている。前日に8mm、当日6mmの降水量(日高市)だったが、増水は無し(過去に大雨が続いたときに渡渉できなくなった例はあるらしい)。急登のあたりは、雨の後だと滑りやすいので要注意。
稜線上は道は明確だが、一部ハイマツをかき分けないと進めない箇所あり。松ヤニ付着、かぎ裂きを作ってしまった。一軍のウェアはやめておいたほうが無難かも。
旭川を4時半ごろ出発、途中でコンビニ寄ったり(肝心の地図のコピーが幌尻岳だけなかった)で、林道入口に着いたのは7時40分頃。ここに入林届のノートがあったので記入する。
2021年08月19日 07:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/19 7:38
旭川を4時半ごろ出発、途中でコンビニ寄ったり(肝心の地図のコピーが幌尻岳だけなかった)で、林道入口に着いたのは7時40分頃。ここに入林届のノートがあったので記入する。
そこから更に30分、登山口発見。運転しているときは雨が降っていたが、予想通り雨は止んでいた。(朝早いとまだ雨が残っていると思ったので、少し出発を遅らせていた)
2021年08月19日 08:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/19 8:07
そこから更に30分、登山口発見。運転しているときは雨が降っていたが、予想通り雨は止んでいた。(朝早いとまだ雨が残っていると思ったので、少し出発を遅らせていた)
平日、雨降り。さすがに誰もいない。端っこに簡易トイレがあるのがありがたい。
2021年08月19日 08:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/19 8:37
平日、雨降り。さすがに誰もいない。端っこに簡易トイレがあるのがありがたい。
北電取水施設までは林道歩き。時折霧雨だか木からの雫か分からないものが落ちてくる。
2021年08月19日 09:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/19 9:07
北電取水施設までは林道歩き。時折霧雨だか木からの雫か分からないものが落ちてくる。
取水施設。
2021年08月19日 09:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 9:24
取水施設。
ここからが登山道。北戸蔦別岳頂上付近で熊に追いかけられる事例が7月2日に発生したとの看板。それ、私が今日泊まるとこやん。
2021年08月19日 09:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 9:25
ここからが登山道。北戸蔦別岳頂上付近で熊に追いかけられる事例が7月2日に発生したとの看板。それ、私が今日泊まるとこやん。
濡れているので岩が滑りそうだったり、道が崩れそうで怖いところがいくつかあった。
2021年08月19日 09:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 9:38
濡れているので岩が滑りそうだったり、道が崩れそうで怖いところがいくつかあった。
渡渉個所。心配していた増水はなさそう。
2021年08月19日 10:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 10:04
渡渉個所。心配していた増水はなさそう。
渡渉個所。ここの箇所も、他の箇所も、飛び石で十分渡れる。
2021年08月19日 10:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/19 10:13
渡渉個所。ここの箇所も、他の箇所も、飛び石で十分渡れる。
左岸(右側)がルート。全てピンクリボンがハッキリついているので、迷うことはない。
2021年08月19日 10:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 10:43
左岸(右側)がルート。全てピンクリボンがハッキリついているので、迷うことはない。
トッタの泉まで10分、の看板。
2021年08月19日 11:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 11:21
トッタの泉まで10分、の看板。
雨はほとんど降らないのだけど、草露でズボンが乾く暇がない。しまった、レインの下を使うべきだった、と思った時にはもう遅い。結局パンツまで濡れ、テン場に着くころには水の入った長靴を履いているような状態になった。。
2021年08月19日 11:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 11:21
雨はほとんど降らないのだけど、草露でズボンが乾く暇がない。しまった、レインの下を使うべきだった、と思った時にはもう遅い。結局パンツまで濡れ、テン場に着くころには水の入った長靴を履いているような状態になった。。
待望の青空・・・も一瞬見えただけ。
2021年08月19日 11:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 11:21
待望の青空・・・も一瞬見えただけ。
トッタの泉到着。ここが1張張れるという場所だが、状態はあまり良くなさそう。
2021年08月19日 11:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 11:32
トッタの泉到着。ここが1張張れるという場所だが、状態はあまり良くなさそう。
水は十分出ていた。が、エキノコックス対策で煮沸しないと飲めないだろう。ヤマレコで「ここで喉を潤す」と書いている人が多数いるけど、本当に生水を飲んでいるんだろうか?
※ あとで調べると「湧き水なのでここは生水OK」とされているらしい。
2021年08月19日 11:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 11:36
水は十分出ていた。が、エキノコックス対策で煮沸しないと飲めないだろう。ヤマレコで「ここで喉を潤す」と書いている人が多数いるけど、本当に生水を飲んでいるんだろうか?
※ あとで調べると「湧き水なのでここは生水OK」とされているらしい。
熊がいつ出てきてもおかしくないので、ホイッスルをピーピーしながら歩く。ちなみに当然他の登山者はいない。
2021年08月19日 12:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 12:18
熊がいつ出てきてもおかしくないので、ホイッスルをピーピーしながら歩く。ちなみに当然他の登山者はいない。
青空・・・これも長続きしない。本当に晴れるんだろうかと心配になってきた12時ごろ。
2021年08月19日 12:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 12:24
青空・・・これも長続きしない。本当に晴れるんだろうかと心配になってきた12時ごろ。
ハシゴが2か所。
2021年08月19日 12:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 12:24
ハシゴが2か所。
ヌカビラ岳の山頂標。変なところに落ちてたので、三角点のところに移動しておいた。
2021年08月19日 12:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/19 12:34
ヌカビラ岳の山頂標。変なところに落ちてたので、三角点のところに移動しておいた。
北戸蔦別岳の山頂?が見えてきた。
2021年08月19日 12:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 12:55
北戸蔦別岳の山頂?が見えてきた。
もう少しで山頂というところで明らかな幕営適地があった。ここ以外にも、途中で数か所適地がある。が、2人用テントより大きいと結構張り辛そうに思う。
2021年08月19日 13:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 13:06
もう少しで山頂というところで明らかな幕営適地があった。ここ以外にも、途中で数か所適地がある。が、2人用テントより大きいと結構張り辛そうに思う。
北戸蔦別岳登頂。立派な看板があった。
山頂付近に3張りほどスペースがありそうだったけど、かなり風が強い。稜線だけに風をまともに受けるので、少しでも風が避けられる下のスペースに移動することにした。
2021年08月19日 13:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 13:12
北戸蔦別岳登頂。立派な看板があった。
山頂付近に3張りほどスペースがありそうだったけど、かなり風が強い。稜線だけに風をまともに受けるので、少しでも風が避けられる下のスペースに移動することにした。
というわけで、先ほど見つけた標高1850mあたりの幕営適地に戻ってきた。山頂から約5分ほど。コル状なのでこちらも風は吹き抜けるけど、山頂よりはよっぽどマシ。
2021年08月19日 13:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 13:18
というわけで、先ほど見つけた標高1850mあたりの幕営適地に戻ってきた。山頂から約5分ほど。コル状なのでこちらも風は吹き抜けるけど、山頂よりはよっぽどマシ。
誰も来ない気がするので、特等席に張る。雨は完全に止んでいるけど、まわりは真っ白。時折薄雲から太陽の暖かさを感じるけど、太陽が拝めない。
ブーツはずぶ濡れ、吸水タオルで何度水分を取っても水がまだ絞れる。靴下だけは替えを持ってきていて本当に良かった。
2021年08月19日 13:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 13:43
誰も来ない気がするので、特等席に張る。雨は完全に止んでいるけど、まわりは真っ白。時折薄雲から太陽の暖かさを感じるけど、太陽が拝めない。
ブーツはずぶ濡れ、吸水タオルで何度水分を取っても水がまだ絞れる。靴下だけは替えを持ってきていて本当に良かった。
16時43分。信じられないほど急に雲のベールが取れてきた。
2021年08月19日 16:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 16:43
16時43分。信じられないほど急に雲のベールが取れてきた。
雲が完全になくなるのに3分もかからなかったように思う。あっという間に360度の展望が広がった。
2021年08月19日 16:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 16:44
雲が完全になくなるのに3分もかからなかったように思う。あっという間に360度の展望が広がった。
先ほどまで何も見えなかった幕営地、実は幌尻岳が一望できる素晴らしいロケーションだった。
2021年08月19日 16:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 16:46
先ほどまで何も見えなかった幕営地、実は幌尻岳が一望できる素晴らしいロケーションだった。
やっとパンツもズボンも乾き、待望のビールタイム。最高!
2021年08月19日 16:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 16:52
やっとパンツもズボンも乾き、待望のビールタイム。最高!
これほど最高のロケーションはない。
2021年08月19日 17:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 17:18
これほど最高のロケーションはない。
夕食はいつものトマトツナパスタ。
2021年08月19日 17:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 17:46
夕食はいつものトマトツナパスタ。
夕陽に空が輝く。
ちなみにこの頃には強風が吹き、久々にテントが顔にペチペチ当たる状態に。最悪強風撤退、なんてことにならないことを祈っていたら、20時ごろには一旦収まってくれた。
2021年08月19日 18:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/19 18:03
夕陽に空が輝く。
ちなみにこの頃には強風が吹き、久々にテントが顔にペチペチ当たる状態に。最悪強風撤退、なんてことにならないことを祈っていたら、20時ごろには一旦収まってくれた。
3時起床、朝は北海道限定と思われるインスタントラーメンで。
全く光がない場所なので星空を期待していたが、月が明るすぎたのはちょっと残念。
2021年08月20日 03:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 3:28
3時起床、朝は北海道限定と思われるインスタントラーメンで。
全く光がない場所なので星空を期待していたが、月が明るすぎたのはちょっと残念。
再び北戸蔦別岳に。この時間帯は稜線はかなり風があり、フリースが脱げないほど。ここで幕営していたら、かなり辛かっただろう。
2021年08月20日 04:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 4:19
再び北戸蔦別岳に。この時間帯は稜線はかなり風があり、フリースが脱げないほど。ここで幕営していたら、かなり辛かっただろう。
昨日とは大違い、素晴らしい快晴。稜線が美しい。
2021年08月20日 04:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 4:24
昨日とは大違い、素晴らしい快晴。稜線が美しい。
2021年08月20日 04:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 4:26
このあたりで熊の目撃例が多いらしいが、結局鳥以外の動物に会うことはなかった。(林道で鹿の群れはいたけど)
2021年08月20日 04:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 4:29
このあたりで熊の目撃例が多いらしいが、結局鳥以外の動物に会うことはなかった。(林道で鹿の群れはいたけど)
2021年08月20日 04:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 4:29
2021年08月20日 04:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 4:49
2021年08月20日 04:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 4:50
幌尻山荘からのルートとの分岐。
2021年08月20日 05:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 5:05
幌尻山荘からのルートとの分岐。
戸蔦別岳到着。
2021年08月20日 05:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 5:30
戸蔦別岳到着。
幌尻岳まではまだまだ稜線が続く。
2021年08月20日 05:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 5:39
幌尻岳まではまだまだ稜線が続く。
2021年08月20日 06:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 6:11
2021年08月20日 06:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 6:11
2021年08月20日 06:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 6:11
ハイマツはかなり刈り取られているが、それでも伸びてきていた枝に阻まれる。ちょうど登りを阻むような向きで枝が伸び、ペースが上がらない。ザックにも松脂がつき、ウインドブレーカーには鍵裂きを作ってしまった。
2021年08月20日 06:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 6:14
ハイマツはかなり刈り取られているが、それでも伸びてきていた枝に阻まれる。ちょうど登りを阻むような向きで枝が伸び、ペースが上がらない。ザックにも松脂がつき、ウインドブレーカーには鍵裂きを作ってしまった。
やっと山頂らしき看板が目視できるようになってきた。
2021年08月20日 06:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 6:41
やっと山頂らしき看板が目視できるようになってきた。
山頂まであと少し。
2021年08月20日 07:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 7:21
山頂まであと少し。
山頂到着。
2021年08月20日 07:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 7:23
山頂到着。
なかなかチャンスは来ないだろうと思っていた幌尻岳に、やっと来ることができた!
2021年08月20日 07:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 7:23
なかなかチャンスは来ないだろうと思っていた幌尻岳に、やっと来ることができた!
しかもこの天候、申し分ない。
2021年08月20日 07:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 7:24
しかもこの天候、申し分ない。
日高山脈の素晴らしい展望。
2021年08月20日 07:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 7:31
日高山脈の素晴らしい展望。
2021年08月20日 07:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/20 7:31
予定よりも随分巻いているので、コーヒータイムを作った。やっぱり山頂でのコーヒーは最高だ。
2021年08月20日 07:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 7:33
予定よりも随分巻いているので、コーヒータイムを作った。やっぱり山頂でのコーヒーは最高だ。
看板の裏には幌尻岳の解説。必見。
2021年08月20日 07:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/20 7:45
看板の裏には幌尻岳の解説。必見。
誰が置いたのか、アマビエのイラストの入った石が。悪病退散!
2021年08月20日 07:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 7:45
誰が置いたのか、アマビエのイラストの入った石が。悪病退散!
名残惜しいけど、下山開始。
2021年08月20日 07:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/20 7:46
名残惜しいけど、下山開始。
2021年08月20日 07:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 7:54
2021年08月20日 08:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 8:11
2021年08月20日 08:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 8:11
山頂に着くまでは誰にもあわなかったけど、帰り道に1dayで登っている数人に会った。このルートを1日で踏破するのは私には無理だ。日帰り組の方とお話しした際に「この辺りで泊まるほうが怖くてムリ」とのコメントもあったので、それは人それぞれか・・・
2021年08月20日 08:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 8:19
山頂に着くまでは誰にもあわなかったけど、帰り道に1dayで登っている数人に会った。このルートを1日で踏破するのは私には無理だ。日帰り組の方とお話しした際に「この辺りで泊まるほうが怖くてムリ」とのコメントもあったので、それは人それぞれか・・・
下りのほうがまだマシだけど、ハイマツツライ。。
2021年08月20日 08:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 8:31
下りのほうがまだマシだけど、ハイマツツライ。。
2021年08月20日 08:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 8:59
幕営地に戻ってきた。すでに1張追加されている。他にも数名、テント泊の方がいらしていた。平日でこれだから、天気が良い週末は場所取りに苦労するかもしれない。
2021年08月20日 10:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 10:20
幕営地に戻ってきた。すでに1張追加されている。他にも数名、テント泊の方がいらしていた。平日でこれだから、天気が良い週末は場所取りに苦労するかもしれない。
改めて幌尻岳を眺める。本当に、こんなコンディションで訪れることができて良かった。天候判断がこれほどハマってくれたのが、何とも嬉しい。
2021年08月20日 10:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 10:20
改めて幌尻岳を眺める。本当に、こんなコンディションで訪れることができて良かった。天候判断がこれほどハマってくれたのが、何とも嬉しい。
昨日は雲の中だった道も、展望が素晴らしい。
2021年08月20日 10:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 10:49
昨日は雲の中だった道も、展望が素晴らしい。
赤い実が沢山なっている。クマさん、食べに来るかな?
2021年08月20日 10:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 10:57
赤い実が沢山なっている。クマさん、食べに来るかな?
ブロック状に積みあがった岩を数か所見かけた。なんでこんな状態に?
2021年08月20日 11:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 11:13
ブロック状に積みあがった岩を数か所見かけた。なんでこんな状態に?
樹林帯に戻ってくる。当然草は乾いていて、快適に歩ける。
2021年08月20日 11:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 11:41
樹林帯に戻ってくる。当然草は乾いていて、快適に歩ける。
が、土はまだドロドロのところがあり、滑って危ない個所も。数か所FIXロープを設置してくれている個所があるけど、本当に肝心なところには何故かない。下山で雨が降ることが予想されているなら、10m程度の補助ロープがあると安心かもしれない。
2021年08月20日 12:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 12:16
が、土はまだドロドロのところがあり、滑って危ない個所も。数か所FIXロープを設置してくれている個所があるけど、本当に肝心なところには何故かない。下山で雨が降ることが予想されているなら、10m程度の補助ロープがあると安心かもしれない。
沢沿いに出てきた。
2021年08月20日 12:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 12:34
沢沿いに出てきた。
急坂のあとは安心して歩ける。
ちなみにこの時間で14時近いのだけど、これから登ろうとしている人が2パーティーほどいて、不思議だった。午後休の人か?道外から来ている人が早朝空港着して、急いで来ていたのか?
2021年08月20日 13:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 13:39
急坂のあとは安心して歩ける。
ちなみにこの時間で14時近いのだけど、これから登ろうとしている人が2パーティーほどいて、不思議だった。午後休の人か?道外から来ている人が早朝空港着して、急いで来ていたのか?
登山口に戻ってきた。驚いたことに、この時点で駐車場はほぼ一杯。今日、金曜日なのですが。1dayの人が数台あるとはいえ、土曜日は駐車スペースの取り合いになったのでは・・・
2021年08月20日 14:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 14:25
登山口に戻ってきた。驚いたことに、この時点で駐車場はほぼ一杯。今日、金曜日なのですが。1dayの人が数台あるとはいえ、土曜日は駐車スペースの取り合いになったのでは・・・
下山時から「今日はジンギスカン!」と心に決めていた。昨年ハマったセイコーマートの1人用ジンギスカン肉をジュージュー焼いて、ビールで祝杯!美味しかった〜。
2021年08月20日 18:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/20 18:32
下山時から「今日はジンギスカン!」と心に決めていた。昨年ハマったセイコーマートの1人用ジンギスカン肉をジュージュー焼いて、ビールで祝杯!美味しかった〜。

感想

オリパラに振り回された今年の夏、インターバル期間に急に長期休みが取れることになった。ひょっとしたら余ってるマイルが使えないかなーと検索したら、これまでではあり得ないほど特典航空券がガラガラだったので、とりあえず新千歳行きの往復と5日分のレンタカーを確保。あとは天候が一番良い場所、タイミングを狙って山に入る作戦。出発の時点では北海道は壊滅的な天気予報(直前に本州を覆っていた前線が北上した)で、一瞬キャンセルも考えたものの、気象庁が予報確度Cをつけてることに期待して、とりあえず現地に向かった。
火曜日夜出発、水曜日は雨。木曜日も雨が続くだろうと思っていたら、前日のSCWで「午後から快晴、そのまま金曜日まで続く」との予報が出た。水曜日の宿泊先は旭川、日高まで三時間はかかる。移動効率的には曇り予報の十勝岳が圧倒的に良いが、視界ゼロが予想される。となると、木曜日は移動日と割りきって幌尻岳に突っ込むのが最良だろう。この判断が、今回の一番の核心だった。

今回選んだルートは、チロロ林道からのコース。一番メジャーな幌尻山荘からのルートはそもそも山荘が営業していないので、「今年はみんな幌尻岳は行けないんだろう」と思ってヤマレコで調べると、チロロ林道からのコースと新冠ポロシリ山荘からのコースが使えるらしかった。新冠側の山荘は利用可能らしいが、空港からのアプローチが絶望的に悪い(6時間!)のと、林道歩きが長すぎる。熊対策的には山荘利用のほうが当然安心なわけだけど、ルート的にも稜線を歩きたくて、結局チロロ林道のコースを選んだ。

初日はなかなか姿を見せない太陽と、草露に悩まされた。特に雲がなかなか取れないことに「予報が当たってないのでは」と心配になったので、16時を過ぎてから一気に雲が取れたときの感動ったら、なかなか味わえるものではなかった。ここまで一気に、見事に雲が取れるのを見たのは初めてのように思う。この光景を独り占めできるのは、何とも贅沢だった。(いや、怖いからもう一人くらいいたほうが心強かったというのが本音だけど)
二日目は早朝は風が強かったものの、そのうちに収まってきて、これ以上ないほどのコンディションだった。なかなか来れる場所ではないので、最高の天気で登頂できたのはラッキーとしかいえない。諦めずにやってきて本当に良かった。稜線を歩いていると、やはり「山に来ているなぁ」と実感できる。山を旅するのが好き、という自分の原点を確かめることができた。やっぱり縦走はいい。そんなことを実感できる山行だった。

【備忘録】
・アルプスの秋山をイメージし、寝袋は#3、Tシャツ、長袖シャツ、フリース、ダウンベスト、ダウンパンツを持参。ぬくぬく眠れた。ダウンまでは要らなかったかも。
・水は3.5L、グリーンDAKARA1Lを持参。水は出ているとの情報だったが、煮沸の手間と、途中で汲むほどの重量でもないので、麓から水道水を持参。1日目は曇りだから消費は少ないと予想し、最悪下山で汲もうと思っていたが、結果的に500ml余るくらいだったのでちょうど良かった。黒霧島の小型ペットボトルを持参、ビールは250mlに抑えた(寒くてあまり飲めないと想定)ものの、お湯で割らないとならないので水が多めに必要になったのは誤算。水を担がないとならないときには、パフォーマンス悪いかも?
・草露対策を怠ってしまったのが、今回一番の失敗。去年の羅臼岳の教訓が生かせてない。。嫌な予感がしたので替えの靴下と吸水タオルを持ってきていたが、それがなかったらかなり辛かったと思う。あと、Tシャツくらいは替えを持っていったほうが良かった・・・結局太陽が出る前に着ているうちに乾いたのだけど、かなり不快だった。
・今回選択したチロロ林道コースの最大のメリットは、「予約が要らない」ということだと思う。幌尻山荘だと予約をすること自体が難しく、日程変更が全く効かないので、天候は運任せになってしまう。デメリットは、小屋が全くないので自立した登山者(もしくは日帰りできる体力の持ち主)じゃないと無理ということかな。

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