浅間山(前掛山):噴火警戒レベル1に引き下げられ大賑わい

2021年08月28日(土) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,202m
• 下り: 760m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:20
• 休憩: 0:34
• 合計: 8:54

距離 12.4km 登り 1,214m 下り 800m

8:37 浅間山荘登山口
9:27 9:27 一ノ鳥居
9:55 10:01 二ノ鳥居
11:19 11:40 浅間火山館
11:49 11:49 湯ノ平分岐
12:16 12:16 賽の河原分岐
13:44 13:45 立入禁止告示板
14:13 14:19 前掛山
14:42 14:43 立入禁止告示板
16:09 16:10 浅間火山館
16:50 16:51 二ノ鳥居
17:10 17:10 一ノ鳥居
17:36 浅間山荘登山口

天候

快晴、風は弱い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

火山館までの前半は、渓流に沿った樹林帯で涼しく、整備された歩きやすいルートで種々の高山植物が楽しめた。後半は緑が綺麗な草原・樹林帯から徐々に火山礫・岩石のルートで斜度も増し、滑り易く体力を消耗してしまった。黒斑山から連なる外輪山の岩峰、アルプスの山々の360度の大パノラマは絶景の一語と言え、苦労した甲斐があったと実感できる素晴らしいルートである。

その他周辺情報

浅間山荘駐車場(500円):混雑のため第二駐車場、登山口にきれいなトイレあり

写真

8/28 8:35

浅間山荘登山口をスタート

8/28 8:45

クサボタンが沢山咲いています

8/28 8:47

ツリフネソウもいっぱい咲いています

8/28 8:55

蛇堀川に沿った気持ちの良い広葉樹のルート

8/28 9:14

キバナアキギリがポツポツ出てきました

8/28 9:29

一ノ鳥居⛩で丸木橋を渡り不動滝経由で進みます

8/28 9:31

丸木橋を渡りすぐにサラシナショウマが　一輪咲いていました

8/28 9:58

不動滝

8/28 10:26

ホタルブクロもそこここに咲いています

8/28 10:36

陽当たりが良くなるとウツボグサが足下に咲いています

8/28 10:37

ハナニガナ

8/28 10:44

薄紫のノコンギクが群落で沢山咲いていた

8/28 10:45

フウロもいっぱい

8/28 10:56

シャジクソウ

8/28 11:04

左側はトーミの頭や黒斑山の迫力の岩壁

8/28 11:12

小さな黄色い花のイワインチン

8/28 11:13

ミヤマアキノキリンソウ(アキノキリンソウの高山種)

8/28 11:18

源頭部を渡渉、赤土は何でしょう？この辺で刺激臭が、長居は禁物

8/28 11:21

すぐに無料休憩所の火山館に到着、多くのハイカーで賑わっていた。トイレ、行動食休憩、冷たい水が美味しかった。

8/28 11:21

草すべりの急斜面を望めます。あのルートの登降は大変そう

8/28 11:45

気持ち良い草原から黒斑山を望みます

8/28 11:46

トリカブトの大株がありました

8/28 11:46

マルバダケブキの咲いている草原をゆっくり進みます

8/28 12:40

蛇骨岳、仙人岳、鋸岳の岩峰が
素晴らしい‼️

8/28 12:40

下山する方々も多い

8/28 12:50

火山特有の斜面をゆっくり焦らず進みます

8/28 12:56

背丈の低いオンダテを撮影し、癒されながらの登りです

8/28 13:04

下山してきた高田の山スキー仲間Ｎさん等とバッタリ遭遇、４月末の立山以来の出会いで暫し談笑しました。

8/28 13:03

小生の老体と同様、ロートルになった特徴的なヘルメットで気づいたということです

8/28 13:47

漸く稜線の立ち入り禁止の看板に到着、ここで左の大腿内側が痙攣し始めた。ヤバイ、暫し負担のかからないような体勢を模索したり、芍薬甘草湯を、更に一包服用、改善したため、恐る恐るシェルターのあるポイントに到着、左のピークが前掛山のようで、点々とハイカーが見える。

8/28 14:00

時間が押してきており、ヘロヘロ、手前のピークが限界か

8/28 14:10

手前のピークに到着、歩き易い緩やかさとなり、体力回復、前掛山までは僅かで、頑張れそうです。

8/28 14:13

遂に憧れの前掛山に辿り着けました。噴火口から半径500mの外惻ギリギリの入山可能ポイントです。

8/28 14:16

標高2524mで浅間山ピーク2568mより42m低いだけです。噴煙は上がっていなかったようです。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

teledaisuki

百名山を目指していた2000年のGWに車坂から黒斑山にピストン、その頃は噴火警戒レベルが高いため、これ以上に踏み込むことは禁止されており、黒斑山登頂で浅間山を踏破したことになっていた。2009年2/1に峰の茶屋から小浅間山の脇を通過し標高1920mまでシール登高し、強風の中、山スキー⛷を決行、その１２時間後に小噴火があり肝を冷やした。その後は高速道路から、浅間山の四季折々の景色を楽しむだけであったが、8/6に噴火警戒レベルが1に引き下げられたのをきっかけに、ヤマレコで前掛山までのレポがいくつか見られるようになり、俄然挑戦意欲が湧いてきた。まだ猛暑日もある残暑厳しい時期であるが、標高が高く火山館ルートの前半は渓流に沿った樹林帯で涼しく、高山植物も楽しめた。後半は草原から火山礫の登山道、黒斑山から連なる豪快な外輪山の岩峰、アルプスの山々も見渡せる360度の大パノラマ、ハードロングルートで大腿の痙攣、ヘロヘロな下山、焦らずゆっくりペースであり、疲労度はかなりであったが、車坂峠のビジターセンター駐車場で車中泊し、翌朝に元気になり、2日目の水ノ塔山ー東籠ノ塔山縦走と池の平湿原散策(６時間)を踏破できた。２日間ともゆっくりペースを守ったため、月曜の朝には筋肉痛は残らなかった。神様がご褒美に親しい山スキー仲間に会わせてくれて、最も辛い登りの時に元気を頂いた。