【快晴の八ヶ岳】赤岳・横岳〜硫黄岳
- GPS
- 34:58
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,972m
- 下り
- 1,968m
コースタイム
9/21 行者小屋6:00−地蔵尾根−地蔵の頭7:00−横岳8:05−硫黄岳山荘8:45−硫黄岳9:20(休憩)−赤岩の頭10:00−赤岳鉱泉11:10(昼食)−行者小屋12:20(休憩・テント撤収)出発14:20−南沢コース−美濃戸16:15
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口−美濃戸は車でも通れますが、噂通りの狭い悪路です。私の車は車体が特別高くはない普通車ですが、車体の下を擦ることはありませんでした。でも、対向車がきたらすれ違いが困難ですね。幸い、対向車が少ない時間帯だったので大丈夫でしたが。 美濃戸−行者小屋間の南沢コースは、前日の19日まで台風の影響で通行止めだったようですが、20日は開通していました。危険な箇所はありませんが、道迷いが発生している箇所もあるようなので、黄色いテープを見落とさないように進みます。 行者小屋−地蔵尾根は、鎖・階段・はしごの急登です。登りは特に問題はありませんでしたが、ザレて滑りやすい箇所もあるので下りに使うのは怖い感じがしました。 地蔵の頭−横岳間は鎖・はしごの連続ですが、足場もしっかりしているのでゆっくり行けば問題ありませんでした。横岳から硫黄岳山荘へ向かう途中に、一箇所だけ左側が切れ落ちている、高度感ある横ばいの鎖場がありましたが、距離が短いのでここも慎重に行けば大丈夫だと思います。 |
写真
感想
今回は台風通過後の快晴の中、1泊2日で八ヶ岳(赤岳・横岳・硫黄岳)へ。
行程はとしては、1日目は南沢コースで行者小屋まで行き、文三郎尾根をピストンで赤岳登頂。行者小屋でテント泊。
2日目は、地蔵尾根を登り横岳−硫黄岳−赤岳鉱泉−行者小屋(テント回収)−南沢コースで美濃戸まで戻るルートです。
美濃戸口から美濃戸までは一応自動車で行けますが、かなり狭い上にデコボコな山道です。私は幸い行きも帰りも対向車に会いませんでしたが、もし対向車が来ていたらすれ違いが大変そうですね。正直、鎖場よりも緊張の10分間でした。
南沢コースを行者小屋まで進みますが、樹林帯の石がゴロゴロとした道で、意外と長く感じました。
行者小屋にテントを張り(1日1000円、トイレチップ代含む。水場は無料)、まずは文三郎尾根をピストンで赤岳へ向かいます。
地蔵尾根よりも急ではないかと思いきや、途中にある噂のマムート階段の連続がかなりキツかった!
太ももが悲鳴をあげるので、何段か上がっては休み、振り返って絶景を写真に撮ったりして休み休み登りました。
そして頂上直下の鎖場を登り、ついに主峰赤岳登頂!
素晴らしい天気で360度絶景です!南アルプス−御嶽山−北アルプスまでバッチリ見えました。ここで昼食のおにぎりを食べ、来た道を行者小屋まで戻ります。
2日目は地蔵尾根を登り、横岳−硫黄岳へのプチ縦走。
このルートは最初、行者小屋→赤岳鉱泉→硫黄岳→横岳→地蔵尾根下り→行者小屋にするか迷いました。
結果としては、地蔵尾根を登る逆ルートで正解だったと思います。
地蔵尾根、横岳への鎖場・はしごは、体力のある最初の方だったので、比較的楽にクリア出来ました。
硫黄岳から赤岳鉱泉への下りも、逆だったらかなり長い樹林帯の登りで大変だったと思います。
赤岳鉱泉から行者小屋へ戻ために中山乗越を越えるのが、最後の最後で結構つらかったですが。
地蔵の頭−横岳−硫黄岳山荘の間は、鎖場とはしごの連続で体全体を使ってガシガシ進む感じで、かなり楽しかったです。
体調が良かったのか、私にしてはかなりいいペースで進めたんじゃないかな?と思います。
稜線は風が強かったですが、これから進む道と自分が歩いてきた道を見ながら進めるので、ちょっとした縦走気分を味わえます。
一転、硫黄岳への登りはゆるやかで、今までの険しい道とは全然違った雰囲気を楽しめます。
頂上は広く、火口はスリル満点、ここも360度素晴らしい景色です。
赤岳から続く稜線はもちろん大迫力!いままで自分が通ってきた道を眺めて感無量です。
そして雲ひとつない青空の向こうには、遠く北アルプスの槍ヶ岳・大キレット・穂高までバッチリと見えました!
たぶん、今日北アルプスに登っている人たちにもこっちが見えているんだろうなぁ。ヤッホー!
いつまでも眺めていたい景色ですが、赤岩の頭から赤岳鉱泉へ降りて、行者小屋に戻ります。
赤岳鉱泉のテント場も快適そうでした。今度はこっちも泊まってみたいですね。
行者小屋に戻ると、テント場はいっぱいになっていました。さすが連休初日です。
テントを撤収して、少し休んでから南沢ルートで美濃戸まで戻りました。
最後はやっぱり疲れてしまって時間がかかりましたが、ほぼ予定通りに行程をこなせて大満足の山行でした!
帰りの温泉は、美濃戸口から近い「もみの湯」へ。
なかなか混んでいましたが、広い浴槽とつるつるとした濁り湯が心地良いお風呂でした♪
今回は、初の八ヶ岳ということでメジャーなルートを選んでみましたが、さすがに人気のあるコースですね。
景色も素晴らしいし、変化に富んでいて、歩いていてとても楽しいコースでした!
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