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Yamareco

記録ID: 345359
全員に公開
沢登り
剱・立山

赤木沢 (黒部 薬師岳 薬師沢 太郎平)

2013年09月14日(土) ~ 2013年09月15日(日)
 - 拍手
sobacha その他7人
GPS
32:00
距離
26.0km
登り
1,871m
下り
1,864m

コースタイム

○9/14(土)
9:10折立登山口 → 12:50太郎平小屋 → 15:05薬師沢小屋
○9/15(日)
5:45薬師沢小屋 → 6:55赤木沢出合 → 8:30大滝下 → 10:03 2420m地点(沢筋から離脱) 
→ 10:37稜線登山道 → 12:24太郎平小屋12:53 → 15:08折立登山口
天候 黒部の名渓に行きました
今回は小屋に泊まってのんびり行程です

14日:薄曇り
15日:雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
特になし
癒し系
デート沢
折立からスタート
2013年09月14日 09:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 9:10
折立からスタート
雲があるけど気持ちがいいです
2013年09月14日 10:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 10:50
雲があるけど気持ちがいいです
登山道わきにブルーベリーが成っていました
2013年09月14日 11:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 11:45
登山道わきにブルーベリーが成っていました
いっぱい採れました
食べながら歩きます
甘酸っぱくて美味しい
2013年09月14日 12:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 12:12
いっぱい採れました
食べながら歩きます
甘酸っぱくて美味しい
ガスって景色が見えなくなっちゃいましたが、それよりブルーベリーで忙しい!
2013年09月14日 12:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 12:13
ガスって景色が見えなくなっちゃいましたが、それよりブルーベリーで忙しい!
太郎平小屋に着きました
数年前のGWにスキーをしに泊まったことがあります
2013年09月14日 12:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 12:48
太郎平小屋に着きました
数年前のGWにスキーをしに泊まったことがあります
薬師沢に向けて下ります
2013年09月14日 13:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 13:41
薬師沢に向けて下ります
このあたりも道すがらブルーベリーが沢山採れました
2013年09月14日 13:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 13:48
このあたりも道すがらブルーベリーが沢山採れました
草紅葉が始まっています
綺麗でした
2013年09月14日 14:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 14:26
草紅葉が始まっています
綺麗でした
いよいよ黒部川 奥ノ廊下が見えてきました
2013年09月14日 15:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 15:02
いよいよ黒部川 奥ノ廊下が見えてきました
小屋に到着
2013年09月14日 15:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 15:04
小屋に到着
夕食は角煮と豚汁と
ご飯は3杯食べて、美味しかった
2013年09月14日 17:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/14 17:39
夕食は角煮と豚汁と
ご飯は3杯食べて、美味しかった
翌朝は早出なのでお弁当を頼みました
中華ちまき3個、おしんこのパック、ウーロン茶です
2013年09月15日 05:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 5:32
翌朝は早出なのでお弁当を頼みました
中華ちまき3個、おしんこのパック、ウーロン茶です
河原を歩き何回か渡渉しました
2013年09月15日 06:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 6:00
河原を歩き何回か渡渉しました
途中の巻きから魚止めの滝
2013年09月15日 06:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 6:45
途中の巻きから魚止めの滝
赤木沢に入渓です
2013年09月15日 07:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 7:12
赤木沢に入渓です
ナメを登ります
2013年09月15日 07:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 7:20
ナメを登ります
どの滝も容易に登るか巻けます
巻き道は明瞭
2013年09月15日 07:25撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 7:25
どの滝も容易に登るか巻けます
巻き道は明瞭
迫力あっても簡単
2013年09月15日 07:29撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 7:29
迫力あっても簡単
これも簡単
2013年09月15日 07:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 7:32
これも簡単
左岸が階段になっています
2013年09月15日 07:33撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 7:33
左岸が階段になっています
クライミングをしていない人でも登れます
2013年09月15日 07:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 7:45
クライミングをしていない人でも登れます
2013年09月15日 08:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 8:15
2013年09月15日 08:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 8:26
大滝です
写真右のカンテから登れそうでした
登りたかった(TーT)・・・
2013年09月15日 08:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 8:32
大滝です
写真右のカンテから登れそうでした
登りたかった(TーT)・・・
大滝の落ち口
2013年09月15日 08:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 8:45
大滝の落ち口
2013年09月15日 09:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 9:11
大滝後、右の沢に入ります
2013年09月15日 09:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 9:11
大滝後、右の沢に入ります
登れる小滝が10以上連続します
2013年09月15日 09:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 9:19
登れる小滝が10以上連続します
左岸に赤木平が見えてきて2400mくらいになったら沢を離れます
2013年09月15日 09:29撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 9:29
左岸に赤木平が見えてきて2400mくらいになったら沢を離れます
草原状で藪漕ぎせずに容易に歩けます
2013年09月15日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 10:04
草原状で藪漕ぎせずに容易に歩けます
途中50m程ハイマツを漕ぎましたが
あとは藪漕ぎなし
2013年09月15日 10:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 10:07
途中50m程ハイマツを漕ぎましたが
あとは藪漕ぎなし
コル部分の稜線直下にある雪渓
2013年09月15日 10:33撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 10:33
コル部分の稜線直下にある雪渓
こんな感じで登山道脇のハイマツからひょっこりこんにちは
2013年09月15日 10:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 10:38
こんな感じで登山道脇のハイマツからひょっこりこんにちは
登山道に出ました
2013年09月15日 10:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 10:38
登山道に出ました
雨が強くなってきました
横殴りです
寒い・・・
2013年09月15日 10:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 10:57
雨が強くなってきました
横殴りです
寒い・・・
登山道は歩きやすいですね♪
2013年09月15日 11:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 11:21
登山道は歩きやすいですね♪
だんだん晴れてきました
2013年09月15日 11:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 11:59
だんだん晴れてきました
太郎小屋はもうすぐ
2013年09月15日 12:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 12:18
太郎小屋はもうすぐ
薬師がその迫力ある姿を現してくれました
2013年09月15日 12:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 12:46
薬師がその迫力ある姿を現してくれました
天気は良くありませんでしたが、名渓を楽しめました
2013年09月15日 12:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 12:53
天気は良くありませんでしたが、名渓を楽しめました
遠く稜線まで
私の後ろ姿
1
遠く稜線まで
私の後ろ姿
大滝手前の私
撮影機器:

感想

黒部は遠い。前泊地への到着が深夜になったので、遅い出発となる。
連休初日とあって、たくさんのハイカーに混ざってゆっくりとしたペースで登る。
初めは薄曇りだったが、太郎平小屋に着くころにはガスの中。雄大な薬師岳が全く見えない。
早々に薬師沢に向けて下る。途中、登山道脇に生えているブルーベリーの収穫に精を出す。
薬師沢小屋到着は15時過ぎ。早速黒部川にかかるつり橋たもとのテラスで宴会開始。
この小屋は2リットルのビール缶が売っているが、これをまずは2缶空けて、その後は持参した酒を飲み合う。
出来上がった状態で夕食。名物の豚の角煮と豚汁が旨い。


夜半、雨の音が強かったが、明け方には止んでいた。予定より少し遅れて出発。
途中、雨が降ったり止んだりを繰り返しながら、奥ノ廊下を進む。
何回か渡渉し、魚止めの滝を左岸から巻いたところで、赤木沢の出合いに到着する。
出合いには先行のパーティが休止していた。ここまでで3・4パーティを抜いて、我々が先頭になる。
入渓してすぐに滝が続くが、どれも直登が容易か巻道が明瞭なものばかり。
全く難しいところはなく、順調に進む。天気はというと、晴れ間が差したり強く降ったり、相変わらず忙しい。
やがて大滝に辿り着く。左岸のカンテ状あたりが登るのに都合が良さそうであったが、今日は人数が多いので巻くことにする。
手前の小滝を戻り、左岸から巻く。大滝落ち口に出る巻道は明瞭。
大滝を過ぎてすぐのところに1:1程の支流が流れ込むので、これを右に入る。
この右沢を進んで詰め上げれば、赤木岳の北側の稜線に出るので、太郎平までの戻りが幾分短くなるという算段だ。
この先は小滝が連続するが、どれも容易に登れる。
やがて沢の両岸が背の低い草木のみになり、源頭を予感させる風景になる。
大体2400mを過ぎたところで、周りが草原状になってきたので、沢を離れて右方向へ歩き出す。
点在する池塘、ほんのり色づいた草が広がるたおやかな地形、その上を歩くのは自分達だけ。楽園のような世界が広がっていた。
晴れていればどんなに良かっただろうか。
右手にある赤木平に続く緩やかな尾根を乗っ越して、5分ほどハイ松を漕いだ後は、赤木岳の北にあるコル目指して、涸れた沢を詰める。
稜線直下には大きな雪渓があったので、これを左から回り込むようにして這い上がり、登山道に飛び出した。
装備を解除し、ハイカーに戻る。
北ノ俣岳付近の稜線は横殴りの暴風で、軽装の我々に容赦なく大粒の雨が叩きつけられる。
それも30分ほどで、やがて晴れ間が覗き出し、雄大な薬師岳が我々を迎えてくれた。
太郎平小屋に着いた後はみんなでラーメンを注文して大休止。
後は下山するのみ。台風が接近しているので足早に駆け下りる。
亀谷温泉に入った後は、魚津に移動し、駅前のホテルにチェックイン。
近所の料理屋で地魚料理に舌鼓を打った後、回転寿司屋にハシゴ。
下山後の富山の夜は、おいしくおかしく過ぎていった。

遡行図を作成中です
完成したらアップします

P.S.
登山道脇のブルーベリー、みなさん何で食べないのかな?
食べられることを知らない?
食料は持ってくるものであって、現地で調達するという感覚がない?
山菜・キノコ・魚を採る沢ヤにとっては、ブルーベリーなんておいしいデザートです。
自分も一般道を歩いているだけの頃は、食料を採るという感覚なんかなかったように思います。
おいしいのになあ。でもみんなが採ると、自分の取り分が減っちゃうから、まあいいや。

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