車山肩〜車山〜蝶々深山〜八島湿原〜沢渡〜車山肩の周回

2021年08月24日(火) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 11.2km
• 登り: 376m
• 下り: 365m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:07
• 休憩: 1:17
• 合計: 6:24

9:55 車山肩駐車場
10:00 10:09 車山肩分岐
10:48 10:48 車山山頂
10:50 10:59 霧ヶ峰
11:03 11:09 車山高原リフト山頂駅
11:29 11:29 スヌーピー岩
11:30 11:31 夫婦岩
12:01 12:08 蝶々深山
12:45 12:51 物見岩
13:42 13:44 ゼブラ山・蝶々深山分岐
13:55 13:57 鎌ヶ池キャンプ場跡
14:09 14:09 鎌ヶ池
14:28 14:30 八島湿原
14:59 15:32 ヒュッテみさやま
15:50 15:50 沢渡
16:19 16:19 ころぼっくるひゅって
16:19 ゴール地点

気象台あり、稜線歩きあり、湿原あり、のまさに霧ヶ峰の王道コースとはよく言ったもの。素敵なヒュッテがいくつもあるので、いつか泊まってあの自然の中で朝を迎えてみたい。
ちなみに、スヌーピー岩、気づかず通り過ぎてしまったようです。残念！

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車山肩の駐車場を利用。1日1000円と看板があったのですが・・・。係の人はいなく、また料金箱等の設置もなく、結果、無料で停めてしまいました。ごめんなさい

コース状況／危険箇所等

道の状況は全般に良好です。強いて言えば、蝶々深山から物見岩までの間、草が繁茂していて道を隠してしまっているところがありました。
また、キャンプ場から八島湿原の入り口（ゲート）まで、足元を水がチョロチョロ流れていて、ぬかるみが何箇所かありました。木の細長い板が地面に置いてありましたが、不安定で、体重をかけると端っこが跳ね上がってしまったり、板がひっくり返りそうになってしまったりでした。
また、ここに限ったことではありませんが、やはり熊の出没が目立つようです。ヒュッテみさやまを超えてすぐのところにも熊注意の看板がありましたし、そこから先のアスファルトの道から再び山道に入ってからの登りの道は、私一人で誰もいなくて今にも熊が出てきそうで怖かったです。熊鈴をずっと鳴らしながら登りました

その他周辺情報

コロナの感染が拡大してしまっているため、周辺の店も閉まっているところが多かったです

写真

8/24 9:43

ここが車山肩の駐車場。広いです！平日朝の9時半過ぎでこの状態

8/24 9:57

駐車場のすぐそばのところが登山口。焼きとうもろこし屋さん（やっていなかった）の脇を入ります。車の侵入禁止のため、つなが張ってありますが、人間はそこを潜って入ります

8/24 9:59

入口入ってすぐ右手にあるバイオトイレ。個室に入ると使い方の説明が丁寧に書いてありますが。。。利用の仕方、意外と難しかったです

8/24 9:59

これが有名なコロボックルヒュッテ。素敵・・・。泊まってみたいです

8/24 9:58

さ、出発！　写っている殿方は見知らぬお方です

8/24 10:00

バイオトイレの向かいにあるマップで現在地とコースを確認

8/24 10:00

ガスが立ち込めています。頂上からの展望はあまり期待できそうにない

8/24 10:01

のっけから道間違えましたー。この道標の「物見岩・八島ヶ原湿原」の方向、左へ行ってしまった・・・。確かにこの二つはコースの途中にあるのだけど、その前に車山行かなきゃ

8/24 10:01

そう、この道を間違えて進んでしまい・・・

8/24 10:02

この道を少し行くと、ヤマレコの警告がなりました！　

8/24 10:09

かくして、戻ってきました。さっきの道標の場所まで。

8/24 10:11

左方向の湿原には向かわず、真っ直ぐこの道を！

8/24 10:23

歩きはじめて10分も経たないうちに休憩ベンチ。休憩するにはまだちと早い・・・

8/24 10:35

こんな感じの道をずっと登っていく

8/24 10:38

歩きながら横を見れば、ススキがずらりと。この辺りのススキは赤いのね

8/24 10:52

車山山頂。登りはじめて30分くらいで着いてしまう。霧で周囲の山とか景色とか、何も見えない・・・。晴れていれば360度の大展望。また来なくては・・・

8/24 10:51

お決まりの山頂標とのショット。ソロだと写真が撮りづらいね〜。なかなか慣れないセルフィー

8/24 10:53

ケルンとも撮ってみました

8/24 10:49

写真右手に薄ぼんやりと写っているのはここのランドマークでもある気象レーダー観測所

8/24 10:54

目視できるところまで近寄る

8/24 10:54

メモメモ・・・

8/24 10:55

観測所の裏手に進むと・・・

8/24 10:56

車山神社です

8/24 10:56

別名「天空の社」だそうです

8/24 10:57

四本の御柱が、この霧の中でなんとも言えない雰囲気を醸し出しています

8/24 11:02

神社を通り過ぎればリフト山頂駅。今日はお客さんガラガラです

8/24 11:04

リフトの左脇にある階段を下って、蝶々深山へ向かいます

8/24 11:04

右手にリフト

8/24 11:08

こんな感じの下り階段

8/24 11:11

この階段が樹脂でできているので、滑りやすいって。なんで樹脂にしたのかなぁ

8/24 11:17

遠くの景色が皆無なので、近くを愛でる

8/24 11:24

なんとな〜く、車山高原駐車場・白樺湖の方へ行きたくなるのだけど、ここは左へ。蝶々深山方面へ。
川崎から来たというご夫婦が向こうからやって来たので「どこから登ってきました？」と尋ねると「蝶々深山の方から」という答えだったので、この道でオッケーだ！

8/24 11:24

ここから一本道

8/24 11:26

「嵐が丘」の小説に出てきそうな景色

8/24 11:30

あ、ゼブラ山へのルートの看板！

8/24 11:31

看板のところを右へ折れるとこんな道。この道がゼブラ山へのコース。次回はゼブラ山経由で回りたいと思っていたので、予習できてよかった

8/24 11:32

今日は真っ直ぐ、蝶々深山へ！

8/24 11:35

ご夫婦の会話が聞こえてきた。どうやら奥さんは疲れてしまったよう。「あなた一人で行ってて」と奥さん。そうは行かないよね〜

8/24 11:36

ここからは木道になり、さらに快適に。目の前の蝶々深山（霞んでいるけど）を目指すのじゃ！

8/24 11:37

横をふと見ればこんな世界が広がっている

8/24 11:40

う〜ん。。。素敵すぎる・・・

8/24 11:44

ずっと一本道。心なしか雲も少し晴れてきたかな

8/24 11:46

突如現れる道標

8/24 11:46

分岐点。沢渡はコースの終盤で行くので、うっかり左へ行きそうになるのだけど、ここは左に折れず、蝶々深山へ一直線

8/24 11:48

木の道は終わり、ゴツゴツ道

8/24 11:49

花にはそれほど興味ないのだけど、あまりに綺麗で写真を撮ってしまった

8/24 11:49

どこまでも、のどかだ・・・

8/24 11:55

来た道を振り返る

8/24 12:00

蝶々深山に着きました！

8/24 12:01

広い山頂。山頂標はどこ？

8/24 12:02

ここに「山」ってあるのが、蝶々山の山頂標。地味だね・・・

8/24 12:05

ここを降ります

どこのどなたか知りませんが、雄大な風景にとてもマッチしています！

8/24 12:17

赤いススキの群生を見ながら歩く

8/24 12:17

幻想的

8/24 12:23

今日の主役はススキですね

8/24 12:30

沢渡方面へ進む

8/24 12:34

おっと、ここからちょっと軽くぬかるんだ道に

8/24 12:38

そして足元が見えにくくなってきた・・・夏だからね。草がすぐ育ってしまう

8/24 12:40

道がだんだん埋もれていく・・・

8/24 12:45

あれ、面白い岩・・・と思ったら

8/24 12:46

物見岩でした

8/24 12:45

広いし、気持ち良い展望なので（今日は霧だけど）絶好の休憩ポイントです

8/24 12:48

この道を降りて八島ヶ原湿原へ向かう

8/24 12:50

どんどん降りていく

8/24 12:59

むむむ。。。また足元が見えなくなってきた。気をつけて歩く

8/24 13:02

でも目の前はこんな景色！

8/24 13:06

ススキの向こうは・・・ゼブラ山かな？　次回、霧ヶ峰に来たら必ず行く！

8/24 13:14

ススキの中に一輪、オレンジの花が・・・

8/24 13:20

さてさて、景色に見惚れていたら、足元はこんな道になってきました

8/24 13:28

あ・・・。このコースにも水場があるんだ〜

8/24 13:29

小川を渡ります

8/24 13:34

この辺りが、ちょっと悪路です。板を踏むと板が跳ね返ってしまったり、ひっくり返ったりしてしまうので、そっと、そーっと踏んで歩く

8/24 13:37

ここまで来ればもう大丈夫。でも細い道。すれ違えないね

8/24 13:42

釜が池キャンプ場跡に着きました。廃墟って感じ

8/24 13:42

ご親切にありがとう

8/24 13:45

ここを進めばもう湿原！

8/24 13:48

鹿よけのゲートを、掛け金を外してから通過します。締め忘れご注意！

8/24 13:48

掛け金は上と下の2箇所ね

8/24 13:51

ゲートを過ぎた途端、広がる湿原地帯。「うそー。なぜこんな素敵なの！？」が第一声でした

8/24 13:53

可愛い植物たち

8/24 13:55

昭和63年に作られたから、そんなに昔ではないね。この場所を愛した詩人？

8/24 13:57

トイレです

8/24 13:58

ここからずっとずっと続く、快適な湿原を歩く木道

8/24 14:01

蝶々があざみさんに口づけ

8/24 14:03

なんとも言えない。ため息が出ちゃう素晴らしい世界

8/24 14:03

元気いっぱい！

8/24 14:04

蝶々たちも楽しそう

8/24 14:04

可愛い・・・

8/24 14:04

8/24 14:07

見知らぬお方ですが、美しい後ろ姿、盗み撮りさせていただきました

8/24 14:10

左側は沼

8/24 14:11

こんな場所があるなんて・・・

8/24 14:12

目を遠くにやれば山

8/24 14:14

どこまでも続く

8/24 14:19

ここからは、木道の真ん中が破損してしまい抜けているので、気をつけてという看板が。私的にはこの方が綺麗で好き

8/24 14:21

ほんと、可愛い花たち

8/24 14:25

すごい・・・。地球の本当の姿はこうだったんだね

8/24 14:27

さて分岐点に来ました。八島園地の方へ

8/24 14:27

右に進む人が多かったけれど、私は左へ

8/24 14:34

このお花、すごく綺麗・・・。真っ白で清らか

8/24 14:49

八島湿原、そろそろ終わりです。素晴らしかった。。。鹿よけゲートをまた通過して。。。

8/24 14:52

しばらく歩く。遠くに見える緑の屋根は、ヒュッテみさやまかな？　このあと私がお世話になります

8/24 14:56

ヒュッテみさやまのメニュー！　美味しそう・・・お腹すいたー。そう言えば朝から休憩もせずに夢中で歩いてたよ。。。ここで腹ペコに気づく

8/24 14:56

この細っこい道に入り・・・

8/24 15:03

ヒュッテみさやまだ！でもカフェは3時まででした・・・T T

8/24 15:00

外にあるベンチとテーブルを使わせていただく。ヒュッテの人が中から出てきたときに「ここ使わせていただいていいですか？」と聞くと「どうぞ。ごゆっくり」と親切に言ってくれました

8/24 15:02

ではお言葉に甘えて、思い切り使わせていただきます（笑）。いつもの左足マッサージから。左足さん、お疲れ様でした。よくがんばったねー。
以前の山行で、親指の爪が剥がれかけていたので、今日はずっと気にして歩いてきたのでした

8/24 15:07

食事ものを一切持たない私。家に置いてあったクッキーを掴んでザックに入れてきたのが役立った。そして熱々の三年番茶。沁みる〜

8/24 15:20

ヒュッテのすぐそばに神社。この小さな橋を渡って、コース最後の登り返しのある道へ。。。と思ったが、道がわからなくなり、この後行ったり来たり。
ヒュッテに泊まっている女性二人が心配して、地図を広げて私のために道を探してくれた。が、やはり分からず。
申し訳なかったけれど、ヒュッテに入りスタッフの方を呼んで道を尋ねた。夕食の準備でお忙しかったと思うのだけど。
そしてヒュッテの人、とても分かりやすく道を教えてくれた。本当にありがとう！今日は人があまり歩いていないから、迷ったらアウトだった！

8/24 15:35

ヒュッテの人の言う通りに進んだら、この道標が！そう、沢渡への道をずっと探していたの。。。

8/24 15:37

ヒュッテの人は砂利道に出るのでそれをずっと行く、と教えてくれた。その通りだ！

8/24 15:40

砂利、砂利・・・

8/24 15:42

砂利、砂利・・・

8/24 15:47

そしてここでアスファルトの道に

8/24 15:49

あれ、いきなり文明社会。危うくこの左手前の道に入るところだったが・・・

8/24 15:49

車山肩、と書いてある道標があった！
でも、その道・・・どこ？

8/24 15:50

よーく見ると、奥っちょに小さい看板があり山道への入り口が！よかった！

8/24 15:51

すぐに分岐。迷わず、車山肩へ！　これでもう大丈夫かも！

8/24 16:08

この登り、今日のコースで一番きつかった。それは、クマさんが今にも出てきそうだったから。最近この辺りでもクマさんの出没増えているらしい。周りに誰もいなくて私ポツンと一人・・・。すでに夕方に差し掛かっているので、クマさんが歩いている時間帯だ・・・。
ずっと熊鈴を右手で鳴らしながら、そして大きな声で喋りながら、ガツガツと登る。今日の出来事をなぜか英語で喋った。日本語だと、もしかして誰かに聞かれたら恥ずかしじゃない。。。英語でも恥ずかしいか！でも英語で喋りながら、鈴を鳴らしながら、熊さん来ないで〜と心の中で叫びながら！

8/24 16:16

あ・・・霧の向こうにうっすら見えるのは、あの難しいバイオトイレだ！　長く感じたけれど、意外と早く着いたのね。

8/24 16:18

人家だ！　ヒュッテころぼっくるだ〜。灯りがついていて、これから夕食の時間かな。いいな〜。

約11キロのソロのロングコースでした。登山靴さん、ポールさん、お疲れ様でした。食事もお風呂もはしょって、いざ、東京へ！

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖ソフトシェル ベスト 夏用アンダーキャミ Tシャツ ズボンまたはショートパンツ 防水ハット キャップ 靴下 替えの靴下 着圧タイツ フィンガーグローブ 岩登り用グローブ 登山靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 虫除けスプレー 保険証 iPhone 充電器 熊よけ鈴 ラジオ Fitbit タオル ストック カメラ マスク 眼鏡 首掛けウォーキングライト レインウェア上下 かっさ コマ（マッサージ用）

備考

ヘアバンド。頂上付近は風が強かったので

感想

こりす

たくさん歩きました。朝から空きっ腹で、気がついたら15時半にヒュッテみさやまの前のベンチでクッキーとお茶をお腹に入れたのがこの日の初めての食事。ザックを背中から下ろしたのも、座ったのもこの時が初めて。
それくらい、素晴らしい景色に夢中で、食べることも休むことも忘れて楽しんでいた私。
次々の私の前に現れる自然、生き物、もちろん人間も、みんな素敵で心に残りました。
車山頂上からの展望のみ、皆無でしたが、またいつかあの場所から360度の大展望を拝める日がきっと来るでしょう