【100】浅間山(浅間山荘から前掛山、さらにJバンドから仙人岳・蛇骨岳・黒斑山めぐり)


- GPS
- 08:52
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
8:55 不動の滝(1645m)
9:00 二の鳥居(1670m)
9:54-10:05 火山館(1995m)
10:12 草滑り分岐点(2015m)
10:28 Jバンド分岐点(2090m)
11:25 浅間山の肩(2430m)
11:48-51 前掛山山頂(2524m)
12:01-21 シェルター付近(2430m)(昼食休憩)
12:23 浅間山の肩
12:58 Jバンド分岐点
13:15 Jバンド登り口
13:35 Jバンド上
14:00 仙人岳(2317m)
14:19-21 蛇骨岳(2366m)
14:41-49 黒斑山(2404m)
15:00 草滑り下り口(2325m)
15:40 草滑り分岐点
15:45-16:00 火山館(トイレ、水補給、コーヒーブレイク)
16:30 二の鳥居
17:01 浅間山荘(小諸口)登山口
■所要時間:8時間52分
■歩行時間:512分(小休止を含む、昼食休憩除く)
■距離:16.7km
■累積標高差:+-1500m
■行程量:16.7/0.5+1500/50+1500/100=78.4P(★★★)EK39.2
■ラップタイム:6.53分/P(マイペース登高能力:+345m/h、ランク掘
■エネルギー定数:512*0.03+1.5*10+1.5*0.6+16.7*0.3=36.27
■山のグレーデイング:4B
■消費カロリー:36.27*(78.0+(11.0+8.3)/2)=3,179kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
浅間山荘前に約30台、その少し下に約60台駐車可能です。駐車料金500円。 (行き)4:51自宅→5:41新座料金所→7:27佐久北IC→7:57浅間山荘P (帰り)17:50浅間山荘P→18:20佐久北IC→21:54新座料金所→22:59自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■現在の浅間山の噴火警戒レベルはレベル1(平常)で、火口から500m以内の立入禁止措置が続いています(災害対策基本法第63条に基づく警戒区域の規制が、火口から半径4kmの範囲(登山道を除く)に設定されており、登山道部分はその時の噴火警戒レベルによって立ち入りが許可されています。)。前掛山2524mには登れます。 ■浅間山荘(小諸口)登山口から中腹の火山館までは、急斜面部分も道がつづら坂になっていて、歩き易くなっています。 ■火山館から先、Jバンド分岐点を過ぎたあたりから、樹木の生えていないエリアになります。 ■浅間山の肩に向けて、上りの傾斜がだんだん急になっていきます。 ■Jバンドから黒斑山にかけての稜線は、前半(蛇骨岳まで)は岩と砂の稜線が続き、後半は樹林帯があります。進行方向左側が切れ落ちた崖や急斜面になっている所があります。 ■草すべりの下りは、つづら坂ですが傾斜はあります。一ケ所だけ後ろ向きに下った岩があります。 ■浅間山荘では、駐車場利用者は1人400円で入浴できます。脱衣所にロッカーはなく、フロントの近くに貴重品用ロッカー(100円)があります。 |
写真
10月の紅葉シーズンになると、もっと混んで停められなくなりますので、その場合は車坂峠やアサマ2000パークスキー場に駐車した方が良いと思います。
前掛山への単純往復の場合、浅間山荘からだと+-1120mぐらいです。車坂峠からだと、登り口の標高は高くなりますが、山を越え、帰りには草すべりの登り返しがあるため、+-1200mぐらいになります。
感想
浅間山は火山活動が活発なので、噴火警戒レベルが低いうちに登っておきたい山でした。今回は三連休の中日で、少しは遠出をしても翌日も祝日で休みなので、浅間山の日帰り登山を決行しました。
朝の8時前に浅間山荘の駐車場に車を停めましたが、あと10台程度で満車になる寸前でした。車中泊組も含めて早朝から大勢の登山者が登っていらっしゃいました。
登山口から100m程行ったところに登山届の記帳所があり、所定の用紙に記入して提出しました。用紙の裏面には地図が印刷されていました。前掛山を往復した後、時間があればJバンドから黒斑山への稜線に寄り道して下山することにしていました。なお、寄り道する場合は単純往復よりも2時間30分程余分にかかります。
浅間山荘から中腹の火山館までは、道がつづら折りに付けられていて、大して急な登りもありませんでした。傾斜が急になるのは、周辺に樹木がなくなって浅間山の斜面を斜めに登るようになってからでした。
途中ですれ違った下山者や山頂付近で滞留している人も多く、全体ではおそらく200〜300名のオーダーの人が山に入っていました。中にはロープを越えて本当の山頂にまで行ってしまう人達もいて、踏み跡がついていました。
帰りはJバンドから黒斑山への稜線に寄り道しました。ガスが出て景色は今一歩でしたが、岩稜帯もあり、浅間山を単純往復するだけでは味わえないコースのバリエーションがありました。疲れが出て注意力が衰える14時頃に稜線を通過しなければならなかったのと、滑落危険個所の通過もあったので、少し緊張しました。
黒斑山の稜線上は車坂峠に下山する人達ばかりでした。(浅間山荘に下山する者がこの時間に稜線にいるのはやはり遅すぎると反省。)草滑りを下りた時も、車坂峠へ戻る多くの人達とすれ違いました。(この人達が草滑りを登りきって車坂峠に戻る時間も結構遅くなりそうで心配。)
以前、噴火警戒レベルが高かった時には黒斑山が浅間山の代わりに登られていて、車坂峠が登山の起点になっていました。今では起点は同じでそのまま前掛山まで足を延ばす人が多いようです。特にこれから紅葉のシーズンに入ると、スキー場の駐車場も含めて駐車台数の多い車坂峠からの登山者がさらに増えそうです。
稜線から草すべりを下りて火山館に向かいました。草滑りの上部に浅間山と湯の平を眺められる景色の良い所がありました。山と渓谷10月号に掲載の紅葉の写真はこのあたりから撮られたのかなあと思ったりもしました。
火山館には16時よりも前に何とかたどり着きました。この時間では人もほとんど残っていませんでした。コーヒーを飲んで一服した後、浅間山荘まで急ぎ足で下りました。
これからは日が短くなるので、仮に10月に今回と同じ行動すれば、日が暮れてしまいますし、山頂部で降雪があったりして、条件はずっと厳しくなります。夏は夏で雷の心配があります。今はまだ紅葉には早いですが、私自身としては、無事に山行するには、今の時期が条件が良かったと思っています。
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