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Yamareco

記録ID: 347677
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

北戸蔦別岳〜戸蔦別岳

2013年09月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:21
距離
20.3km
登り
1,845m
下り
1,841m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:37
休憩
0:45
合計
11:22
5:35
5:35
27
9:14
9:15
31
9:46
10:02
36
10:38
10:39
31
11:10
11:35
39
12:14
12:14
39
12:53
12:54
29
13:23
13:23
123
16:03
16:03
18
16:21
16:21
1
16:22
ゴール地点
二岐沢出合〜取水ダム間は自転車使用
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
沢沿いの道は渡渉箇所がたくさんありますが、登りで1回、下りで2回転びました。下りの転倒では膝を強打してしまい、その後の歩行は必死でした。渡渉を甘くみていました。みなさんもお気を付け下さい。
前日は日高道の駅で車中泊し、3時半にチロロ林道に向けて出発しました。林道途中に登山ポストがありました。
前日は日高道の駅で車中泊し、3時半にチロロ林道に向けて出発しました。林道途中に登山ポストがありました。
薄暗い中、5時に自転車でスタートです。
薄暗い中、5時に自転車でスタートです。
ここに自転車をデポして二の沢を歩いて行きます。
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ここに自転車をデポして二の沢を歩いて行きます。
渡渉ポイントがたくさんありました。踏み跡とピンクテープで迷うことはなかったですが、川の中は滑ります。行きで1回、下りで2回転倒しました。下りの転倒はかなり手痛い目にあいました。
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渡渉ポイントがたくさんありました。踏み跡とピンクテープで迷うことはなかったですが、川の中は滑ります。行きで1回、下りで2回転倒しました。下りの転倒はかなり手痛い目にあいました。
だんだん傾斜もきつくなってきます。沢を流れる音がとても気持ちいい。
だんだん傾斜もきつくなってきます。沢を流れる音がとても気持ちいい。
急坂をヘロヘロになりながら登っていくと日高らしい山並みが見てきました。
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急坂をヘロヘロになりながら登っていくと日高らしい山並みが見てきました。
これを見てやる気が出てきましたが、まだ急坂の中間地点くらいでした。
これを見てやる気が出てきましたが、まだ急坂の中間地点くらいでした。
ちょろちょろと流れています。冷たくてうまい。
ちょろちょろと流れています。冷たくてうまい。
もう少しで稜線に出ます。ななかまどの赤と岩がきれいです。
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もう少しで稜線に出ます。ななかまどの赤と岩がきれいです。
はしごが2カ所ありました。
はしごが2カ所ありました。
稜線に出るとあこがれの幌尻岳と戸蔦別岳がドーンと目に飛び込んできました。ここまで来るのに約4時間もかかりました。
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稜線に出るとあこがれの幌尻岳と戸蔦別岳がドーンと目に飛び込んできました。ここまで来るのに約4時間もかかりました。
西側にはこれから目指す北戸蔦別岳へ続く稜線が見えます。
西側にはこれから目指す北戸蔦別岳へ続く稜線が見えます。
とりあえず幌尻をバックに記念撮影。
2013年09月23日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/23 12:09
とりあえず幌尻をバックに記念撮影。
北の方向にはチロロ岳(左側)
北の方向にはチロロ岳(左側)
糠平岳にある三角点と幌尻岳。
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糠平岳にある三角点と幌尻岳。
北の方角。右側が1967峰
北の方角。右側が1967峰
この稜線は本当に尖っています。登山道はあるのでしょうか。
この稜線は本当に尖っています。登山道はあるのでしょうか。
北戸蔦別岳への登り。テントが1張りありました。
北戸蔦別岳への登り。テントが1張りありました。
北戸蔦別岳山頂からの眺めです。幌尻岳方面。
北戸蔦別岳山頂からの眺めです。幌尻岳方面。
北戸蔦別岳山頂からの眺めです。北側に続く稜線。1967峰からピパイロ岳へ続いています。
北戸蔦別岳山頂からの眺めです。北側に続く稜線。1967峰からピパイロ岳へ続いています。
北戸蔦別岳山頂からの眺めです。登ってきた糠平岳方面。
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北戸蔦別岳山頂からの眺めです。登ってきた糠平岳方面。
ここにもテントが2張り。
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ここにもテントが2張り。
いい眺めでした。おにぎりを1個頬ばって戸蔦別岳を目指します。
2013年09月23日 12:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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9/23 12:05
いい眺めでした。おにぎりを1個頬ばって戸蔦別岳を目指します。
戸蔦別岳へ続く稜線。手前は1881mピークです。このピークは岩場が多かったです。
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戸蔦別岳へ続く稜線。手前は1881mピークです。このピークは岩場が多かったです。
中央に幌尻山荘が小さく見えます。ここを拠点にたくさんの登山者が幌尻岳を目指すのですね。
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中央に幌尻山荘が小さく見えます。ここを拠点にたくさんの登山者が幌尻岳を目指すのですね。
北戸蔦別方面を振り返る。
北戸蔦別方面を振り返る。
1881mピークを越えて戸蔦別岳へ続く稜線。
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1881mピークを越えて戸蔦別岳へ続く稜線。
途中で見た幌尻岳。
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途中で見た幌尻岳。
幌尻山荘から登るルートがここにつながっています。
幌尻山荘から登るルートがここにつながっています。
中腹から細い沢が見えます。これが糠平川の源流なのでしょう。心地よい音が聞こえます。
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中腹から細い沢が見えます。これが糠平川の源流なのでしょう。心地よい音が聞こえます。
山頂までもう少し。
山頂までもう少し。
戸蔦別岳山頂からの眺めです。(西側)
戸蔦別岳山頂からの眺めです。(西側)
やっとここまで来ました。素晴らしいお姿です。
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やっとここまで来ました。素晴らしいお姿です。
ここまで来るのに6時間かかりました。山頂ではチロロ林道から来た人、幌尻岳から来た人が数人いましたが、みなテン泊装備の方でした。日帰りは私だけ。
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ここまで来るのに6時間かかりました。山頂ではチロロ林道から来た人、幌尻岳から来た人が数人いましたが、みなテン泊装備の方でした。日帰りは私だけ。
有名な七つ沼カール。紅葉も始まっていました。これが見たくてここまで頑張りました。
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有名な七つ沼カール。紅葉も始まっていました。これが見たくてここまで頑張りました。
来年はここでテン泊してみたいです。
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来年はここでテン泊してみたいです。
幌尻岳へ続く稜線。さすがにこちらは私の体力では日帰りは無理でした。
幌尻岳へ続く稜線。さすがにこちらは私の体力では日帰りは無理でした。
歩いてきた稜線を振り返る。奥にチロロ岳。
歩いてきた稜線を振り返る。奥にチロロ岳。
北側には1967峰。
順番が違ってしまいましたが、下山時にスライドした方。70歳を過ぎた方とお見受けしましたが元気です。私もこのように歳をとれるだろうか。
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順番が違ってしまいましたが、下山時にスライドした方。70歳を過ぎた方とお見受けしましたが元気です。私もこのように歳をとれるだろうか。
ピパイロ岳。
南側にはエサオマントッタベツ岳(中央の尖った山)
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南側にはエサオマントッタベツ岳(中央の尖った山)
中央奥にカムイエクウチカウシ岳(1980m)の頭が見えています。
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中央奥にカムイエクウチカウシ岳(1980m)の頭が見えています。
遠方の山並みもよく見えました。いつも登っている樽前山、風不死岳、恵庭岳などが見えます。恵庭岳のすぐ隣には羊蹄山も見えています。
遠方の山並みもよく見えました。いつも登っている樽前山、風不死岳、恵庭岳などが見えます。恵庭岳のすぐ隣には羊蹄山も見えています。
夕張山地もはっきり見えました。左が夕張岳、右が芦別岳です。
夕張山地もはっきり見えました。左が夕張岳、右が芦別岳です。
支笏湖方向をアップで。中央はホロホロ山です。
支笏湖方向をアップで。中央はホロホロ山です。
太平洋も見えました。双眼鏡を使うと渡島半島まで見えました。
太平洋も見えました。双眼鏡を使うと渡島半島まで見えました。
下山時最後の幌尻岳を目に焼き付けておきます。
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下山時最後の幌尻岳を目に焼き付けておきます。
同じく戸蔦別岳。来年また来るぞ〜。
同じく戸蔦別岳。来年また来るぞ〜。
下山時は沢で転倒して膝を強打し、かなり苦しい状況で必死でした。自転車を見てとても安堵しました。ここまで何と長いことか。
下山時は沢で転倒して膝を強打し、かなり苦しい状況で必死でした。自転車を見てとても安堵しました。ここまで何と長いことか。
やっとの思いで駐車場に到着すると前泊で明日登るという3人組の方々に採れたてのヤマベをご馳走になりました。めっちゃ美味かったです。ありがとうございました。
2013年09月23日 12:12撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/23 12:12
やっとの思いで駐車場に到着すると前泊で明日登るという3人組の方々に採れたてのヤマベをご馳走になりました。めっちゃ美味かったです。ありがとうございました。

感想

 暖めていた計画をやっと実行することができました。日高の最深部を体感できてとても感動しました。しかし、下山時に沢で転倒して岩に膝を強打してしまいしばらくその場で立ちすくんでしまいました。やっとのことで痛みもとれて慎重に下山を続けましたが再びスリップして同じ所を打ってしまい、二度目の回復休憩をとることに。夕暮れまでの時間が迫っていることもありかなり焦りました。もし歩くことができないほどのケガを負っていたらかなり危険な状況でした。経験の浅い自分にとっては山をなめてはいけないということを再認識させてくれた貴重な経験となりました。

改めて単独行動の時は
〇間にゆとりをもった計画を立てること。
特に下山時は気持ちが焦ってオーバーペースにならないように気をつけること。
ビバークの備えを怠らないこと。

肝に銘じたいと思います。

動画はこちらです。






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コメント

距離のデータが…
管理者のpositive51です。
ヤマレコに初めて記録してみました。距離のデータがうまく設定できていません。総距離約12kmとなっていますがこれは片道の距離です。ここで訂正しておきます。
2013/9/23 18:25
戸蔦の山頂で・・・
こんにちは、戸蔦の山頂で写真を撮っていただいた者です。覚えているでしょうか?
その節はありがとうございました。
私もあの後、七つ沼にテントを張り幌尻を無事ピストンできました。支笏湖周辺の山にもよく行くので、何処かでお会いしましたらお声かけください。

青い帽子とシャツの男より。
2013/9/25 20:29
yoppiさんお疲れ様でした
yoppiさんコメントをありがとうございます。
あの日は本当に天気が良くて最高でしたね。私には初めての日高だったのでとても感動でした。七つ沼でのテン泊、是非私もしてみたいと思いました。
またどこかでお会いできるのを楽しみに山行を続けたいと思います。
2013/9/26 5:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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