霧の谷川岳 (天神平からオキの耳まで往復)
- GPS
- 06:41
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 706m
- 下り
- 881m
コースタイム
天候 | 霧、頂上付近は時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイは往復¥2000、リフトは片道¥400 ロープウェイの最終は17:00なので注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩質によるのか、岩が非常に滑りやすいため、雨や霧などで濡れている場合は特に注意が必要。コース自体は良く整備されている。トマの耳からオキの耳の間はやせ尾根だが、慎重に歩けば問題なし。 トイレは天神平駅、肩の小屋に有り 水場は無いため、事前に準備が必要。自分は水上インターを降りてしばらくした所にあるコンビニで調達した。 |
写真
感想
8月の最終週に昔からの山仲間3人の予定が合いそうなため、最後の夏山ということで
・日帰り
・文明の利器を用いた楽々登山
・有名な山(できれば百名山)
ということで谷川岳をチョイス。最終的に一人都合がつかなくなり、二人での登山となった。
深夜3時過ぎに自宅を出発。途中同行者Y氏をピックアップしたのち、谷川岳を目指して高速を走る。7:30頃に谷川岳ロープウェイ土合口の立体駐車場に到着。今回は自家用車でのアプローチなので、最小限の装備を持って出発。
ロープウェイに乗り天神平に到着するが、あたりは霧に覆われ真っ白。登っている間に回復してくれる事を祈る。今回は文明の利器を最大限利用しようと、さらにリフトも使用して天神峠まで上がる。が、この選択が間違いだった。谷川岳の岩は滑るとは聴いていたが、霧で湿っているため本当に良く滑る。さらに天神峠分岐まではしばらく下りが続くため、いきなりその岩に苦労することとなる。天気も悪いため展望も無く、何一つ良い事が無かった。これから行く人は、天気が良くない限り、リフトを使う事は控える事を奨める。
天神平からのルートと合流した後は、穴熊沢避難小屋までは木道が整備されたほぼ平坦の尾根道を歩く。木道も濡れると良く滑るので注意が必要。
穴熊沢避難小屋を過ぎしばらくすると本格的な登りが始まる。クサリやロープの張ってある箇所もあり、滑る岩に苦戦しながら慎重に登る。Y氏の体調も優れないため、なかなかペースは上がらないが予定より30分遅れで肩の小屋に到着。
余談だが今回の同行者のY氏は、昔から晴れ男で仲間内では有名で、今回も肩の小屋の直前あたりから晴れ間も見えるようになり、昼食を済ませた後に雲の切れ間を狙ってトマの耳にアタック。雲は多いがなんとか周りが見通せる時に山頂に到着し、景色を楽しむ。
ここで体調不良のY氏は一足先に肩の小屋に戻り、一人でオキの耳に行く。やせた尾根道を進むとすぐにオキの耳に到着。晴れ男が居なくなったせいか、残念ながらオキの耳についた時にはまた雲が出てきてしまい、こちらでは展望を楽しむ事は出来なかった。
しばらく待っても雲が晴れないため、来た道を引き返して肩の小屋に戻る。Y氏と合流し、下山開始。岩が滑るため登りより下りのほうが格段に難しく、特にクサリ場では転びそうになりながらも、なんとか怪我無く下山する。
天神峠分岐から先は、行と違い直接天神平のロープウェイ駅へ向かうルートを選択。こちらはずっと木道が整備されているが、濡れているためやはり滑る。一度踏み外して谷に落ちそうになった。歩くときは基本通り山側を歩きましょう。
やがて天神平に到着。朝は霧に包まれて気付かなかったが、手前にはお花畑の名残が広がっていた。花が咲いている頃はきっと素晴らしい景色を楽しめる事だろう。
滑る岩に気を使ったせいか、いつも以上に精神的に疲れを感じながらロープウェイに乗り下山。途中の温泉で汗を流して仮眠をとった後、夕食にカフェレストラン亜詩麻で焼きカレーを食べて帰宅の途についた。
全体を振り返ると、やはり天気が悪かった事が悔やまれる。そのせいで眺望は楽しめず、岩は良く滑り苦労させられた。今回は楽々ルートをとったが、いつの日かもっと体力をつけて、天気の良いときに急登で有名な西黒尾根からリベンジしたいと思った。
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