初秋の谷川岳 魅惑の稜線！

2013年09月21日(土) [日帰り]

• GPS: 06:26
• 距離: 6.7km
• 登り: 741m
• 下り: 897m

コースタイム

8:45 天神峠 - 9:30 熊穴沢避難小屋（ひと休み） - 11:30 肩の小屋（ひと休み） - 11:55 トマノ耳 - 12:20 オキノ耳（昼食） - 13:10 肩の小屋（ひと休み） - 14:25 熊穴沢避難小屋 - 15:10 天神平

天候

朝から気持ちのいい晴天でした。
気温は高くて歩いていると暑いくらいでしたが、さすがにもう秋です。
風が吹けば気持ちいいし、樹林帯はヒンヤリとしていました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

駐車場はロープウェイ乗り場の3Fでした。
3連休初日なのでかなり混んでいると予想していたのですが拍子抜けでした。

ロープウェイは大人往復\2,000-です。
天神平駅を出てすぐのところにある天神峠リフト（片道\400-）にも乗ってみましたが、木々に覆われた稜線を歩くことになり、かえって疲れます。
リフトには乗らずに山頂へ向かうことをオススメします。

コース状況／危険箇所等

【登山ポスト】
ロープウェイ土合駅にあります。
下山後に下山届けも忘れず提出しましょう。

【危険箇所】
何箇所か鎖やロープを使って登る場所がありますが、そこよりも何気ない岩がかなり滑ります。
皆が滑ることで磨き込まれて黒光りしている岩には注意しましょう。
軽くホコリが乗っているとさらに滑ります。
また、木道の階段が破損して1段目の高さがいきなり1mくらいになってしまっているところもあります。
強引によじ登ることになりますが、歩く時とは違う筋肉やスジを使いますので肉離れ等への注意が必要です。

【下山後のお楽しみ】
今回は食べそこねましたが、生どらが有名です。
道すがら直販店が何軒もありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

写真

9/22 20:25

最大18名乗車出来るゴンドラで天神平へと向かいます。揺れも少なくて快適です。

9/22 20:25

ここから天神峠へ行くならリフトも有りですが、乗らずに山頂へ向かうのがベストです。

9/22 20:25

朝日岳までクッキリ。最高の天気です。

9/22 20:25

とりあえずリフトに乗って天神峠へ行ってみました。

9/22 20:25

近くの鳥居には水が流れていて、ユキノシタの仲間（ダイモンジソウかな）が咲いていました。

9/24 1:02

あれが今回の目的地。谷川岳です。

9/22 20:26

今日は朝から15℃もあります。暑くなりそうです。

9/22 20:25

岩がゴツゴツした登山道を下って行きます。

9/22 20:26

トネアザミかな。もうほぼ終わりです。

9/22 20:26

右下の枯れ木、何かに飛びかかる野獣のように見えます。

9/22 20:26

晴天と谷川岳。今日は雨の心配もいらないので気楽に歩けます。

9/22 20:26

この実は調べてみたらモクレンやコブシの仲間の実のようです。花からは想像つきませんね。

9/22 20:27

ナナカマドはすでに真っ赤に色付いています。秋本番ももうすぐですね。

9/22 20:26

晴天の尾根道を歩きます。風が心地いいです。

9/22 20:26

色付いた葉と若いどんぐりの対比が面白かったので撮ってみました。

9/22 20:26

足元は滑ったり傾斜だったりでけっこう歩きづらいです。

9/22 20:26

花の形はキンコウカっぽいけど葉が違うような？

9/22 20:26

ノコンギクも辛うじて花弁が残っている状態でした。

9/22 20:26

ヤマアジサイはそろそろ終わりのはず。

9/22 20:26

木道が現れました。といっても歩きやすい場所は限られています。

9/24 1:02

岩場をトラバースします。鎖は「念のため」でしょうか

9/22 20:26

エゾオヤマリンドウですね。この花ももうすぐシーズンオフです。

9/22 20:26

秋の色ですね〜

9/22 20:26

ブナの実だと教えてもらいました。種が美味しいんだそうです。

9/22 20:26

こんな岩場を登るんですねぇー。と、思っていたらまだまだ序の口でした。

9/22 20:26

段差が大きくて小柄な嫁さんはちょっと大変そうです。

9/22 20:26

ここにも秋の色が。

9/22 20:38

大変といいつつも岩場を歩くのは好きなようです。

9/22 20:26

さらに秋の色・・・しつこいって？（笑）

9/22 20:26

青空と緑。最高ですね。

9/22 20:26

葉は枯れ落ちてますが、ユキザサの実が真っ赤に実っています。

9/22 20:27

「虫こぶ」が2つ並んでいました。中からどんな虫が出て来るのか気になるところです。

9/22 20:29

あれが万太郎山？

9/22 20:26

ハイジが出て来そうな緑の斜面です。でも近付いたら笹ヤブでした(-_-;)

9/22 20:26

オオカメノキもあと少しで秋色になりそうです。

9/22 20:26

ナナカマドの赤い実があちこちで見られました。

9/22 20:27

足元にツルリンドウを発見。草の陰にあるので気付かない人の方が多いみたいですね。

9/22 20:27

マイヅルソウの実です。あまり似てない兄弟のようです。

9/22 20:27

今来た方を振り返ると、リフト乗り場が見えます。かなり歩いた気がするんですけど^^;

9/22 20:29

周囲の緑は笹がほとんどです。

9/22 20:29

木道の脇にヤマハハコが咲いていました。もう枯れる寸前です。

9/22 20:30

木道がこんなに広々と設置されています。ハイシーズンは登山客がたくさん押し寄せるんでしょうね。

9/22 20:38

肩の小屋に着きました。混んでますね。

9/22 20:30

素晴らしい稜線を枯れたミヤマシシウドで飾ってみました。

9/22 20:30

シナノキンバイが咲いていました。

9/22 20:30

何となく牧歌的な雰囲気を感じます。

9/22 20:30

あんな稜線、歩いたらきっと気持ちいいでしょうね。

9/22 20:30

UFO発見？！なーんて、これは飛びません（当たり前）

9/22 20:38

トマノ耳にて1枚。
とんでもない量の羽アリが周囲を飛んでいました。先へ進みます。

9/22 20:30

オキノ耳へと向かう途中、下の方を見ると・・・
誰か登ってきます！　ひと目で私にはムリな感じです^^;

9/22 20:38

オキノ耳到着〜
こちらは羽アリがあまりいません。ほんの少ししか離れていないのに。

9/22 20:30

岩のてっぺんから・・・なーんて、たいした岩じゃありませんけど（笑）

9/22 20:30

足元の紅葉と稜線、そして空。素晴らしい景色です。

9/22 20:30

紅葉を多めに入れてみるとこんな感じです。

9/22 20:30

あれはトマノ耳。クライマーさんが登り着くのはあの辺りです。

9/22 20:30

肩の小屋まで戻って来ました。見えるかな？トイレに行列が出来ています^^;

9/22 20:30

肩の小屋にしかない山バッチもあります。

9/22 20:30

鐘がありました。勢い良く鳴らすと近くにいる人の心臓に悪いですね^^;

9/22 20:38

帰りがけも混んでいました。

9/22 20:30

熊笹に覆われた斜面を眺めながら帰ります。

9/22 20:30

それにしてもいい天気。ですが岩が大きくてけっこう大変です。

9/22 20:30

ツクバネソウの実がありました。

9/22 20:30

平らな木道なら歩くのが楽なんですけどねぇ。

9/22 20:30

これは朝見た実と同じ種類でしょうか？

9/22 20:30

ユキザサの実。真っ赤ですね。

9/22 20:30

遠くにロープウェイ乗り場が見えてきました。

9/22 20:30

あそこが天神平駅です。ここまで来れば着いたも同然。

9/22 20:30

あ、こんなモノが（笑）

撮影機器：

COOLPIX S9100 NIKON

NIKON D5000 NIKON CORPORATION

NIKON D800 NIKON CORPORATION

感想

tszk

今回は天気も良いし3連休の初日なので、かなりの混雑だろうと予想していたのですが、拍子抜けするくらい空いていました。
ロープウェイの駐車場も臨時ではなく建物内、しかも3Fに停めることが出来ました。
時間的に早かったからかと思ったのですが、終日たいした混雑でもなかったので本当に空いていたようです。

しかし、熊穴沢避難小屋を過ぎたあたりから始まる急勾配で嫁さんはグロッキー状態に^^;
1ヶ月ほどのブランクのまま谷川岳はちょっとキツかったようです。
正直、一時、撤退も考えました。
しかし、当人の言葉を信じ、休憩を多めに取りながら山頂を目指すことにしました。
結果的に今回はそれでOKだったのですが、今後は多少考えないといけないですね。

そして多くの方の山行記録にもあるように、登山道は大きめの岩が多くて歩きにくいです。さらに木道が破損していたり、浮石があったりして足元が悪い上に急登で登山客も多いのでペースが人によってかなりバラついています。
そのため、速い人はすぐに前に追い付いてしまうし、遅い人は道を譲る続けることになることからコースタイムがあまりあてに出来ないように感じました。


さて。
今回の目的の1つ、山頂からの眺めですが、予想以上に素晴らしいものでした。
2000mにも満たない谷川岳ですので、ここまで綺麗な稜線と山並みを間近で見ることが出来るなんて思っていなかったというのが本当のところです。

1年を通して多くの登山客と観光客が集まる理由が分かった気がしました。

次は花の季節に訪れてみたい。
そんな風に感じた100名山でした。

コメント

skipos0208

クライミング
惜しいっ！
私達の後のクライマーさんを撮られていたんですネ
もうちょっとで私達を撮って頂けたかしら

tszk

skipos0208さん
小さいですが、お二人が写った写真ありますよ

ところでオキノ耳辺りで軽く会話をしたのはskipos0208さんたちだったような？！
スキップの話とか・・・

違ったらごめんなさい

skipos0208

私は先行パーティー
私達はこの2人+3人パーティーの先を登っていたんです

tszk

skipos0208さん
赤ザック、グリベルヘルメットですね。
メッセージ送っておきます！