道の駅こぶちざわにクルマを駐車。
帰りに小梅線で小淵沢まで戻れば、南八ヶ岳を縦走出来るという算段。
0
8/29 6:28
道の駅こぶちざわにクルマを駐車。
帰りに小梅線で小淵沢まで戻れば、南八ヶ岳を縦走出来るという算段。
お、馬がいる。
0
8/29 6:32
お、馬がいる。
レストランと乗馬体験が出来る複合施設のよう。
まさか帰りもここを通るとは思わなかったが、翌日は月曜日にも関わらず、沢山の家族連れが居た。
1
8/29 6:33
レストランと乗馬体験が出来る複合施設のよう。
まさか帰りもここを通るとは思わなかったが、翌日は月曜日にも関わらず、沢山の家族連れが居た。
この変わった建物は美術館。
0
8/29 6:45
この変わった建物は美術館。
ふと振り返ると、甲斐駒〜。
南アルプスも登山日和のようだ。
1
8/29 6:47
ふと振り返ると、甲斐駒〜。
南アルプスも登山日和のようだ。
ちょっと引いて、南アルプス全景。
1
8/29 6:47
ちょっと引いて、南アルプス全景。
足元には栗の実が落ちていて、夏の終わりを感じさせられる。
今年の夏は雨の日が多かった。今日は、先月末の燧ヶ岳以来なので一か月振りの山行。お腹周りがぷよぷよになる訳だ。
0
8/29 6:50
足元には栗の実が落ちていて、夏の終わりを感じさせられる。
今年の夏は雨の日が多かった。今日は、先月末の燧ヶ岳以来なので一か月振りの山行。お腹周りがぷよぷよになる訳だ。
松ぼっくりも沢山落ちていた。
これを見るといつも、友人が子供の宿題用に欲しいと言っていたことを思い出す。
0
8/29 7:00
松ぼっくりも沢山落ちていた。
これを見るといつも、友人が子供の宿題用に欲しいと言っていたことを思い出す。
アスファルトの車道が漸く終わり、砂利道になった。
結構長い。
0
8/29 7:10
アスファルトの車道が漸く終わり、砂利道になった。
結構長い。
ちょっと登山道らしくなってきたのは良いが、ここでやぶ蚊の襲撃を受けあちこちかゆい。急いでハッカスプレーを全身にかけた。
1
8/29 7:36
ちょっと登山道らしくなってきたのは良いが、ここでやぶ蚊の襲撃を受けあちこちかゆい。急いでハッカスプレーを全身にかけた。
秋の代表選手ススキ。臨戦態勢。
1
8/29 7:38
秋の代表選手ススキ。臨戦態勢。
もう一時間が経ってしまった。坂が緩いとは言え、体力を奪われる。
0
8/29 7:38
もう一時間が経ってしまった。坂が緩いとは言え、体力を奪われる。
途中の車道で、権現平まで乗せてあげると言ってくれたカップルのクルマに乗せて貰えば良かったと後悔した。コロナ禍のご時世に、そんな人が居ることに感謝。
1
8/29 7:44
途中の車道で、権現平まで乗せてあげると言ってくれたカップルのクルマに乗せて貰えば良かったと後悔した。コロナ禍のご時世に、そんな人が居ることに感謝。
前方には青空が広がっていて、天気予報どおりになりそうだ。
1
8/29 7:44
前方には青空が広がっていて、天気予報どおりになりそうだ。
振り返って南アルプス。空が青い。
以前中央自動車道を走っていて、両側に八ヶ岳と南アルプスが見渡せる小淵沢に住みたいと思ったものだ。
0
8/29 7:47
振り返って南アルプス。空が青い。
以前中央自動車道を走っていて、両側に八ヶ岳と南アルプスが見渡せる小淵沢に住みたいと思ったものだ。
ヒョウモンチョウがアザミの密を吸っていたので、急いで写真を撮った。チョウは用心深いので、人が近づくとすぐに逃げると何かで読んだことがある。
0
8/29 8:31
ヒョウモンチョウがアザミの密を吸っていたので、急いで写真を撮った。チョウは用心深いので、人が近づくとすぐに逃げると何かで読んだことがある。
観音平が近い感じがしてきた。
0
8/29 8:37
観音平が近い感じがしてきた。
鉄格子の付いた洞窟があり、昔の牢屋か何かかと思えば、、、
0
8/29 8:53
鉄格子の付いた洞窟があり、昔の牢屋か何かかと思えば、、、
これだった。ヒカリゴケ。
そう言えば、この前テレビ番組で紹介されていた。
1
8/29 8:53
これだった。ヒカリゴケ。
そう言えば、この前テレビ番組で紹介されていた。
漸く権現平に到着した。2時間半も掛かった。
重いテン泊装備とは言え、今日の疲れ具合はヤバイかも。
八ヶ岳岩稜帯の激しいアップダウンを歩けるか不安がよぎる。
1
8/29 9:02
漸く権現平に到着した。2時間半も掛かった。
重いテン泊装備とは言え、今日の疲れ具合はヤバイかも。
八ヶ岳岩稜帯の激しいアップダウンを歩けるか不安がよぎる。
目の前には駐車場があり、満車になっていた。
元気ハツラツで歩き始める人を見ると、普通そうだよなぁと後悔する。クルマでの縦走の難しいところだ。
0
8/29 9:05
目の前には駐車場があり、満車になっていた。
元気ハツラツで歩き始める人を見ると、普通そうだよなぁと後悔する。クルマでの縦走の難しいところだ。
目の前にハクサンフウロが咲いている。アザミとともに、今回一番よく見た花だ。
0
8/29 9:09
目の前にハクサンフウロが咲いている。アザミとともに、今回一番よく見た花だ。
観音平、標高1,560m。駐車場が約1,000だったので、560m登ったことになる。疲れるハズだ。ここから今日のテン場である青年小屋まで約900mの標高差。益々不安がよぎる。
0
8/29 9:20
観音平、標高1,560m。駐車場が約1,000だったので、560m登ったことになる。疲れるハズだ。ここから今日のテン場である青年小屋まで約900mの標高差。益々不安がよぎる。
〇〇平というだけあって、暫く平穏な道を歩けた。そんなことは無いのだが、これが続いて欲しいと思う。
1
8/29 9:24
〇〇平というだけあって、暫く平穏な道を歩けた。そんなことは無いのだが、これが続いて欲しいと思う。
一時間ほど黙々と歩き、雲海に到着。条件が良ければ雲海が綺麗に見える場所なのだろうか。ガスが出始め、今日は真っ白な景色が広がっているだけだった。
0
8/29 10:26
一時間ほど黙々と歩き、雲海に到着。条件が良ければ雲海が綺麗に見える場所なのだろうか。ガスが出始め、今日は真っ白な景色が広がっているだけだった。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)。これも秋を代表する山野草。
麒麟草、別名黄輪草。個人的には後者ではないかと思うのだが、命名した人に聞いてみたい。
0
8/29 10:54
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)。これも秋を代表する山野草。
麒麟草、別名黄輪草。個人的には後者ではないかと思うのだが、命名した人に聞いてみたい。
ついにポールを出して腕で歩いている。もうヘトヘトだ。
コースタイムだと、一時間前には青年小屋に着いているハズなのだが、一向に進まない。
1
8/29 12:20
ついにポールを出して腕で歩いている。もうヘトヘトだ。
コースタイムだと、一時間前には青年小屋に着いているハズなのだが、一向に進まない。
ゴゼンタチバナ(御前橘)が鮮やかな赤い実を付けている。
今年は、長雨で白い花を見る機会が極端に少なかった。
御前は白山の主峰御前峰から、橘はカラタチバナの赤い実に似ていることから。
0
8/29 12:57
ゴゼンタチバナ(御前橘)が鮮やかな赤い実を付けている。
今年は、長雨で白い花を見る機会が極端に少なかった。
御前は白山の主峰御前峰から、橘はカラタチバナの赤い実に似ていることから。
持ってきた水1Lが底を着き、喉が渇く。こんなに苔生した山なのだが、沢が全くない。水が無くてつらいというのは初めてだ。
青年小屋に着けば水場があるので、そこまでガマンだ。
0
8/29 13:09
持ってきた水1Lが底を着き、喉が渇く。こんなに苔生した山なのだが、沢が全くない。水が無くてつらいというのは初めてだ。
青年小屋に着けば水場があるので、そこまでガマンだ。
ようやく青年小屋に着いた。
4時間半も掛かった。受付を済ませ、テントを張る前にとにかく水が飲みたいが、水場まで5分。遠い!
仕方ないので、小屋で500mlのペットボトル(レモネード)を買って一気飲みした。
1
8/29 13:55
ようやく青年小屋に着いた。
4時間半も掛かった。受付を済ませ、テントを張る前にとにかく水が飲みたいが、水場まで5分。遠い!
仕方ないので、小屋で500mlのペットボトル(レモネード)を買って一気飲みした。
小屋の近くにヤマハハコ(山母子) とアキノキリンソウ。
ヤマハハコは、山に咲く母子草という意味。母子草は、葉や茎が白い綿毛をかぶっており、母親が子を包む姿に例えたもの。
テントを張り夕食にしたが、疲れすぎて食欲がわかない。
こんな状態で権現岳⇒赤岳⇒硫黄岳と縦走出来るのか?海尻まで今日の倍は歩かないといけない。もはや諦めの境地だが、まずは権現岳まで行って身体と相談し、ダメならそのまま下山することにして爆睡した。
1
8/29 15:24
小屋の近くにヤマハハコ(山母子) とアキノキリンソウ。
ヤマハハコは、山に咲く母子草という意味。母子草は、葉や茎が白い綿毛をかぶっており、母親が子を包む姿に例えたもの。
テントを張り夕食にしたが、疲れすぎて食欲がわかない。
こんな状態で権現岳⇒赤岳⇒硫黄岳と縦走出来るのか?海尻まで今日の倍は歩かないといけない。もはや諦めの境地だが、まずは権現岳まで行って身体と相談し、ダメならそのまま下山することにして爆睡した。
翌朝、朝日を見たくて編笠に登った。一昨年の冬に登った時は暴風雪で早々に下山した。ホワイトアウト状態で何も見えなかった。
そう言えば、あの時は青年小屋に降りたので、今回は逆に登ったことになる。
1
8/30 5:06
翌朝、朝日を見たくて編笠に登った。一昨年の冬に登った時は暴風雪で早々に下山した。ホワイトアウト状態で何も見えなかった。
そう言えば、あの時は青年小屋に降りたので、今回は逆に登ったことになる。
2回目の今回、相変わらず風の強い山だが、周りの景色は見えている。夜明け前の街。富士見町辺りか。
0
8/30 5:06
2回目の今回、相変わらず風の強い山だが、周りの景色は見えている。夜明け前の街。富士見町辺りか。
そして富士山。いつ見ても美しい凛とした姿だ。
4
8/30 5:09
そして富士山。いつ見ても美しい凛とした姿だ。
南アルプスも良く見えている。甲斐駒と北岳が雲に覆われているが、女王(仙丈ケ岳)は良く見えている。
1
8/30 5:09
南アルプスも良く見えている。甲斐駒と北岳が雲に覆われているが、女王(仙丈ケ岳)は良く見えている。
富士山。
まだ若い頃に3回登ったが、今考えれば無謀で無防備な登山だった。当時は体力もあり力任せに登っていたが、何の装備も無く、悪天候になれば小屋に避難するしか無かっただろう。
引率してくれた人が経験者だったからの幸運でしかない。
2
8/30 5:11
富士山。
まだ若い頃に3回登ったが、今考えれば無謀で無防備な登山だった。当時は体力もあり力任せに登っていたが、何の装備も無く、悪天候になれば小屋に避難するしか無かっただろう。
引率してくれた人が経験者だったからの幸運でしかない。
女王(仙丈ケ岳)
3年前の8月上旬に登った記録を見てみると、ガスの中だった。山野草がまだ沢山咲いている時期で花を愉しんでいた。ガスのお陰で雷鳥にも会えていた。
晴天を狙って山に登るようになり、最近雷鳥に会えていない。
2
8/30 5:11
女王(仙丈ケ岳)
3年前の8月上旬に登った記録を見てみると、ガスの中だった。山野草がまだ沢山咲いている時期で花を愉しんでいた。ガスのお陰で雷鳥にも会えていた。
晴天を狙って山に登るようになり、最近雷鳥に会えていない。
鳳凰三山
初めて山小屋泊をした山だ。ご主人が客のマナーの悪さを嘆いていたことを思い出す。梅雨の時期で二日間曇り空だったが、雲の上に聳える山々に感動した。
2
8/30 5:11
鳳凰三山
初めて山小屋泊をした山だ。ご主人が客のマナーの悪さを嘆いていたことを思い出す。梅雨の時期で二日間曇り空だったが、雲の上に聳える山々に感動した。
富士山が少し下の方の姿を見せてくれる。
1
8/30 5:12
富士山が少し下の方の姿を見せてくれる。
雲の向こうに陽が登ってきた。
1
8/30 5:15
雲の向こうに陽が登ってきた。
権現から赤岳方面は雲に覆われている。
暫く待ってみて、雲が取れなかったらここから駐車場に戻ることにしよう。
1
8/30 5:15
権現から赤岳方面は雲に覆われている。
暫く待ってみて、雲が取れなかったらここから駐車場に戻ることにしよう。
雲が陽を浴び、まるで山火事のようだ。
3
8/30 5:19
雲が陽を浴び、まるで山火事のようだ。
雲の合間から日の出を見ることが出来た。美しい。
3
8/30 5:20
雲の合間から日の出を見ることが出来た。美しい。
山頂で迎える朝は、やはり素晴らしい。
1
8/30 5:24
山頂で迎える朝は、やはり素晴らしい。
沸き立つ雲と富士山。
2
8/30 5:24
沸き立つ雲と富士山。
空が青さを増してくる。
0
8/30 5:31
空が青さを増してくる。
南アルプスが朝を迎えた。
向こうからこちらを見ている人もいることだろう。
0
8/30 5:31
南アルプスが朝を迎えた。
向こうからこちらを見ている人もいることだろう。
甲斐駒の雲が取れた。
2
8/30 5:32
甲斐駒の雲が取れた。
鳳凰三山。オベリスクがはっきりと見える。
1
8/30 5:33
鳳凰三山。オベリスクがはっきりと見える。
女王
0
8/30 5:33
女王
そして日本一の山。
1
8/30 5:33
そして日本一の山。
西側が開けた網笠山に登って正解だった。
1
8/30 5:34
西側が開けた網笠山に登って正解だった。
山頂に来て30分以上経ったが、権現・赤岳方面の雲は増すばかりなので、縦走を諦め、ここからピストンで戻ることにした。
1
8/30 5:38
山頂に来て30分以上経ったが、権現・赤岳方面の雲は増すばかりなので、縦走を諦め、ここからピストンで戻ることにした。
天候の崩れを理由に出来るが、正直身体が重い。
ほっとしている自分がそこに居た。
0
8/30 5:39
天候の崩れを理由に出来るが、正直身体が重い。
ほっとしている自分がそこに居た。
ピストンで戻ることにしたので、ゆっくりコーヒーを飲みながら昨晩の食べ残しを朝食代わりにした。テントを撤去し、下山を始めた。
0
8/30 8:21
ピストンで戻ることにしたので、ゆっくりコーヒーを飲みながら昨晩の食べ残しを朝食代わりにした。テントを撤去し、下山を始めた。
標高2,300mから下になると陽が差してきた。
こんな時の登山道が好きだ。
1
8/30 8:29
標高2,300mから下になると陽が差してきた。
こんな時の登山道が好きだ。
石の上にも〇年。いったい何年の年月を積み重ねて来たのだろうか。
1
8/30 8:50
石の上にも〇年。いったい何年の年月を積み重ねて来たのだろうか。
シャクナゲの赤ちゃん。赤ちゃんと言うには立派過ぎる葉だ。
2
8/30 9:03
シャクナゲの赤ちゃん。赤ちゃんと言うには立派過ぎる葉だ。
押手川の分岐まで戻ってきた。
ここからも網笠山に登ることが出来る。
0
8/30 9:06
押手川の分岐まで戻ってきた。
ここからも網笠山に登ることが出来る。
休憩ポイントだが、このまま下ることにした。
荷物は重いが下りは順調だ。登りの事を考えると、体力の問題かもしれない。テントを担いでの縦走は、自分には難しいのかもしれない。
0
8/30 9:06
休憩ポイントだが、このまま下ることにした。
荷物は重いが下りは順調だ。登りの事を考えると、体力の問題かもしれない。テントを担いでの縦走は、自分には難しいのかもしれない。
雲海に到着。このまま下る。
0
8/30 9:35
雲海に到着。このまま下る。
権現平まで戻ってきた。上とは打って変わって青空が広がっている。平日にも関わらず、駐車場はかなり埋まっている。
ここにある展望台で少し休憩し、駐車場まで戻る。ピストンならここにクルマを停めていたハズなので、それを思うとドッと疲れが出て来た。
0
8/30 10:24
権現平まで戻ってきた。上とは打って変わって青空が広がっている。平日にも関わらず、駐車場はかなり埋まっている。
ここにある展望台で少し休憩し、駐車場まで戻る。ピストンならここにクルマを停めていたハズなので、それを思うとドッと疲れが出て来た。
昨日はここから南アルプスがよく見えたが、雲が多くて良く見えない。
0
8/30 10:30
昨日はここから南アルプスがよく見えたが、雲が多くて良く見えない。
道の駅こぶちざわに到着。
下り4時間、登り8時間。やはり登りに時間が掛かり過ぎた。
隣接する日帰り温泉「延命の湯」で疲れを落とし帰路に着いた。
赤岳に向かわなかったことで延命した、かもしれない。
2
8/30 12:13
道の駅こぶちざわに到着。
下り4時間、登り8時間。やはり登りに時間が掛かり過ぎた。
隣接する日帰り温泉「延命の湯」で疲れを落とし帰路に着いた。
赤岳に向かわなかったことで延命した、かもしれない。
テント泊装備での縦走について、考え直さないといけない山行だった。
1
テント泊装備での縦走について、考え直さないといけない山行だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する