川苔山〜赤杭尾根
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- GPS
- 06:00
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,164m
- 下り
- 1,290m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:01
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)JR/古里駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
台風18号の影響で百尋ノ滝近くの橋が流失し通行できないとの案内が出ている。まだ水量が多くて石伝いの渡渉は大変そうに見えるが、靴が少し水に浸かる程度で済み、見た目ほどではない。 この他の台風の影響は小枝の散乱と倒木している個所がある。 コース全体にわたって特に危険個所はないが、百尋ノ滝からはハシゴ、桟道の急な登りがある。 赤杭尾根はその多くが樹林帯の中で緩急の長い下りが続く道で迷う所はない。 |
写真
感想
台風一過の気持ちのよい天気に惹かれて6年ぶりに川苔山に出かけた。
川乗橋から渓流沿いに舗装の林道を登って行く。暑くもなく寒くもなくちょうど良い気候だ。台風の影響で小枝が道路に散乱している。細倉橋から登山道に変わるが渓流沿いを林道と同じ調子で歩ける。
橋を何度か渡った後、百尋ノ滝手前の最後の橋が流されている。水かさが増しているので渡渉に逡巡するが、かまわず浅瀬の岩を伝えば意外と簡単に渡れる。
百尋ノ滝に降りて河岸から滝を眺める。水量が多いので音もあってなかなかの迫力だ。
急階段を登り返して川苔山に向かう。足毛岩コースを分けると樹林帯の急登になるが、渓流沿いで涼しさが感じられさほどきつさは感じない。
東の肩に出て右(西)に方向を変えてしばらく行くと川苔山山頂に達する。登山者は5名程度と少ないようで昼時にベンチを楽に使えるのはありがたい。
頂上は開けているが、周りに樹木があり残念ながら絶好の展望台とは言えないようだ。しかし南西に富士山が見える。山頂で富士山を眺めるのも久しぶりだ。西側は雲取から石尾根が望め、よい眺めだと言えるだろう。
昼食をとって下りにかかる。東の肩に戻り、古里駅と赤杭尾根への標識に従って樹林帯を下っていく。すると前方上部が開けて青梅方面が遠望できる個所に来る。
この後防火帯に伐られた明るい尾根を下っていくと狼住戸(オオカミスンド)といういわくのありそうな場所に着くが本仁田山方面への分岐点というだけのようだ。
どんどん下って行くと突然東面が伐採されていて眺めのよい所にでる。ここは赤杭尾根随一唯一の展望所で奥多摩の山並みがススキの穂の背後に広がるのが美しい。
この後は古里駅に向かって下るだけ。まだ早い時間に駅に到達し一息いれた。
今回は気持ちよく静かな山歩きを味わえたと思う。
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